一歩ずつまた進んでいることを実感できるアルバムになった。
心を揺さぶる、熱いパフォーマンスが話題の青春代演エンタテインメントグループONE LOVE ONE HEART(略称:ラブワン)が、1月28日に待望の4thアルバム『約束のパスポート』をリリース。リード楽曲の“勝つまでやめない”をはじめ、ドラマの主題歌となった“星の証明”、“春雷フライト”、男女ハーモニーが話題の“バグっちゃうね”など、計11曲を収録。前作よりさらにパワーアップしたラブワンの世界観を堪能できる作品となっている。今回は洸瑛、笹原遼雅、佐々木杏莉、藤咲碧羽の4人に、ニューアルバムに収録されたそれぞれの楽曲について、全曲解説してもらった。
■ラブワンの取材は、前作アルバム『ゆれる青春』のリリースの時以来ですが、まずは最近ハマっていることや、今年新たにやってみたいことがあったら教えてください。
笹原 僕はこの前、サルシッチャというソーセージを自家製で作ってみたんです。すごく難しかったんですけど、結果的にハーブが香る肉々しい感じのすごく美味しいものができたので、いつか調理師免許を取りたいなと思いました。(笑)
洸瑛 僕も最近はよく料理をしていて、先日マッサマンカレーを作りました。タイに行ってマッサマンカレーの素みたいなのを買って来たので、あとは日本にある食材で作ればいいかなと思っていたんですけど、作るのがすごく難しかったです。確か羊か兎の肉を入れるとなっていたんですけど、それを牛肉で代用して作ったら思っていたより美味しく出来ました。でも僕は調理師免許とかは別にいいかな……と思っています。(笑)
藤咲 私が最近ハマっているのは、きなこヨーグルトです。ヨーグルトにきなことアガベシロップをかけて食べるとすごく美味しいんです。今年やりたいことはキリンを見に行くことです。
■キリンって、普通に動物園にいるあのキリンですか?それとも幻の麒麟ですか?(笑)
藤咲 普通のキリンです。(笑) キリンの首の骨は数が7つで人間と一緒で、まつげがとても長いので、まばたきをあまりしなくてもドライアイにならないらしいです。私はドライアイで悩んでいるので、それを知って「キリンってすごいなー!」と思ってから、ずっとキリンが好きなので、会いに行きたいです。
佐々木 私は最近カフェ巡りにハマっていて、日本を超えて韓国とかのカフェに行きたいなと思っています。オシャレなカフェが好きなので、インスタ映えするような可愛いスイーツがあるカフェがいいです。コーヒーがメインではなく、スイーツ目当てです。(笑)
■先日、豊洲PITにて「ONE LOVE ONE HEART Oneman Live 2026 “Bloom of LOVE”」が開催されましたが、ライブの感想や、反省点があったら教えてください。
笹原 僕は元々「豊洲PIT に立ちたい」という一つ目標があったので、その目標が達成できてすごく嬉しかったです。まだお客さんが入る前の豊洲PITを見たら「すごく広いなー!」と感じたんですけど、みなさんの前でパフォーマンスをしたら、「もっともっと大きな会場でライブがしたい!」と思わされたので、目標は高く頑張っていけたらいいなと思った一日でした。反省点としては、「もっと煽れば良かったなぁ……」と思いました。もっとみなさんと一緒になって盛り上がって、ブチ上がれたらよかったなと感じました。
洸瑛 ライブの感想としては、僕は初めから今回のワンマンライブは、メンバーみんなで作りたいという気持ちがすごくあって、少しづつそれぞれみんなの意見が反映されていたり、みんなが作りたいステージを集約した集大成のようなライブができればいいなと思っていました。なので、今までのライブに比べても、やっていて嬉しかったし、自分の理想にすごく近いライブができたんじゃないかなと思いました。今回はライブ本番はもちろんなんですけど、練習やライブを作っていく過程もすごく楽しめたので、よりみんなと支え合って作っているんだなと感じられたのが良かったです。反省点は、これからもっと大きな規模でライブをやるとなった時、見せ方とか、曲の構成とか、もうちょっとブラッシュアップできるところがあるんじゃないかなと感じた部分がたくさんあったので、そういう部分にもっと磨きをかけて、より大きな会場でライブができたらいいなと思いました。
藤咲 私は正直言って、今回のライブは体調管理の面で反省点しかなくて……。本当に健康第一だなと感じました。今までと違う環境でというか、そんな中でメンバーのありがたみをすごく感じましたし、LOVEART(ラブワンのファンネーム)とのコール&レスポンスが今までで一番すごくて、みんなと心がつながったような感覚があったので、そういう意味では成長もできたライブだったと思います。でも本当に体調管理には気をつけないとな、とあらためて思いました。
