サイレントラプソディ VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

僕らがサイレントラプソディの描く未来に君を連れてゆく。そんな気持ちになってくれたら嬉しい。

静岡県静岡市を中心に活動中のMEM’S IDOL/DANC & VOCAL GROUPのサイレントラプソディ。彼らが1月7日に最新シングル『ジャスミン LOVE』をリリース。触れた人の胸にふわっとした甘い恋の輝きを降り注ぐこの曲が今、着実に支持を広げていて、サイレントラプソディの人気も上がり続けている。3月29日には、清水マリナート小ホールでのワンマン公演も決定。今回は、絹村拓矢、八神滉明、一ノ瀬隼也の3人がインタビューに答えてくれた。
※伊倉啓太は欠席

■最新曲の“ジャスミン LOVE”は、今のメンバーたちにとてもフィットする楽曲じゃないですか?

絹村 八神滉明、一ノ瀬隼也という2人の若手メンバーが入る前や、加入して間もない5人組時代のサイレントラプソディは、どちらかと言えば大人の香りのする楽曲を中心に表現していました。でも、グループを支えてきた中心メンバーの卒業というピンチがありながらも、若手2人の魅力をもっと生かそうと、その頃から明るいポップ感を押し出す形に徐々にシフトし始めました。それを明瞭に示したのが“ジャスミン LOVE”なんです。サイレントラプソディの色を新たに塗り変えるという面で、この歌は嬉しい変化のきっかけになりました。

■“ジャスミン LOVE“のライブでの評判は、どんな感じですか?

絹村 昨年10月から始まったリリースイベントから“ジャスミン LOVE”を中心に据えて歌い始めたところ、ファンたちからの嬉しい評価はもちろん、初見で触れた人たちが歌に惹かれてライブに参加してくれたり、そのままサイレントラプソディのことを好きになってくれる人たちが増えだしました。実は僕ら、6月より3ヶ月連続で新曲を配信リリースしてきました。それがシングルにも収録した“大人への1秒”、“君以外のAnswerなんていらない”、“ジャスミン LOVE”になります。この3曲を通して聴いてもらうことで、僕らが新たな色を少しずつ身につけ出したのがわかると思います。さらにシングル用に収録した、新曲の“ギュギュッと‼︎“を聴くと、“ジャスミン LOVE”からの進化という流れも見えてくるはずです。

■“ギュギュッと‼︎”は、むちゃくちゃハートをつかむ爽やかな胸キュンソングですよね?

絹村 そう感じていただけたなら嬉しいです。現時点ではまだライブで披露していないから、ファンの人たちが“ギュギュッと!“を初めて聴いた時の反応が楽しみです。

■良ければお2人も“ジャスミン LOVE”の反響についての思いを聞かせてください。

八神 とてもつかみを持った明るくてキャッチーな楽曲だから、すごくいいなと思います。ダンスの面でも、今まで以上にいろんなフォーメーションを組み込んだ、激しめの踊りを見せたことで、よりライブ映えするようになった印象もあります。とくに野外で、しかも明るい空の下で“ジャスミン LOVE”を歌うとすごく似合います。僕らはいつも笑顔でこの曲を歌っているから、そこに惹かれて、サイレントラプソディを好きになってくれた人たちが多い印象も受けています。

一ノ瀬 以前までは自分たちでダンスの振りをつけてきましたけど、この“ジャスミン LOVE”では、初めて振付師さんにお願いをしたのも大きかったなと思います。それこそフォーメーションもいろいろ変わるので、動きにも華やかさが増したことで、そこに惹かれている人たちも増えたなと僕も実感しています。2人も言っていたように、とても明るい曲調だし、つい口ずさみたくなるキャッチーさを持っているところも魅力です。ライブでも一緒に身振り手振りを真似しやすいし。その親しみやすさもこの曲の強みだと感じています。

絹村 やはり振付師さんがついたのは大きかったですね。歌は爽やかなのに、ダンスは意外と激しいし、しかもいろんなフォーメーションを見せるなど、“ジャスミン LOVE”はまさに、サイレントラプソディの新しい形を明確に提示した楽曲になりました。僕らが4人体制になって初めてリリースした前作の“世直しビリーバー”から、爽やかでポップな色を出し始めています。そこからの流れを、これまでのサイレントラプソディらしさを含んだバラードの“大人への1秒“、変化の橋渡しとなる“君以外のAnswerなんていらない”、そして新しいサイレントラプソディの色となる“ジャスミン LOVE”と、繋げて見せていけたのも良かったなと思っています。だからこそ、これから発表をする新曲の“ギュギュッと‼︎”の反響が楽しみなんですよ。

