■7riotは間もなく最新シングル『アマテラス』をリリースしますが、メンバーそれぞれ表題曲“アマテラス”の魅力を語っていただけますか?
せな この曲はこれまでの7riotにはなかった、カッコいい系統のアップテンポなナンバーだから、新たな7riotの魅力を打ち出せる楽曲になりました。
ゆい~ 本当そうだね。MVもすごくカッコいい内容に仕上がったから、ぜひみんなに観てもらいたいです。中でもとくに、僕が落ちサビの最後にソロで歌っている「タチが悪いのさ」のところのパートは、曲も映像面でもお勧めの見どころです。
ふうた “アマテラス”は、メッセージ性の強い曲で、歌詞は好き勝手にしすぎる人類をアマテラスの神が地球ごと粛清する内容なんです。最初は聴いて驚いてしまうかも知れないけど、そこには「後悔のないように必死に生きよう」という思いが込められているので、そこもわかったうえで楽しんでもらえたらいいなと思います。7riotには、過去にも“いらずら神様”という、神様が登場する楽曲がありましたけど、あの時は「運命は神様しか知らない」という可愛い内容でした。まさか、今回はここまでシリアスにせまってくるとは……。そこも新鮮でした。
せな この曲はこれまでの7riotナンバーの中でもとくにダンスが難しい楽曲で、随所に細かい技を組み入れているから、指先なども含めて細かいところまでパフォーマンスを見て欲しいなと思います。MVでもいろいろと確認はできるけど、すべてを映し出しているわけではないので、ぜひライブの場を通して、細部まで僕らの動きを追いかけてもらいたいです。
みやび まさにダンスシーンは、せなの言葉通り間奏のダンスシーンとか、短い中にも振り数が多く、そこはMVでも細部までは見せきれていないから、ぜひライブで細かく動きを見てください。しかも間奏の後、僕が「熱に喘いで」と歌います。その七文字に、感情のすべてを注ぎ込むように歌っているので、そこにも注目してください。“アマテラス”は7riot史上一番ダンスの振りが激しいので、ライブでそれを感じてもらえたらなと思います。
しゅう 自分は、落ちサビで歌わせてもらった「必死に生きてきただけのはずの僕なのに なぜ奪われなきゃならないのか」の歌詞に、とくに気持ちを込めて歌ったので、そこに注目してください。
みやび 今回のMVの中では、心が苦しそうな表情で歌っているから、そこも見どころだよね。
まひろ みんなも言っていたように、“アマテラス”はカッコいい曲なので、いつもは笑いがちだけど、この曲ではクールでカッコいい表情で踊っているから、そこに注目してください。
■続いて、カップリングに収録した曲たちの魅力も教えてください。
まひろ 僕がオススメしたいのが、Type-Bに収録した“せぶんカーニバル”です。この楽曲は、昨年行ったファン投票の中でもベスト3に入った人気曲で、僕ら自身のことを歌にしています。ファンの人たちにもすごく人気の高い、7riotらしい楽しい楽曲です。
しゅう 僕は共通カップリングナンバーであり、僕らの先輩グループの楽曲を7riot流にアレンジした“極彩絢爛ディメンション”がオススメです。この曲も7riotらしさを出した楽しい曲で、しかも7riotのコンセプトにも当たる「和」の要素を全面に押し出した盛り上がるナンバーにもなっているから、ぜひライブで一緒に盛り上がりたいです。
みやび 自分はType-Cに収録した“星霜の彼方”を推薦したいです。今回の作品に収録した曲の中では、一番初期からある楽曲になります。それまで明るく楽しい曲調を歌ってきた7riotの中で、初めて新しい色を加えたのが、恋愛をベースにしたこのバラードの“星霜の彼方”でした。結果、7riotの中に新しい色を加えたことで、ここから一気に多種多様な楽曲が増えていくそのきっかけになりました。歌詞は別れた恋人のことを忘れられずに、今でも思い出してしまうという内容で、この気持ちに共感してもらえる方はきっと多いと思います。歌詞は切ないけど、ダンスは結構しなやかなので、そこにも注目してください。
せな 僕はType-Aに収録した“HAZAKURA”がオススメです。この曲も切ないバラード調なんですけど、歌詞に記された「愛してる 今はまだ あなたを愛してる」の言葉がめちゃめちゃ胸に刺さります。歌っていても感情移入できるし、いろんな人たちの心に染みる楽曲になっています。ダンスの面でも、指先までしっかりと神経を行き渡らせて表現しているから、踊っていても気持ちが入りまくりです。
ふうた 僕がオススメしたいのは、共通カップリング曲の“虹の向こうへ”です。これも先輩グループから受け継いだカバー曲なんですけど、サウンドもダンスも新たな形に仕上げられていて、聴くとすごく楽しい気持ちになれる楽曲です。歌詞もすごく良くて、歌うたびに気持ちが入ります。
ゆい~ そういう曲たちが、今回の3Typeのシングル盤に収録になっています。もちろん1枚だけを聴いてもらっても7riotの魅力は伝わるけど、例えばType-Bだけを聴いたら、7riotの持つ切ない面までは伝わらなかったりもするように、このグループの表現の幅広さや思いの深さを知ってもらう上でも、できれば全Typeに触れてもらえたら嬉しいです。
せな 7riotの持つ幅広さをしっかりわかってもらう上でもね。しかもこの作品を携えて、僕らは夏にSpotify O-EASTを舞台に通算3回目となるワンマン公演を行います。
みやび 前回の公演では舞台に鳥居を設置するなど、舞台演出も含めて魅せるライブを行いました。夏の公演の内容はこれから詰めていくんですけど、僕らもどう構築していくのかを楽しみながら決めていこうと思っています。今回もセットを組めそうならそうしたいし、7riotらしいみんなを魅了するワンマン公演にしていこうと考えています。いろんなブロックごとに異なる7riotの色が魅せられる構成にもしていくと思うから、そこは期待して足を運んで欲しいなと思っています。
■期待しています。最後にシメでひと言いただけますか?
ゆい~ 今回のシングル『アマテラス』は、今の7riotの良い面をほぼ詰め込んだ作品になりました。この作品に詰めきれなかった魅力は、この夏のワンマン公演や、いつものライブを通して魅せていくので、ぜひ良かったらライブにも遊びにきてください!
Interview & Text:長澤智典
PROFILE
7riotは、2021年に結成された、しゅう、みやび、ゆい~、ふうた、まひろ、せなからなる6人組ボーイズグループ。「和」をコンセプトに活動しており、グループ名の7riotにはメンバー6名+ファン1=7でriot(騒ぐ)、一緒に楽しく騒げるグループにしたいという意味が込められている。6月13日リリースの1stシングル『アマテラス』は、7riotの楽曲のコンセプトである<電子>×<和>を前面に押し出したハードなサウンドに、「いつ何があってもいいように後悔ないよう生きよう!」というメッセージが歌詞に込められた楽曲となっている。
RELEASE
『アマテラス』
Type-A(CD)
QARF-69136
¥1,200(tax in)
Type-B(CD)
QARF-69137
¥1,200(tax in)
Type-C(CD)
QARF-69138
¥1,200(tax in)
rock field
6月13日 ON SALE