BAND-MAID VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

BAND-MAID

■歌詞はチャンスを逃すな的なことが歌われてますけど、どんなことをイメージして書いたんですか?

小鳩 普段から歌詞になりそうな言葉を見つけたらメモしているんですけど、“hide-and-seek”は「かくれんぼ」という意味だと知ったときから、いつか歌詞に使いたいなと思っていたんですっぽ。それをふと思い出して。でも、ただのかくれんぼじゃかわいらしくなっちゃうので、ちょっと怖いかくれんぼというか、「生死」のかくれんぼですっぽね。

■だいぶ怖いかくれんぼですね。(笑) 人生を左右するようなものが見え隠れしてるけど、それを見逃すなという意味かなと思いました。

小鳩 それぞれ自由に想像してもらえたらなとは思うんですけど、そういう感じの意味のかくれんぼを考えていましたっぽ。あと、リズムが特徴的だったので、特にサビは言葉遊びというか、「bang」「crash」「clunk」とか、全部「a」の語感を意識していて。お給仕のときに、一緒に歌って楽しんでもらえたらなと思って書きましたっぽ。

■「敵か味方とか どうでもいから」という歌詞を見て、過去に何かあったのかなと思ったんですけど、実体験も反映されているんですか?

小鳩 実体験はないですっぽ!こんな鬼気迫る感じで生きてたら、ちょっと切羽詰まっちゃうっぽ。

彩姫 あのゲームを意識してるのかと思った。

小鳩 あー、『PUBG』っぽね。それもちょっとあるっぽ。

彩姫 やっぱり。ずっとやってるんですよ。

小鳩 大好きなんですっぽ。モロに影響を受けてるところもありますっぽ。

■「それでも撃ち抜け」とか?

小鳩 いや、「blueに染まる罠」のところですっぽ。『PUBG』に安全地帯っていうのがあって、それ以外の危険地帯は青なんですっぽ。その安全地帯が狭まっていく感じから取りましたっぽ。

■ある意味これもタイアップ曲だったんですね。(笑)

小鳩 むしろタイアップに使ってほしいですっぽ。(笑)

■この4曲が1月16日にリリースされますけど、2019年はどういう1年にしていきたいですか?

小鳩 2018年は本当に濃くて、気づいたら終わってたなという感じだったんですっぽ。

■めちゃくちゃライブしていましたからね。

彩姫 そうですね。年々濃くなってはいるんですけど、2019年はもう少し噛み締めたいと思って。(笑)

小鳩 この1年は自分たちのなかでの変化も大きかったので、2019年はこのまま突っ走るというよりは、一歩一歩踏みしめて、さらなる世界征服の実現へ向けて、成長を見せられる年にできたらいいなと思いますっぽ。あと海外のフェスに出たいですっぽ。

彩姫 2018年も海外でたくさんお給仕をしたんですけど、シンガポールやマレーシアはアニメのイベントだったし、メキシコとアメリカとヨーロッパは単独ツアーで行ったので。

■記事が出る頃には終わっていますが、1月11・12日には9月から行なっていたツアーのファイナルもあります。

彩姫 これで侵略ツアー(BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2018-2019【侵略】)が終わって、その直後にシングルのリリースを迎えるので、これがどれだけ売れるかで侵略ツアーの結果が見えるのかなと。そこも楽しみですね。

■ツアーファイナルをして、シングルが出て、これで一区切りという感じですか?

彩姫 うーん、また違うことも始めるので。

小鳩 いろいろ考えていることはいっぱいあるので、止まることはないですっぽね。むしろやりたいことは増えていってるくらいなので、ご主人様お嬢様には2019年も楽しみにしていてほしいですっぽ!

Interview&Text:タナカヒロシ

PROFILE
メイドの姿をした5人組ロックバンド。2013年7月結成、同年8月に現在のラインナップとなる。ライブを「お給仕」、観客を「ご主人様」・「お嬢様」と呼び、メイドの世界観を演出する一方で、ビジュアルとは相反するハードなロックサウンドで観る人を魅了し話題を集める。既に日本だけに留まらず、海外のご主人様、お嬢様にも熱狂的に受け入れられている。

https://bandmaid.tokyo/

RELEASE
『glory』

glory

CRCP-10419
¥1,000(tax in)

『Bubble』

Bubble

CRCP-10420
¥1,000(tax in)

CROWN STONES/CROWN RECORDS
1月16日ON SALE