■そのあたりが現状のAIの限界なのかもしれませんね。そして“セシル”ですが、これは女の子同士のラブソングという解釈でよろしいのでしょうか?
佐藤 明言はされていないのですが、私もそう思います。ファンの女の子が私たちの髪型に合わせてくれたりするのですが、歌詞の「後ろ髪の長さまで 一から十までああ一緒がいい」のような所に、女の子の可愛さが詰め込まれている感じがしました。
■本当に可愛いですよね。あなたにとっての「セシル」は誰ですか?
新井 私は(佐藤)綺星さん。(笑)
佐藤 え~、嬉しい!
新井 AKB48のオーディションを受ける前、17期さんの劇場公演を観に行って、それでオーディションを受けようと決めました。この曲も「こんなに近くにいるのに言い出せない」というか、近いけど遠い存在というか、そんな所がありますよね。そういうところがまさに私のセシルだと思います。
八木 私のセシルは大島優子さんです。この20周年期間で何度も大島優子さんと同じ空気を吸わせていただいたのですが、本当にもう、私が好きな女の子そのものでした。天津爛漫で、でも周りが見えていて、何事も全力で……私が好きな女性そのものです。でも、20周年期間では毎日のようにお会いしていたのに、今ではまったく会えなくなってしまって……。あの時間は夢のようだったので、今は悲しい気持ちもあるのですが、大島優子さんからたくさんアドバイスをいただき、「今のAKB48を応援してるよ!絶対イケるよ!」とも言っていただいたので、私のセシルは大島優子さんです。先輩方にたくさんアドバイスをいただいたので、私も全力で頑張って、大島優子さんにも届くように日々の活動を頑張りたいなと改めて思いました。
秋山 全く違う視点なのですが、私には一卵性の双子の妹がいるんです。ラブストーリーを妄想することはないのですが、それこそ後ろ髪の長さまで、1から10まで一緒がいいと思っていまして。(笑) 私たちはすごく似ているし、仲も良くて、小さい頃から髪の長さもやることも、学校も、部活も、好きな食べ物まで全部一緒でしたし、ふとした時に「この世で一番気が合う人って誰なんだろう?」と考えると、お互いの顔が浮かぶんですよね。考えていることは言わなくてもわかるし、今きっとこう感じているんだろうなと思ったら、寄り添うこともできるし。そういう人は双子の妹しかいなくて。今はお互い別の道を歩んでいますが、お土産をお揃いにしたり、一緒に洋服を買いに行ったり、ずっと変わらない、一番わかってくれる人だと思っています。
佐藤 AKB48の存在そのものが私の「セシル」だと思います。タイトルに「カチューシャ」や「シュシュ」、「ポニーテール」などが入っているので、曲を聴いて真似しましたし、ギンガムチェックのファッションもよく取り入れていましたし、全てをAKB48に委ねてきたといいますか、好きなものが全てAKB48に沿ってきたので、今こうしてAKB48の一員として活動しているのが本当に不思議なくらいです。それを現実にさせてくれたのが武道館コンサートで、20周年イヤーは憧れていた方たちと一緒にステージに立って、メンバーであることを改めて実感できる1年になりましたので、今作の活動も頑張りたいなという気持ちでいます。
■それでは最後に「このシングルを贈りたいひと」を教えてください。
秋山 私はAKB48のことが気になっていても、まだ好きになり切れていない方たちに。今、劇場公演や握手会でも、新しく好きになってくれた方や、かつて応援していて戻ってきてくださった方が多いことを実感しています。“名残り桜”の歌詞は、AKB48を感じる部分がたくさんあるので、この曲を聴いて、「やっぱりAKB48が好きだな」という気持ちに気付いてもらえる楽曲になっていると思いますし、このシングル、この曲をきっかけにもっと盛り上げないと、20周年で先輩方が盛り上げてくださった意味が無くなってしまうように感じています。今気になっている方にこそ、この楽曲を贈りたいです。この楽曲は、今のAKB48の魅力がたくさん詰まっている楽曲ですので、これを機に私たちに会いに来てくださったらすごく嬉しいです。
