■続いては“ジャバNight?”です。
REN “シャバNight?”(しゃばない)のサビで、「はしゃいでこーぜ (hey!) 声も出して (hoo!) 最高な仲間さ僕ら (peace!)」と掛け合いをしていきます。音源ではメンバーで掛け合いをしていますが、ライブではそこをファンのみんなと掛け合いながら盛り上がれたら嬉しいです!自分たちで歌っていてもテンションがアガるから、ライブで披露するようになったら、ファンの人たちも一緒に盛り上がってほしい!
KEI 確かに盛り上がりそうだよね。ALL INには、ライブで一緒に声を出せる曲がいろいろあるけど、 “シャバNight?”はとくに声を出しやすいから、ぜひ大きな声で叫んでください。
REN これまでのALL INの楽曲を一度みんなで総括した時に、「今のALL INにはどういう曲が足りないのか」とか、「こういう曲があったらいいよね」という話をしていく中で、「ライブではこういう感じで盛り上がれる曲」として“シャバNight?”を作りました。だから、一緒に声を出しやすいワードをいろいろと書いたし、テンションが上がる曲調にもしています。しかも覚えやすい掛け合いのワードを入れているから、初見で聴いてすぐに参加して、一緒に声を上げて楽しめます。声を出して楽しめることほど楽しいライブはないから、ぜひライブを通して“シャバNight?”を楽しみましょう。ちなみにタイトルの“シャバNight?”(しゃばない)は、福岡出身のATSUSHIが付けました。
ATSUSHI 「しゃばない」って、僕の生まれ育った福岡では当たり前に使っている言葉なんですよ。
KAZUMA しゃぶしゃぶもね。
ATSUSHI ……。「しゃばない?」は、「びびってない?」という意味で、「しゃばない」には、「しゃば僧」や、「しゃばたれ」など、いろんな言葉のバリエーションもあります。「しゃばない」は、もともとは福岡のヤンキー用語だったらしいんです。(笑) それが今では当たり前に使う言葉として定着したのも面白いですよね。
KAZUMA そして“Plunder”は、ALL INが3周年公演の時に初めて披露した楽曲です。あの時の公演は、「海賊」をモチーフに演出をしました。しかも、その公演の1曲目として歌ったことから、「海賊」をイメージしての歌詞や振り付け、ダンスのパフォーマンスも付けています。“Plunder”とは「略奪」という意味です。「略奪」を違う言葉で表現すると「奪い取る」という意味にもなるので、歌詞からその意味も探ってもらえたら楽しいと思います。ライブで初披露した時は、大きく揺れる船からメンバーが落ちそうになるけど、でも踏ん張って落ちないという姿をパフォーマンスで見せました。その振りをずっと継続しているから、普段のライブでも、「落ちそうだけど、でも落ちない」パフォーマンスを見せると、今ではその姿を、ファンの人たちも真似して「落ちそうだけど、でも落ちなーい」という姿をしながら楽しんでくれています。聴いたらめっちゃアガる曲なので、ぜひ船に乗った時に聴いて、その振りを真似してみてください。余計に楽しくなれます。(笑)
RYOGA この曲はイントロもカッコいいよね。
KAZUMA そう!壮大な感じで始まりながらも、「落ちそうで、落ちなーい」という楽しさが伝わります。韻を踏んだ歌詞もポイントです。
ATSUSHI 韻を踏みまくったあの歌詞は、正直いって表現するのは大変です。“Plunder”は、ハイトーンが一番多い曲だから、歌うのも大変だけど、その分ヴォーカルの全力感が伝わるし、聴いていてもすごくアガります。こちらもとてもライブ映えする楽曲です。
■ALL INは、最新シングル『自分キログラム』を発売する少し前から、『ALL IN 5大都市Tour 2025〜Code:blossom〜』をスタートしますね。
