タイムレス音楽IPプロジェクト「デートウォーズ」90年代時空旅楽団オリジナル新曲が配信開始!

1970年代から2000年代の名曲に再び“息吹”を吹き込むように、オリジナル楽曲×カバー楽曲×ドラマトラックを通じて物語を紡いでいく、タイムレス音楽IPプロジェクト「デートウォーズ(DATE WARS)」。この度、袮々切丸 榲桲(CV:琴宮 歩夢)・狐ヶ崎 沙羅(CV:夏目 ここな)・虎徹 木天蓼(CV:田中 貴子)・小烏丸 棕櫚(CV:水希 凜)からなる90年代時空旅楽団による、初のオリジナル楽曲“Give you my heart”と、1990年代を象徴する楽曲である、スチャダラパー“ゲームボーイズ”のカバー“ゲームガールズ”、globe“DEPARTURES”のカバー、そしてドラマトラック“Case Of〝Hell Ride〟”が、11月27日(木)〜配信が開始され、オリジナル楽曲“Give you my heart”のリリックビデオも公開されました。小烏丸 棕櫚(

またパッケージ版は、1990年代のシングルを語る上で欠かせない8cmCD(短冊CD)の仕様で、12月6日(土)にアニメイト(池袋本店・秋葉原・大阪日本橋)、12月8日(月)よりデートウォーズOFFICIAL STOREにて発売されます。1月29日(土)20時には「デートウォーズ」公式YouTubeチャンネルにて、ドラマトラック映像を公開。これらを記念して11月29日(土)19時より「デートウォーズ」公式YouTubeチャンネル・公式Xアカウント・公式TikTokアカウントにおいて、90年代時空旅楽団によるライブ配信も実施されます。

■コメント
・百瀬 祐一郎(原作・総合プロデュース)
ああ、俺だよ。デートウォーズの原作をゴミみたいなこの世界に放り投げてる百瀬祐一郎だ。これから話すのは90年代の話だが、別に感動秘話でも啓発セミナーでもない。どこの喫茶店にもいる”ちょいと昔を知ってる奴”が、コーヒーの味に文句言いながら語るような、ただの時代の空気だ。90年代ってのはだな、希望と不安が、同じ灰皿を共有してる時代だ。バブルは派手に爆発して、日本中が「昨日まで信じてた人生マニュアル」をシュレッダーにかけたって訳だ。不動産は笑えるほど価値が下がり、株は死んだふりすらしない。企業は”倒産ブーム”って単語を作れそうな勢いで消えていきやがった。それが90年代のスタートラインだ。就職氷河期? あれは若者を諦めグセのついたゾンビにする国家的実験だったな。まあ、結果はご覧の通り、今の日本を見りゃわかンだろ。でもおかしな事によぉ、そんなドブ臭ぇ時代ほどサブカルは妙に色づいたんだ。小室ファミリーはミリオン連発で、ブランキーは煙草みたいに尖った音を吐き、ミッシェルはダイナマイトを飲み込んだみたいな音を出す。ナンバーガールとスーパーカー?あれはもはや”時代が事故って生まれた副産物”みたいな存在だろうな。ファッション? 裏原の連中は、警察の裏をかくチンピラみたいに街を支配していたんだ。APE、UNDERCOVER、GOODENOUGH、リアルマッドヘクティク。どれも「働く気のない天才たち」が作った制服みたいなもんだ。
そしてナンバーナイン。あれはもう服じゃない。世界観という名の “武器” だ。そんな90年代の空気を、オレはドラマパートに細かくぶち込んである。丁寧? まあ丁寧に見えるようには作ったさ。でも本音を言えば、理解しようがしまいがどっちでもいい。キャラ同士の掛け合いがクールだと思ったら、それで十分だ。もし好奇心が止まらないってなら、公式サイトでも覗いて、もっと深い泥沼にハマってみるのも一興だと思うぜ。90年代ってのは、一度踏み込むと”光と影の区別なんてどうでもよくなる”そんな時代だったんだからな。

・みの(音楽プロデューサー)

© UUUM

90年代の大きなトレンドのひとつ、ニュー・ジャック・スウィングを取り入れたナンバーです。いま世界的にもNewJeansなどを通じてリバイバルしていますが、ここで狙ったのは本場そのままのニュージャックではなく、あくまでJ-Pop的に解釈されていた“日本のニュージャック”。その絶妙なニュアンスを再現するために、当時のサウンドを知り尽くした湯汲哲也(Tetsuya Yukumi)さんに楽曲をお願いしました。さらに、実際に当時の機材を用いてサウンドメイクを行っていただいたことで、単なるコスプレではなく“本物の90s”が凝縮された楽曲に仕上がっています。イントロから一気に時代が切り替わるような、タイムスリップ感の強い1曲です。

