=LOVE VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

初の海外ロケで南の島の「女子旅」を描く14枚目のシングル『ナツマトペ』。

=LOVEの14thシングル『ナツマトぺ』が7月19日にリリース。指原莉乃のプロデュースにより2017年にデビュー、これまでにリリースした13作のシングルは全てオリコン・週間ランキングにてトップ10入りを果たしている=LOVE。新曲“ナツマトペ”は女子旅をテーマとしたキラキラの夏ソングで、MVはフィリピンのセブ島・マクタン島・ナルスアン島・カオハガン島で撮影された。なお、=LOVEが海外ロケを行ったのは今回が初。今回は「イコノイジョイ 2023」を控えた大場花菜、音嶋莉沙、髙松瞳の3人に旅の思い出を訊いた。

■今年も夏らしくなってきましたね。みなさん夏は好きですか?

髙松 苦手です……。私は汗っかきですぐ大量の汗をかいてしまうので、それが嫌で嫌で……。

■そうしたら汗をかかない冬がお好きですか?

音嶋 私は夏生まれなので夏が大好きです!逆に冬はどんなに着ても寒くて風邪をひきがちなので、どちらかというと暑さの方が耐えられるかな。

大場 私も寒がりなので冬はダメなんですけど、夏はもうなんでもアリ!

■今回の新曲“ナツマトペ”は女子旅をテーマにした夏曲ですが、=LOVE(以下:イコラブ)で旅といえば社員旅行ですね。13thシングル『この空がトリガー』に付属する特典映像『イコラブ社員旅行 in 北海道』では、カワイイ蛇さんとお戯れになっていましたね。

髙松 2022年の社員旅行では、北海道の「日本で1番怖い」と言われている動物園に行きました。ぜひ見て欲しいです。

音嶋 私は小さい頃にふれあいパークでラクダに追いかけられたことがあって……動物が怖いんです。「動物さんたちと歩こう!」という感じのイベントがあったんですけど、動物が近づいてきた時は怯えて背中を見せながら逃げちゃったんですよね。そうすると動物って(本能で)追いかけて来るんです。そのことがトラウマで……。

■それはある意味、貴重な体験ですね。(笑)

音嶋 だから、この社員旅行は本当に怖かったです。「スゴい所にきちゃった……」と思いました。でも、柵の中にいた動物は可愛かったし、ウサギには触ったりもできました。

■みなさんが今までにやった旅行企画の中で特に印象的だったものはありますか?

髙松 今回の『ナツマトペ』の特典映像に入っている社員旅行では、「夏を満喫しよう」をテーマにみんなで流しそうめんをやって、ちゃんと竹から作ったんですけど、とても大変でした。(笑) とんでもない長さの竹を藪の中で押して倒したのですが、倒れる方向が全くわからないんです。まさに命がけの流しそうめんになりました。(笑)

■それは確かに命がけでしたね……。さて、新曲“ナツマトペ”について、みなさんの好きなポイントを教えてください。

髙松 私はBメロが好きです。Aメロで沢山はしゃいでいるけど、Bメロでは落ち着いてちょっとセンチメンタルな気分になる感じがすごく良くて。1番のBメロは齋藤樹愛羅ちゃんが可愛い声で歌っているのですが、ちょっとエモーショナルというか、ちょっとだけ切なさも入っているメロディーと歌声が良いです。

音嶋 この曲はすごくアップテンポで、パフォーマンスもテンポが早くて、いつの間にか終わっている感じがするのですが、その中に全てがギュっと詰め込まれていて、聴いているだけでウキウキ、ワクワクするところが多いと思います。歌うのは難しいんですけど、ファンの方が一緒に掛け声を歌ってくださったら、ワンランク上の“ナツマトペ”が完成するんじゃないかな。

大場 私はAメロの早口でテンポが上がっていく感じのメロディが楽しくてワクワクします。Aメロには「オノマトペ」がたくさん入っているので、ワードとして可愛いなと思う所が多いです。お気に入りは「うきわプカプカ 水がパシャリ跳ねる 心もぴょこん跳ねた」です。全部可愛くて癒される感じの歌詞ですね。

■確かに「ぴょこん」は良いですよね~!(笑) それにしても“ナツマトペ”は「プリンセスだけで踊ろう」、「プリンセスだけでいようよ」という歌詞があって「女の子のためのアイドルソング」という感じがします。イコラブは女性ファンも多いんですよね?

