「世の中にはこんなヤバい奴らがいる」「自分だって、これくらいヤバくなってもいいんだ」となってくれたら嬉しいです。
大森靖子が全曲作詞作曲プロデュースを担当。楚歌がプロデュースを担い「最後のヤバい奴ら」をコンセプトに誕生したのが、SAD originals.の後輩グループのZavage。彼らは、5月19日にZepp Shinjukuにて行われる『THE LAST SAVAGE』公演でデビューする。この日は、オープニングアクトで大森靖子も所属するZOCXも出演する。Zavageとは一体どんなグループなのか?どんなヤバい奴らの集まりなのか?その謎を、めろ神 柊、池ぱら 陽音、輝ちょ 未來唯、家ッ ⼤河、勝しか 晋⼤郎、瞬旬 隼司の6人に紐解いてもらった。
■みなさん、すごく印象的な名前ですよね……。
隼司 メンバー全員の名前は、Zavageの楽曲プロデューサーである大森靖子さんに名付けていただきました。僕の名前について語るなら、僕自身が大森さんの音楽性が好きなことから、大森さんに「どんな名前にしたい?」と聞かれた時、「大森さんに由来した名前がいいです」と伝えたところ、「じゃあ、森繋がりで林、小林隼司ね」と名付けてくださいました。でも、その名前があまりにも普通の名前すぎるなと思ったので、「もうちょっとかわいい名前はないですか?」と伝えたところ、付けてくださったのが、瞬旬 隼司(しゅんしゅんしゅんじ)でした。この名前は語感も良いし、覚えやすくていいですよね。(笑)
■他のみなさんにも名前の由来があるわけですね?他のメンバーの命名の由来も教えてください。
大河 僕が最初に名付けていただいた名前は「ドラ百」でした。(笑) その意味を考えてもまったくわからないから、僕も大森さんに相談をしたところ、改めていただいたのが、みなさんもよくライブで使う言葉の家ッ 大河(いえったいが)です。個人的にはパーフェクトな名前だと思っています。
陽音 僕は最初にいただいた名前のまま受け止めています。僕の場合、以前から「ぱるる」というニックネークで呼ばれることが多かったから、それを伝えたところ、命名してくださったのが池ぱら 陽音(いけぱらはると)でした。この名前なら、そのまま「ぱるる」と呼んでもらえるから、すごく気に入っています。
未來唯 未來唯は僕の本名なんです。うちの母親から「この名前にはいろんな思いを詰め込んでいるから、アイドル活動をする時もこの名前はずっと使い続けてほしい」と言われていた言葉を守りたくて、その想いを大森さんに伝えたところ、輝ちょ 未來唯(きらちょみらい)という名前をいただきました。
■未來唯さんはリーダーなんですよね?
柊 そこは”自称”ですから。(笑)
隼司 自ら「リーダーをやりたい!」というので、その想いをプロデューサーの楚歌さんに伝えたんだよね。
未來唯 ”自称リーダー”の名前も命名していただきました。(笑) だから挨拶も、僕が率先して行っています。
■立候補したということは、自ら先頭に立ってこのグループを引っ張っていこうという気持ちを強く持っているということですよね?
