■一方、“火花、踊唄”ではみなさんのカッコいい歌声が聴けますね。
餅丸 私は3曲とも全部好きなんですけど、特にこれが一番好きでした。和風な曲が好きでBANZAI JAPANに入りたいと思ったので、和風なこの曲がめっちゃ好きだなと思って。
指宿 “火花、踊唄”は本当に強さがある曲だなと思います。私は柔らかい印象が強いとよく言われるので、強さを出す方法をいろいろ試してみているところです。自分の新たな表現を見つけられるのが楽しいし、これからもっといろいろ見つけていけたらいいなって思います。いろんなメンバーがやることによって、いろんな形の“火花、踊唄”が見れるのかなって思います。
■曲の雰囲気が普段と違う分、レコーディングでの苦労もありましたか?
ふみ この曲はがなりとかビブラート、しゃくりとか「民謡っぽく」とか、とにかくいっぱい指示があったんですよ。いつもレコーディングはよく録れたもので作っていくんですけど、“火花、踊唄”はテイクを何回も重ねて、歌割りも誰が歌うかだけじゃなくて、どう分けるかというのも変わっていって。多分一番時間がかかったレコーディングだったし、練習も沢山みんなと取り組んだ曲だったので、一番こだわり抜いてる楽曲ですね。
しおり “火花、踊唄”は今までで一番難しかったです。今回落ちサビの長いパートを歌わせていただいていて、いつもは1曲1人45分くらいのレコーディング時間で終わるんですけど、今回は落ちサビだけで30分もかかったんです。一言一言、全部の歌い回しにこだわり抜きました。ライブでもやっているんですけど、まだ緊張で落ち着かなくて。メンバーからも緊張感が伝わって、そこからくる迫力もあったりして。もちろん音源で聴いてもすごくいいんですけど、ライブ的にもカッコいい曲かなって思います。
安堂 私も今回では一番難しい曲だなと思っていたんですけど、今までで一番歌割りを多くいただいた曲でもあったんです。歌うところがいっぱいあるからこそ、「この1つの歌い方で全体のイメージが変わってしまう」とか、そこまで考えながらライブをしていました。普段は淡々と歌うことが多いので、歌い方に気をつけたり、ひとつの言葉を大切に歌うことを今までやったことがなくて。表現の幅が広がった曲でもあるし、今後はもっと見せ方を研究していきたいなと思います。
■今回の3曲の中で、特に気に入ってる曲やその歌詞はありますか?
餅丸 さっき“火花、踊唄”が一番好きって言ったんですけど、“Let Me Cryyyyyyyyyyy”のしおりさんの落ちサビがめっちゃ好きなんですよね。私たちはその時は後ろを向いて踊っているんですけど、「好きだな~」って思いながらその歌詞を聴いています。「そうだ 私たちが これからのスター」っていう歌詞の通り、「これからは自分たちがスターだぞ」っていう気持ちで頑張っていきたいです。
安堂 一番好きな曲は“火花、踊唄”なんですけど、気に入っている歌詞は“チアダンスタイム”の「正解なんかはないってこと」で。失敗を恐れてやっていても、自分の良さはあんまり出ないと思うし、正解なんかないんだから、自分が正解として弾けてやっていきたいって思える前向きな歌詞なので好きですね。
笹川 私もなにか良いこと言おうかと思ったんですけど、どうしても好きな部分があって。“チアダンスタイム”の「セイ・ヤー」の部分が大好きなんです。私は少林寺拳法をやっていたんですけど、少林寺拳法をやっていた身として、この部分にすごい真剣に全力を注いでいるんですね。(笑) 実際には空手っぽい振り付けではあるんですけど、すごく全力でやっています。
朝日奈 少林寺拳法は何段だっけ?
笹川 2段かな。黒帯。
■その経験がアイドルにも活かされたんですね。
笹川 初めてです。(笑) やっと活かすことができました。
ふみ BANZAI JAPANでよかったね。(笑)
朝日奈 私は“Let Me Cryyyyyyyyyyy”の「笑顔が爆発」っていう歌詞が好きです。私は歌とかダンスが得意なわけではなくて、このグループに入った時、経験者がいっぱいいた中で「自分にしかないものって何だろう?」って考えていたんです。その時に、褒められることが多かったのは笑顔だなと思ったんです。なので笑顔は5年前から大事にしていて、この歌詞が来た時に「私だ!」って思いました。(笑) 特に好きな部分です。
