RED-i VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■続いて“THE CALL”はいかがでしょうか?

AYARU さらなるクオリティアップのために、レコーディングを2回した楽曲です。メロディと歌詞を合わせるのが難しく、私自身もかなり苦戦しました。ただ、全体的には疾走感のあるストレートロックなイメージになっているので、初めて聴く人でもノリやすいのではないかと思います。

CONAMI  この曲のラスサビは、みんなが円になっている真ん中で私が歌うんです。メンバー全員が私を見ながら踊ってくれているのがとにかくエモくて、最高な気分になります。
さらには「自分の存在証明 現代を生きる証しは こんなに こんなにも 君を想い君を愛すこと」という歌詞が素敵で、ステージで歌うだけで「RED-iもファンのことを愛するために生きるし、ファンのみんなもRED-iを愛するために生きる」と、共鳴し合っているような感覚になります。ただ盛り上がる一体感ではなく、心と心が通じ合うような、一体感のある曲です。

■“SUPER SOUL SONIC”についても教えてください。

MIYU この曲は、実際に観ていただかないとわからないくらい細かい振り付けがちりばめられた楽曲で、パフォーマンスの難易度はかなり高めです。ただですね、サビはみんなが真似できるような振り付けを意識しています。TikTokでもダンス動画をアップしているので、ぜひみなさんも一緒に踊ってもらえると嬉しいです!

SIU これまでの曲の中で、間奏が一番長いんです。間奏の間も激しいダンスを繰り広げているので、終わった時には息が上がりまくってしまいます。密集して踊るシーンでは、どのステージでもフォーメーションを崩すことのないよう、すれ違う時にお互い目線を合わせながら細かく調整しています。

■最後に“Ready, Set, Riot!!”の魅力も聞かせてください。

AYARU 私が加入してから4年……。初めて落ちサビをもらった楽曲です!

全員 (拍手)

AYARU やったー!新鮮でキャッチーで、タオルをぶんぶん回しながら歌うので、ライブでも心に残りやすい曲ではないかと思います。そういえば、曲中の「へいへい!」などの掛け声は、レコーディング中に入れることになったんです。どんな掛け声にするか、みんなで決めている時が一番楽しかったかも。(笑) 「ヨイショ」とか、「ソレソレソレ」とか、どんどん出てきて。「とにかくみんなで盛り上がろう!」という楽曲だったので、私たちも楽しみながらそれを決めたのがすごく思い出に残っています。

CONAMI ちなみに今作のアルバムタイトルである『echo』には、私たちが泥臭く歌い続けている曲たちを響かせたいという思いが込められています。みんなでイメージを出し合った時に、バチッとハマったのがこのタイトルでした。

■『echo』収録曲の魅力を教えていただきありがとうございました。最後に、2026年7月10日に「Zepp Shinjuku (TOKYO)」にて開催するワンマンライブへの意気込みを一言ずつお願いします!

SIU これまでにない大きなステージを前に、「本当にライブを成功させられる?」という不安があるのは事実です。でも、ファンの人たちが「一緒に頑張ろう!」と寄り添ってくれる限り、本番までの日々の積み重ねを大切にしていきたいと思っています。

MIYU 私たちの“魂の声”という楽曲の歌詞には、「君を約束の場所へ連れてく」と綴られています。私たちにとって約束の場所とは、Zeppのステージのことです。5周年の節目に目標が叶うのは嬉しいことですが、グループとしては1つの通過点となる日になったら嬉しいです。

CONAMI MIYUちゃんが言った“魂の声”という楽曲の「君を約束の場所へ連れてく」の部分は、私が歌っているんです!今までずっと言葉にしてきたからこそ、約束を守れたことが本当に嬉しくて。どんな時も応援してくださったみなさんに恩返しをする意味でも、ライブを成功させることはもちろん、満員のステージになるように今から頑張りたいと思います。

AYARU 結成当初から私の脳内には、常にZeppの文字がありました。実感が湧いていないわけではないけど、なんだか不思議な気持ちになっています。もう1年を切っていますが、この時期すらも精一杯楽しむことで、本番をさらに気持ちよく迎えられるような気がしています。

KALOA 常に全力で活動をしているからか、毎日が一瞬で通り過ぎています。Zeppはまだまだ先に思えるけど、気付いたら当日になっているような気がしてなりません。本番では、その先のRED-iにも期待してもらえるようなパフォーマンスをするつもりです。

RIN 正直なことを言います。私はZeppが決まった時、1人で複雑な気持ちになっていました。結成当時は「3年でZeppのステージに立つ」という目標を掲げていたからです。そこから1年も経たずにメンバーが半分になってしまった時点で、「RED-iの目標はどこにいったのだろう?」と思っていました。KALOA、MIYU、SIUが入ってくれたものの、その目標について触れるべきかもわからないような感覚で日々を過ごしていたんです。それでも「これまでの道のりすべてがあったからこそ、立てる場所なんだ」と、今は思えています。ファンの方の中には、デビュー当時から知ってくれているけど、今は離れてしまった方もいるかもしれません。そんな方たちが、今回のようなインタビュー記事を読んで、また私たちの名前に反応してくれたら。それだけで私は嬉しいです。

Interview & Text:土谷拓史

PROFILE
赤い情熱のエモーショナルロックアイドル「RED-i」。RIN、AYARU、CONAMI、MIYU、KALOA、SIUの6人組ユニット。 激しくクオリティーの高いダンスと歌唱力が魅力。
https://open-connect.tokyo/red-i/

RELEASE
『echo』

通常盤(CD)
QARF-60331
¥1,200(tax in)

rockfield
9月30日 ON SALE