d-girls VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

d-girls 恵比寿LIQUIDROOM

d-girlsの新たな挑戦――8月13日恵比寿LIQUIDROOM単独公演開催!

2013年結成のTRANCE系ダンスボーカルユニット・d-girlsが、8月13日に恵比寿LIQUIDROOMにて単独公演を開催する。2018年のマイナビBLITZ赤坂での単独公演、今年5月のTSUTAYA O-WESTでの単独公演を経て迎えるこの新たな大舞台――大切な日を目前に控えた彼女たち5人に心境を訊いた。

■おひとりずつ自己紹介をお願いします。

瀬戸 寝落ちと妄想が特技の瀬戸千花です。アニメが好きです。『黒子のバスケ』の黄瀬涼太くんが推しです。二次元と結婚します。

杉本 唯一のオリジナルメンバーの杉本よしみです。アイドル活動11周年を迎えました。漬物が大好きで、塩分を常に摂取しないとヘロヘロになってしまう体質です。今いちばん好きな漬物は岩下の新生姜です。

こだま 大阪出身で「あざとかわいい」がキャッチフレーズのこだま霞です。d-girlsでは新しいメンバーになります。特技はウィンクです。

百瀬 アイドルと二次元が好きな百瀬めいです。もともとアイドルおたくだったんですけど、自分もなってみたいと思ってd-girlsに入りました。わたしも新しいメンバーになります。

こだま 同期なんです。

百瀬 そう、同期なんです。でもけっこう生意気です。

斉東 斉東由奈です。毎朝紅茶を飲むことと、70年代、80年代のアイドルが大好きです。あとは「ぼのぼの」が好きで、グッズをいっぱい持っています。

■今日は8月13日の恵比寿リキッドルームでのワンマン公演についてお訊きしていきたいのですが、1ヵ月をきった今、どんな心境ですか?

瀬戸 今ちょうど焦り始めたというか、現実味を帯びてきた感じです。いつもやっていることをやるだけなので、そういう意味では心配はしていないんですけど、やることがいっぱいあるなって。そういうことがだんだん明確になってきた感じですね。あとはお客さんが来てくれればうれしいな、と。

杉本 もう毎回胃が痛くなるんで、今も痛くなってきています…。どれだけの方が来てくれるのかなって不安がいつもあって。でも、d-girlsは、いつも挑戦的なことをやらせてもらっていて、今までも無音ダンスとかもやらせてもらって、リキッドでもまた新たな挑戦があると思うので、楽しみにしていてほしい気持ちもあります。

こだま これまで(赤坂)BLITZとO-WASTとやらせてもらって、2公演ともいい感じできているので、もっともっと次につなげていくためには、リキッドも満員にしたいなというか、満員にしなければな、と思っています。ワンマンはd-girlsの魅力をいちばん出せるところで、普段はやらないカッコいい曲や、激しいダンスの曲も観せられると思うので、わくわくした気持ちもあります。

百瀬 今までワンマンを5回経験させていただいているんですけど、ワンマンが近くなったときのピリッとした空気感がすごく好きなんです。今ちょうどそういうときで、レッスンをしながら、みんなが同じところに向かっていっているんだなって、そういう気持ちです。今まででいちばん大きい会場なので、不安もたくさんあるんですけど、d-girlsはみんなを元気にすることを目標にしているので、みんなで楽しめたらいいなと思っています。

斉東 ワンマン前って覚えることや、頑張らなくちゃいけないことがたくさんあって、不安になることもあるんですけど、それ以上に楽しみな気持ちのほうが強くて、というのは、ワンマンライブってファンの熱量が違うんです。その熱量がしっかり伝わってくるし、それを受け取ると「頑張ってよかったなー」って思うので、すごく楽しみですね。

■BLITZやWESTのときとはまた全然違う気持ちですか?

杉本 この1年はクラウドファンディングをさせていただいたり、リミックスコンテストをさせていただいたりして、関わってくださる方も増えてきたんです。WESTのときは、そういった、これまでとは違う方たちもたくさん来てくださって。d-girlsが広がっていっているんだなということを感じることができたので、モチベーションはこれまでのワンマンよりも上がってきているなと思います。

瀬戸 わたしはBLITZのワンマンが不安で仕方なかったんですけど、前回はたくさんの方が来てくださって、いい気持ちで終われたので。だからこそ、あれよりも良くならなきゃいけない、越えなくちゃいけないっていう不安が大きいですね。もっと見せ方などを研究しなくちゃいけないと思うし、ファンの方に「声が好き」って言ってもらうことが多いんですけど、「歌が好き」って言ってもらえるライブにしたいなって。もちろんうれしいんですけど、そこで終わらないようにしたいなって思っているところです。

杉本 歌はやっぱり難しいよね。

瀬戸 難しいよね。音程が合っているとかそういうことじゃなくて、じゃあどこにいったらいいんだろう?って。レコーディングでもいろいろと考えて歌っているのに、アッパー過ぎるとか、かわいく歌い過ぎとか、「だってかわいい曲だからそうしたんだけど!」みたいな。(笑) そういう意味では、まだダンスのほうがわかりやすいなって。

杉本 わたしはプロデューサーさんの要望にどれだけ応えられるかっていうタイプなので、逆に考えるのが苦手なんですよ。いい意味で我がないというか、表現したい部分はちゃんとしますけど。あとはやっぱりどれだけ応えられるか、楽曲に合う歌にどれだけ寄せられるかって、そこを考えていますね。

■なるほど。こだまさんはこれまでのワンマンと比べて気持ち的に違うところはありますか?

こだま 8月でd-girlsに入って3年目になるんですけど、1年前のBLITZで、初めてマイクを持たせていただいので、2年間はずっと歌えていなかったんです。それなのに、一切歌えない2年の間もずっと応援してくださる方がいて、たくさんの方に支えていただきながら、やっとボーカル曲もいただいて。なので、これからはもっともっと頑張って、その応援に応えていきたいなって。今はそういう気持ちでいっぱいですね。

■マイクを持てなかった時期というのはどんな心境でしたか?

こだま なんて言い表わせばいいかわからないんですけど……。

杉本 観ている方もつらかったしね。

こだま そうですね。でも本当にたくさんの方に応援していただいていたので、辞められないし、ここで辞めるべきなのかって悩んだ時期もあったんですけど、d-girlsとしてだいぶ自信もついてきたので、今はもっといろんな方に知ってもらって、応援してもらえたらうれしいですね。