Leola VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

Leola『ふたり feat. JAY'ED』

数々のプロポーズのキラーワードもハートを貫く、LeolaとJAY’EDによるウェディングソング

Leolaの配信新曲『ふたり feat. JAY’ED』はウェディングソング。永遠の愛を誓うプロポーズの瞬間を歌にしたかのようなシチュエーションやストーリーも印象深い、男性なら捧げたく、女性ならこんな言葉を贈られたい、そんなキラーフレーズや想いも満載の楽曲だ。シンガーのタイプ的にも意外にも映るこの両者のコラボ。昼と夜、明るさと切なさといった面では対照的ながらも、お互いの良さが融合し、新しい可能性や要素を引き出し合い、結果これまでの両者のタイプともまた違ったニュアンスに仕上がっているのも特徴的だ。
ジューンブライドを超えたばかりのこの時期にあえて緊急リリースされた感もあるこの楽曲。そこには様々な真意や理由も伺える。早速、Leola、JAY’EDの2人に今作についてのあれこれを訊いてみた。

Leola『ふたり feat. JAY'ED』

■この両者の組み合わせのニュースを訊いた際には多少の意外性も抱きました。まずは今回のコラボレーションの経緯から教えて下さい。

Leola 去年ぐらいから「誰か他の方と一緒にやってみたい!」との気持ちが私の中で強くなっていったんです。そんな中、DJ KSUKEさんの作品に参加させてもらったり、SPICY CHOCOLATEさんや、自分の作品でもFUKIちゃんとデュエットをしたり等々を行っていきました。そこからですね「誰かとコラボしたいスイッチ」がバシッと入ったのは。いろいろな方とやって化学変化を生み出せたらな…との考えに移ってきたんです。そんな中、JAY’EDさんとやりたいとの想いが浮かんできて…。

■そこでJAY’EDさんが浮かんだのも意外です。タイプ的にはLeolaさんのアーシーでサーフな感じとはタイプも違うじゃないですか?どちらかと言ったら対照的にR&Bや夜、アーバンな印象を持っていたもので。

JAY’ED 対照的にめっちゃインドアですからね、僕は。(笑)

Leola それに関しては「今までの私の音楽的なイメージにはない方とやりたい!」との気持ちが強くありました。それで、JAY’EDさんだったら同じマネジメント事務所だし、ファミリーにも感じていたので、それこそ胸を借りるつもりで依頼しました。

■いわゆるこれまでの自身になかった新しい風やエッセンスもこの機会に取り込みたかったと?

Leola はい。意外性や自分の新しい可能性の発見、そしてその引き出しも含めて。近いジャンルの方とやるのも聴き手を裏切らないし完成形が浮かび安心出来ますが、ある意味挑戦したい面もあったので。

■対してJAY’EDさんはこのオファーを受けていかがでしたか?

JAY’ED 「僕でいいの!?」が、最初の感想でした。(笑) 自分の場合、どちらかといったらLeolaさんとは対照的にアーバンだったり、ちょっと切ないタイプの曲が多いので。フィーチャリングにしても最近はヒップホップ寄りな曲が多くて、Leolaさんの、その名の通り「太陽のような方と一緒にやって果たして大丈夫なんだろうか……?」と。しばらく太陽を浴びていない生活だったし。(笑) でも反面、久しぶりに光を浴びるような明るめの曲もやりたい自分も居て。それもあり、快諾させてもらいました。

■結果、Leolaさんらしい面とJAY’EDさんらしい面の上手いブレンドが成され、お二人的にも新しい魅力が引き出され合ったようにも映ります。ところで今回はウェディングソングで、しかもお二人の共作ですね。

Leola 土台から一緒に作り、お互いの「らしさ」から生まれる融合によって新しい私が引き出されたらいいなと思いつつ、「ウェディングに向けての曲を一緒に作りたいです!!」と私から提案させてもらいました。

■ちなみにモチーフをウェディングソングにしたのは?

Leola ウェディングソングでもありますが、愛を誓うプロポーズの瞬間を歌にしてみたかったんです。私の周りでも結婚式を挙げたり、「結婚」のワードが身近に飛び交う年齢になってきているので。「そんな時に何かお祝いできる曲が欲しい」と。私、JAY’EDさんのラブソングがものすごく好きで、それもありお願いを…。(笑)

JAY’ED ウェディングソングは一人の際にも作ったことはあったんです。でも最近の自分としては、ちょっとラブソングを書くのが恥ずかしい時期にも入っていて。そんな中のこのお話だったこともあり、久しぶりにこのような曲を書いてみたい面もあり、逆に背中を押してもらえた機会でもありました。

■いわゆる、「ラブソングを書ける大義名分が出来た!」みたいな?(笑)

JAY’ED そうですね。(笑)

■それが故に、ラブソングだからこそ書けるし伝えられる男らしさも見受けられました。

JAY’ED その感想は正直すごく嬉しいですが、歌詞を書いている当初はかなり不安でしたよ。「これでいいのかな?」「カッコつけ過ぎていないかな?」「言い過ぎていないかな?」等々の不安がありました。

Leola 「これでどう?」なんて相談が何度もありましたね。(笑)

JAY’ED いや、もちろん心意だし本気ですが、それをそのまま表すのも気恥ずかしい年齢なもので。(笑)「そんなの言わなくても伝わるじゃん!」、「分かっているでしょ!?」とはなって欲しくなかったし。(笑)。

Leola いや、あの男らしい言葉が必要だったんです。女性はあえてああいった想いを本人の口から聞きたいものですから。(笑)

JAY’ED 僕自身も確認しながらドンドン勇気をもらい、かなりオープンになっていきながら書いていました。(笑)