CHEMISTRY VANITYMIX 2019 AUTUMN PICK UP INTERVIEW

CHEMISTRY『CHEMISTRY』

■ちなみにお二人が各々ソロを経て、このCHEMISTRYに持ち帰れたもので最も大きかったものって何でしたか?

川畑 再始動までのこの5年、かなり鍛えられましたから。(笑) やはり表現力や声の幅ですかね。その辺り、ソロになって「あえてCHEMISTRYとは違うこと」「CHEMISTRYではやってこなかったこと」に挑戦してきて、それが出来るようになり、それを持ち帰り、また新しい化学反応がそこで生まれて、みたいなものは実感しています。

堂珍 自分の場合は視界がより広くなったところかな。もろちん表現力アップの自覚はあります。だけど、それ以上に度胸や覚悟、一点集中できるようになった、そういったマインド的な面もあって。それが技術的な部分もですが、楽曲のベースになったり、引き上げたりして、各種表れているんじゃないかな。

■あと、今回はあえて楽曲制作の部分は預け、シンガーに徹して勝負している感もありました。

川畑 僕の中ではやはり「ボーカリスト!!」って意識が強くあって。やはりソロとは違いますから。CHEMISTRYは、やはり常にチームやユニットで動いてきたので。それも戻って改めて気づいた面でもあって。それらもあって、ボーカリストとして前に立ちたかったところはあります。

堂珍 歌の表現者として楽しみつつ、どこまで自分を出せるか、その挑戦でもありました。この曲をどう自分なりに表現するかといったトライも含めて。CHEMISTRY自体、特殊なグルーブだったと振り返ると思うんです。時期や段階によって変化はあるし、ポップスに寄ってみたり、ダンス的な要素を積極的に取り入れてみたり、いろいろなことにトライしたり経たりして、ここまで来ている。そんな中、今回R&B回帰をして、前よりCHEMISTRYというものを理解して2人ともやっている。「CHEMISYRYとは何ぞや?」となった時に、「今はこれです!!」と自信を持って差し出せるアルバムになりましたね。今作は。

■では今作のタイトルもその辺りの気概から?

川畑 CHEMISTRYがまた動き出した。それをバシッと表してみました。僕らの魅力はやはり名前が表すところの「化学反応」だし。自分たちの存在意義でもありますから。それらも踏まえ、あえて声高にこのタイトルにしてみました。

堂珍 もう、あとはこれを引っ提げての全国ツアーですね。10月から12月まで23箇所24公演行うので、そこでこの曲たちを是非みなさんと一緒に楽しみたいです。

二人 ツアーで是非お会いしましょう!!

Interview & Text:池田スカオ和宏

PROFILE
テレビ東京系「ASAYAN超男子。オーディション」で、約2万人の中から選ばれた、堂珍嘉邦と、川畑要の2人からなるヴォーカルユニット。2012年にそれぞれのソロ活動に専念するためCHEMISTRYとしての活動を休止。2017年にワンマンライブで活動再開を発表し、再始動後初となるオリジナルアルバムを遂にリリースする。
www.chemistry-official.net

RELEASE
『CHEMISTRY』

CHEMISTRY『CHEMISTRY』

初回生産限定盤A(CD+DVD)
AICL-3770~1
¥7,020(tax in)

CHEMISTRY『CHEMISTRY』

初回生産限定盤B(CD+BD)
AICL-3772~3
¥8,100(tax in)

CHEMISTRY『CHEMISTRY』

通常盤(CD)
AICL-3774
¥3,456(tax in)

CHEMISTRY『CHEMISTRY』

期間生産限定盤(アナログ盤)
AIJL-5328~9
¥5,400(tax in)

Sony Music Associated Records
9月25日ON SALE