■“ジャスミン LOVE”のMVは、すごく爽やかでメンバーにとても親しみを覚える内容に仕上がっていますね。

絹村 “ジャスミン LOVE”のMVはとても評判が良いので、ぜひ見てほしいです。このMVでは、メンバーそれぞれが役割を持って登場しています。滉明は……。

八神 僕はソファーでゆったりとくつろぐ姿を見せています。

一ノ瀬 僕はご飯を食べる人として映っています。(笑)

絹村 僕はカフェの店員として。今日欠席している啓太さんはなぜか野外で、しかもシャッターを前に、とても解放感を持った姿で爽やかなお兄さんとして映っています。(笑)

■隼也さんのランチ?を前にしたあの姿は、かなり女性のハートをつかんでいるんじゃないですか?

一ノ瀬 つかんでいます!

八神 あっ、つかんじゃってるんだ?(笑)

一ノ瀬 監督さんいわく、「隼也くんはかわいさが売りだから」と、あの設定を考えてくれたようです。用意してくださったご飯も美味しかったです。とくにから揚げが美味しかったですね。

■あの笑顔を見たら、女性たちは落ちてしまうよね。実際にハートの落ちた女性たちは多いですか?

一ノ瀬 いっぱい落ちてくださっています。MVを公開してから、Xのフォロワー数が一気に増えだして、「あの食事シーンの表情が良かった」と言ってくださる方がたくさんいます。

■メンバーそれぞれの個性を巧みに生かしたキャラ設定をしているところがいいですね。

八神 MVの監督さんは、「なんで僕らのことをこんなにもよく知っているの?」と思ったくらい、それぞれにピッタリの役柄を任せてくれました。

■“ジャスミン LOVE”に触れていると、4人に誘われている気分になれるし、女性の場合、この曲を恋人気分やデート気分で受け止めている人たちも多いのかなと思います。

絹村 そうだとしたら嬉しいですね。僕らも「そうさ、大胆気ままに Open heart 裸足で君を連れて行く」など、文字通り気持ちをオープンにして歌っています。今、デート気分と言ってくださいましたけど、サイレントラプソディのファンの人たちはもちろん、この曲に触れた人たちを、僕らがサイレントラプソディの描く未来へ連れていく。そんな気持ちになってくれたら嬉しいなと思います。

■“ジャスミン LOVE”はまさに、これからのサイレントラプソディの未来を切り開いていく楽曲。その上で、“ギュギュッと‼︎”を聴いたら、みなさん4人にハートを「ギュギュッ」とつかまれてしまうんじゃないですか?

絹村 実際に“ギュギュッと‼︎”と歌っているくらいですから、この曲でもみんなのハートをギュギュッとつかみたいです。

八神 この(取材)時点ではまだダンスの振りがついていないから、想像にはなってしまうけど、“ギュギュッと‼︎”も、隼也の食事シーンと同じようにかわいさが見える楽曲だから、聴いた人たちの胸が「ギューッ」となってほしいし、実際にそうなりそうな予感がしています。

絹村 “ジャスミン LOVE”もそうですけど。“ギュギュッと‼︎”に触れたら、大人っぽさを魅力にしていた以前のサイレントラプソディの印象が良い意味でガラッと変わると思います。むしろ、滉明、隼也という2人の魅力をより活かす上で、とても良い楽曲になるなと思っています。今のサイレントラプソディは、歌とダンスを魅力に据えたグループの色を強めているからこそ、“ギュギュッと‼︎”もそこを楽しんでいただける楽曲になりそうです。

一ノ瀬 “ギュギュッと‼︎”は、聴いた人たちがどんな反響の声を返してくれるのか、とても楽しみになる楽曲です。今のサイレントラプソディが目指しているのは、歌とダンスを一番の魅力にしたダンス&ヴォーカルグループです。そこを軸に据えた上で、“ギュギュッと‼︎”を通して、「かわいらしい」部分をより強調して見せていけそうです。

八神 歌った時点で、ライブの光景が見えてきましたからね。曲の中で掛け合いも出来るし、みんなでわちゃわちゃと楽しめる楽曲になりそうです。