髙松 最初は男性のファンが多かったんですけど、やっぱり指原さんの歌詞と衣装が大きいかもしれません。「メイクや髪形を真似したい」って言ってくださる方たちもいますし。初期の頃は、指原さんがメンバーみんなの髪型も指定してくださったのですが、「真似したい!」って言ってくれる子たちが増えました。

■衣装や髪形に「女の子が好きそうなポイント」があるのですか?

髙松 イコラブはみんな好きな髪形にしています。それがいいのかな?あとやっぱり衣装ですね。髪飾りとかもめちゃめちゃポイントで、「着けてみたい!」「お揃いにしたい!」と思わせるものになっています。

■あ~、推しと同じものが着れるのは嬉しいですね。そして、今回の新曲“ナツマトペ”でイコラブは初の海外ロケを敢行したわけですが、いかがでしたか?海外ロケにはトラブルがつきものですが……。

音嶋 撮影中のトラブルよりも、移動中や食事、水回りのトラブルが多かったです。

大場 日焼け止めをいっぱい塗っているから、水回りのトラブルは結構大変でした。

音嶋 船で移動している時には、それまで晴れていたのにいきなりスコールが降り出してしまって、みんな衣装や髪形などをある程度完成させてから船に乗っていたのですが、横から雨が入り込んできてびしょ濡れになっちゃって……。誰も一言もしゃべらず、ただ雨に打たれて耐えていましたね。

■あ〜辛い……海外ならではですね。MVの衣装がとっても可愛かったのですが、それぞれの衣装にテーマなどはあるのでしょうか?

髙松 あります。まずはシングルの歌唱衣装(水色のミニスカート)と、サンドレスはそれぞれ色が違っていて、歌詞の「いつもより派手なワンピース」をイメージしています。私服風の衣装は「いつでも水に飛び込めるように」という感じで、水着の上に羽織っています。あとパジャマ!すごく可愛かったです。

■パジャマ衣装はすっごい可愛くて、もっと見たかったです!滞在中のオフの時間に「あ、ここ歌詞の通りだ」って思った時ってありましたか?

大場 ウミガメが泳いでるのを見て感動しました。かなり大きかったです。知らない景色。(笑)

■それは感動しますね!イルカにも遭遇しましたか?

髙松 イルカはオールCGです。(笑) でもヒトデがめちゃくちゃたくさんいて、しかも柄が変わっていて……。あと、MVの最後にも一瞬映っているんですが、おにぎりみたいな貝殻を背負ったヤドカリもいてびっくりしました。

■南の島っぽい目撃談ですね。(笑)

髙松 Dメロに「フィルムの中 収めた エモーショナル」とありますが、MVのエンドロールでもたくさんの写真が流れていくのですが、滞在中はずっと写真を撮り合っていました。これこそ「エモーショナル」なんだろうなと実感しながら。(笑)

音嶋 私は2番の終わりの「変わらずに一緒にいたいな 」って歌詞がすごく好きなんです。MVでは夕陽の中で「変わらずに一緒にいたいな」と言う沙夏(諸橋沙夏)をみんなで囲むシーンがあって、MVの中でも感動のシーンになっているので、注目していただけたら嬉しいです。

■先ほどお話にもありましたが、MVではエンドロールにたくさんの写真が流れるのが素敵ですよね。みなさんがこれまでフィルムの中に収めたエモーショナルな瞬間ってありますか?

音嶋 “ナツマトペ”のMVを撮影した時、スコールが止んで虹が出たんです。その瞬間をすごく綺麗に写真に収められました。イコラブのMV撮影中に虹がかかるのがすごいですよね!やっぱり奇跡だったなって思います。

大場 私はイベントや番組に出た時に、いつもみんなと集合写真やツーショットを撮っています。自分の携帯にも思い出として残るし、みなさんにも喜んでもらえるし。それが結構たまってきていて、並べると「良いな~」って思います。

■20年後とかに見返すとまた感慨深くなると思います。アイドルやミュージシャンでもないと、大人になってからは自分の写真を撮ることも少なくなるとよく言いますしね。

髙松 でも私、アイドルなのに自分の写真をあまり撮らないです。唯一撮るのは食べ物の写真で。(笑) 私は食べることが大好きなので、外食に行ったら必ず撮ります。見返して「あ、この時はこれ食べたな」とか考えたりして。たまにケータリングとかも撮っています。

■コンビニスイーツとかも撮っていますか?

