CUBERS VANITYMIX 2020 SPRING PICK UP INTERVIEW

CUBERS『WOW』

ドキドキわくわくする女性目線のキュートなメジャーサードシングルリリース

メジャーサードシングル『WOW(ワオ)』をリリースするCUBERS。今作はコスメティックブランドBCLの人気商品「Clear Last」のアンバサダー&タイアップソングということもあり、女性目線のキュートなポップソングに仕上がっている。春らしく、わくわくするアレンジが印象的な“WOW”、大人の雰囲気を醸し出す“Sweet Beat”、そしてキャンプ企画でMVPを獲得した末吉9太郎のソロ曲“顔面国宝!それなー”について、TAKA、優、春斗、綾介、末吉9太郎のメンバー全員にたっぷり話してもらった。

■今回のシングルはBCL「Clear Last」のタイアップソングとアンバサダーにも決定していますね。

9太郎 僕、「Clear Last」は好きでずっと使っていたので、めちゃめちゃ沸き散らかしました。CUBERSになってからは特にそうなんですけど、やっぱりお化粧すると気分も上がるんでアンバサダーになれて嬉しいです。

■そんな気分の上がる春らしい1曲になりましたね。

TAKA 実はこの楽曲自体は昔からあったものなんですよ。

綾介 ワンコーラスだけたくさん録っている中にこの曲もあって。

春斗 1年以上前かな?

綾介 いや、もっと経つかもしれない。

優 “メジャーボーイ”よりもっと前かも。

綾介 そうだね。“PEOPLE GAME”とかもそのときからあって。

TAKA だからそのとき聴いた感覚と、こうやってリリースすることになってから聴いた感覚ではちょっと違いましたね。歌詞も変わったので。

綾介 今回はガラッと女性目線になってね。アレンジも最初はもうちょっとギター寄りだったんですけど、今回は結構キラッキラな感じになって。

■キラッキラですよね!聴いているだけでわくわくします。

綾介 そうなんですよ。疾走感もあるし、何回聴いても気分が上がってくるよね。

春斗 主人公の女性の心境がどんどん変わっていく物語なので、そういう部分も楽しめるし。

優 メロもキャッチーでCUBERSらしい曲になったしね。

9太郎 僕はこの曲が本当にしっくりきていて、僕のことを代弁してくれているなっていうほど、代弁ポイントがいっぱいあって。

TAKA 「サプライズもヒロインにも/私には似合わない」のところ?

9太郎 ううん、それはすごく似合う。サプライズとヒロインはめちゃめちゃ似合うから!

TAKA そうか…。

9太郎 いちばんの代弁ポイントは、「“あんな風になりたいな”/夢見たら気分潤って」のところで、僕、モーニング娘。さんになりたいってずっと言っているんですけど、モーニング娘。さんになりたいなって思うとすごく気分が潤うんです。それで、寝る前に「なりたいなりたい」って思って寝ると、夢の中でメンバーとしてパフォーマンスできるんです。そこでめちゃめちゃ気分が潤って、朝起きて、ベースメイク済ませて、艶めく朝が来るんですよ。だから本当に僕のことを歌っている曲だなって思います。

■ふふふ。女性目線の曲ということで、歌い方や表現の仕方とか気を遣う点も多かったんじゃないですか?

TAKA どういうアプローチがいいのかなっていうのはすごく考えましたね。フレーズ自体が女性っていう部分もあるので、そこをうまくバランスをとったって感じですね。女性目線ではあるけど、共感できるところがあるので。

■なるほど、なるほど。

TAKA どのアプローチが正解かっていうのはないと思うので、響きというか、ニュアンスというか、ちょっと中毒性のあるような、そういう歌い回しにしようかなと思って。歌詞がかわいいので、それを男らしく歌ってもあんまりしっくりこないだろうし。だからちょっと歌詞に寄り添って歌うことでこの曲の良さが出るんじゃないかなって。なので、そっちに重きを置いて、今回は自分らしくというよりは歌詞の方、この主人公に寄せていきました。

■優さんはいかがですか?

優 歌詞もそうなんですけど、パッと聴いた感じかわいい印象があるので、かわいいに寄せてしまうと本当にそれだけになってしまうので、どちらかというと、おしゃれな方に持っていくようにしました。ベースラインとかが結構かっこいいので、それでもおかしくはないと思って。

■たしかに、かっこいいですよね。春斗さんはどうですか?

春斗 歌詞の意味を捉えて、女性だったらこういう心境になるのかなって想像をして歌ったのと、あとはやっぱり男でも当てはまるところがあると思うので、そこのバランスを自分でうまく取りながら歌いました。

■綾介さんはいかがですか?

綾介 僕は女性シンガーソングライターが割りと好きなので、病みソンみたいなのとか。(笑) だからこの曲を聴いて、自分の頭の中で勝手にMVを作って、その主人公になりきって歌いました。自分なりの解釈ですけど、そうすることで全力で気持ちを込めることができたかなって。

■それぞれいろいろ考えて表現されたんですね。

9太郎 僕はすぐにしっくりきたんですけどね。

■はいはい。

TAKA 女性目線ではあるけど、気持ち的にはわかる部分ももちろんあるので、そういう意味ではそれぞれが考えたことをどう形にするかっていうところだったんじゃないかなって思いますね。

■なるほど。この曲は女性の恋心とそのドキドキわくわくする感じが描かれていて、そこが春のイメージにぴったりだなと思ったんですが、みなさんは春に対してどんなイメージをお持ちですか?

綾介 僕はやっぱり出会いと別れかな。卒業とか悲しいけど、桜が咲く頃にはまた出会いが待っているんだよって……いいこと言ったでしょ?(笑)

春斗 あざっす。

綾介 あざっすってなんだよ。(笑)