アゲアゲでイケイケなメンズアイドルのWIWI(ワイワイ)。その正体は…。
WILD WISE MAN「自然のままの魔法使い」をコンセプトに活動中、6人組メンズアイドルグループのWIWI(ワイワイ)。彼らが1stシングル『超ド級テイスター』を11月30日にリリース。イケメン揃いのWIWIとは一体どんな魅力を放つグループなのか、その素顔を追いかけた。對馬聖、うーたん、赤嶺友紀、YU-TA、水沢藍人、工藤桃矢の6人に話を訊いた。
■WIWIが誕生したのはいつ頃なんですか?
うーたん 活動を始めたのは2019年3月7日だから、3周年という数字も見えてくる頃だけど、今のメンバーになったのが……。
工藤 僕が2020年11月にWIWIの研修生として参加して、正式メンバーになったのが2021年5月だから、今のメンバーとして数えたら、まだ半年くらいになります。
うーたん (工藤)桃矢以外の5人が揃ってから数えてもまだ1年半くらいなので、WIWIとしての歩みはありますけど、このメンバーとしてはまだまだ新鮮ですね。
■1stシングル『超ド級テイスター』のMVや、YouTubeの公式チャンネルにアップしている多くのライブ映像を見ながら感じたのですが、このメンバーはめっちゃ一人一人のキャラが濃いですよね。それぞれのメンバーの持ち味を、隣の人を紹介する形で教えていただけますか?
うーたん じゃあ、僕から。隣にいる(赤嶺)友紀は、すごく優しい奴で。メンバーの中でもラップをメインに担当しているんですが、ライブでも楽曲やパフォーマンス面でフックとなる存在です。いつもカッコよくラップやパフォーマンスをキメてくれるんだけど、根が優しい性格だから、ライブ中に笑顔を浮かべていることが多いんです。その笑顔に癒されます。
赤嶺 (工藤)桃矢は、初見の人に「可愛い」という印象を与える可愛らしい存在です。でも、実際は意外とサバサバした性格ですね。彼は愛媛出身で、関西に住んでいたこともあるので、ツッコミが冴えています。何よりWIWIのムードメーカー的存在です。いつもメンバーの誰かしらに絡んでは、意味のない会話を求めてくるし、一人でしゃべって、ウケて、ゲラゲラ笑っています。まさにおしゃべりモンスター。(笑) グループの雰囲気を明るくしているのは、間違いなく桃矢ですね。でも、うるさすぎてたまにスルーもするんだけど…。
工藤 そんなことにもめげずにしゃべり倒しています!(笑) YU-TAくんも、ライブ中はみんなのことを照らす明るい太陽のような存在です。ファンの人たちもYU-TAくんの明るいオーラに惹かれていると思うし、YU-TAくん自身が綺麗な歌声やパフォーマンスで、見ている人たちを明るい光の中へ引き込んでいってくれます。でも、意外と気持ちは内々に入っていく性格でもあって、メンバーの前では少し暗い部分も見せてくれます。でも、ステージではね!
YU-TA みんなの前では元気で明るい姿を見せています!(笑) (水沢)藍人はグループの中で最年少の21歳なんです。僕らも藍人が加入して間もない頃は、会話の内容面でも年齢差を感じていたんですけど、今じゃぜんぜん違和感ないどころか、同年代っぽいよね?それくらい普通の21歳の人たちと比べてだいぶ大人っぽいと思います。
水沢 そこは自然と馴染んでいましたね。それにみんな弟扱いしてくれるので、僕もたくさんお兄ちゃんがいる感じがしています。(對馬)聖くんは、見てわかる通りのヴィジュアル担当メンバーです。WIWIの衣装制作も担当してくれています。聖くんは、すべての行動が完璧というか、計算され尽くしているんですけど、深く知っていくと、めちゃめちゃ可愛い一面を出してくれるんです。そこのギャップを知るとたまらなく愛おしくなります。ホント、知れば知るほどハマってく沼みたいな人です。(笑)
對馬 沼って。(笑)
水沢 他にも、聖くんは人の意見にもしっかり寄り添えるというか、相手の意見もしっかり受け止めた上でまとめあげていく、まさにリーダーらしい人だし、その発言にも説得力があるから。
對馬 確かにリーダーという肩書はいただいているけど、本当のリーダーはうーたんですから。(笑) 見えないところで、グループのことをうーたんがまとめてくれるからこそ、僕は表の部分でリーダーとしての力を発揮していけるんです。
うーたん 表と裏というよりは、僕がグループ全体の方向性をまとめて、聖は外へ向けたアピールを積極的にしていく。そこの役割分担が、表や裏という形として見えてくるんだろうね。
對馬 うーたんと自分は、なんだか似た要素がホントに多いと思っているんです。このメンバーの中で、一番長く時間を過ごしてきたのがうーたんだし、お互いのことをすごく理解しあっているので。その上で、趣味や感覚なんかも似ているから、余計に同じ匂いを覚えるんだろうと思います。
■WIWIの魅力や特色の一つにもなっているのが、多くの楽曲の作詞やラップのリリックにメンバー自身が携わっているところです。そこからもそれぞれの個性が見えてくるのでしょうか?
うーたん 曲の表情によって、それぞれが歌詞の内容も変えていくので、必ずしも自分を投影してはいないですね。むしろ、その曲に合わせたキャラクターや背景、ストーリーをそれぞれ作り出している感覚なのかも知れないです。
赤嶺 その通りだと思います。1stシングルの表題曲になった“超ド級テイスター”の中のラップだって、うーたんと藍人の書いた歌詞からインスパイアを受けて書いた内容だしね。僕が前半部を、後半を聖くんがラップを担当しているんだけど、「聖くんならこういうシチュエーションが似合いそうだな」と思って歌詞を書きました。
■聖さんは結構お酒を飲める方なんですか?
對馬 実はお酒はまったく飲めないんです。(笑) ただ、自分で言うのもなんですけど、あのリリックの雰囲気は、僕にすごく似合っているなと思いました。気になった方はぜひチェックしてみてください。
うーたん 聖の歌詞の特徴が、直接的というよりは、いろんな表現を駆使しながら聴き手の気持ちを包み込んでいくんだけど、その中にもエモーショナルさを出していくところなんです。
赤嶺 そんなこと言ったら、ライブではセクシーな姿を見せているうーたんですけど、歌詞を書くと、内容はメンバーの中で一番メルヘンしてない?(笑)
うーたん メルヘンというか、ファンタジックというか……。僕が心がけているのは、王道なアイドルスタイルで。夢を与えていきたいというか、現実とは異なる世界へ歌を通してみんなを連れていきたいなと思っていて。
水沢 僕の書く歌詞は、うーたんとは真逆なんです。人の胸の奥に隠した暗い部分を出すこともあるし、現実感を持った歌詞を書くことが多いです。その上で、聴いた人の解釈次第で受け取り方が変わるような書き方を意識しています。
■でも“超ド級テイスター”は、めっちゃパーティー感がありますよね。
水沢 この曲の歌詞のイメージの元になったのが、ソルティドッグというカクテルなんです。そこから楽曲や歌詞が生まれているので、「Get you Get you」など、ノリを生かした言葉を組み込みながら書きました。