ラストアイドル VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

ラストアイドル『愛を知る』

■大森さんもネガティブな感情になることは多いんですか?

大森 私は本当にポジティブ人間で、そのAメロの歌詞は正直よくわからないんです。でも、こう思っている人もいるんだろうなっていうことはわかるので、たくさんの方に聴いてほしいなと思います。

■長月さんは、ネガティブ側の気持ちがわかるタイプですか?

長月 わかり……なんでですか!

■以前、学生時代が充実していたら、アイドルはやっていないと言っていたので。

長月 言いましたっけ?(笑) でも、わかります。中学生や高校生のときは、生きている必要性がわからなくて、何をしていいのかわからなくて。だから、いまラストアイドルになれて本当によかったなって思います。いままで「生きてきてよかったな」って思ったのは、ほんとラストアイドルになれたことくらいなので。

■長月さんにとっても、「君」=「ラストアイドル」なんですね。ほかの3人はどっち側ですか?

間島 私は学校は大好きだったので、その点に関しては違うんですけど、この歌の「真夜中 全力で走るしかなかった」とかは、めっちゃ気持ちわかるなと思って。

■実際に走り出したことも?

間島 さすがにないです。捕まっちゃうので。(笑)

■補導されますもんね。阿部さんは?

阿部 私は完全にネガティブなほうで、Aメロとか全部共感できるんですよ。最初に聴いたときに、昔の私みたいだなと思って。だから、すっと歌えました。

■「友達は一人も欲しくない」と思った時期もあるんですか?

阿部 思ったときもあるというか、友達がいないので。(笑)

■そうですか…。(苦笑) 安田さんは?

安田 お母さんとお姉ちゃんと一緒に歌詞を見て、「これってどういう感情なんだろう?」って話したくらい未知な感情だったんです。でも、そんな私が聴いていても、サビとかはすっと入ってくるというか、本当に前向きな言葉、温かい言葉が多いなと思って。曲自体もポップで好きなんですけど、感情としてはなったことがないんです。

■僕は「君の胸で泣かせてくれ」のところで、安田さんが団体行動でラストアイドルをやめようと思ったけど戻ってきたときのシーンを思い出したんですよ。

安田 あー、確かに。でもこの歌詞みたいに、やりたいことがなくてとかじゃなかったんですよね。逆にやりたいことが他にあって、とどまっていたくないとか、そういう感情のほうが近かったので。そこの歌詞自体は、すごい好きな部分ですけど。

■“愛を知る”はダンスもめちゃくちゃ激しいですけど、過去最高にキツかったと言っていた前作の“青春トレイン”と比べて、どっちがツラいですか?

大森 体力的には“愛を知る”のほうがツラいです。振り付け自体は“青春トレイン”のほうが難しいんですけど、こっちのほうがパワーを使うというか、ジャンプする部分もあって、すごい疲れる曲ですね。でも、ファンの人と一緒にできる振り付けだと思うし、ライブでやるのが楽しみです。

阿部 今回も(“青春トレイン”と同じ)akane先生に振り付けしていただいたので、難しいことは予想していたんですけど、すごい激しくて。サビとかは手を抜こうと思えば抜けるような振り付けなんですけど、逆に本気でやろうとすれば、どこまででも全力でできちゃうんです。でも、みんなで思いっきり手をまわして盛り上げていけたら、見てくださる方々も惹きつけられるだろうし、ファンのみなさんも一緒に盛り上がってくれるかなって。

間島 ラストアイドルにとって初めてのライブ曲というか、盛り上がれる曲なんですよ。いままでは聴き入る系の曲が多くて、夏フェスとかでも真顔で「ヘイ!ヘイ!」とか煽っていたので、みなさんもどういうテンションで盛り上がればいいのか困ったと思うんです。でも、この“愛を知る”は爆発的なものが生まれる曲になっていると思うので、ちょっと安心しました。

■ダンスで注目してほしいポイントは?

長月 サビの振り付けが歌にハメているんじゃなくて、ファンの人の「オイ!オイ!」って入れられるところに合わせているんですよ。だからファンの人たちには「ここで言うんだ!」っていう感じで練習してきてほしいです。

■オイ!オイ!言ってもらったほうが楽しめる?

長月 はい。言ってもらえたらうれしいです。振りも真似しやすいので、一緒にやってほしいですね。

阿部 あと、“青春トレイン”は揃えることを大事にしていたけど、今回はakane先生から「個性を出して」と言われていて。振り付けでもフリーな部分があるんです。そういうところにも注目してほしいです。

■今回選抜制になって、また新しい段階に入ったと思うんですけど、今後のラストアイドルはどうなっていきそうですか?

長月 さっきも話が出ましたけど、年末の3周年を武道館で迎えたいです。そのためには本当に必死でやらなきゃいけないし、いまから勝手に「武道館やります!」って言わなきゃいけないくらいのレベルなんですけど、そこを目指してがんばりたいです。

間島 口にするのは重要だなと思うので。

長月 そう。武道館、武道館って、ずっと言っていますから。

■阿部さんは今回のセンターが発表されたときに、前作、前々作では自分に満足できていないと言っていましたよね。

阿部 そうですね。去年は「めちゃめちゃ私たちがんばったな」って自分たちで思えるくらいがんばって、“大人サバイバー”も“青春トレイン”も、すごい作品になったなと思っているんですけど、そこまで広まっていないというか。自分で言うのもアレですけど、もっと広まっていい作品なのになって。だから今回の作品はパフォーマンスはもちろんですけど、もっと広められるようにがんばりたいなと思います!

Interview & Text:タナカヒロシ

PROFILE
AKB48グループ、坂道シリーズなどトップアイドルたちの総合プロデュースを数多く⼿掛けてきた、稀代のヒットメーカー・秋元康⽒がプロデュースする⼥性アイドルグループ。2017年8⽉にスタートした究極のアイドルオーディション番組「ラストアイドル」で“プロアマ問わず兼任可”といった条件で、7つの椅⼦を奪い合う前代未聞の“⼊れ替えバトル”の末、「LaLuce」「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」といった5組のユニットを輩出。2018年4⽉より同番組の3rdシーズンでは、再び、⼊れ替えバトルを⾏い、新たにラストアイドル2期⽣と2期⽣アンダーと2ユニットが誕⽣し、全7ユニットで構成されている。
https://www.universal-music.co.jp/last-idol/

RELEASE
『愛を知る』

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4月15日 ON SALE