IDOLEST VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

初作品の『最上級』は、今のIDOLESTの熱量がそのままパッケージされたような1枚になった。

「かわいいだけじゃない、アイドルの最上級を証明」をコンセプトとして活動する、東京・渋谷発のアイドルグループIDOLESTが、4月8日に1stシングル『最上級』をリリース。IDOLESTの楽曲はメンバーの可愛さとはギャップのある重低音の効いたロックサウンドがメイン。新曲の“常証超越”は和の旋律を取り入れた、今までとはまた違った魅力を持った楽曲となっている。
今回は今作シングルの収録曲についてや、IDOLEST初となる“Dawn”のMVについて、そのMV撮影の裏話などを、椎名音心、月乃りん、愛野琴都恵、一宮めぐ、サポートメンバーの山雅ひなりの5人にいろいろと語ってもらった。

■まずは自己紹介からお願いします。一緒に趣味と特技も教えてください。

山雅 IDOLESTのサポートメンバーで緑色担当の山雅ひなりです。趣味はひとりご飯です。仕事帰りにひとりで入ったことがない中華料理屋さんとかに行くのが好きです。

■ひとりで行くのは寂しくないですか?誰かを誘ったりは?

山雅 私には歳が離れた弟が二人いるんですが、ずっとワイワイガヤガヤしていて、いつもひとりの時間がなかったので、ひとりで行く方が落ち着くんです。

■なるほど。特技はなんですか?

山雅 元々民謡を習っていたので、演歌とかが得意です。昭和歌謡も大好きで中森明菜さんとかの曲もカラオケで歌います。聴くのも歌うのも好きです。

愛野 ピンク担当の愛野琴都恵です。趣味はテーマパークに行くことで、特技はテーマパークによく行くので詳しいし、いろいろ案内できることです。

月乃 IDOLESTのリーダーで黄色担当の月乃りんです。趣味は洋服を買いに行くことで、特技は誰とでも仲良くなれることです。

一宮 赤色担当の一宮めぐです。趣味はアニメを見ることで、特技はいくらでも寝れることです。

■最高で何時間寝たことありますか?

一宮 一度も起きずにぶっ通しで18時間寝ていたことがあります。でも普段から10時間〜12時間は寝ています。

椎名 白担当の椎名音心です。今は自分磨きや健康管理が趣味で、よもぎ蒸しに行ったり、ヘッドスパに行ったり、身体に良さそうな青汁を探して飲んだりしています。特技はだいたいなんでもこなせることです。勉強も出来るし、運動も走るのとバレーボールが得意で、芸術も絵を書くのが上手です。あとは裁縫とかレース編みも得意ですし、やったことがないことでも、やるとだいたいなんでも上手くこなせます。(笑)

■すごいですね!女子力高いですね。

椎名 料理も得意です!

■では、最近みなさんがよくやっていることや、気になっていることを教えてください。

椎名 私は最近ピラティスが気になっているんですけど、今は忙しくてなかなか行くスケジュールが立てられないんですけど、CDがリリースされて落ち着いたら行こうと思っています。

一宮 最近は夏服が気になっていて、今は半袖の服をたくさん探しています。

月乃 先日ファンの人から私が好きそうな本があったから読んでみてほしいと言われたので、その本が気になっています。普段はあまり本とか読まないんですけど、近い内に買って読んでみようと思います。

■本は紙の本で読むタイプですか?それとも電子書籍ですか?

月乃 漫画とかなら電子書籍で読むんですけど、その本は紙の本しかないみたいなので、挑戦してみようと思います。移動中に電車の中とかで読んでみたらいいかなと思っています。

愛野 私はアサイーが好きなんですけど、まだそんなにお店に行ったことがないので、もっといろいろなお店を探して行ってみたいなと思っています。

山雅 私はインコとかオウムが気になっていて、喋る鳥ってヤバくないですか?!私は18歳から上京してきて、一人暮らしをしていて寂しいので、インコにいろいろな言葉を覚えさせて、家に帰ってきた時には「おかえり〜!」とか言ってもらいたいです。(笑)

■それはいいアイデアですね。(笑) IDOLESTさんは「かわいいだけじゃない、アイドルの最上級を証明」がコンセプトとのことですが、具体的にはどんなところで最上級を証明していく感じなんですか?

月乃 目指しているところとしては、どんなイベントに出ても「IDOLESTを見に来ているお客さんが一番多かったよね」と、言われるようになりたいです。最近はそれが実現できたりもしているので、これからもっともっとステップアップして、アイドルの頂点を目指して頑張りたいなと思っています。

■そうなんですね。グループとしての目標地点はどこですか?