ふみ 私は“火花、踊唄”かな。この曲はしおりが落ちサビを歌っているんですけど、その前に私が「熱は冷めず 浮世で手を伸ばすの」っていう歌詞を歌っていて、歌詞だけ見ると女性らしいんですけど、「どんな強い風にも勝つくらい強く歌って欲しい」って言われて。落ちサビでは音が減るので、その部分との差を作るため、強く歌えるように練習を頑張りました。
笹川 ふみの歌うその部分が好きなメンバーは多いよね。
ふみ 筑後ののかちゃんとかね。ファンの方たちも結構そこのオタクが多くて。(笑) 私のファンじゃないけど、「そこを聴きに来た」みたいな人もいて、みなぎりますね。
しおり 私の好きな歌詞は“Let Me Cryyyyyyyyyyy”の「いいじゃん たまにだから 少しくらいだって 泣いて泣いて叫ぼう」っていう部分で。“Let Me Cryyyyyyyyyyy”の中で唯一泣いている歌詞なのに、メロディーはハッピーなんです。そのギャップが前向きに背中を押してくれるようで好きです。私は歌詞の一つひとつにイメージを持って歌うことを心がけているんですけど、ここは「アナと雪の女王」のアナをイメージしているんです。(笑) “Let Me Cryyyyyyyyyyy”の歌い出しから一番はずっとアナで、さっき夢姫ちゃんが言ってくれた落ちサビのところはプリキュアです。(笑)
七瀬 私は“火花、踊唄”のダンスが好きで。曲調がカッコいいというのもあって、ダンスがバキバキなんですよ。手は真似しやすい振りもあるんですけど、足のステップが難しくて、最初本当にできなくて。全員で基礎から練習しました。今はみんな軽々と踊っているんですけど、最初は本当に誰もできなかったし、足の動きが難しすぎて簡単な手の振りもできなくなるみたいなこともあって。(笑) カッコいい曲を踊るのが好きなので、一番踊っていて楽しいですね。
指宿 私はインストのオタクなんですけど、“Let Me Cryyyyyyyyyyy”のインストがめちゃめちゃ良くて。メロディとは別で良い音がいっぱい鳴っているので、そこがたまらなく好きです。インストもいっぱい聴いて欲しいです。
笹川 インストを聴くと印象変わるよね。インストを聴いてから歌付きで聴くと、また違った風に聴こえてくると思います。
■3月にはワンマンライブ『千人斬り -The Last SEASON-』が控えていますが、意気込みを教えてください。
ふみ 私は活動9年目になるんですけど、ちょうど4年目くらいに1度千人斬り公演を経験しているんです。そのリベンジ公演として、今回は2回目の千人斬り公演をやらせていただくんですけど、今回こそ満員にして成功させたい。そのためにも『-The Last SEASON-』ってついているのかなと思うので。本当に今のBANZAI JAPANは熱くて、私たちも胸を張って活動できています。BANZAI JAPANの良さを「ギュッ」と凝縮した最高の千人斬りにしたいので、絶対に来てくださいっ!!!
Interview & Text:村上麗奈
PROFILE
日本を元気に世界へ発信!47都道府県天下統一アイドル。もともと日本が持つ素晴らしい魅力である「山」「川」「建造物」「料理」「技術」「アニメ」「お・も・て・な・し」そして…「ヲタク」など、日本がどや顔で誇れる文化を世界に向けて発信していくプロジェクトとして結成されたアイドルユニット。メンバーは、それぞれ日本の各都道府県を背負った伝道師としても暗躍中。「BANZAI JAPAN(バンザイ ジャパン)」が、歌やダンスなどのパフォーマンスで、日本が世界に誇れるカルチャーを「見える化」して発信します。
https://banzaijapan.love/
RELEASE
『チアダンスタイム / Let Me Cryyyyyyyyyyy / 火花、踊唄』

Type-A(CD)
QARF-60166
¥1,200(tax in)

Type-B(CD)
QARF-60167
¥1,200(tax in)

Type-C(CD)
QARF-60167
¥1,200(tax in)

Type-D(CD)
QARF-60168
¥1,200(tax in)
rock field
2月21日 ON SALE