HUNNY BEE VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

今回のシングルは、2曲とも全く違う曲なので、いろいろな人にたくさん聴いてもらえたら嬉しい。

HUNNY BEEがビクターエンタテインメントにレーベル移籍後初となるニューシングル『Re:Start With Yourself/歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!』を10月2日にリリース。“Re:Start With Yourself”は、新生HUNNY BEEとしての名刺代わりとなる楽曲で、“歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!”は、子供から大人まで楽しめる新たな体操映像コンテンツ、体を動かすことの楽しさを発信するため、様々なスポーツ団体・企業が参画する健康促進企画「いっしょにおどろう!コモドなたいそうプロジェクト」のテーマソングとなっている。
今回は、米倉れいあ、竹内カンナ、藤ゆりな、リコ、朝比奈エマ、吉沢凛音の6人に、自身の音楽ルーツから、今作の制作について、MV撮影の裏話までいろいろと話を訊いた。

■まずは自己紹介からお願いしたいのですが、せっかくなので自己紹介と一緒に、趣味と特技も教えてください。

カンナ 竹内カンナ20歳です。静岡県浜松出身です。趣味は野球観戦とゴルフ、カフェ巡りです。特技はソフトボールとゴルフです。運動が得意です。

凛音 吉沢凛音16歳です。東京都出身です。趣味は韓国ドラマを観ること、音楽を聴くこと、メイクをすることです。特技はバドミントンと水泳です。

れいあ 米倉れいあ19歳です。和歌山県出身です。趣味はゲームと絵を描くことです。特技は冬限定ですがスノーボードです。

リコ リコです。17歳で沖縄県出身です。趣味はお散歩と料理です。得意料理はロールキャベツです。特技はダンスと、ギターの弾き語りと、K-POPのラップカバーです。

ゆりな 藤ゆりな18歳です。埼玉県熊谷市出身です。趣味はイラストを描くこと、スネークキューブをすることです。特技は全力疾走と反復横飛びです。身体を動かすことが好きです。

エマ 朝比奈エマです。19歳の東京都出身です。趣味は映画のオリジナル版とリメイク版の比較鑑賞です。韓国版と日本版の言語のニュアンスや、ストーリー性の違いなどを見つけるのが好きです。特技は空手とヒップホップダンスです。

■みなさんはそれぞれ歌手以外の活動もされているとのことですが、歌手活動とそれ以外の活動のやり甲斐や楽しさなどを教えてください。

カンナ 私は歌手活動以外にお芝居をやらせていただいているんですけど、お芝居のやり甲斐は、自分が演じた役に対して、私が演じていたと認識されないくらい役に入り込めていたという感想をいただいたりするとすごく嬉しいです。特に友達など自分と近しい関係の人からそういう感想をもらえると、すごくやり甲斐を感じます。女優としてちゃんと役になり切れているというのがなによりも嬉しいです。HUNNY BEEでの活動も表現をするという点では同じなんですけど、全然表現方法が違うので、それが楽しいです。

凛音 私もお芝居をやっているんですが、自分もカンナちゃんと一緒で、両親や友達からいい感想をもらえるとやり甲斐を感じます。歌手活動の方は、みんなとグループでワイワイと活動できるのが楽しいのと、ファンの方たちから直接「応援しているよ」などの言葉をかけてもらえるのがすごく嬉しいし、それがやり甲斐になっています。

れいあ 私もお芝居で自分とは全く違う性格の役を演じられることにやり甲斐を感じます。監督からもいろいろなアドバイスをもらえたり、監督の人生経験を聞かせてもらえたりするのもすごく勉強になります。歌手活動に関しては、最近毎日のようにメンバーに会っていて、レッスンしていてもみんな仲間な感じでやっていて楽しいです。

リコ 私はこのHUNNY BEEの活動とは別で、同じ事務所のJUVENILEさんともコラボさせていただいていて、個人としても音楽活動をしているんですけど、やっぱりHUNNY BEEとしてみんなでパフォーマンスしている時と、一人で歌を歌う時は、声の出し方もそうですし、表現の仕方も全く違うので、そこにやり甲斐を感じますし、すごく楽しいです。私は3、4歳の小さな頃から音楽が好きで、いつもリズムにノッて踊っているような子だったので、今もこうしていろいろな形で音楽活動をさせてもらえているのがすごく嬉しいです。いつか自分が作詞・作曲したオリジナル曲を世に出したいと思っているので、普段から思ったことや伝えたいことをノートに書き溜めています。私はなかなか人と話す時に言いたいことを伝えられなかったりもするのですが、音楽や表現を通して伝えられるものもあると思うので、これからもグループとしてもソロアーティストとしても、成長できたらいいなと思っています。あとは女優としても活動していきたいと思っているので、お芝居ももっと頑張れたらと思います。

