HKT48 VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■それは好きになっちゃいますよね。みなさんは人生をより良くするためにしていることって何かありますか?

竹本 自分の感情に逆らわないことです。悲しいって思ったら強がらないで悲しむし、イラついたらイライラしますし、嬉しい時は超絶喜びます。なので、趣味とかも「やりたい!」と思ったらすぐやるようにしています。

石橋 私は逆に、多少の我慢ですね。「多少自分が我慢していれば忘れるし」と思っていれば、モヤモヤも無くなるんじゃないかなと思います。それで、他のことに費やしたりします。イラっとしたら美味しいご飯を食べる、みたいな。(笑)

梁瀬 私は悩み事があったら、ひとりで旅に出ます。沖縄とか……。

■沖縄まで行くんですか?!すごい。

梁瀬 海に行くと浄化されるので、沖縄はベストスポットなんです。福岡だと大濠公園もすごく綺麗で心が浄化されます。猫ちゃんをぎゅっと抱っこしても、その場では癒されるんですけど、やっぱりモヤモヤが残っちゃって。でも、海に行ったら全てリセットされます。

■いろんな方法があって参考になります。歌詞とは逆に、「生まれてみたかった時代」ってありますか?

石橋 バブル時代。(笑) 世界が優しそうなので。

梁瀬 あんまり歴史には詳しくないんですけど、マンモスを追っかけていた時代かな。(笑) 「自分たちの力だけで生きて行く」みたいなのに憧れています。

竹本 私は恐竜が好きなので恐竜の時代に……。(笑) 恐竜って、誰も生では見た事ないじゃないですか。だから絶対に見てみたいし、絶対に乗ってみたいし、空も飛んでみたい。(笑) だから恐竜の時代に生まれてみたいなと思います。

■すごい!どんどん歴史を遡っていく。(笑) 次の曲“Lonely Subway”なんですけど、この曲の好きなところはどこですか?

石橋 この曲はめっちゃオシャレなんですよ。すごくオシャレで、いい意味でHKT48らしくない曲が来たなと思いました。オシャレな英語が多くて、レコーディングをする時に調べたりするのが大変でしたね。

梁瀬 私、すごくこの曲が好きなんです。私は音楽を聴く時に裏の音を聴いちゃうんですが、すごくディスコっぽいというか、体がノる音楽だなと思います。音楽が流れると首が勝手に動いちゃうというか、首でビートを取っちゃうみたいな。(笑) オシャレなHKT48を見られるのはファンのみなさんも嬉しいと思いますし、みなさんも首を動かしてノりながら聴いてほしいです。

■確かにこれはノっちゃう曲ですよね。歌詞にちなんで、あなたの1番の反抗期エピソードを教えてください。反抗期はありましたか?

竹本 ありました、ありました。もうHKT48時代にありました。(笑) 私はまだ入って1、2年目ぐらいの時が高校1~2年生で、本当に反抗期がすごかったです。マネージャーさんと喧嘩したり、それもすごくくだらないことで喧嘩したり、イライラしちゃったり、そういうことがあったんですが、乗り越えましたね。

■高校生くらいだとそういう時期ですよね。

梁瀬 私は反抗期が気になって、親に「私って反抗期、いつだった?」と聞いたら、「あなたは年中反抗期だよ」と言われました。(笑) 自分でもわからないんですけど、常に反抗期って言われたら、確かにそうかもしれない。例えば、ご飯を出されたら、「私、お姉ちゃんのやつがいい」と言ったりします。(笑)

石橋 私も「常に反抗期」と言われますね。(笑) 家族仲はいいんですけど、3日に1回は絶対に喧嘩しちゃいます。それで次の日には忘れちゃう。(笑)

■仲がいいからこそですね。(笑) もし今とは全く別の人生を生きるとしたら、何がやりたいですか?

石橋 私は保育士がいいです。ちっちゃい子供が大好きで。歌のおねえさんとかもやりたいですね。

竹本 私は男の人に生まれ変わりたいです。普通にゲーム大会とかして、普通の男子高校生の生活を楽しみたいなと思います。

梁瀬 私は沖縄に住みたいなぁ。自分で開いたカフェとか、雑貨系とかのお店で、そっとのんびり暮らしたいです。

■梁瀬さんの夢は歳を取ってからでも全然できそうな夢ですね。人生はまだまだ長いんですから、なんでもできますよ。そして“最強アイドルよろしく!”なのですが、これはちょっとデビュー直後のアイドルっぽい曲で、歴史の長いHKT48が出すのには驚きました。なぜこのタイミングでこの曲が来たんですか?

