パピーハイブリッド VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

パピーハイブリッド『全肯定ヲタクでいいじゃんか!』

犬系アイドル パピーハイブリッド、アイドル1周年までの道のりと1stシングルを語る

絶対的犬系アイドル パピーハイブリッドが、12月7日に1stシングル『全肯定ヲタクでいいじゃんか!』をリリース。3形態のCDはカップリングとして収録される曲がそれぞれ異なっており、どれも見逃せないボリューム感になっている。これまでライブに力を入れた活動をし、デビュー1周年を控えた彼らにCDが発売されるにあたってインタビューを敢行した。ゆうと、黄瀬りょうた、渚りょうすけ、ちゃま、もとぴ、木咲ひなたの6人に、パピハイとして活動する以前のことや、グループコンセプトの「犬系」にかけた話題など、和気あいあいとした雰囲気で進行した様子を楽しんでいただきたい。

■2020年の12月デビューということで、もう少しで1周年ですね。1周年を迎える感想や、1年前と変わったなと実感することってありますか?

りょうすけ 僕は元々読モをやっていて、最初はアイドルに対していい印象があまりなかったんです。なので、ずっとこの話も断っていたんですけど、仲良かったゆうとに誘ってもらったので加入することにして。誘ったのがゆうとじゃなかったら、きっと今頃アイドルしてなかったと思います。そうやって「やってみようかな」っていう感じで、初めてやってみたらすごく楽しくて。今ではライブが楽しみになりました。

りょうた デビューしたての頃は緊張してライブしていたんですけど、最近は楽しんでライブをできるようになりました。

ちゃま 自分は今まで、学校に通っていたとか以外で、何をやっても長く続いたことがなくて。初めてやる仕事がこんなに長く続いていて驚いています。(笑)

もとぴ 僕はアイドルを始める前は何もそういった活動をしていなかったので、元々持っているファンの数が0人だったんです。そこからのスタートだったんですけど、今では沢山の人にライブに足を運んでもらえるようになって、楽しんでもらえているのですごく嬉しいなと思います。

ひなた 僕は途中で加入したので、まだ4か月くらいしか経っていないんですけど、僕よりも前にスタートしていた彼らを見て、すごく楽しそうだなと思ったんです。まだまだ追いつけていないところもたくさんありますし、まだパピハイのメンバーとして彼らよりも浸透していない部分もあると思うんですけど、もっと追いつけるように頑張りたいと思っています。

ゆうと パピハイのメンバーはみんな僕が誘ったんですけど、すごく人気も出てきてたくさんの人たちに見てもらえる機会も増えたので、一緒にやってくれてものすごく感謝しています。パピハイと一緒にもっと成長していきたいです。

■ひなたさんが途中加入したという話もありましたけど、元々活動しているメンバーたちの中に途中で入っていくのに不安などはありましたか?

ひなた もちろんアイドル自体全くの未経験だったので、そこは不安でもありましたけど、彼らは全員僕のことを知っていたんですよ、元々友達で。彼らがデビューする段階で実は僕も誘われていたんですけど……。

ゆうと その時は断られたんですよ。(笑) めっちゃ「やらへんで」とか言われましたからね。

ひなた そういう仲だったので、そこまで不安は無かったです。

■パピハイを組むにあたって集められて会ったメンバーではなく、みんな元々お互いを知っていたっていう感じなんですね。

ゆうと そうですね。元々読者モデルをやっていた子が多くて、AbemaTVとかにも出ていたりとか、知名度もそれなりにあったメンバーが多いので。そういうのもあって、デビューしてからも見てもらえることが多かったので、そこは恵まれていたなと思います。

■グループコンセプトに「犬系」っていうのがありますけど、普段から一番犬っぽいのって誰なんですか?

ゆうと りょうすけですかね、一番年下なので。「ご飯食べ行く?」っていったら、財布置いて来るんですよ。

りょうすけ それ犬なのかなあ?(笑)

ゆうと 餌に群がる犬かな。(笑) でも一番あざといのは、最年長なんですけどちゃまですね。天然のあざとさが分かります?何もしていなくてもあざといんですよ……。

■YouTubeとかでお話されている時とか、結構可愛らしい感じですよね。あざとさ……分かります。あとは犬関連でもうひとつ、みなさんはそれぞれ犬種に例えるとどういう犬だと思いますか?