RYOGA 3月から始まって、7月8日にZepp Shinjukuで行うツアーファイナル公演まで、じっくりと時間をかけながら全国5都市を回ります。仙台は、ALL INとして初めて行く場所だから、また新たな出会いがあるかなと楽しみにもしています。今回の公演は、5公演すべてを見てほしいんです。というのも、同じライブメニューを繰り返すのではなく、この5公演を見終えた時に
、「あっ、そういう意味だったんだ」とわかる仕掛けがあるからです。もちろん1本の公演を見るだけでも圧倒するライブを見せていくので、ALL INがみなさまのお近くに来た時にはぜひ足を運んでもらえたら嬉しいです。
SATORU 東京以外でもワンマン公演はやってきたけど、ツアーという形で全国を回るのは今回が初になります。RYOGAが言っていたように、「単独公演ではなく、ツアーだから」というところに意味や楽しさを置いた演出を仕掛けているので、そこを感じてもらえたらなと思います。どの公演もいっぱい声を出せるから、一緒に声を張り上げて楽しみたいですね。
ATSUSHI 個人的には、福岡で凱旋公演が出来ることが楽しみなんですよ。博多には美味しいラーメン屋さんも多いから、そっちの面でもキログラムを増やしましょう!(笑)
RYOGA 僕も地元の名古屋で単独公演ができるのが嬉しいし、楽しみです。しかも会場が学生の頃によく通っていた場所にあるから、いろんなことを思い出しそうです。先日もアスナル金山という、学生時代によく遊びに行っていた場所で無料イベントをやったんですけど、その姿を学生の子たちが見てくれたんです。その姿を見ながら、自分が学生時代だった頃を思い返したし、地元に大好きな仕事で戻れるのがすごく嬉しいです。もちろんどの公演も楽しませるので、ぜひ遊びに来てください。
■最後にリーダーからシメのひと言をお願いします。
KAZUMA 全国ツアーも始まるし、『自分キログラム』のリリースも控えていますけど、今回は各自の衣装も華やかになったので、また新たなALL INの魅力をみなさんにお届けしようと思っています。
■みなさんとてもカラフルな衣装ですよね。
KAZUMA 今年の僕らはカラフルで爽やかなんです。でも、全国ツアーではそれだけじゃない面も見せていくし、いつもライブを楽しんでくださっている人たちも、今回のツアーを見ると「えっ、マジ?!」と驚くこともいろいろと出てくるはずです。それくらい僕らは1本1本のライブにこだわりを持って表現しているので、ライブを見ずに後悔だけはしないでください。後悔するくらいなら、一緒に航海しましょう。(笑) 落ちそうになっても、僕らは決して落ちることはないですから!(笑)
Interview & Text:長澤智典
PROFILE
8人組ダンス&ボーカルグループ『ALL IN(読み方:オールイン)』ギャンブル用語でも使われる『ALL IN(意味:全賭け)』に由来していて、『高みを目指して自分の才能全てを賭けろ』というメッセージ性が込められている。2021年12月19日、品川ステラボールにてステージデビューを飾った。デビューからわずか4ヶ月という異例のスピードでALL IN初単独公演を目標動員80名を越えた総動員133名で大成功を収め、2022年12月には1stワンマンライブをALL IN史上最大規模の渋谷O-WESTにて開催し、チケットSOLDOUT。2023年9月に新メンバー3名を加えた8人体制となり、新体制初の2ndワンマンライブもSOLD OUT。初の全国流通盤となる『罵罵罵』を2024年4年23⽇(⽕)にリリースし、オリコンデイリー1位、オリコンウィークリー3位を獲得。12⽉3⽇(⽕)にはEX THEATER ROPPONGIにて3rd ONEMAN LVE もSOLD OUTし、⼤盛況を博した。⾶躍していくALL INから今後も⽬が離せない。
https://allin-official.bitfan.id/
RELEASE
『自分キログラム』

通常盤(CD)
COCA-18275
¥1,200(tax in)
日本コロムビア
3月29日 ON SALE