相楽樹

ドラマ、映画、CMなどで活躍中の相楽樹が、12月12日から始まる舞台『すべての夜は朝へと向かう』に出演することが決定。舞台のお話、お芝居にかける想いを、17歳の素顔のまま、素直な言葉で語ってくれました。

■今回の舞台の役どころを教えてください。
相楽樹(以下:相楽) いま17歳の高校3年生なんですけど、役も17歳の高校3年生なんです。うるさくて元気でクラスでは中心的な存在で、お酒を飲んでお姉ちゃんの家に駆け込むっていうところから始まるんです。(笑)

■ダメ高校生じゃないですか。(笑)経験がない分、役作り大変じゃないですか?

相楽 酔っ払うっていう感覚がわからないんですけど、いままでやったことないんで楽しいですよ。“酔っ払い”って聞いていちばん最初に頭に浮かんだのがケラケラ笑ってるイメージだったんで、意味もなく笑ってみたり、ろれつが回らない感じでしゃべったり、なんとなくそういうイメージでやってます。

■元気がいい女の子っていうのはきっと近いところですよね。

相楽 学校では「うるさい!」ってよく言われます。(笑)

■映画やドラマも経験されてますけど、舞台の魅力というのは?

相楽 舞台は期間も長くて同じセリフを何度も言うので、セリフの意味を深く考えていくんです。それがすごく勉強になりますね。初めての舞台のときは会場が広かったので、声も張らなくちゃいけないしからだも大きく動かさなくちゃいけない。今回の舞台は会場が小さめなのでそんなに声を張らなくても届くと思うんです。舞台によってそういうところが違ってくるのもすごく楽しくて。映画はカメラがあってここまでしか動いちゃダメって決められるけど、舞台はすごく自由で自分が動きたいように動けるんですよね。あんまり縛られてない。やりたいようにできるし、自分で空間を使うっていう点でとても自由。舞台の魅力はそういうところです。

■やり直しがきかない分、緊張感も大きいのでは?

相楽 噛んだりしたらダメですもんね。初めて舞台をやったときはお客さんが会場に入って空気が変わったのを感じて、すごくびっくりしました。その空気に押されてる気がして、これに負けたら噛んじゃうだろうなって、闘いながらやったのを覚えてます。最近は、なんとかなるかなって。(笑)考えすぎてテンションが下がっていくくらいなら、どうせやらなくちゃいけないんだしいいやって、考えすぎてもわかんないやって、開き直りました。

■この世界に入ったきっかけは?
相楽 スカウトで入ったんですけど、そのときは全然興味なかったんです。小学生の頃、モーニング娘。が大好きで、歌って踊れるアイドルが大好きだったんですけど、自分がなろうとは全然思ってなかったし手の届かない場所なんだろうって。でも、親が「応援するよ」って言ってくれたので、入ろうと決めました。いざ自分が写真を撮られたりする立場になったら、私でいいのかなとか、すごいところに入っちゃったなとか、いまでもたまに思います。あー、私、芸能界に入っちゃったんだって。(笑)

■憧れだったところに入って、今度は自分がそういう存在になりたいって意識も少しずつ芽生えてきたりしてます?

相楽 女優さんとしてお芝居をやる以上、演技力を認められなきゃいけないと思うんで、そういう意味では自分が周りにどう思われてるのかっていうのはすごく気になります。学校の友達がどう思ってるのか気になって「世間に出てる私はどういうふうに見える?」って聞いたら、おとなしくてマジメそうって言われました。でもその後、実際は真逆だけどねって。(笑)おとなしいと思ってたらしいんですけど、仲良くなったら全然違ったって。(笑)

■「うるさい!」って言われてますからね。(笑)いまプライベートで興味あることは?

相楽 アコギを持ってるんですけど、私が好きな曲を友達に教えてもらおうと思って、放課後学校の音楽室でやろうねって約束しました。その友達、すごく歌がうまいから弾き語りとかできたら楽しいなって。それがいまの楽しみですね。

■では、お仕事でチャレンジしたいことは?

相楽 この世界に入った頃、ファッション誌のモデルさんに憧れてたのでやってみたいです。洋服大好きなんですよ。自分がメインで撮られるのと洋服がメインで撮られるのって違うだろうから、そういう経験もしてみたいですね。身長が高いとかではないんで、みんなが気軽に着こなせるような見本になれたらいいですね。

■今後目指すところを訊かせてください。

相楽 お芝居をずっと続けていきたいので、必要とされる女優さんになりたいです。これから始まる舞台でいろんなことを吸収してまた別の自分になっていけたらいいですね。いろんなお芝居ができるようになって、そこからまたステップアップしていけたらいいなと思います。いろんな人に観てもらえるような、憧れでいられるくらい魅力的な大人になっていきたいです。

Interview & Text:藤坂綾

PROFILE

1995年3月4日生まれ。中学3年生の夏休みにスカウトされ、イトーカンパニーに所属する。2010年、本格的に芸能活動を開始。7月に「熱海の捜査官」で女優デビュー する。以来、映画、ドラマ、CMをはじめ舞台などで活躍中。特技はゴルフ、料理、スポーツ全般、ギター。12月12日より、劇団競泳水着 第17回公演『すべての夜は朝へと向かう』が、新宿サンモールスタジオで開幕となる。
http://www.itoh-c.com/group/profile/prof_s/sagara/

舞台『すべての夜は朝へと向かう』

舞台『すべての夜は朝へと向かう』
脚本・演出:上野友之
場所:Sun-mall Studio
日時:12月12日~12月24日
出演:大川翔子、川村紗也、細野 今日子 相楽樹ほか
お問い合わせ:劇団競泳水着