佐々木 豊洲PITには、昨年別のイベントで立たせてもらったことがあったんですけど、私たちだけのライブでこの会場を満員にできるのか?という不安もあって、ライブ当日まで想像ができなかったんですけど、ライブが始まってステージから見た景色が本当に忘れられなくて。ペンライトもすごく鮮やかに彩ってくれていて、すごく素敵な景色でした。でもみなさんがいるからこそ、私たちはこうやってライブができるので、そんなみなさんを連れて、もっともっと大きな会場に行きたいなと、身に沁みて体感しました。やっぱりこうやって自分自身で体感しないと、心の底からそう感じられないので、覚悟とともに「この先も行くぞ!」という気持ちになりました。
■では今作のニューアルバム『約束のパスポート』についても、いろいろと話を聞いていきたいと思いますが、今作のアルバムが出来上がった今の率直な感想はいかがですか?
笹原 今作は前作のアルバムより、一層大人なアルバムになった感じがあると思います。曲調も結構変わったし、曲の難易度も更に上がっているし、歌もレベルアップしているなと感じます。自分たちでもすごく成長できた作品になったなと思いました。
洸瑛 4枚目のアルバムを出させてもらえるなんて、本当に関わってくださるスタッフさんや、こうして記事に取り上げてくださる方たちがいるからこそだと思うので、本当に大感謝だなと思いますし、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
藤咲 今までのアルバムでも新たな一面を見せてきたと思うんですけど、今作はまた新たな楽曲も増えて、“はじまりのしるし”とか、さらに「こんなジャンルもやれるんだ」というような楽曲もあるので、一歩ずつまた進んでいることを実感できるアルバムになりました。また、『約束のパスポート』という名前の通り、未来に向けての希望がたくさん詰まった作品になったなと思います。
佐々木 前作アルバムとはガラッとイメージが違う曲調の曲があったり、曲が華やかだったり、ラブワンの可能性をさらに広げてくれるような曲がたくさん詰まった作品になったと思います。気が早いですけど、5枚目のアルバムを出させてもらう時には、もっと自分たちの可能性もそうだし、音楽の可能性も感じられる作品ができるんじゃないかなと感じました。
■僕は初期の頃からラブワンの取材もしていますし、作品も聴かせていただいていますが、今作にはラブソングが多いなと感じました。みなさんがそれだけ大人になって、恋や愛についても表現できるようになったのが嬉しかったです。
笹原 確かに!半分以上がラブソングかも。
佐々木 前は学生の葛藤とかを歌っている曲が多かったですよね。
藤咲 思春期を通り越してきたからかな?(笑)
洸瑛 そろそろ恥ずかしがらずに愛を伝えられる年齢になってきたってことだと思います。(笑)
■ちなみにアルバムタイトル『約束のパスポート』には、どんな想いが込められているのでしょうか?
佐々木 私たちは「東京ドームでライブをする」というのを目標にしているんですけど、この「約束」というのは、「みなさんとその地に行く」という約束で、そこに行くまでの「夢を叶えるまでのパスポート」という想いが込められています。この一枚が夢を叶えるための一歩になったらいいなと思いますし、もし夢を叶えられた時にも、振り返った時にすごく大切な一枚になるんじゃないかなと思います。
■なるほど。それでは収録曲についても、1曲づつ詳しく解説をお願いできればと思います。まずはリード曲の“勝つまでやめない”の聴きどころや注目ポイントを教えてください。
笹原 やっぱり注目ポイントは、Dメロの僕のパートで、スーパーロングトーンを披露しているところがオススメのポイントだと思います。あと、MVではその後の振りにも注目してほしくて、かなり感情がこもった笹原が見られると思いますので、チェックしてみてください。楽曲もすごく背中を押してくれる作品になっているので、ぜひアタマからケツまでしっかりと聴いて、見ていただきたいです。(笑)
洸瑛 僕は歌い出しの(藤咲)碧羽ちゃんの歌声がいつもとは違っていて、すごく力強いところに注目してもらいたいです。一瞬でグッと引き込まれる感じがあって、覚悟が感じられる歌声をぜひ堪能してほしいです。
藤咲 歌詞にもある通り、すべての挑戦者の方に聴いてもらいたい楽曲だし、これから挑戦する方たちも勇気づけられる曲だと思うので、ぜひ歌詞に注目して聴いてほしいなと思います。
佐々木 この曲はアルバムのリード曲なんですけど、本当にまっすぐな楽曲なんです。そのおかげで歌詞がスッと入ってくるというか、MVでもみんなの表情からもその覚悟とかが伝わると思うので、ぜひMVも合わせて見ていただけたらと思います。
■確かにMVも緑の中でみなさんが踊っているというシンプルな構成でしたね。
洸瑛 そうなんです。大自然の中でのびのびと踊らせていただきました!