未來唯 何事にもチャレンジをするのが好きなんです。それと、以前に活動をしていた時はずっと年下側だったから、自分がみんなを引っ張る活動をしたことがなかったんです。だから、Zavageでは新しい経験をしたくて。プロデューサーの楚歌さんに「自称ですけど、僕がリーダーとしてまとめあげます」と言ったら、「じゃあ”自称リーダー”で」という言葉をいただきました。(笑)
柊 さすが”自称”らしく、挨拶でも3回中2回は噛みますからね。(笑)
未來唯 めっちゃ緊張しいなんですよ……。でもそこは”自称リーダー”としてチャレンジし続けます。
■続いては……。
晋大郎 僕ですね。僕も最初から「かつしか晋大郎」(かつしかしんたろう)の名前をいただきました。ただ、「かつしか」の名前に2つ候補があって、それが「勝しか」と「葛飾」でした。僕は、自分自身はもちろん何事にも勝ち続ける意味でも「勝しか」がいいなと思って、こちらを選びました。この名前を名乗ると、自分の気持ちも鼓舞できるし、みんなからも励まされているようで気に入っています。ちなみに、なぜもう一つの名前候補が「葛飾」だったのかは謎です。(笑) 僕は神奈川県出身だし、葛飾区にはまったく縁がないので、その名前の由来が不思議でした。
柊 僕は以前「しゅうめろ」という名前で活動をしていたことから、そのことを伝えた上で、「好きな漢字は何がある?」と大森さんに聞かれたので、「神」を含め、いくつか伝えました。それで名付けられたのが、めろ神 柊(めろかみしゅう)です。この名前は、読み方によっては「柊めろ神」とも捉えられるので、これはきっと「神のように崇められる存在になるように」との願いがあると受け止めて、めっちゃ気に入っています。
■Zavageのコンセプトは「最後のヤバい奴ら」ですが、みなさんはヤバい人たちなんですか?
隼司 ヤバい奴らです!
■そのヤバさを教えてほしいんですけど、自己申告よりは隣の人のヤバさを紹介していただいた方が良いかなと思うので、まずは柊さんから見た晋大郎さんの「ヤバいところ」からお願いします。
柊 晋大郎くんは、グループの中では最年長で、一番年上なだけあって「色気」がヤバいです。彼の中には「大人の魅力」がギュウギュウに詰まっています。普段はおとなしいんですけど、レコーディングで初めて彼の歌声を聴いた時、一番ゴリゴリにオスの声を出していたので、「これはヤベェ」と思いました。パッと見た時の優しい姿からは嘘像がつかないヤバさを、晋大郎くんは身体中にギュウギュウに濃縮しています。
晋大郎 未來唯は、自称リーダーと言うくらい、第一印象の時点から結構しっかりとした人でした。自ら率先して何事も進めてくれるし、みんなを和ませるなど、本当にリーダーとして頼りがいがあるんですけど、実は意外とヌケているところに僕はヤバさを感じています。グループの挨拶だって2回に1回は噛むし、たまに騒ぎすぎてスタッフから注意を受けるなど、第一印象ではわからない、掘れば掘るほどヤバさが滲み出てくる人です。
未來唯 ぱるるとは一緒にYouTubeの映像などを撮ったりもしている関係なんですが、この間も一緒に撮影をしていて、僕が映像を編集したんですけど、改めて撮った映像を見たら、ほとんど僕がしゃべっていて、ぱるるは横でずっとニコニコしているだけなんです。だけど、僕が服を汚したらすぐに拭いてくれるなど、ヤバいほどの気遣い屋さんなんです。その気遣いぶりに、僕は惚れちゃうほどのヤバさを感じました。
陽音 大河のヤバさといえば、あのダンスのクオリティの高さです。ライブはこれからだから、一緒にレッスンを受けながらの印象にはなるけど、レベルの高さはもちろん、一つ一つの動きや魅せ方がヤバいくらいにカッコイイんです。しかも、アイドル性がすごく高い。まさに大河はアイドルとしてヤバい存在です。
大河 隼司はうるさすぎてヤバい奴です。(笑) 僕自身がおとなしい性格で、あまりしゃべるタイプではないからこそ、率先してしゃべってくれるのは嬉しいんですけど、そのしゃべり方が、ときに前髪をかき上げて迫ってくるくらい、まるでヤンキーみたいな姿で……。(笑) まさにヤバい奴です。
