捨てられる革端材を活用したアップサイクルブランド「+carat」誕生!第一弾となる新商品が発売!

革職人の街、香川県・東かがわ市の未利用革(革の端材)を活用した、アップサイクルファッションブランド「+carat(プラスカラット)」が誕生。第一弾となる新商品、宝石カラーのミニバッグ「1,000ct Bag 」とジュエリーケース「80ct Jewelry case」が、4月25日(火)〜「Makuake」にて発売されます。

今回新たにローンチした、「+carat」は、革職人の街、香川県・東かがわ市から生まれたアップサイクルブランドです。開発のきっかけは、メンバーが東かがわ市の縫製工場のゴミ置き場に革の端材が大量に捨てられているのを見つけたこと。縫製の街と呼ばれ、革産業が盛んなこの街では当たり前の風景。しかし、「端材とはいえ上質な革を捨てるのはもったいない、通常捨てられる端材でも、活用方法を考えれば新たな価値を生み出せるのではないか?」そんな想いから+carat開発プロジェクトがスタートしました。

まず、端材のイメージを覆すべく、「未利用革」という新たなネーミングを考案。その魅力を高めるため、上質なリカラー(色付け)で美しい色合いを表現、更に宝石のカッティングのように繋ぎ合わせていく手法でバックを作り上げました。これにより、捨てられるはずだった端材を、日常に輝きをプラスするアップサイクル製品として生まれ変わらせることに成功しました。

縫製工場から出続ける未利用革は、色、厚み、やわらかさ、質感、色味がそれぞれ異なっています。そこに染料を吹き付け塗装する「リカラー」処理を施すことで、統一感のある理想の宝石カラーを作り出すことに成功しました。異なる風合いの素材に統一感を出すのは容易ではありませんが、バック業界では色づくりのプロフェッショナルとして有名なリバイブハウス(兵庫県たつの市)の協力によって、色鮮やかな美しい発色が実現しました。

東かがわ市にある老舗縫製工場、アーバン工芸株式会社の協力を得て、革同士を繋げる作業により、宝石の代表的なカットの一つ「エメラルドカット」を表現しています。大きさや形状が異なる未利用革でも、職人の手仕事で丁寧に繋ぎ合わせることでバックに生まれ変わることができました。現状、縫製工場では1枚の革につき約30%廃棄されています。その端材から+caratの1,000ct Bag 5個を製作すると、約20%の廃棄削減に繋がります。

宝石の色味やきらめきを表現するために、革の表面加工に一工夫を凝らしています。色味はリカラーでワントーンに統一しますが、つなぎ合わせた未利用革をすべて同じトーンではなく、箇所によって「マット」と「ツヤ」と表面加工の仕方を変えています。このように変化をつけることにより、質感や色の見え方に差を生み出し、宝石感を表現しています。バッグに使われる革はそれぞれ異なるため、どれ一つとして同じバッグは作れません。色は同じでも、見え方や風合いが異なる世界に一つだけの「オンリーワン」のバッグであることも魅力です。宝石のように、小さくても存在感のある佇まいです。

【商品詳細】
■+carat 第一弾新商品
・ミニバッグ「1,000ct Bag 」
サイズ:横20.5cm・高さ13.5cm・マチ9cm
ショルダー調整範囲:Max 108cm / Min 103cm ※取り外し可
内ポケットサイズ: 横13cm・高さ8cm
重量: 約190g(商品によって誤差があります。)
仕様:内側にポケットx1
・ジュエリーケース「80ct Jewelry case」
サイズ:
折り畳み時:横10.6cm・高さ7.5cm・マチなし
展開時:横10.6cm・高さ10.6cm・マチなし
重量: 約14g(商品によって誤差があります。)
+carat ホームページ:https://www.pluscarat.com/
MAKUAKE販売ページ:https://www.makuake.com/project/carat/