柴咲コウ「Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~」@ 東京国際フォーラム ホールA

柴咲コウ「Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~」@ 東京国際フォーラム ホールA

「猫幸 音楽会」という名を象徴した、最後まで会場を笑顔で包み込んだ最高のステージ!

昨年12月12日、6枚目となるアルバム『リリカル*ワンダーランド』をリリースした柴咲コウ。そして、待望のオフシャルファンクラブ『猫幸組』が設立されるなど、ファンにとって嬉しい事が立て続けに続く中、ファンクラブ設立後初となる全国ツアー『Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~』が、5月29日(水)パルテノン多摩を最初の舞台に幕を開け、6月6日、東京国際フォーラム ホールAにて東京公演が行われた。

「猫幸 音楽会」という名を象徴するかの様に、ステージには黒猫の両手やシッポをモチーフとした大きなオブジェがファンを待ち構えていた。会場全体が暗くなると、柴咲コウの登場を待ちわびたファンが立ち上がり、いっぱいの拍手に包まれ、音楽が流れ始める。後ろのビジョンには猫の目が映し出され、瞬きをしたりキョロキョロしたりとまるで黒猫が観客を見回している様だった。

ファンから”ねんりきくらぶ”の愛称で親しまれているバンドメンバーが登場し、演奏が始まる中、ブルーとグリーンの照明が照らし出され、水色のワンピースに白のボレロを羽織り、白い髪飾りをつけた柴咲コウが登場。“また、うまれるころには”で「猫幸 音楽会」はスタート!続けて“最愛”、“月のしずく”と、しっとりとした雰囲気で会場を魅了する。“月のしずく”では淡いブルーの照明でワンピースが照らされると、まるで違う衣装を身にまとっているようだった。唄い終わると柴咲は衣装チェンジの為ステージ袖へ。

その間ビジョンには猫が鳥に恋をする物語が映しだされる。その後“My Perfect Blue”のインストが流れる中、衣裳チェンジをして登場。ねんりきメンバーは猫の帽子を被り、柴咲コウは黒のワンピースで、後ろには猫のシッポが付いたキュートな衣装で登場すると、「東京のみんなー!猫幸音楽会にようこそー!」と元気よく叫び、“you & me”がスタート。今までとは雰囲気もガラリと変わり、アップテンポな曲で始まる“笑おうかな-5p.m.-”では「かな かな」と唄うところで、会場にマイクを向け、コール&レスポンスで一緒に歌う場面もあった。“影~”、“もう、いないよ”と続き、歌の最後に「ニャア!」と言いながらメンバー全員が一斉に猫のポーズをし、再びステージ袖へと向かった。

柴咲コウ「Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~」@ 東京国際フォーラム ホールAすると“トリノアイウタ”が流れ出し、ビジョンにはギャラ子が登場。途中で映像から消えたと思いきや、ステージ上にホログラムで再び登場!会場からは驚きの歓声があがる。そしてステージ上で曲に合わせてリズミカルにギャラ子が踊り、曲の終わりでギャラ子が手招きすると、ピンクとグリーンのマーブル柄のワンピースを着た柴咲コウが再登場し、ギャラ子と目を合わせてお辞儀をした。そして “ANOTHER:WORLD”のイントロが流れ出すと会場は一気にヒートアップ、柴咲コウも楽しげに唄い上げる。ここからは“cosmic rainbow”、“strength”、“無限形スピリット”と、アップテンポな曲が続き、楽しい雰囲気で会場を盛り上げた。“cosmic rainbow”では、開演前にtwitterで「#ネコウ」のハッシュタグを付けてファンの人たちがつぶやいたコメントがスクリーン上の銀河の中にカラフルに螺旋を描きながら映し出されるという観客も巻き込んだ演出に会場も湧いた。さらに“無限形スピリット”では、バンドのメンバーたちが手に持ってきたビデオカメラでリアルタイムに撮影した映像を、この曲のMVにミックスした映像がビジョンに映しだされ、ステージから見える観客の様子や、近くから撮った柴咲コウやメンバーの映像が反映されるなど、メンバー同士がライブを楽しんでいて、会場全体を楽しい気持ちにさせ、熱量を一気に上昇させた。