月乃 やっぱりアイドルと言えばの目標としては日本武道館なので、このメンバーで武道館に立ちたいというのが目標ですね。

椎名 あとは有名な音楽番組に出たいのと、IDOLESTは渋谷発なので、渋谷109の看板にもなりたいです。

愛野 IDOLESTはメンバーひとりひとりの個性がめちゃくちゃ強いし、面白いので、地上波のバラエティ番組とかにも出てみたいです。

■このグループが他のグループには「ここは負けない」と思う強みを教えてください。

山雅 ハートがみんな強いところですね。大変なこととか、挫けそうなことがあっても、メンバー全員で支え合うんですけど、ひとりひとりがすごくしっかりしているし、考えていることがみんな一緒で、同じ方向を見ているからこそ乗り越えていけるのかなと思います。

椎名 ひなりはまだ最近入ってきたばっかりなんですけど、このグループは今まで大変なことがありすぎて、ちょっとやそっとの辛いこととか、大変なことがあっても、私たちは全然気が付かないんですよ。(笑) 

一宮 「よくよく考えてみたら、あれはちょっとヤバかったよね。」って、後になってから気が付く時もありますけどね。(笑) でもその時はそれが普通だと思って乗り越えているんです。

愛野 IDOLESTはいろいろなジャンルの曲があるので、他のアイドルには負けないくらいライブが楽しいと思います。

月乃 メンバーの仲の良さはダントツだと思います。最近はリリイベだったり、ライブだったり、レッスンだったりでスケジュールがパンパンで、仕事で毎日メンバーと顔を合わせるんですけど、たまにあるオフの日でもメンバーに会って遊んだり、連絡も毎日頻繁に取ってるし、珍しいくらい仲がいいんですよ。

■確かに仲が良いと言っているアイドルでも、プライベートまで一緒に遊んでいる人たちは少ないかもしれないですね。

一宮 私たちも仲がいいけど、お客さん同士もすごく仲がいいよね。(笑) そういえばこの前、久しぶりに3日間のオフがあったのに、2日目には寂しくなっちゃってメンバーに連絡しちゃったり、オフ開けの日も予定よりも早めに集まってみんなでおしゃべりしました。

月乃 突然音心ちゃん(椎名)から「大好き」ってメッセージが送られてきたりもするし。(笑)

椎名 他のグループに負けないところは、運営さん含めて本当にみんな仲がすごくいいので、のびのびとしていて、自由な感じで活動できているのがいいんじゃいかなと思います。ファンの方たちも見ていて「大変そうだな……」とか、そういう心配がなくて、安心して推せるんじゃないかなと思います。あと、IDOLESTはすごく運が良くて、デビューしてすぐに「SPARK」という大きなフェスに出場できたり、東京ヴェルディさんの試合でライブをさせていただけたりと、そういった運の強さも負けないと思います。

■それはすごいですね。それでは今回リリースされる『最上級』についてお話を聞ければと思いますが、今作が出来上がった今の率直な感想を聞かせてください。

山雅 今作はIDOLESTとして最初のCDなので、これからたくさん曲は増えていくとは思うんですけど、今のIDOLESTの熱量がそのままパッケージされたような1枚になっているし、初めての作品はもう二度とないので、メンバーひとりひとりの感情がこもった1枚になっていると思います。

愛野 初期の頃から応援してくれているファンの方にとっても、今回のリリイベで初めて会った人にも、まだIDOLESTを知らない人たちにも、たくさんの人に聴いてもらいたい素敵な作品になったので、ぜひ手にとって聴いてもらいたいです。

月乃 今回のCDに収録されている4曲は、全部違ったジャンルだし、どの曲を聴いても全然違った雰囲気が楽しめると思うので、その日の気分に合わせて好きな曲を選んで聴いてもらえたらいいなと思います。

一宮 初めてのCDリリースなので、まだ実感が湧いていないところもあるんですけど、今のIDOLESTの『最上級』が証明できた作品になったと思います。

椎名 IDOLESTの魅力を知るのにちょうどいい1枚になったと思いますので、ぜひファンの方もたくさんの人に布教するのに使っていただけたらいいなと思います。(笑)

■では収録曲についてもお話を聞ければと思いますが、まずは1曲目の“常証超越”ですが、ちょっと和テイストの音階を使った楽曲になっていますが、この曲の聴きどころや注目ポイントを教えてください。

山雅 今言ってもらったように、今までのIDOLESTにはなかったような曲で、和テイストでちょっと昔っぽいというか、私は昭和歌謡が好きなので、個人的にすごく好きなタイプの曲だったし、初めて聴いた時にめちゃくちゃいいなと思いました。それで振り付けもどんな感じになるのかが楽しみだったんですけど、お祭りっぽい感じですごく楽しいですし、間奏ではみんなで千手観音みたいになる振りもあって、ライブではみなさんも一緒になって踊れるような振りなので、ぜひ振りコピもしていただけたら嬉しいです。