八木 私もファンの方というか、今のAKB48のことが少しでも気になってくださっている方全員に届けたいです。この曲は「好きだった 君のこと 今でも…」と、想いを伝えられないまま卒業してしまう曲なのですが、それは私たちアイドルも同じだなと感じていて。アイドルには必ず卒業や、いつか別れがありますよね。本当に桜のように儚い存在ですので、今少しでもAKB48のことが好きになっていたり、気にしてくださってる方がいるなら、AKB48はいつでもウェルカムといいますか、本当にいつでも会いに行けるし、会いに来てくださったら私たちも全力で笑顔でお待ちしていますので、この曲を私たちに会いに来てくださるきっかけになるシングルにしたいと思っています。
新井 私は「大人になった自分」に贈りたいなと考えています。この曲は今でももちろん沁みるのですが、自分は今、AKB48という青春の真っただ中にいると思っていて。この曲は学生時代の恋愛をテーマにしていると思うのですが、それだけではなく、「その人それぞれの青春」を思い描ける曲だと思いますので、だからこそ、AKB48を卒業した後、大人になった時にまたこの曲を思い出せるような人間でありたいですし、いつかこの曲を聴いて、レコーディングした頃の自分を思い出した時、何を考えるのかは想像もつかないのですが、だからこそ、大人になった自分に届けたいです。そのくらいAKB48の桜ソングとして、“桜の木になろう”のように長く愛される楽曲になって、私自身が大人になった時に、この曲を思い出せたら嬉しいです。
佐藤 リアルな話になってしまうのですが、高校時代の友達です。私は高校3年生でAKB48に入ったのですが、活動が忙しくなって、授業についていけなくなってしまった時、支えてくれた高校の同級生にとても救われました。今、私たちの年代は就活をしている子が多くて、最近は毎晩電話をして相談に乗っている子もいます。そんな友達に、この曲を聴いて、青春時代を思い出して頑張ってほしいなと思いますし、就活をされている方だけではなく、勉強を頑張っている方や、仕事を頑張っている方、あらゆることを頑張っている方たちにもこの曲のような、懐かしい大切な思い出があると思うので、AKB48の曲でそれを思い出してくれたら嬉しいなと考えています。
Interview & Text:安藤さやか
PROFILE
“会いにいけるアイドル”をコンセプトに秋元康氏が総合プロデュースを務めるアイドルグループ。2005年結成。東京・秋葉原にある専用劇場『AKB48劇場』で公演を行っている。2006年10月、シングル『会いたかった』でメジャーデビュー。翌年末「第58回 NHK紅白歌合戦」に初出場。2009年10月、シングル『RIVER』で初のオリコンランキング1位を獲得。その後も『ヘビーローテーション』、『フライングゲット』、『恋するフォーチュンクッキー』など、多数の作品が首位に輝いている。怒涛の20周年イヤーを全速力で駆け抜け、武道館コンサート最終日に倉野尾成美グループ総監督が「第二期黄金時代を築いていく」と力強く宣言し、全48名のメンバーが21年目からのネクストステージへの想いを新たにしている。
https://www.akb48.co.jp/https://www.akb48.co.jp/
RELEASE
『名残り桜』

Type-A(CD+BD)
UPCH-89630
¥2,000(tax in)

Type-B(CD+BD)
UPCH-89631
¥2,000(tax in)

Type-C(CD+BD)
UPCH-89632
¥2,000(tax in)

通常盤(CD)
UPCH-89635
¥1,200(tax in)

Official Shop 盤
PRON-5117
¥1,200(tax in)
EMI Records
2月25日 ON SALE
LIVE
『AKB48春コンサート2026』開催!
日程:4月3日(金)-5日(日) 3日間4公演
会場:国立代々木競技場第一体育館
チケット情報などはこちらから
https://www.akb48.co.jp/lp/next-seishun/