ゆりな 私は歌手にしても、お芝居にしても、様々な一面を持てることがいいなと思っていて、お芝居では女優の一面を持てますし、HUNNY BEEではアイドルとしての一面を出せるので、様々な自分を演じられるのがやり甲斐だなと感じています。最近はHUNNY BEEとしてリリースイベントに向けたレッスンをしているんですけど、日々上達していくのが目に見えて実感できるのもやり甲斐を感じます。あとは私たちを応援してくれているファンの人たちが、ステージで歌う私たちを見てすごく笑顔になってくれているのが嬉しくて、もっとたくさんの人たちに笑顔を届けたい、勇気を届けたい、幸せになってもらいたいという気持ちが大きくなってきたので、それもやり甲斐のひとつです。

エマ 私は演技をしている時に、「こういった状況の時はこういう感情になるんだ」とか、「こういう時は私、こんな表情をするんだ」とか、そういう新しい自分に出会えるのが魅力だし、やり甲斐だなと感じます。新しい自分をどんどん開拓していけるのが、お芝居の面白さだと思います。HUNNY BEEでの活動は、ずっとみんなと一緒にいるので、ここがホームみたいな感じで安心感があります。パフォーマンスは、目の前でファンのみなさんの反応を見ながらできるので、その場でコミュニケーションを取れるのが魅力だし、素敵だなと思います。

■みなさんが歌手活動以外でやってきたことが、HUNNY BEEの活動に活きているなと感じることはありますか?

カンナ やっぱりお芝居で勉強する表現の仕方とかは、歌手活動のステージでも活かせることが多いと思います。歌詞に合わせた感情だったり、表情だったりは、お芝居の勉強をしている私たちだからこそできるものもあると思うので、これからも活かしていきたいなと思います。

■ちなみにHUNNY BEEさんのグループ名は、「HONEY」ではなく、「HUNNY」ですが、それにはどんな意味が込められているのでしょうか?

エマ 発音の仕方は同じなんですけど、あえてこちらの「HUNNY」の表記にすることで、親しみやすさというか、身近な恋人だったり、友達を「ハニー」と呼んだりすることが海外ではあるので、私たちとファンの人たちの間が、それくらい近い存在になればいいなという願いも込めて、「HUNNY」としています。

■HUNNY BEEさんが他のグループに負けない強みはなんだと思いますか?

カンナ 私たちはみんなそれぞれ個性がすごく強くて、好きなものとかの話をしても、みんなそれぞれバラバラだし、みんなそれぞれ別のフィールドで活躍できているのも個性が強いからかなと感じます。だから、そんな個性の強い私たちが集まったこのグループの存在は唯一無二だと思いますし、そこは他のグループには負けないと思います。

ゆりな 私たちはアクターズアイドルというのが、結構印象的かなと思います。なので私たちは曲によって大人っぽい表情を見せられたり、それぞれの個性に合わせて、めっちゃ笑顔だったり、クールな表情だったり、いろいろな表情が見られるのが魅力だと思うし、そこが私たちの強みかなと思います。

■次はみなさんの音楽のルーツについてもお話を聞ければと思いますが、今まで聴いてきた音楽で影響を受けたアーティストや作品などはありますか?

カンナ 私が1番影響を受けたのはアリアナ・グランデさんだと思います。自分の記憶の中で一番最初に好きになったのもアリアナ・グランデさんでした。小さい頃、ディズニーリゾートに向かう車の中で聴いたのが初めてだったんですけど、その時は歌っていた英語の歌詞の意味も全くわからなかったのに、なぜか好きになって、それからどうしても歌詞が理解したくて英語にも興味を持ったんです。そのおかげで中学生からの英語の授業も大好きで、すごく真剣に勉強するようにもなりました。(笑) それに海外に興味をもったのもアリアナ・グランデさんの影響だし、最近では街中に外国の方たちが増えてきましたけど、話しかけておしゃべりできたりもするので、いろいろな意味ですごく影響を受けています。