■続いて2曲目は“バグっちゃうね”ですが、この曲は大人っぽいラブソングで、会話のような掛け合いが面白いですよね。この曲の聴きどころもお願いします。
笹原 この曲は男女のハモりの掛け合いがあって、そこを合わせるのがすごく難しかったです。そこが注目ポイントですね。いつも以上に大人っぽい僕たちを感じてもらえたら嬉しいなと思います。
洸瑛 僕は相原(一心)のパートで、「ビビっちゃって・・・」のところがお気に入りで、この曲のDance Performance Videoがあるんですけど、そこのパートの時に、横から「にょーん」って一心が出てくるんですよ。(笑) そこがシリアスな曲の中でひとつ明るくなる箇所なので、ぜひ見てみてください。個人的にそこがクセになるポイントなので、聴いてほしいし、観てほしいです。(笑)
藤咲 この曲は男女のデュエットソングで、ひとパートは短いんですけど、それが交互に素早く来るような掛け合いが面白いミルフィーユ系ソングなので、ぜひそこに注目して聴いてほしいなと思います。
佐々木 今みんなが言ってくれた通りなんですけど……。(笑) この曲は、他のどの曲よりも9人みんなのいろんな声が行ったり来たりするような曲なので、ある意味今のラブワンを象徴するような曲になったのかなと思います。
■3曲目はBACK-ONのカバー曲“flyaway”ですが、どうしてこの曲をカバーすることになったんですか?
洸瑛 avexの大先輩の曲だし、ライブでもみんなで一体感が出せる曲だと思ったので、今回カバーさせてもらいました。
笹原 この曲の振付けは(飯塚)瑠乃ちゃんがしてくれたんです。すごく大振りでさっき言ってくれたように、すごく一体感が生まれるような振付けになっているので、ぜひみんなで一緒になってこの楽曲を楽しみたいなと思っています。でもこの曲はラップでのハモりとかもあって、結構レコーディングでは苦戦した印象があります。
■女子二人はこの曲についてはどうですか?
藤咲 この曲はすごく大好きな楽曲だったし、瑠乃ちゃんの振付けも相まって、大振りだからこそ歌が届けやすい感じもあって、すごくいいなと思います。あと、この曲をカバーさせていただくことになったのは、以前カバーさせていただいたDo As Infinityさんの“本日ハ晴天ナリ”という曲があって、それがいつもライブですごく盛り上がるので、そういった楽曲がもっと欲しいということで、“flyaway”をカバーさせてもらいました。絶対にライブでも盛り上がると思うので、たくさん聴いてほしいなと思います。
佐々木 今みんなが言ってくれた通りなんですけど……。(笑) この曲はロングトーン+ラップみたいな箇所があって、すごくいろいろな歌声が行き交っているのが面白いのでぜひ聴いてください!