愛野 私もこの曲がめちゃくちゃ好きで、ライブでやる時もめっちゃ盛り上がるし、聴いているだけでもライブにいるような臨場感がある曲なので、ぜひ聴いてみてほしいです。

月乃 “常証超越”はサビに向かってどんどんキーが上がっていって、すごく盛り上がる曲になっているし、最後には転調もあって、こういうのが好きなファンの方も多いと思います。この曲を朝に聴いたらすごく楽しい1日になると思うので、たくさん聴いてもらいたいです。

一宮 “常証超越”はカッコ良すぎず、可愛すぎず、ちょうどいいテンポ感で聴けるし、盛り上がっていく曲なので、聴いたら元気が出るような曲だなと思います。

椎名 この曲はすごくお祭りっぽい曲なんですけど、上品さがあるので、そこが珍しくて好きです。あとはメンバーみんなのソロパートがあって、自分の個性を出せる曲だし、それぞれ自分らしい歌い方をしていて、聴いていても「ここは〇〇ちゃんの声だ」とわかりやすいので、ぜひ歌っているメンバーの顔を思い浮かべながら聴いてもらえたらと思います。

■ちなみにこの曲のタイトルの“常証超越”は、なかなか聞かない言葉ですし、四字熟語とかではないですよね?

椎名 「常に何かを証明して超えていく」みたいなことだと聞いたんですけど、みんなで字面と音の響きで選んだんです。

■なるほど。音の響きで選んだ造語だったんですね。

椎名 造語です。他にも何個か案はあったんですけど、メンバーみんながこれが良いと選んで決めました。

■そうだったんですね。2曲目の“The One”は、すごく壮大で疾走感のあるカッコいい曲ですが、この曲のおすすめポイントもお願いします。

山雅 “The One”はロックでカッコいい曲なので、個人的にはライブ前とかによく聴いているんですけど、テンションを上げたい時とか、「よっしゃ行くぞ!」と気合を入れたい時にいいんです。みなさんもこれから頑張らないといけない時とか、「気合を入れるぞ」という時に聴いてもらえたら、気分が高まるんじゃないかなと思います。

愛野 私はこの曲が一番好きなんですけど、ライブでやってもめっちゃ盛り上がるし、すごくカッコいい曲なので、家とかでもたくさん聴いてもらえたら嬉しいです。

月乃 この曲の最後の方に、めぐ(一宮)と私のラップパートがあって、カッコいいだけじゃなくて、他の曲とは一味違った魅力もある、アイドルっぽくない曲になっています。ラップパートはすごく頑張ったので、ぜひ注目して聴いていただけると嬉しいです。

一宮 “The One”は、サビの入りが「走り出せ」から始まるので、会社に行く時とか、学校に行く時とか、遅刻しそうな時にこの曲を聴いて走り出していただけたらいいなと思います。(笑)

椎名 この曲の歌詞にはすごく意味が込められているので、ぜひ歌詞に注目して聴いてもらいたいです。会社とか学校でストレスが溜まっている人は、この曲を聴いてストレスを発散してもらえたらと思います。

■この曲を聴きながらストレス発散に走り出せばいいんですね。(笑) 3曲目の“Dawn”はMVも制作されていましたが、この曲の聴きどころやMVの見どころも教えてください。

山雅 この曲の聴きどころは、壮大で落ち着いた曲かと思ったら、サビはすごくキャッチーですごくノレる曲になっています。歌詞に「夜明けの音が響く」とあるんですけど、ぜひ夜明けに聴いてもらえたらと思います。

■夜明けに聴くということは、目覚ましに聴いたらいい感じですか?(笑)

山雅 そうですね。それがいいと思います。(笑)

愛野 “Dawn”はすごく落ち着いた曲で、振りコピもしやすい曲になっているので、ライブでも一緒に踊りながら聴いてくれたらいいなと思います。

月乃 “Dawn”は、IDOLESTで初めてのMVだったので、私たちもすごくワクワクしながら撮影に臨んだんですけど、ロケーションも二つの場所で撮影していて、普段のライブではやらないオリジナルの振りをメンバーで考えてやったりもしたし、いつもとはみんなの表情も違うと思うので、ぜひそこに注目してみてください。初めてのMVなので、ファンの方たちもきっと喜んでくれると思います。

一宮 私は結構いつもニコニコしながらライブしていることが多いんですけど、この“Dawn”のMVの撮影では「笑顔はなしで」と言われたので、必死に口角を下げながらシリアスな顔をして撮影したので、そこに注目してみてください。(笑) あと、私は去年の8月に新メンバーとして加入したので、今までのサブスクの曲には私の声は入っていなかったんですけど、今回のMVのためにレコーディングして私の声も入ったので、そこにもぜひ注目してもらいたいです。

椎名 “Dawn”の2番の歌い出しの「凪いだ水面には〜」は、私のパートなんですけど、そこはすごく上手く歌えたので、注目して聴いてもらいたいです。