<ゲームガールズ(スチャダラパー)> 原曲名:ゲームボーイズ
国内でもヒップホップが市民権を獲得しはじめた90年代、そのシーンを牽引したスチャダラパー初期の名曲をピックアップしました。ビデオゲームについて歌ったこの曲を、今回はYMCKさんに依頼してチップチューンとして再構築。ゲーム的要素をより前面に押し出したアレンジになっています。ヒップホップのグルーヴ感と、ピコピコとした8bitサウンドの融合によって、90年代という時代を多面的に感じてもらえる仕上がりです。さらに今回、スチャダラパーの皆さんのご厚意により歌詞を女性視点に書き換えることができました。デートウォーズならではのアプローチで新鮮に響くと思います。90年代といえば小室哲哉さん。この人を抜きにして語ることはできません。その象徴的な一曲“DEPARTURES”をカバーしました。現行シーンで小室サウンドをリクリエイトするならこの人しかいないと考え、ハレトキドキさんに依頼。原曲に可能な限り忠実な再現をお願いし、結果として非常に完成度の高い仕上がりになっています。全員女性ボーカルで歌唱しているため、マーク・パンサーが担当していたラップ部分が本作ではある意味大きな聴きどころです。小室サウンドの煌びやかさ、スケール感を新たな形で楽しんでいただけるカバーになったと思います。

・湯汲 哲也(Tetsuya Yukumi)(「Give you my heart」作曲・編曲)

© 湯汲哲也

今回の「Give you my heart」は、90年代のニュージャックスウィングをベースにした切ないバラードです。制作の中で一番こだわったのは、“哀愁漂うキャッチーなメロディー”をどう成立させるかという部分でした。当時の音楽シーンでよく使われていたオケヒ(オーケストラ・ヒット)やシンセベル、ブラス系のシンセ音などを再現するために、実際の音源を探しては試し、細かい質感を合わせるのにかなり時間をかけました。ニュージャック特有のスウィングしたビートや、軽快なスネアとハイハットのグルーヴ感にもこだわり、特にリズムの“間(ま)”や音符の長さを丁寧にコントロールすることで、当時の抜け感やグルーヴを再現しています。90年代は、まさに僕自身が10代(中学・高校生)だった頃。ちょうどバブルが弾けた時代でしたが、音楽はとても明るく、ポジティブなエネルギーに満ちていました。そんな“元気で前向きな時代の空気”を、切なさの中にも感じてもらえるように意識しています。制作を通して、あの頃の自分が音楽に夢中だった気持ちを思い出し、まるで初心に戻ったような気持ちになりました。今の時代に、あの頃の輝きをもう一度音にできたことがとても嬉しいです。この音楽を聴いて、当時を知る方には懐かしい思い出を振り返ってもらい、そして、当時まだ生まれていなかった若い世代の方々にも、90年代の音楽に触れて何かを感じてもらえたら嬉しいです。そして何より、この作品に関わらせていただけたことに心から感謝しています。楽しく制作させていただきながら、改めて音楽の奥深さを学ばせてもらいました。本当にありがとうございました。

・YMCK(「ゲームガールズ」編曲)

© YOKEMURA from YMCK

スチャダラパーはかなり好きで聴いてたので、しかも曲がゲームネタ全開のゲームボーイズということで、こうしてリミックスできて嬉しかったです。せっかくなのでゲームの効果音をてんこ盛りにしましたが、サンプリングではなく自作プラグインで作り直しています。アウトロのにぎやかな声優さんたちのセリフは完全におまかせで入れていただきましたが、カオスで楽しいことになってるのでぜひ最後まで聴いてください!

RELEASE
<配信・ストリーミング>
配信日:2025年11月27日(木)
歌唱者:DATE WARS 90年代時空旅楽団
袮々切丸 榲桲(CV:琴宮 歩夢)・
狐ヶ崎 沙羅(CV:夏目 ここな)・
虎徹 木天蓼(CV:田中 貴子)・
小烏丸 棕櫚(CV:水希 凜)
配信先:各音楽配信サービスにて配信(https://inpartmaint.lnk.to/cq7AoV)
収録内容:
M1 Give you my heart
(作詞:Tetsuya Yukumi 作曲:Tetsuya Yukumi 編曲:Tetsuya Yukumi)
M2 ゲームガールズ
(作詞:光嶋 誠・松本 真介・松本 洋介 作曲:光嶋 誠・松本 真介・松本 洋介 編曲:Takeshi Yokemura f
rom YMCK)
M3 DEPARTURES
(作詞:小室 哲哉 作曲:小室 哲哉)
M4 Give you my heart (Instrumental)
(作詞:Tetsuya Yukumi 作曲:Tetsuya Yukumi 編曲:Tetsuya Yukumi)
M5 ドラマトラック「Case Of〝Hell Ride〟」
(脚本:百瀬 祐一郎)