髙松 それはさすがに頻繁すぎて撮っていません。(笑)

■なるほど。(笑) それでは今作のMVの「ココ見て!」ポイントを教えてください。

音嶋 エンドロールを見ていただきたいなと思います。メンバー同士で撮り合った写真が流れてくるので、1個1個止めてゆっくり見ていただきたいです。最初から最後までイコラブの良さがたくさん詰まったMVなので、エンドロールまで見ていただけたら嬉しいな。

髙松 私はサンセットシーンを見て欲しいです。みんなで一列になって夕陽を見ているところ。みんなで一緒にジャンプして、まさに青春でしかない。なんか泣けてくるんですよね、これこそ「エモーショナルじゃん!」って感じで。私たち「青春”サブリミナル”」という曲でも夕陽を見てジャンプするという“ナツマトペ”と全く同じことをしていて。イコラブは一列になって夕陽を見ると絶対にジャンプする習性があります。(笑)

■見比べてみると、もしかしたら飛距離が上がっているかもしれませんね。(笑)

髙松 歳を重ねた分、低くなっているかもしれない……。(笑) 夕陽の撮影って、その瞬間しか撮れないじゃないですか。でも今回はバッチリでした。陽が沈む前にちょっとイイ感じで撮れました。

大場 私はリップシーンを見て欲しいです。みんなめちゃくちゃ可愛くて、本当に「キラキラのアイドルだな」って思います。でも私、眩しいのがとにかく苦手で撮影の時は全然目が開かなくて……。(笑)

■眩しいのが苦手なのはわかります。眩しいと目が痛いですよね。ひとり旅や友達との二人旅、3人以上の旅、家族旅行やツアーなど、旅の形は様々ですが、自分が一番好きなものはどれですか?

髙松 えー、難しい!でも私はひとり旅ですね。ひとり行動が好きだし得意なので、ついひとりで行っちゃいますね。私と衣織(野口衣織)は今年に入ってから、同じ時期にそれぞれひとり旅をしました。私は函館にひとりで行って、ひとりで美味しい物をたくさん食べてきました。ラーメンとかハンバーグ、お寿司屋さんにも行っています。

大場 私もひとりで結構いろいろな所に行きます。ライブのついでにフラっと行くこともありますし。宝塚が好きなので、初めて宝塚に行けた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。

音嶋 私は感情を分かち合いたいタイプなので、ひとり以上が必須です。二人でもいいし、できるだけ多い方がいいかな。でも偶数で、4人ぐらいが一番楽しいんじゃないかなって思います。

■せっかくなので、みなさんの予算も時間も無視した場合の「行きたい旅行先」を教えてください。

髙松 私はハワイ州にします。やっぱりずっと憧れがあって、まだ1回も行ったことがないので、今はハワイに行きたいです。

■メインの目的は……食べ物でしょ?(笑)

髙松 はい!パンケーキとアサイーボールとマラサダ(揚げパン)。バレてる!(笑)

音嶋 私はドバイ首長国に行きたいですね。海外には行った事はあるんですけど、ドバイ首長国って「お金持ちの国」と言われているので、「建物もすごいのかな?」と思ったり。街の雰囲気もすごそうなので、単純に見に行ってみたいです。

大場 私はアメリカ合衆国のニューヨークでブロードウェイ・ミュージカルを観てみたいです。人生に一度は本場のステージを生で観たい願望があります。あとはロンドンかな。ロンドンっぽいものがすごく好きで。「ロンドンっぽいものって何?」と言われたら、パッとは出て来ないんですけど。(笑) イギリスっぽい洋服とか、小物とか、そういった雰囲気が好きで……。

■イギリスっぽい雰囲気というと、モッズ系とか……チェック柄とか?

