ICEx VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■竹野さんの、東京でのお勧め観光スポットは?

竹野 えーっ、僕はそんなに外に出歩かないので、全然詳しくないんですけど、やっぱり渋谷ですかね。いろんな食べ物屋さんがあるし、洋服のお店も充実しているし、景色も都会的な綺麗さがあるから、まさに東京を象徴するような街だと思います。そういう意味でも渋谷かなと思います。

八神 とくに渋谷と恵比寿はね。

阿久根 僕は大阪出身ですけど、一時期、父親が仕事の関係で東京に住んでいたから、よく夏休みなどの長い休み期間の度に、東京に遊びに来ていましたし、父親と一緒に東京のいろんなところを巡りました。中でも印象に残っているのは、としまえんのプールと、江戸時代の風情を味わえた大江戸温泉です。そこには何度も行くほど大好きだったけど、今では両方とも無くなってしまったので、いい思い出としてずっと胸にしまっています。

■通常盤には、“ロボハ”が収録されています。

志賀 今回のシングルに収録した中では、一番ポップな楽曲です。この曲のテーマは「真夜中に動き出すオモチャのロボット」です。今回収録した曲には「暗闇」や、「ダーク」をテーマに書いた曲たちが多いように、この曲も「真夜中」がそこに共通するテーマになっています。でも曲調は、ICExのコンセプトの「Retro Toy Pop」さを感じさせる、とても明るくてかわいい曲になっています。

■“ロボハ”の歌詞には、「常識を振りきって」と出てきます。みなさんも常識に縛られずとはいいませんが、自分の信念を一番に信じて歩み続けていますよね?

志賀 以前は何も考えないで動いていたけど、今は周りを見据えて、考えた上で行動をするようになりました。

千田 周りを見据えつつも、自由に楽しくやっているよね。

竹野 このメンバーはみんな、こう見えて常識を踏まえて行動をする真面目でおとなしいタイプばかりです。

■八神さんや竹野さんはヤンチャにも見えますけどね。(笑)

竹野 そうですね。(笑)

八神 もちろん周りの意見は尊重するけど、周りにあまり流されたくはないし、自分の意見はしっかり通したいですからね。(笑)

志賀 みんな自分の意見をしっかりと持っているし、そこは貫いています。ただ大人になるにつれて、周りの意見もだいぶ柔軟に取り入れられるようになってきたなという感じです。

中村 昔の李玖(志賀)は、本当に自由奔放だったからね。(笑) あの頃を知っている自分からしたら、李玖もだいぶ大人に成長したなと感じています。

山本 そういう旺ちゃん(中村)は、今も周りの意見も聞いた上で、いい意味で自分を貫く人だけどね。(笑)

中村 確かにみんなからは、「一番自我が強い」と言われますね。(笑)

千田 間違いないです。(笑) だけど、何をやるにおいても自分の芯を必ず持って行動しているように、そこが旺ちゃんの良さになっています。本当にブレない男です。

■初回限定盤Aには、Blu-rayで「ICEx×Fight!!!-番外編 Sports Battle-」と題した映像を収録しています。この中では、チームULYSSES(中村旺太郎、志賀李玖、山本龍人、筒井俊旭)とチームIV-y(千田波空斗、阿久根温世、竹野世梛、八神遼介)の2チームに分かれて、「腕立て伏せ」、「フットサル」、「リレー」と、3種目で競いあいました。スポーツバトルが決まった時、どんな気持ちでしたか?

中村 素直に嬉しかったですね。というのも、以前からメンバー内で「スポーツ対決をしたいね」という話をしていたから、今回はULYSSESとIV-yというユニット対決になりましたけど、スポーツ対決ができたことは本当に良かったです。

■バトルの一つが「腕立て伏せ」でしたが、これから観る人たちのため、すべての結果は伏せておきますけど、この対決でとくに力を発揮したのが、中村さんと千田さんでしたね。2人とも何十回と腕立て伏せをしていましたね。

千田 旺ちゃんは日頃から筋トレをしているから、めちゃくちゃ自分を鍛えあげているけど、自分は筋トレする期間と、しない期間があって、収録の時は筋トレをしていない期間だったから、一緒に競い合うとなった時は、「旺ちゃんには負けないぞ!」という気持ちで頑張りました。

中村 2人とも50回以上は腕立て伏せをやりましたからね。僕個人でいえば、この日の収録を通して、いつもの筋トレメニューを消化することができたから、めちゃめちゃラッキーでした。(笑)

竹野 その考え方、脳筋すぎる。(笑)

■「フットサル」対決では、サッカー経験が豊富な阿久根さんが次々とゴールを決めていましたね。

阿久根 この中では一番サッカー経験が長かったから、「僕が決めなきゃ!」という気持ちはありましたけど、 最初は「みんなが楽しくフットサルを楽しめていればそれでいい」と思っていたから、みんなにゴールを決めてもらおうと思い、僕はアシストに回っていたんですよ。でもやはり相手に点を取られると、「負けたくない!」という気持ちが自然と出ちゃうんでしょうね。(笑) 次々と得点を決めていきました。でも僕個人としては、みんなが楽しんで試合をしていたから、それが一番良かったなと思っています。

