ポラライト VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

6人の個性が織り成す『希望の光』リリースインタビュー

6人組アイドルグループ、ポラライトが1stミニアルバム『希望の光』をリリース。今作はグループ名を冠した“僕らのポラライト”や、“夏の約束”、“シースルーバング”といった夏らしい楽曲をはじめとした爽やかな楽曲が揃い、活動1周年を控えるフレッシュな彼女たちにぴったりなミニアルバムとなっている。ライブ配信アプリ、ミクチャにて誕生したグループであるポラライトだが、収録曲のうち“コットンキャンディロマンス”は、配信イベントを経て制作された楽曲。イベント時は熱海から東京ドームへの100kmをメンバー6人によるリレーで走り切るという身体を張った企画にも挑むなど、彼女たちが全力を発揮した成果の楽曲でもある。
フレッシュでありながら気合十分な彼女たちが完成させた今作について、アイドルを目指すに至ったきっかけについてなど、オーディションを経て集まった、陽南凛音、茉白ゆけ、眠衣えの、西那恋夕、乃井日菜子、渡辺葵、6人にたっぷりと話を訊いた。

■ポラライトはオーディションを経て結成したんですよね。それぞれアイドルを目指したきっかけを教えてください。

乃井 私は小学生の時、AKB48がすごく好きで、今も柏木由紀さんに憧れているんです。小学校、中学校の時は自分の見た目にコンプレックスがあったんですけど、アイドルのパフォーマンスを見てすごく勇気づけられたのがきっかけで、自分もアイドルをやりたいと思ってオーディションを受けました。

西那 私も小さい時からアイドルが好きで。すごい可愛い衣装を着たりして、存在自体が可愛いと思っていたので、自分も可愛くありたいなと思ってアイドルになりたいと思いました。

茉白 私は前から配信をやっていて、その時のファンの方々が「アイドルになって欲しい」って言ってくれたんです。自分もアイドルをやってみたいと思っていたし、歌を歌うのがすごく好きだったので、ステージで自分の歌をみんなに聴かせられたらいいなと思って、アイドルを目指しました。

渡辺 私も元々配信をやっていて。それで見てくださってたファンの方々が、「アイドルいいんじゃない?」って言ってくれて、それで興味が出てきて挑戦しました。

眠衣 私は就活中に第一志望の会社に落ちてしまって、それから何をやればいいのかわからなくなっちゃったんです……。その時に小学5年生の頃の七夕で「アイドルになりたい」って短冊に書いたのを思い出して、このオーディションを受けてみたら、奇跡的に受かった感じです。元々アイドルオタクだったので、完全に憧れからのスタートでした。

陽南 私は小学3年生の時に、「きらりん☆レボリューション」ってアニメを見て、きらりちゃんに憧れていたんです。憧れだってずっと言っていたら、お父さんが「きっとなれるよ」って言ってくれて。パパっ子だったので、「パパが言うならなれるかも!」と思って、ずっと目指していました。

■眠衣さんは元々アイドルオタクだとおっしゃっていましたが、実際にアイドル側として活動してみてどうですか?

眠衣 すごく楽しいです!それまで通りの自分でいたら絶対に経験できなかったこととかもやらせてもらえたりして。でも大変ですね……。私は根暗なので、人前に立つのがあんまり得意じゃなくて、デビューライブの時には全く笑顔が出なかったんです。それでファンの人に「このままだとやばいよ」って言われてしまったんですよ。(笑) でもこの間、夏フェスに出させていただいた時には「もう涙出た」みたいなことや、「すごい変わったね」って言ってもらえて。アイドルになれていなかったら、一生下を向いて生きていたかもしれないけど、アイドルになれたから、ちゃんと人の目を見て話せるようになったり、笑えるようになったりしたので、すごく良い風に変われたのかなと思います。

■乃井さんはいかがですか?

乃井 私は元々演劇をやっていたんですけど、演劇とはまた違う歌とか踊りで人を元気にすることが、やっていてすごい面白いし楽しくて。メンバーも個性豊かで、私は結構ネガティブなんですけど、メンバーみんなのポジティブさで引っ張ってくれるのがポラライトでよかったなって思うところです。

■4月のライブで、ワンマンライブやミニアルバムのリリースがサプライズで発表されましたが、発表された時の気持ちはいかがでしたか?