柊 ヴィジュアル的にも一番ヤバそうだしね。(笑) 大河も言っていたけど、隼司はとにかくしゃべる!一緒にいてもずっとしゃべっているし、LINEでの会話でもずっと話かけてくるから終りが見えない。それでちょっと無視していると、すかさず追いLINEしてくるし……。それくらい実は淋しがり屋のヤバい奴なんですよ。
大河 でもグループ内のムードメイカー的な存在だから、いろんな面で助かっているけどね。
隼司 柊くんは、すっごく優しい人です。得意技が「喧嘩の仲裁」と聞いたけど、このメンバーはまだ一度も喧嘩したことがないくらい仲良しだから、実際に喧嘩を仲裁している姿を見たことはないけど、さすが神らしく、いつだって場の空気をマイルドにしてくれるヤバい力を持っています。自分が悩んで愚痴を言っていても、すっごく優しく聞いてくれるので。でも、一番「めろ神らしいな」と感じたのが、みんなで一緒にご飯を食べに行った時、僕は先に出なきゃいけない用事があったから、「じゃあ、先に出るね!」と言ってお店の外に出たら、彼は店の外まで一緒に出てきて送ってくれるだけでなく、「今日はありがとう、気をつけてね!」とバイバイしながら送り出してくれたんですよ。あの時、自分自身を「姫みたい」と思ってしまったからね。(笑)
未來唯 それは、柊に狙われているってことじゃない?(笑)
隼司 えっ、そういうこと?!
柊 そうやって人の感情を転がしているんだよ。(笑) 神だから。
■Zavageは、現在“沼!上等ッ”のMVを先行で公開していますが、この曲の歌詞は超ヤバいですね。
隼司 いわゆるアイドルソングとは、まったく趣が違いますよね。
柊 この曲の主人公は、世間一般的に言う「あまり沼らない方がいいタイプの男性」です。だけど、こういうタイプの男性の方が、女性は好きじゃないですか?そういうヤバい男が言いそうなことや、こういう男性に沼ってしまう女性が男に言ってもらいたい言葉を歌詞に詰め込んでいます。普通、男性側も、女性側も、こういう言葉のやりとりを経験することって無いじゃないですか。だから、そういう関係をこの曲を通して疑似体験できるのがいいと思います。
未來唯 歌詞の中にセリフパートがいくつかあって、4人が担当しているんですけど、僕はそのセリフの人になりきるのがすごく大変だったのに、柊くんはばっちりハマッているからすごいなって。
大河 MVの世界観もすごく素敵だからぜひ見てほしいです。
柊 “沼!上等ッ”の曲自体、ベースの音がすごくインパクト強く響く曲なので、それに合わせて7人の女性ベーシストが登場します。みんな実際に楽曲のベースライン通りに弾いているから、演奏もすごくリアリティーが出ているんです。その上で僕らはパフォーマンスをしているわけですけど、Zavageにとって初のMVという理由もあって、メンバーひとりひとりにしっかりとスポットを当てた内容になっています。
隼司 ひとりひとりのシーンごとにテーマがあって、それに沿った姿を見せているんです。テーマにしているのは「七つの大罪」です。そこには「ファンの嫉妬」という裏テーマも隠されています。
未來唯 今もそうだけど、僕は撮影中にダイエットしていたんです。なのに、与えられたテーマは七つの大罪の一つの「暴食」でした。目の前にドカッっと大きいペペロンチーノが置かれていたけど、最初は「ダイエット中だしな……」と遠慮がちに食べていたら、監督さんから「見ている側が食べたくなるくらい美味しそうにガツガツと食べて!」と言われたので、頑張ってガツガツと食べました。あのペペロンチーノは本当に美味しかったので、味わいながらたくさん食べました。おかげで食べ終わったら一人だけすごくニンニク臭かったけど……。(笑) 女性は嫉妬したら暴飲暴食に走ることもあると思うから、それであの映像なんだと思います。
柊 僕は「七つの大罪」の中で一番罪が重く、堕天使ルシファーのことを差すと言われている「傲慢」でした。MVの中でも、傲慢さを表情で表現しています。