その後、会場は暗くなり『恋守歌』のVTRが流れ、煙とともに衣装チェンジした柴咲コウが再登場すると、入場時に観客に渡されていた無線コントロール式のペンライトが一斉に光りだし“パラレルワールド・リーディング”、“愛の輪”と無線でコントロールされたペンライトの光がカラフルに会場を彩る演出に会場も酔いしれる。そして唄い終わると「東京国際フォーラムのみんな元気―?HELLO――!!」と、元気いっぱいに柴咲コウが叫び、始まったMC。「みんな!いっぱい来てくれて嬉しいよ!」と感謝の気持ちを伝え、7月にひかりTVとMUSIC ON!TVで今回のライブ映像が放送されることを告知すると、「見てね!!」と言った柴咲コウの言葉に、「は~い!!」とファンたちが素直な返事をすると、「柴咲先生になろうかな?」と、ファンたちとの楽しいジョークを交えた会話で盛り上がり楽しんでいた。

柴咲コウ「Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~」@ 東京国際フォーラム ホールA柴咲コウは“My Perfect Blue”を作っていた去年が変化の時期だったらしく、以前はピンクや紫が好きだったのに、水色や黄色を好むようになり、人が恋しく、何かが恋しく、愛おしくなったとの心境を語っていた。そんな柴咲コウがその時期に作詞したという“My Perfect Blue”、続けて“かたちあるもの”を披露すると、会場は静かに無線ペンライトを揺らし綺麗にグラデーションしていく光の演出がすごく美しかった。“invitation”、“若手クリエーター”、“よくある話~喪服の女編~”と再びアップテンポな曲の連続で、会場は手拍子で盛り上がる中、たたみかけるように“ラバソー~lover soul~”を続けて披露。「先生~まだ足りない!!」とのファンの声に、「もっとみんなが笑顔になるように、最後の曲を聞いてください!」と言うと、ライブツアーのフェイスタオルを振り回しながら『笑おうかな-7a.m.-』を会場が一体となって熱唱し、本編は終了。

柴咲コウ「Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~」@ 東京国際フォーラム ホールA暗くなった会場では、ファンの「アンコール!」「コウちゃん!!」と交互に叫ぶ割れんばかりのコールがホール全体に響いた。すると再び無線ペンライトがカラフルに光りだし、みんなの歓声が響く中、ねんりきメンバーと柴咲コウが、ツアーグッズTシャツを着て再登場!!「みんな、こんなに声を枯らして…本当にありがとう!」とファンに笑顔で言った後、「新曲を唄います」とフジテレビドラマ『ガリレオ』のエンディング曲“恋の魔力”のイントロがスタート。同時に後ろのビジョンにはギターを弾く福山雅治が登場し、柴咲コウとのKOH+共演に会場が沸いた。「帰りたくないよ~…帰らせないで」と、終わることを惜しむ中「始まりがあれば終わりがある」「またみんなに会いたいぞ!ラストの曲聞いてください!!」と、これもガリレオの主題歌であった“KISSして”を披露した。曲が終わり会場の興奮が冷めやらぬ中、「ありがとー!本当にありがとー!愛してます!!」とファンに伝え、最後にメンバー全員と真ん中に立ちお辞儀をして公演は終了した。

「先生、きっとまた来るから!非常勤講師として!」とファンたちの先生になりきった柴咲コウは、最後まで会場を笑いで包み込み、ステージをあとにした。こうして『Ko Shibasaki Live Tour 2013 ~neko’s live 猫幸 音楽会~』は、大盛況の中幕を閉じた。

www.koshibasaki.com/

Text:池田 碧
Photo:橋本 塁(SOUND SHOOTER)

セットリスト
1.また、うまれるころには
2.最愛
3.月のしずく
4.you & me
5.笑おうかな-5p.m.-
6.影
7.もう、いないよ
・IMAGE EFECT OPENING「トリノアイウタ」
8.ANOTHER:WORLD
9.cosmic rainbow
10.Strength
11.無限形スピリット
・BRIDGE VTR「恋守歌」
12.パラレルワールド・リーディング
13.愛の輪
14.My Perfect Blue
15.かたちあるもの
16.invitation
17.若手クリエーター
18.よくある話~喪服の女編~
19.ラバソー~lover soul~
20.笑おうかな-7a.m.-

EN
21.恋の魔力
22.KISSして