大場 そう!チェック柄大好き。あと、フィンランド共和国にも行ってみたいです。優しそうな雰囲気が良いなと思います。

■フィンランド共和国はなんとなく合っている気がします。(笑) さて、もうすぐ「イコノイジョイ 2023」ですが、今年はどんなイベントにしていきたいですか?

大場 「イコノイジョイ 2023」は夏の最大の=LOVE、≠ME、≒JOYでのお祭りなので、ファンのみなさんが「めっちゃ楽しい!」って思ってくれるフェスにしたいです。最終的に一番の目的は「楽えしむ気持ち」です。(笑)

音嶋 「イコノイジョイ 2023」ならではの特徴は、イコラブがノイミーちゃん(≠ME)や、ニアジョイちゃん(≒JOY)の曲をやることです。このフェスでしかやらないことなので、踊っている姿をぜひ見ていただきたいです。練習では振りを教えてもらったりすることもあって、グループ間の交流も深められたらいいなと思っています。ファンのみなさんからも「楽しい!」「来て良かった!」と言っていただけるように、レッスンも頑張っていきます。

髙松 去年よりパワーアップした姿をお見せしたいし、見せられると思うのですが、今年は煽りまくりますよ!去年は演出家さんに「もっと煽っていいよ!」と言われたのですが、「確かにもっと煽っても良かったな」というのが反省点だったので。今年は声出しもできて、煽った時のお客さんの反応も違うと思うので、すごく楽しみにしています。

■それでは最後に、今この記事を読んでいる読者にメッセージをお願いします。

髙松 今この記事を読んでいる人の中には、イコラブのことをあまり知らない方もいると思いますが、この文章を読んでいるということはきっと運命なので、これを機にぜひイコラブのことを知って、イコラブ沼にハマって欲しいなと思います。よろしくお願いします!

音嶋 新曲「ナツマトぺ」は「夏」ということで、すごく可愛い曲ですし、メンバーも個性豊かな子ばかりなので、きっと「推しメン」が見つかると思います。ぜひ推しを見つけて、一生一緒に思い出を作っていけたら嬉しいです。

大場 今年の夏はイベントがたくさんあります。<イコノイジョイ 2023>から始まり、その次には「イコラブヨコハマ夏祭りPresented by Rakuten Optimism」もあります。それもすごく楽しみですし、その後もアイドルフェスが続いていくので、また新たなイコラブの魅力を引き出せたらいいなと思っています。頑張ります!

Interview & Text:安藤さやか

PROFILE
指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。2017年9月6日、ソニーミュージックより1stシングル『=LOVE』でメジャーデビュー。これまでに13作のシングルをリリースし、すべてオリコン・週間ランキングトップ10入りを果たしている。6thシングル『ズルいよ ズルいね』、8thシングル『青春“サブリミナル”』、12thシングル『Be Selfish』でオリコン週間シングルランキング初登場1位を獲得。2021年5月にリリースしたファーストアルバム『全部、内緒。』でもオリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得した。2021年1月には日本武道館2days公演、7月には横浜アリーナ単独公演、9月には幕張メッセ幕張イベントホール単独公演も開催。2022年9月25日には、東京・国立代々木競技場第一体育館にて 、過去最大規模となる約2万人を動員した 『=LOVE 5th ANNIVERSARYPREMIUM CONCERT』を大成功に収めた。2023年2月22日に発売した13thシングル『この空がトリガー』は、オリコン・週間シングルランキング、Billboard JAPAN Top Singles Salesともに過去最高値のポイント・集計を記録し、見事2位にランクイン。「=LOVE」という名前には、「アイドルとはファンに愛されなければいけない。そしてアイドルという仕事も自分が愛さなければいけない。」という指原莉乃の想いが詰まっている。
https://equal-love.jp/

RELEASE
『ナツマトペ』

Type-A(CD+DVD)
VVCL-2302~2303
¥1,650(tax in)

Type-B(CD+DVD)
VVCL-2304~2305
¥1,650(tax in)

Type-C(CD+DVD)
VVCL-2306~2307
¥1,650(tax in)

Type-D(CD+DVD)
VVCL-2308~2309
¥1,650(tax in)

Type-E 通常盤(CD)
VVCL-2310
¥1,100(tax in)

Sony Music Labels
7月19日 ON SALE