全員 びっくりしました!(笑)

西那 でもめっちゃ嬉しかったです。まさか自分がCDを出す側になれると思っていなかったので、語彙力を失うくらいの気持ちになりました。頑張りたいなって思います。

陽南 びっくりしたと同時に、どうやって取り組んでいくんだろう?とも思いました。4月に発表されたんですけど、4月に曲を出すって書いてあったので、「どんなスパンで準備していくんだろう……?」ってスケジュールが不安になりました。(笑) ただ、1年間の活動での成長を見せることができるとも思ったので、嬉しさとドキドキとどっちもありました。

■4月の音源発売はどんなスケジュール感だったんですか?

陽南 発表されてからすぐに曲が送られてきて、すぐ覚えて、2週間経たないうちにレコーディングして。振り付けも2日くらいで完成っていう感じでした。

茉白 私はすごい踊りが苦手なんですけど、みんなが「大丈夫だよ」って言ってくれて。私は学生なので、レッスンにも行けない時があって、めっちゃ不安で……。でも、できなかった時にも一緒に練習してくれたので、ワンチームっていう感じでした。

■サプライズ発表されたうちのひとつが今作のミニアルバム『希望の光』ですが、リリースを目の前にして、どんな作品になったと感じていますか?

乃井 ジャケ写とかも初めてみんなで撮影したんですけど、曲のイメージに合わせて撮っていただいて。楽曲も新曲が2曲入っていて、いろんな雰囲気の楽曲があるので、いろんな一面を見てもらえるんじゃないかと思います。

■“僕らのポラライト”は爽やかな楽曲ですね。

陽南 「ポラライト」って名前が入っているので、これから名前を背負って披露していくものになるんだなと思いました。感情を入れてちゃんと歌い上げるっていうか、特に気合いを入れないといけない曲だと私は感じています。

■“僕らのポラライト”の中で好きな歌詞とかありますか?

陽南 「希望の光」ってミニアルバムの題名にもなっていますけど、私が歌うところなんです。使われて嬉しいなって思います。

眠衣 サビの部分は、ライブの時にみんなと指さしできる振りになっているんですけど、ファンの人たちとも盛り上がれるのが嬉しいですね。コミュニケーションが取れる曲だと思うので楽しいです。声出しとかもできるようになったら、ミックスとかも打ちやすいんだろうなって思います。

陽南 オタク的意見だね。(笑)

乃井 この曲は一番最初、デビューの時に渡していただいた曲のひとつなんですけど、アイドルの歌を歌うのが人生で初めてだったんですよ。グループの代表曲みたいな感じになるし、明るいし、ライブでも盛り上がれるし、「この曲が一番好き」って言ってくれる人も結構多くて。初めて聴いた時はドキドキの方が勝ってはいたんですけど、今はこれがないとライブもしっくりこないというか。ライブのセットリストで一番最初とか最後に入っていたりするとテンションも上がるような、好きな曲です。

■“コットンキャンディロマンス”は、ミクチャのイベントを経て制作された楽曲だったんですよね?

陽南 そうですね。「全員合わせて何百万ポイントを達成したら新曲を追加」っていう感じでした。ファンの方たちの応援があってこそゲットした新曲です。

■イベントで大変だったことはありましたか?

眠衣 100kmマラソンですかね……。

陽南 YouTubeでも動画投稿をよくしていたんですけど、元々はその企画のひとつとして、「みんなでリレーとかやってみたら大変そうだけどいいんじゃないか」っていう話をしていて。メンバー全員が運動部だったこともあって、「やれるならやりたいよね」って話していたんです。でもこのイベントの時に普通に配信しているだけじゃ最終日までに目標達成できないってなったので、全員で走れば本気っていうのがファンの人たちにも伝わるんじゃないかと思って。最初は「60kmだったら1人10kmくらいだしいけるかな?」って思っていたんですけど、えのちが100kmって言い出したんだよね……。

眠衣 フルマラソンが1人42kmってことは、6人で100kmって全然走れるなって思ったんですよ。私たちランナーじゃないんですけど。(笑)

■ちなみにみなさん何部だったんですか?

陽南 私はバトミントンと、長距離をかじったくらいですね。

眠衣 私と茉白はバスケです。

茉白 駅伝もやっていました。

渡辺 私と西那がバレー部です。

乃井 私は中学が剣道で、高校がダンス部でした。