■続いて4曲目はノリのいい“Vi-Vi-Vibes”ですが、この曲の聴きどころもお願いします。今度は逆から聞いていきましょうか。(笑)
佐々木 はい!この曲もすごく盛り上がる曲だと思います。今までは先ほど言ったみたいに、カバー曲ではすごく盛り上がる系の曲があるんですけど、自分たちの曲として、こういった盛り上がる曲というのはほぼ初めてなので、まだライブでは披露していないんですけど、これから歌うのがすごく楽しみです。レコーディングの時も「フェスを意識して歌ってみてください」と言われて歌ったので、いつかこの曲をフェスでも披露できたら嬉しいなと思います。
藤咲 この曲は歌詞的にも、今までの曲とは違う感じがしました。「先人達は言った…」とか、どんな感じ……?と思ったりもして。(笑) 実はデモの段階では落ちサビが「キー上げ」のはずだったんですけど、実際のレコーディングの時には音程とかも変えたりして、すごく新鮮な気持ちで歌えたのも楽しかったなと思いました。あとは、やっぱり「Vi-Vi-Vibes」のところがすごくキャッチーだと思うので、ぜひたくさん聴いてほしいなと思います。
洸瑛 この曲は、曲調はめっちゃアゲアゲだし、今言ったみたいに「Vi-Vi-Vibes」とか言っていて、めっちゃ盛り上がる楽曲なんですけど、歌詞をよく見ると、めちゃくちゃ恋をしているという。(笑) ライブでめっちゃこの曲で盛り上がって、家に帰ってからよくよくちゃんと歌詞を見てみたら、「めちゃくちゃ恋愛ソングだったのか!」というギャップがすごく面白いなと思います。今までのラブワンの曲の中でも、こんなに直接的な恋愛の歌詞はなかったので、歌っていてもすごく新鮮でした。
笹原 僕的にはレコーディングが一番楽しかった曲ですね。さっき「フェスを意識して」という話もあったけど、僕はもっと具体的に「a-nation」をイメージして歌いました。僕がブチ上がって歌ったテイクを後から聴いてみたら、これはもうDJ KOOさんとフューチャリングしたいなと思いました。(笑) みんなヴァイブス上げまくりで歌ったのが印象に残っていますし、この曲もまたみんなと一体感が出せる曲になるんじゃないかなと思いました。
■5曲目は『タクミくんシリーズ-Drama-』主題歌の“春雷フライト”ですが、めちゃくちゃ爽やかな青春ソングですね。この曲は音程が高くてファルセットで歌うのが大変そうでしたが、この曲はいかがですか?
佐々木 私はこの曲が個人的にレコーディングで一番苦戦した曲なんですけど、ラブワンにとってもまた新しい感じの曲だったので、初めは「どういう感じで歌ったらいいんだろう……?」と思ったんです。俯瞰して見た時に、詩のような奥深い歌詞もあるし、すごく考えさせられるような言葉もたくさんあって。「そもそも春雷ってなんだろう……?」となりました。(笑) 最初は本当にそんな感じだったので、美しい歌詞が並べられているし、もっともっと深掘りしてみたい楽曲でもあります。
藤咲 私はこの曲のジャケ写がすごく好きなんです。最初にタイトルの“春雷フライト”というのを見た時は、イナズマ系の激しい歌を想像したんですけど、ピンクの爽やかな楽曲だったので、そのギャップですごく好きになりました。(笑) 歌詞もすごく文学的で、「世界からはみ出た君が好きだって気付いた日から」とか、すごくエモくて好きです。
洸瑛 まずこの曲は、メンバーが出ているドラマのタイアップ曲ということも嬉しかったです。一番最後のところでフェイクがあるんですけど、そこは「好きにやっていいよ!」と言ってもらったので、自由に歌わせてもらったのがすごく楽しかったです。こういう曲調の楽曲は個人的に普段からよく聴いているし、好きな楽曲だったので、自分たちの持ち曲として歌えるのがすごく嬉しかったです。
笹原 この曲はラブワンの中でもシンプルな振り付けになっていて、みなさんと一緒に踊れるような感じになっているのがいいなと思います。ライブでも覚えてきて一緒に踊ってもらえたら嬉しいなと思います。僕もこの曲はレコーディングで苦戦したんですが、落ちサビのパートが想像よりも高くて、ファルセットの使い方が難しくてめっちゃ時間がかかったんです。苦い思い出がありますね……。
洸瑛 この曲はイベントでも歌っているんですけど、そのパートを(笹原)遼雅が歌った後に、僕と向かい合う振りがあって、その時にいつも遼雅の顔を見ると、上手く歌えたか、納得いっていないのか、すぐにわかるんです。(笑) 一度どっちなのかわからない微妙な顔をしている時があったんですけど、歌い終わった後に「さっきのはどうだった?」と聞いてきたんです。顔でだいたいその日の出来がわかる曲になっています。(笑)







