HONEY POPCORN VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

HONEY POPCORN

Mnetで初の冠番組スタート!リーダー・三上悠亜が番組とグループの魅力を語る

三上悠亜を中心に、メンバー全員が日本人のK-POPグループとして結成されたHONEY POPCORN。今年に入って新メンバーも加わり、さらなる活躍が期待される彼女たちの初の冠番組『HONEY POP TV in 韓国』が、9月1日よりMnetでスタートする。番組では今年7月にセカンドミニアルバム『De-aeseohsta』をリリースした際に、韓国で行なったプロモーション活動に密着。現地での舞台裏やメンバーの素顔など、貴重なシーン満載の番組について、そして新体制となったグループの魅力について、リーダーを務める三上悠亜に語ってもらった。

■『HONEY POP TV in 韓国』は、7月に韓国で行なったプロモーション活動の密着映像ということですが、見どころを教えてください。

三上 普段見せられていないメンバー同士のやり取りがたくさん見られると思います。まだメンバーの性格とかまで知らない方も多いと思うので、それぞれの魅力が伝わったらいいなと思います。

■韓国には何日くらい行かれていたんですか?

三上 10日くらいでした。全部の日程がプロモーションだったわけではないんですけど、ショーケースライブをさせていただいたり、路上ライブをさせていただいたり。路上ライブは現地のファンの方だけでなく、通りすがりの方もたくさん見てくださって、うれしかったですね。距離が近くて緊張しましたけど。しかも7月の野外だったので、ものすごい暑くて、もう汗びしょびしょで踊りました。(笑)

■プロモーション以外のシーンもあるんですか?

三上 みんなで弘大(ホンデ:多くの若者が集まるソウル市内の繁華街)でお買い物をしたんですけど、そこはけっこう長く撮っていたし、メンバーも楽しんでいたので、ぜひ見てほしいです。街ぶらみたいな感じになっていると思うので。

■ホテルでは打ち上げパーティーもしたそうですね。

三上 はい。ショーケースの打ち上げをやって、すごく楽しかったです。みんなで本当にパーティーっていう感じで、自分たちで出前を頼んだりしました。

■HONEY POPCORNのYouTubeチャンネルでも、出前にチャレンジしてましたよね。

三上 それを経て、二回目のチャレンジみたいな感じでやりました。

■無事に注文できたんですか?

三上 そこは見てのお楽しみで。(笑)

■リベンジできたのか楽しみにしてます!HONEY POPCORNについてもお聞きしたいんですけど、改めて結成の経緯を教えていただけますか?

三上 私がK-POPが好きで、それを知った事務所の方から「K-POPアイドルをやってみないか」と提案されて、挑戦してみたという感じです。

■こういうグループにしたいとか、三上さんから意見も出されたんですか?

三上 私からは特に意見はしていなくて。私はK-POPに関してプロではないですし、制作などは韓国側のチームにおまかせしているので、作っていただいたものをパフォーマンスすることに全力を尽くしたいなという気持ちです。

■とはいえトークイベント(今年3月と7月に開催された「三上悠亜とK-POPを聴く夜」)で紹介されていた曲を聴いた感じでは、HONEY POPCORNの楽曲も三上さん好みなテイストなのかなと思いました。

三上 そうですね。意見はしていないですけど、最初に曲を聴かせていただいた時点で、好きなタイプの曲だったので、「いいですね!」っていう感じでした。

■ネットでは三上さんが自腹で立ち上げたプロジェクトみたいなことが書かれていますけど、トークイベントのときに否定されてましたよね。

三上 お金の面は一切関与してないです。(笑) インタビューとかでは否定していたんですけど、SNSとかで言うと荒波が立ちそうなので、あえて触れないようにしていました……。

■そのへんは難しいですよね。三上さんは日本のアイドルも経験されていますけど、どういう部分で違いを感じますか?

三上 全然違いますね。楽曲も、歌も、ダンスも、ひとつひとつのことを全部完璧にしなきゃいけないというのが、すごく大きくて。日本のアイドルもたくさんレッスンしますけど、「みんなでやるぞ!」「がんばるぞ!」みたいな、どちらかというと青春っていう感じだったんですよ。だけど韓国はレッスンというよりは訓練みたいな感じで。

■韓国のグループは、めちゃめちゃレッスンに時間をかけるという話はよく聞きます。

三上 私たちも基礎の練習からたくさんやりました。レコーディングも、私が過去に入っていたグループは早かったんですよ。上手い下手ではなくて、その子の個性が出ているかどうかでOKが出るというか。韓国は一語一句、絶対に音も外しちゃいけないし、そのなかで最高の歌声を出さなきゃいけない。もう自分史上でいちばんいい声を出さなきゃOKが出ないみたいな感じだったので、レコーディングにかかる時間も全然違いました。

■1曲録るのに、どのくらい時間をかけたんですか?

三上 ファーストの『Bibidi Babidi Boo』のときは、4〜5時間かかってたのかなと思います。気づいたらそれくらいレコーディング室に入っていて。一回録り終わったと思っても、やっぱりもう少しよくなるかもしれないからって同じところを録り直したり。

■何度も録り直して、特に覚えているものはありますか?

三上 たくさんあるんですけど、『De-aeseohsta』に入っている“피어나”という曲で、「신비한 Violet!」と歌っているところは、めちゃくちゃ(音程が)高いんですよ。そこは何回も録ったんですけど、レコーディングの終わりくらいにもう一回録って、結局それが使われました。

■制作するときは、そのたびに韓国に行くんですか?

三上 そうですね。レコーディングのためとか、ジャケット撮影のためとか、そのたびに韓国に行って。日本での仕事もあるので、そんなに長くは滞在しないんですけど、『De-aeseohsta』のときだけでも3〜4回は往復しました。『Bibidi Babidi Boo』のときは、レッスンに時間をかけたので、もう少し多く行ったと思います。

■ダンスも日本とは違いました?

三上 そうですね。いかに揃っているかが大切で。向こうの先生には、振りだけじゃなくて、位置のズレも厳しく指導されました。動画を撮って、それをみんなで見て、誰がズレてるから直してみたいなことをひたすらやりましたね。

■三上さんが過去に所属していたグループも、ダンスには厳しかったと思うんですけど、それとも違う感じだったんですか?

三上 違いますね。私がいたグループは、先生はそこまで厳しくなかったんですけど、とにかくダンスに厳しい先輩メンバーがいて。その先輩と踊るときは、みんな身が引き締まりまくって、怒られないように必死だったんです。でも、そういう先輩がいたおかげで、ダンスがいいと言われるグループができたのかなと思います。

■韓国の先生は?

三上 韓国の先生はすごいやさしくて、「私は怒らないスタイルだから」って言ってたんですけど……怒られました。(笑) ダンスが苦手なメンバーもいるので、なかなか全員が揃わなくて。「初めて怒った」みたいなことを言われました。