竹本 私たちもびっくりしたんですけど、やっぱり6期生や7期生が加入して、チームのメンバーも最近になって増えたので、その子たちが「新しいチームで頑張るぞ!」みたいな感じで歌っていければいいなと思います。

■でもグループ全体で言うと、「紅白歌合戦」にはもう出ているし、ドームツアーはもうやっているのが面白いところですね。この曲の1番聴いてほしいところ、好きなところはどこですか?

竹本 やっぱり2番の「応援しててよかったよって 絶対思う日が来るさ」という所は、何も成し遂げていなかったとしても、ファンの方からしたら推しは最強のアイドルだと思うので、誰のファンの方にもすごく刺さるんじゃないかなと思います。

■それは刺さりますよ。みなさんは自分がアイドルとして特に力を入れてることはなんですか?

石橋 ファンの方を第一に考えることです。私はファンの方のことがすごく大好きなんです。ファンの方が喜んでくれることを全部したいと思うのですが、いろんな方がいますから、ツインテールが好きという方もいれば、大人っぽい方が好きという方もいるので、全然違う自分を常日頃から見せれられたらなと意識しています。

梁瀬 「常に全力をやめないこと」ですかね。私は汗をかいて髪がグシャグシャになっているアイドルが好きだったんです。いつもそれに元気を貰っていたので、私も崩れるまで髪を振り回したくて。自分ができることはとにかく汗をかいて、全力の姿で誰かの心を動かすことだと思うので、それはこれからも続けていきたいです。

竹本 私は(梁瀬とは)逆で、渡辺麻友さんが大好きだから、前髪が崩れない「ザ・アイドル!」という感じの方が好きです。そういう人になりたいと思ってグループに入ったので、理想を曲げないことを大切にしています。妥協しちゃったり、自分には無理かなって思ったり、人気出ないかなと思ったりすることもあるんですけど、理想は絶対曲げずに、「私は理想のアイドルになりたいです!」ということをファンの方にも発信していきます。なので、ついてきてください!

■最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。

石橋 まずは18枚目シングルでダブルセンターに選んでいただいて、ファンの方たちにもすごく喜んでもらえたのが嬉しいので、これからもファンの方たちの期待に応えられるように、もっともっとHKT48を盛り上げていけるように、ファンのみなさんにも一緒についてきてほしいなと思います。よろしくお願いします!

梁瀬 2作連続で選抜メンバーに選んでいただいて、今回は初選抜とはまた違った気持ちというか、自分がHKT48の先頭に立って引っ張っていくという気持ちをすごく強く持っています。シングルを出せることもすごく貴重な機会ですし、この機会を無駄にせず、この期間で何か行動を起こすというか、何か変化を起こせるように、全身全霊で工夫したり考えたりしながら、もう18枚目のシングルだという心を大事に、これからも頑張っていきたいなと思っています。

竹本 前回に引き続きダブルセンターをさせていただくことになって、すごくびっくりしました。前までは自分に自信がなくて、「ホントに自分でいいのかな?」とたくさん悩んだんですけど、連続でセンターに選ばれるということは、ファンのみなさんに期待されているということなので、すごく自信を持てましたし、こうして選んでいただいたからには、恩返しができるように精一杯頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!

Interview & Text:安藤さやか

PROFILE
SKE48、NMB48に続いて誕生した、福岡県福岡市を拠点に活動するAKB48の姉妹グループ。2011年10月に埼玉・西武ドームで行われたAKB48の全国握手会にて1期生がお披露目された。翌11月に福岡・ホークスタウンモールのHKT48劇場にて「手をつなぎながら」公演がスタート。2013年3月1日にシングル『スキ!スキ!スキップ!』でCDデビュー。同年12月31日には「NHK紅白歌合戦」に単独で初出演した。17枚目シングル『バケツを被れ!』を、 2023年12月20日にリリース。5期生の石橋颯と竹本くるみが初のWセンターを務めた。
http://www.hkt48.jp/

RELEASE
『僕はやっと君を心配できる』

通常盤 TYPE-A(CD+DVD)
UPCH-80617
¥1,676(tax in)

通常盤 TYPE-B(CD+DVD)
UPCH-80618
¥1,676(tax in)

劇場盤(CD)
PRON-5114
¥1,047(tax in)

ユニバーサル ミュージック / EMI Records
9月11 日 ON SALE