筒井 フットサル対決の時は、ULYSSES側に球技が苦手な人たちが集まっていたから、正直不安もありましたけど、僕がキーパーになった時、他の3人がどんどん点数を取っていってくれたから、「この3人はめちゃめちゃ頼れる存在だ!」と思っていました。

■最後の「リレー対決」の時には、本当に抜きつ抜かれつの接戦を繰り広げました。

千田 あの勝負が最後というのもあって、とくに負けたくないという気持ちが強かったから。自分の感想にはなりますが、相手のランナーに追いつけなかったのだけが悔しかったですね。自分の足には自信があったんですけど、でも自分の前のランナーの八神のせいで……。(笑)

八神 スポーツ万能なことが人間のすべてじゃないんで……。前回もそうでしたけど、今回も苦手なことをさせられることが多かったので、もうそろそろ僕の得意なことで対決したいなと。

■それは、どんな企画ですか?

八神 う~ん……バレー対決かな?その時はどこのポジションを担当しようと、僕が勝っちゃうんじゃないですかね?(笑)

■では、次回は期待していますね。(笑)

志賀 この映像シリーズは、オフの僕たちの姿を見られるからと、COOLerの間でも「すごく貴重な映像だ」と喜ばれているので、ぜひ楽しみにしていてください。

■初回限定盤Bには、ライブ映像「ICEx×Fight!!!-Five Games Battle-」が収録されています。こちらはどんな内容でしょうか?

中村 「ICEx×Fight!!!」の総集編の映像になります。ライブシーンはもちろん、ライブ中の企画として行った、ULYSSESとIV-yのゲーム対決の模様も収録していますし、その時の僕らの表情も、より至近距離で見ることが可能です。

山本 ULYSSESとIV-yのライブ対決が楽しめるのは、今のところこの映像だけだから、この貴重な映像をみなさんに楽しんでいただければと思います。あの時の演出は自分たちで考えたし、8人のICExとは違う、4人ずつのICExでしか見られない姿がいっぱい詰まっています。

■そして2026年3月22日(日)には、パシフィコ横浜 国立大ホールで行う『ICEx 3rd Anniversary Concert 2026 “ICEx School”』公演が控えています。

山本 これだけの大きい会場でやらせてもらうからには、今まで以上というか、みなさんに「過去一番だったな」と思ってもらえるライブにしたいし、この日のライブに向けてやれることは全力で取り組んでいければと思っています。

■コンサートの規模も毎回大きくなっていきますよね。

筒井 すべてはCOOLerのみんなのおかげです。感謝の思いを本当に忘れず、大事にしながら、僕らも改めて初心に戻る気持ちでライブに挑みたいです。会場がパシフィコ横浜 国立大ホールと大きくなったからといって、正直、僕らがライブに向かう気持ちは何ら変わらないので。今も毎ライブを大事にしているし、毎回「これが最後だ」と思ってやっているからこそ、この日も良いライブをやるのは当然だと思っていますし、毎回のライブを120%の力を出し切ってやっているからこそ、この日も気合いを入れて挑みたいです。とにかく楽しんでもらえることを一番に心がけます。

■最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

志賀 今回のシングル『Da-Da-Da』には、いつもとは全然違うICExが詰まっています。今回はドラマ「地獄は善意で出来ている」の主題歌として、たくさんの方に“Da-Da-Da”の魅力を伝えられていると思うし、ライブではカップリング曲も披露していくので、ぜひ僕たちの新しいシングルを愛してくたさい。

Interview & Text:長澤智典

PROFILE
志賀李玖・中村旺太郎・阿久根温世・千田波空斗・筒井俊旭・山本龍人・竹野世梛・八神遼介からなる”8人組ダンスボーカルユニット ICEx(アイス)。 スターダストプロモーション≪EBiDAN≫の新ユニットとして2023年3月31日にファンの前で結成をサプライズ発表。
“全ての愛を愛す”をコンセプトに日々活動中。 2023年8月16日(水)にシングル『CANDY』でメジャーデビュー! 2024年9月にリリースした、メジャー1stアルバム『Retro Toy Pop』はこれまで掲げてきた “レトロトイポップ” の魅力を詰め込んだ楽曲や、彼らのグループ結成からの1年間半の軌跡と、少しずつ成長してオトナになっていく未来を想像させる待望のフルアルバムとなっている。2025年1月・2月には「ICEx Second Concert Tour 2025 “ROUTE-8″」を開催し、全公演ソールドアウト。2025年7月23日に6thシングル『インストール』をリリース。8月からはメンバーの出身地をまわる、グループ最大規模のツアー『ICEx Third Concert Tour 2025 “BOKUNCHI”』を開催。2026年3月22日には、グループ最大規模となるパシフィコ横浜 国立大ホールでのワンマンライブ『ICEx 3rd Anniversary Concert 2026 “ICEx School”』の開催も決定。
https://icex.jp/

RELEASE
『Da-Da-Da』

初回生産限定盤A(CD+BD)
VIZL-2485
¥3,300(tax in)

初回生産限定盤B(CD+BD)
VIZL-2486
¥3,300(tax in)

通常盤(CD)
VICL-37801
¥1,210(tax in)

Victor Entertainment
12月10日 ON SALE