BANZAI JAPAN VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

本当に今のBANZAI JAPANは熱くて、私たちも胸を張って活動できています。

日本の魅力を世界に向けて発信するアイドルグループ、BANZAI JAPANが5thシングル『チアダンスタイム / Let Me Cryyyyyyyyyyy / 火花、踊唄』をリリース。個性豊かなメンバーの魅力を引き立てるようなハイテンションな“チアダンスタイム”、“Let Me Cryyyyyyyyyyy”と、和風なトラックとともにクールな一面をのぞかせる“火花、踊唄”。歌いまわしもこだわったという今作は、どの曲もBANZAI JAPANの鉄板曲に成り得る、耳に残る楽曲に仕上がっている。
今回は藤崎ふみ、藤崎しおり、安堂舞花、笹川ささ、朝日奈ゆうみ、餅丸夢姫、七瀬あおい、指宿理乃の8人にインタビュー。新曲への思いやこだわり、MV撮影の裏側などをたっぷりと語ってもらった。

■今日のメンバーの中では指宿さんが一番新しいメンバーなんですよね。一緒に活動してみてグループの印象はどうですか?

指宿 ちょうど加入して半年ほど経ちました。

ふみ まだ半年なの?!

指宿 そうなんです。(笑) こんなにいろんなところに行くグループなんだってびっくりしています。海外に行ったり、地方に行かせてもらったり。まるで劇団みたいだなと思います。

■前回『アフロダイナマイト』リリースのタイミングで取材した際は、コロナ禍の影響であまり地方遠征や海外にも行けないというお話もありましたが、ここ数ヵ月で海外イベントも戻ってきつつありますよね。

ふみ それこそ感覚的にはさっきまで台湾にいたんです。(笑) 昨日帰国したばかりで。でもまたすぐこの取材の後も羽田に向かってタイに行くので、いろんなところに行くことができて嬉しいです。

■今回の『チアダンスタイム / Let Me Cryyyyyyyyyyy / 火花、踊唄』ですが、“チアダンスタイム”を初めて聴いた時の印象は覚えていますか?

笹川 まずタイトルを見て、「一体どんな応援歌が来るんだろう?」って思ったんですけど、聴いていくうちにすごくハッピーな、お祭りみたいな曲だなって思いました。

安堂 私もお祭りだなって思ったんですけど、歌詞には意外とメッセージ性があるというか。

餅丸 初めて曲を聴いた時は、「これ絶対楽しいやつだ!」って思いました。全部聴いて振りも入って、「やっぱり楽しいやつだ!」って。お客さんもライブで一緒に踊ってくれたりして、どんどん楽しくなって、超ハッピーな気分になれます。

■MVは1カット撮りで、各々いろんなコスプレや衣装に挑戦している賑やかな映像になっていますが、撮影はいかがでしたか?

しおり 個人的な話になるんですけど、私は今まで暗髪ロングを6年間続けてきて、撮影当日も「暗めの髪型にしてきて」って言われたんですよ。でも資料を見たらアラレちゃんになるって書いてあって、びっくりして。私の勝手なMVのイメージでは、みんながポンポンを持って「フレー!フレー!」みたいな感じだと思っていたんですけど、それぞれの個性がすごくあって面白いなと思いました。アイドル人生でまさかアラレちゃんになるとは思っていなかったので、ファンの人たちは、私がアラレちゃんになってどんな気持ちになるのかな?って楽しみです。(笑)

■しおりさんのアラレちゃん姿、すごく似合っていますよね!

しおり そうなんですよ!

一同 (笑)

しおり 衣装さんが作ったウィッグを見た時は、「これやばいかも」と思ってバッドな気持ちだったんです。でも被ってみたら「めっちゃ似合うかも!」みたいな。メンバーも褒めてくれて、思っていたよりも似合っていたのでハッピーでした。

■キャラクターや衣装は自分たちで希望したわけではなかったんですね?

しおり 今回のMVでやりたいって言ったことが、私はひとつだけあって。アラレちゃんってピンクのうんちのステッキを持っているじゃないですか。あれに憧れていたんですよ。(笑) でも当日撮影現場に行ったら、それがなかったんですよね……。最初に監督さんに「うんちありますか?」って聞いたんですけど、「ない」って言われて、ショックで……。(笑)

ふみ 当たり前のように聞いたのね。(笑)

しおり そう。でも数時間後にはちゃんと準備していただいたんですよ!私はよく物を壊しちゃったりすることが多いんですけど、スタッフさんもそれを知っているので、予備も含めて3本も用意してくださって。(笑) 今回のMVで自分の意見を言ったのは、そのステッキのことだけでした。

■七瀬さんは撮影はいかがでしたか?