<8cmCD(短冊CD)>※初回生産限定

品 番:NEU-003(8cmCD)
価 格:2,000円(税別)
レーベル名:Neubauten
収録内容:
M1 Give you my heart
(作詞:Tetsuya Yukumi 作曲:Tetsuya Yukumi 編曲:Tetsuya Yukumi)
M2 ゲームガールズ
(作詞:光嶋 誠・松本 真介・松本 洋介 作曲:光嶋 誠・松本 真介・松本 洋介 編曲:Takeshi Yokemura f
rom YMCK)
M3 DEPARTURES
(作詞:小室 哲哉 作曲:小室 哲哉)
M4 Give you my heart (Instrumental)
(作詞:Tetsuya Yukumi 作曲:Tetsuya Yukumi 編曲:Tetsuya Yukumi)

発売日:
アニメイト
(池袋本店・秋葉原・大阪日本橋) 2025年12月6日(土)
デートウォーズOFFICIAL STORE:(https://store.plusmember.jp/shop/products/list.php?category_id=4826)
2025年12月8日(月)12:00

■「デートウォーズ(DATE WARS)」とは?
原作・総合プロデュースを、『ヒプノシスマイク』を手掛けた小説家・脚本家の「百瀬 祐一郎」が務め、キャラクターデザインを漫画家の「鳴子 ハナハル」が、音楽プロデューサーを動画クリエイター・音楽評論家の「みの」が担当するタイムレス音楽IPプロジェクト。「羊宮 妃那」「花井 美春」「永瀬 アンナ」ら14名の声優が参加し、それぞれ4つの年代(’70年代/’80年代/’90年代/’00年代)のチームに分かれて、オリジナル楽曲×カバー楽曲×ドラマトラックを展開しながらバトルを繰り広げ、先祖の罪を背負った、懲役合計159億4017万3140年の囚人達が自由を掴み取る物語を描きます。カバー楽曲は各年代の名曲から選曲され、気鋭のクリエイター陣が編曲を担当。その時代の雰囲気は残しつつ、現代に昇華した楽曲をお届けいたします。
オフィシャルサイト:https://datewars-prisoner.jp

■「デートウォーズ(DATE WARS)」ストーリー
ー懲役合計159億4017万3140年の悪夢ー
これは先祖の罪を背負った囚人達が自由を掴み取る物語。AIの知能が人間を超越した時より遥か未来。世界はEinstürzende Neubauten(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン:破壊と秩序と崩壊と新しき建造物)という組織が統一していた。死刑制度は廃止され、罪を犯した者は億を超える懲役を科され、自身が死んだ後も子孫がその刑期を全うする為、“ダムド”と呼ばれる監獄(永久に呪われし者達)に閉じ込められる。この世界では楽曲が重火器より強力な武器となっている。それも名曲と呼ばれる曲ほど強力な攻撃手段である。『可能性の箱庭(バースデイ)』というテロリストにより様々な名曲が盗まれた。『可能性の箱庭(バースデイ)』は過去に戻り、名曲を使い改変することでアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンが世界を統一しない世界線を作り出そうとしている。それを阻止する為にダムドに囚われている囚人達から構成される国家文化保障局特殊収集部隊『時空旅楽団(The Timeless Travelers)』が『可能性の箱庭(バースデイ)』を捕らえ、名曲達を回収するミッションにつく。途方も無い懲役を科された囚人達は回収した楽曲を使い、恩赦バトル(Amnesty Battle)に勝利することで懲役を減らしていく。自由を掴む為の戦いに身を投じていく。

■「デートウォーズ(DATE WARS)」プロジェクト概要
原作・総合プロデュース:百瀬 祐一郎
キャラクターデザイン:鳴子 ハナハル
音楽プロデューサー:みの
参加声優一覧(五十音順):乾 夏寧、琴宮 歩夢、近藤 玲奈、瀬戸 桃子、武田 雛歩、橘 めい、田中 杏里、田中 貴子、永瀬 アンナ、夏目 ここな、花井 美春、春川 芽生、水希 凜、羊宮 妃那
「デートウォーズ(DATE WARS)」製作委員会
・株式会社TWIN PLANET(ツインプラネット)
・株式会社インクストゥエンター
・UUUM株式会社
・合同会社EXNOA
・大日本印刷株式会社
・はまちネットワーク2株式会社
・株式会社LuaaZ