ゆうと もとぴはドーベルマンやろ!守ってくれる感じ。

ちゃま 番犬っぽいよね。

ゆうと りょうすけは何かしらつっかかってくるのでチワワですね。

りょうすけ 全ての話に入っていくからね。

ゆうと りょうたは何も干渉しない静かな犬だから……

りょうた 静かな犬っていなくない?

ゆうと いやいるよ。ブルドッグとか静かそう。

りょうた そうかなあ?

ゆうと じゃあゴールデンレトリバーとか?

りょうすけ いや違うよ~。それはゴールデンレトリバーに失礼だよ。

一同 (笑)

ゆうと ちゃまはプードル、ひなたもチワワっぽいな。僕は賢いから……。

りょうすけ え?(笑)

ゆうと 頭のいい犬だから……(笑)

りょうすけ 柴犬とかでいいんじゃない?

ゆうと たしかに。王道だね。

もとぴ …僕は番犬?

りょうすけ 遅いって!一番最初にその話は終わったから。(笑)

■(笑) 今回のシングル“全肯定ヲタクでいいじゃんか!”は、ゆうとさんが作詞されているんですね。

ゆうと そうですね。パピハイの曲は全曲僕が作詞しているんです。今回のリリースのために書いたというよりは、良い曲ができたタイミングでちょうどリリースの話がきたので、この曲をシングルにしました。

■全曲ゆうとさんの作詞なんですね。ゆうとさん以外で歌詞を書いてみたい方っていますか?

ゆうと もとぴは書いてみたいって言ってたよね。

もとぴ 書きたい。

ちゃま それぞれのメンバーが生誕祭のタイミングとかで1曲ずつ書いたりしたら楽しそうだよね。

りょうた そうしたら4月に3曲できるよ。(笑)

ゆうと 多い!(笑)

■“全肯定ヲタクでいいじゃんか!”の歌詞の元となった考えや出来事って何かあったんですか?

ゆうと SNSでヲタクの心情とかをツイートしたりすると、「いいね」が結構くるんです。ファンに共感するような内容って、ファンの方たちも好きだったりするので、それを曲にしてみてもいいんじゃないかと思って、ヲタクの心情を曲にしてみました。結構好きな人多いみたいなので、やってみてよかったです。

■アイドル側の人とファンの関係って、ファンからすると距離を感じるので、寄り添ってくれるのは嬉しいかもしれないですね。初のMVもありますが、みなさんでアイデアを出し合って作ったんですか?

ゆうと そうです。監督とかも一切つけていなくて。カメラマンさんに来てもらって、すごい朝早かったんですけど頑張りました。メンバーがヲタクになるカットとアイドルのカットがあるんですけど、それぞれのメンバーのいろんな面が見られて楽しいMVになったと思います。

■ヲタクとアイドル、演じ分けるにあたって意識したことはありますか?

りょうた 服装とか髪型も変えたりしています。まずは見た目から。

ゆうと ヲタクの方はちょっとおどおどした感じを出したりしました。これは想像なんですけど。(笑)

りょうすけ それぞれ自分なりのヲタクのイメージを再現しているよね。

ゆうと 眼鏡かけてみたりとかも。

■それにチェックのシャツを着てみたいな。

ゆうと そうですね。王道のイメージしやすい感じですよね。でもガチのヲタクやってみたいよね。ファンの人とかも生きがいがあって楽しそうだなと思いますし。

■アイドルとしてファンの存在はこうですっていうのでも、自分にとっての推しはこういう存在ですっていうのでもいいんですが、みなさんにとって推しとはなんでしょう?

りょうすけ 生きがい。

ゆうと 自分がアイドルをしている時は、ファンの人たちが少しでも仕事とか日常の疲れていることに対して息抜きになって欲しいと思っています。

ちゃま 自分も高校生の時に女の子のアイドルが好きだったんですけど、その時は自分が元気になれる存在みたいな感じでした。モチベーションになるというか、学校とかバイトとかで疲れた時の励みみたいな感じでした。

りょうた 会いに来てくれた人がちょっとでも癒しだとか、そういう風に思ってもらえたならいいなって思います。

■今回リリースされる3バージョンの中に、それぞれ異なるカップリング曲が入っていますが、みなさんの一番お気に入りのバージョンってありますか?

ゆうと 全部好きですね。選べないです。

ひなた ライブでやるんだったらBかCだな。

ゆうと それだったら僕もBかな。