凛音 私は韓国のTREASUREというグループが好きです。友達にライブに連れて行かれたのがきっかけでハマりました。もともとK-POPはよく聴いていたんですけど、韓国の文化や言語にも興味が湧いてきて、今作の“Re:Start With Yourself”の間奏では、韓国語を取り入れて自分自身を表現しようと思いました。

れいあ 私は小学生くらいの時から、ずっとback numberさんが好きでよく聴いています。back numberさんの曲って失恋曲がすごく多いんですけど、なぜかどの曲もすごく刺さるんです。歌詞もそれぞれ曲によって違うし、曲調もいろいろあるのに、「なんでこんなに全部刺さるんだろう?」と思っていて、ライブに行ってみたら、ライブ中に4回くらい泣いてしまって……。どうしようもないくらい好きみたいです。(笑) でも最近、Mrs. GREEN APPLEさんの“Soranji”という曲を聴いて大号泣してしまって……。なので、最近はMrs. GREEN APPLEさんが私の涙腺にきていますね。(笑)

リコ 私も普段はK-POPを聴くことが多くて、バラードからゴリゴリのラップ曲まで、結構全般聴いているんですけど、私が最近ラップをやっていることもあって、ラップ曲をよく聴いています。K-POPって、韓国語版の歌詞を日本語に訳す時に、アーティスト本人が翻訳していることも多いみたいで、その人の性格がよく出ているなと感じるんです。言葉選びが素敵な曲が多いので、そこも魅力だと思います。なのでJapaneseバージョンになっている曲を聴くのが最近は好きですね。すごく勉強にもなるので、K-POPはよく聴いています。

ゆりな 私は元々アイドルの曲とかを全然聴いてこなかったんですけど、自分がアイドルをやるようになって、K-POPのアイドルの曲とかを聴くようになりました。そこで、アイドルは勇気とか笑顔とかを届けてくれる偉大な存在なんだということに気がついて、そこからは私も同じ舞台に立つ人間として、同じことができるんじゃないか、今度は自分が発信してみなさんのことを笑顔にできる存在になりたいな、という想いがすごく強くなりました。

エマ 私もK-POPが好きで、中でもBLACK PINKさんがすごく好きなんです。すごく影響を受けていると思います。BLACK PINKのメンバーのみなさんは、普段はすごく可愛らしくて、グループでいる時はみんなで和気あいあいとしているのに、ステージに立ったらまるで別人かのようにカッコいいので、そのギャップにすごく憧れています。私たちHUNNY BEEは、俳優業をしているメンバーが多いんですけど、私たちもそれぞれ俳優をしている時と、ステージで一生懸命にメッセージを届けようと歌っている時と、普段みんなで集まった時のキャラが濃い感じとか、それぞれのギャップを感じてもらえるようなグループになっていけたらいいなと思っています。

■それでは今回レーベル移籍後初となるニューシングルのお話も聞ければと思います。まずは“Re:Start With Yourself”ですが、この曲を聴いた時の感想はいかがでしたか?

カンナ 最初にデモ曲を聴いた時は、私たちの声ではない形で聴いたので、すごくアイドルらしい可愛らしい曲だなという印象が強かったです。でも自分たちがレコーディングした曲を聴くと、この“Re:Start With Yourself”は、私たちの境遇をすごく映し出している曲なので、その想いもこもっているのか、すごく力強く背中を押してくれるような曲に仕上がっていて、応援されるような曲になったなと思います。なので、私は私たちの声で歌ったこの曲の方が好きだし、たくさんの人たちに聴いてもらいたいなと思いました。

凛音 私はこの曲が人生で初めてのレコーディングだったので、ちゃんとできるかがすごく心配でした……。初めて歌った時は声も震えちゃって、全然上手く歌えなくてすごく時間がかかってしまったんですけど、出来上がったものを聴いたら、サビのみんなで歌っているところとかが、すごく揃っていてカッコよくて良い曲になっていたので、よかったなと思いました。

れいあ 初めてこういう可愛らしい応援ソングを歌ったのですが、最初は私も高い声を出すのが苦手なので、上手くできるのかがすごく不安でした。いざ完成した曲を聴いてみたら、すごくみんなの声が綺麗に揃っていて、みんなのソロパートの歌詞にはみんなの想いがすごく乗っていて、ついウルッと来ちゃいました。(笑) 私の一番好きな曲になりました。

リコ この曲はすごくHUNNY BEEらしさがあって、カラフルなイメージがある曲だなと思いました。私自身はすごく楽しみながらレコーディングできましたし、キラキラしてハキハキした声で歌えたのが嬉しかったです。この曲はそれぞれのメンバーが伝えたい想いが全部詰まった曲になっていると思うので、ぜひそれが聴いてくれるみなさんにも届いたらいいなと思います。