七瀬 私は衣装がウサ耳にセーラー服を着てっていう、韓国で流行っていたような格好をしたんです。今回はヘアメイクもやってもらったんですけど、普段とは全然違うメイクをしてもらっていて。いつもはアイラインをちょっと下げ目に引いたりするんですけど、今回は跳ね上げてもらっていたり、いつもより大人っぽいメイクをしてもらいました。「いつもと違う自分だ!」っていうテンションで撮影ができたので、ずっとウキウキしていました。

朝日奈 私は普段あまりポニーテールをしないんですけど、今回のMVではしていて。前にポニーテールをした時に友達に「似合わない」って言われたりしたので、正直MVでポニーテールをすることにちょっと抵抗があったんですよ。でも人生で初めてぐらいの高さのポニーテールを作ってもらって、「こうやって作られていくんだ……」って関心していました。(笑) あと普段は足をぐねるのであまり厚底は履かないんですけど、今回のMVでは高い靴を履いていて。撮影は1カット撮りなので、すごくたくさん走るんですけど、心配になりながらも急いで移動をしたのが印象的でした。

■1カット撮りはいかがでしたか?

ふみ 私はリーゼントが浮きました。(笑) 監督さんと一緒に、「どこで誰が何をするか」という流れから一緒に作っていったんですけど、6時間も経つと汗もかくし、リーゼントも浮きますよね。(笑) 曲の2番の始まりでは、ささとふみが歌っているんですけど、そこのシーンの前に私たち2人はすごく走らなきゃいけなくて……。その後も涼しい顔で歌わないといけないから、リーゼントを手で整えたりするのが大変でした。

指宿 もみあげの部分も貼り直したりしてたよね。(笑)

ふみ そうそう。強力接着剤みたいなやつでね。(笑) 「本当にこれ肌に貼っていいのかな?」って思いましたけど。(笑) 撮影の後、2、3日は自分自身のもみあげがちょっとカピカピしていました。……何の話?(笑)

■過酷でしたね。(笑) 笹川さんはいかがでしたか?

笹川 今も言っていた通り、裏側ではみんなで走って自分も髪を直したりしていて、涼しい顔で「人生の1ページ~」って歌い始めるんですけど、ゲームみたいな感じで楽しんでやっていました。MV全体もすごく楽しい雰囲気になっているので、影にはそういう努力もあったんですけど、「いかにそれを表には出さずにみんなにハッピーを届けるか」というゲームのような感じで楽しんでいました。

■“Let Me Cryyyyyyyyyyy”は、サビが中毒性のある明るい曲ですね。

朝日奈 初めて聴いた時は、最初のドラの音が印象的でした。

しおり あれ、ドラなんだ?!

一同 (笑)

しおり 中華料理の蓋を開ける時の効果音だと思った。

ふみ あれもドラを鳴らしているんだよ。(笑)

しおり え、そうなの!?(笑) そのイメージもあって中華っぽいというか。間奏の振り付けで太極拳をやったりもするんですよ。曲調も中華っぽい感じもあって。

朝日奈 でも歌詞は中華っていう程ではないんだよね。(笑)

しおり うん。AメロとかBメロはおとぎ話の感じだったりとか。

ふみ 支離滅裂だよね。(笑)

七瀬 3曲の中で一番サビのメロディーが頭から離れない曲だなと思いました。歌詞も「Let Me Let Me」が続く言いやすい歌詞で。3曲の中では一番最後のお披露目だったんですけど、配信とかで一番口ずさんじゃいそうで、我慢するのが大変でした。(笑)

しおり 一番最初に曲名を見た時、「どんだけ泣く曲なんだろう?」と思ったんですけど、歌詞を見たら、語尾に星が付いていたり、顔文字があったりして、「泣くのか笑うのかどんな曲なんだろう?」って、一番想像がつかなかったです。「悲しい曲なのかな?」と思ったけど、全然そんなことなかった。(笑)

笹川 「永遠に永遠にLOVE IS GOD」っていう歌詞の後にキラキラの顔文字がついているんですけど、それをレコーディングの時に「再現して!」って言われたんですよ。(笑) 実際に気持ち的には再現しているので、注目して聴いて欲しいです。

■ライブでもその顔文字や星を気持ちで表現しているんですか?

安堂 でもこれは振り付けが何回も変わっていて、覚えるのにすごく苦労したんです。「もう覚えたのに!」みたいな。(笑) 前日とかに変わったりしたので、ずっと家で踊っていました。

笹川 この振り付けは一番プロデューサーのこだわりが詰まっているんです。最終的に完成してみんなで合わせたのが、お披露目する当日だったんだよね。

安堂 なので本番は楽しかったんですけど、緊張の方が大きかったですね。

■これから回数を重ねて身体に染み込ませていく段階なんですね。

ふみ でもお披露目した後にもまたちょっと変わったんですよ。(笑) 振りが全体的にカオスで、途中で太極拳をやったり、「ドラゴンボール」のフュージョンの参考画像が送られてきた振りがあったりするんですけど、サビは“Let Me Cryyyyyyyyyyy”のLを模したダンスがキャッチーなので、ぜひ真似してもらいたいです。他の部分は何が行われているかわからないまま観ていただけると嬉しいです。(笑)