昨年、関西万博や海外で行われた4つの『JAPAN FESTIVAL』のステージに立った中島晴香。今年最初のライブは、大阪でのワンマン公演からスタート!
昨年7月に出演した、関西万博内で行われたイベントライブ『EXPOアリーナMatsuri』など、大きなステージでライブを行ったのを皮切りに、同年7月にイギリスで行われた『hyper Japan festival』へ出演し、初の海外フェスへの出場を経験した、大分県を拠点に活動をしているシンガーソングライターの中島晴香。そこからの躍進ぶりがすごかった。8月には、カナダで行われた『Japan Festival CANADA』へ、9月には、アメリカはアトランタで催された『JapanFest Atlanta』に、そして12月には、インドで開催された『Konnichiwa Japan』へと、5ヶ月の間に異なる国で催された4本の『JAPAN FESTIVAL』に出演している。今年もすでに何本かの出演交渉をしており、近々発表になりそうだ。国内に目を向けても、昨年は5月と12月に東京でのワンマン公演を実施。主に関西や九州地域を中心にライブ活動を続けてきた。
今年も海外に視野を向けながらも、中島晴香自身は、国内にライブ活動の主眼を置いている。その最初のアクションになるのが、2月15日(日)に大阪TONE8.0で催される『Valentine Live』だ。その公演に向けての思いを、改めて2025年の活動を振り返った上でお伝えしたい。
■中島さんの2025年後半の活動は、国内外の大きなFESTIVALへの出演が主でした。その流れを作った最初の場が、7月に関西万博内で行われたイベントライブへの出演でした。

中島 関西万博への出演のオファーを受けたことも嬉しかったですが、その時期の出会いをきっかけに、活動の輪を海外にまで広げていくチャンスを手にできました。最初に、イギリスで行われた『yper Japan festival』への出演が決まり、その出会いから、カナダで行われた『Japan Festival CANADA』への出演が決まりました。そこから海外のFESTIVALに出始めたところ、評判を聞きつけた主催者側から声をかけていただくことが増えだして、アメリカはアトランタで催された『JapanFest Atlanta』、インドで開催になった『Konnichiwa Japan』とお誘いをいただきました。今も繋がりは増えていて、すでに海外で催される幾つかの『Japan festival』への出演のお話を進めています。そのきっかけになったのが、先にも触れた関西万博内で行われたイベントステージへの出演でした。関西万博のイベントには、わたしが出演した前日に相川七瀬さんが出ていたように、今のわたしの活動規模から考えたら本当に大きな場。わたし自身も、それまでに経験してきた中で、一番規模の大きなステージでのライブになりました。正直、緊張はありましたが、そこでの経験が、その後に海外で出演したFESTIVALでのステージ度胸にも繋がったなと、今、振り返れば思います。
■海外で初のFESTIVAL出場になったのが、イギリスで行われた『hyper Japan festival』です。

中島 海外で、『三大Japan festival』と呼ばれているFESTIVALに呼ばれた経験は、とても大きかったです。どこのFESTIVALにも共通していることですが、来場される方はアニメやゲームはもちろん、日本のカルチャーが好きな方々ばかり。たとえブースに並んでいようとも、ライブを始めるとみなさん興味を示すように、ステージを見て手を振ってくれるんですね。もちろん、ライブを見にステージの側まで来てくださる人たちもいます。イギリスでの公演は、私自身初めての経験ということで、簡単な英語は使いましたが、言葉のやりとりの面でも、身振り手振りを加えながら話しかけるなど、試行錯誤をしていました。私は、カバー曲は一切演奏することなく、すべてオリジナル曲で勝負。誰も楽曲を知らない中、どう盛り上がる選曲の流れを作っていくのかは、本当にお客さんたちの反応を見ながらつかんでいったことでした。私の曲には“あいうえお”のように、お客さんたちと一緒にコール&レスポンスをしながら一緒に盛り上がっていく曲もあるから、そのやり方をレクチャーして、一緒にライブを作りあげることもやりました。これは出演したすべてのFESTIVALに共通していたことですけど、参加型のライブを作りあげることで、お客さんたちとの心の距離を縮めてきたし、そこが評価や支持を得てきた理由なのかなとも感じています。
■イギリスでのハプニングやエピソードがあったら教えてください。
中島 海外は(金銭)のレートが高いから、極力ホテルも安価なところを探しては、経費を抑えています。イギリスでも安宿を探せたのは良いのですが、シャワーがお湯にならなくて、お湯になったとしても、チョロチョロとしか流れなかったんです。私はお湯になったタイミングを見計らって髪の毛や全身を洗っていましたけど、すぐに水になってしまうんです。だから、いつも風邪をひきそうになりながら冷水を浴びていた思い出があります。一度フロントの方に、「水しか出ない」と言ったこともありました。でも、フロントの方が操作するとなぜかお湯が出るんですよ。なのに不思議なことに私が触ると冷水になっちゃうんですよ。同じホテルでのもう一つのエピソードが、「火災報知機事件」です。私がホテルに据えつけてあるドライヤーを使って髪の毛を乾かし始めたんですけど、突然火災報知機が鳴り出して、フロントの方が私の部屋にすっ飛んでました。そこで言われたのが、「あなたは火を使ったのか?!」と。私はまったく使っていないから「使っていない」と返事をしましたけど、フロントの人は絶対に不信がったままベルを止めて、戻っていきました。私はまだ髪の毛が生乾きだったから再びドライヤーを使ったら、また火災報知機が鳴り出して、「やはり、あなたは火を使ったでしょ!」と怒られてしまいました。でも私、本当に火など使っていませんでしたからね……。
■そんな事件も経験しつつ、次がカナダで行われた『Japan Festival CANADA』への出演でしたね。

中島 カナダでも拙い英語で歌のかけあいをレクチャーして、一緒に歌う景色を作りあげました。みなさんいろんな曲で声を上げてくれるから、私もこの頃には、盛り上がるセットリストの作り方もつかめていました。“あいうえお”を通した私とお客さんたちとのやりとりを見た主催者の方も、「来場している人たちは、みんな日本の文化が好きで、しかも日本語を使いたがっている。だから一緒に日本語で歌えることをみんな楽しんでいたようで、あのやりとりはすごく良かったよ」と言ってくださいました。その言葉も嬉しかったです。選曲の面でも、すべてオリジナル曲で勝負とはいえ、持ち曲の中にはアニメソングにも向いていそうな楽曲もありますから、そういう曲たちも積極的に組み込みました。
■カナダでのハプニングやエピソードもあればお願いします。
中島 カナダ公演には、私のYouTube配信を見ていたアメリカ在住の日本人の方が、わざわざ国境を超えて見に来てくださいました。その方の案内で、私たち一行はナイアガラの滝にも連れて行ってもらいました。私の地元の大分にも、東洋のナイアガラの滝と呼ばれる源尻の滝がありますけど、本家本元のスケールは全然違いました。駐車場に車を止めた時点で水飛沫が降ってくるし、ビニールのカッパを着て滝まで向かうんですけど、水圧も水量も凄まじくて。カッパを着ていてもビショビショになるし、撮影をするためにマネージャーが手にしていた映像機器も水でびしょびしょになって壊れてしまったくらいです。でも楽しい思い出になりました。