ゆりな この“Re:Start With Yourself”が、HUNNY BEEになってから初めての曲になるので、私は新体制で再始動することが決まって、自信がなくなったりとか、ネガティブ思考になってしまった時もあったんですけど、この曲が出来上がってきて初めて聴いた時に、そんな気持ちを吹き飛ばしてポジティブにしてくれるような曲だなと感じました。自分自身がこの曲にすごく背中を押されたので、今度は聴いてくださるみなさんの背中を押せるような曲になったらいいなと思います。

エマ レコーディングはそれぞれ一人ひとり別で歌ってはいるんですけど、この曲はサビがユニゾンになっていて、「みんなの声が合わさった時に、どんなふうになるのかな?」と思いました。自分のレコーディングが終わった時点では、まだ全然想像がつかなかったんですけど、できあがった曲を聴いてみたら、それぞれの声質の違いがありながらも、一体感がある仕上がりになっていて、すごく聴いていて気持ちがいいなと感じました。やっぱり再始動するにあたっての1曲目だったので、すごく思い入れが強かったし、それぞれの歌詞が想いとして伝わってくるので、すごく良い曲になったなと感じました。

■この曲は途中の語り部分も特徴的ですが、歌詞で気に入っているフレーズや、注目ポイントを教えてください。

カンナ 私は最初、サビの「始まりは今(ここ)から」という歌詞に注目していたんですけど、どんどん練習していくうちに、聴いてくれるみなさんは、AメロとかBメロの歌詞の方が共感できるんじゃないのかな?と思ったんです。例えば、毎日似ている生活の繰り返しをしていたら、新しいことに挑戦するのも億劫になると思うし、今ある生活を変えるというのもすごく勇気がいるし、夢とかやりたいことがあってもなかなか踏み出すことって難しいと思うので。私もそういう経験をしたことがあるし、そういう人たちにとってはそんな歌詞の方が共感できるんじゃないかなと思いました。それを踏まえて、私たちが背中を押すところを感じてもらえたら嬉しいです。

凛音 私はやっぱりサビの歌詞の「さぁ一歩 踏み出せ」のところが気に入っていて、そこの部分をたくさん聴いてもらえたら、みなさんも背中を押されると思います。あとは、私が韓国語で歌っている個人パートにも注目してもらえたら嬉しいです。

れいあ 私は個人的に好きなパートがあって、凛音ちゃんの「もっと信じてみよう 決めつけないで可能性」というパートなんですけど、そこがすごくグッとくるんです。私はどうしても昔から決めつけてしまう癖があって、自分の可能性を潰しちゃうこともあるので、この歌詞がすごく刺さりました。

リコ 私はサビの歌詞の「ためらいも不安も 大事なスパイスだ」というワードがすごく大好きで、ためらいとか不安がある時って、その物事自体をマイナスに考えがちで、どうしてもネガティブになってしまったりすると思うんですけど、この歌詞を聴くと、そういう不安があるからこそ、次の成長に繋がっていくのかなと思えるし、逆にそういうのがなかったらつまらなかったりもするのかなと思うので、私は最近、マイナスに繋がる気持ちの方こそ大切にするようにしています。あと、私はラップパートに伝えたいことを詰め込んだので、そこにも注目していただけたらと思います。

ゆりな 私は2番の「誰かの真似じゃない らしくいれる場所」という歌詞がすごく好きで、どうしても自分に自信がなくなったり、周りと比べてしまったり、ネガティブな思考になりがちだったんですけど、周りと比べるのではなくて、自分らしくいられることが、生きていく上で一番大事なことなんだと気づけたので、この歌詞がとても身に染みました。あとは私も個人パートで、みなさんとのコール&レスポンスを取り入れているところに注目してほしいのと、「大切なこの瞬間をパシャッパシャッ」とステージから見たみなさんとの大切な瞬間を、私の心のカメラに記録しておくところにも注目してください。

エマ 私はカンナのパートで、「ほどけた靴紐 ぎゅっと結び直して Start!」というところが好きなんですけど、何気ない日常の一コマを切り取っているところがユニークだなと思うのと、サビに入る手前で、またひとつギアが入るところなので、そのフレーズを聴くと、今すぐに走り出したくなる感じがしてエネルギーが湧き出てくるので、すごく気に入っています。