MIDNIGHT DRIVE VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

“Destiny”は、甘いプロポーズソングとして作りました。

MIDNIGHT DRIVEが、5月27日に2ndシングル『Destiny』をリリース。“Destiny”は、大切な人と永遠に寄り添い続ける人生の旅路を送りたい想いを綴ったバラード曲。他にも、新たな始まりへ向けた想いや、強がってしまう男の恋心を綴った曲、女優のような女性に振り回される曲など、いろんな心模様を綴った曲たちを収録。6月11日には『MIDNIGHT DRIVE RACE TO TOYOSU -Beyond the PIT- @東京 豊洲PIT』と題した豊洲PITでのワンマン公演も決定。今回は、最新シングル『Destiny』に収録した曲たちの魅力を、SONI(ソニ)、RUI(ルイ)、SOL(ソル)、WOOSIK(ウシク)の4人の言葉を通してお伝えします。

■昨年12月に1stシングル『DAY TO MIDNIGHT』をリリースし、そこから約半年後の5月27日に、2nd シングル『Destiny』がリリースされますが、まるで駆けるように次々と作品を出していませんか?

SOL これも応援してくださるみなさんの期待に応えたくてのことです。それに僕らの手元には、まだまだリリースしたい楽曲がたくさんありますし、今も新曲がどんどん生まれています。その曲たちも、早くみなさんの元にCDとしてお届けしたい気持ちを持っているから、そこは期待していてください。

■最新シングル『Destiny』に収録した曲たちは、すでにライブでも披露していますよね?

SONI そうなんです。ここに収録された4曲とも、すでに昨年には生まれていました。あとは、その曲たちをどのタイミングでリリースするか……。それが今回のタイミングでした。先の話をするなら、すでに「次のシングルはこの曲たちで勝負したい」という楽曲まで、僕らの中では決まっているから、またリリースのタイミングを見計らってみなさんにお届けしたいなと思っています。

SOL 新曲が生まれたらまずはライブでみなさんに届けて、そこで育てながら作品化していくのが、今の僕らにとっての理想の形なんですよ。

■ぜひ今回収録された4曲の魅力について聞かせてください。1曲目は“DM(だからもう)”になります。

SOL 誰かを好きになった時、自分の想いを伝えたくて、以前なら手紙にして渡していたじゃないですか。そこにはドキドキした気持ちを大きくする距離感がありました。でも最近の恋愛は、DMで想いをやりとりすることが多いと聞きます。

SONI タイトルに書いた「DM」には、ダイレクトメッセージという意味も含んでいます。この曲には、別れた彼女に、Instagramの投稿へ「いいね!」を押された男性が登場します。今は誰に「いいね!」を押されたのかがわかるじゃないですか。今はもう連絡も取り合っていなくて、何をやっているかもわからないけど、まだ心に未練を抱えている中で「いいね!」を押されたことで心が動いてしまう。そんな男性の気持ちを描いています。しかも、主人公の男性は「もう未練なんかないよ」と強がりながらも、実は未練たっぷりな心模様をここには描きました。

WOOSIK でも男性ってみんなそうですよね。自分たちもそうだけど、男女問わず、そういう経験はみんなあるんじゃないかなと思って、この曲を通して想いを届けました。ライブで“DM(だからもう)”を歌う時は大人なムードで歌っているから、ファンの人たちは嬉しい悲鳴をあげてくれます。

RUI “DM(だからもう)”は、歌詞の内容もお勧めしたいけど、ノリノリの曲調だし、楽器の音も含めてとてもお洒落な楽曲です。サウンド面の魅力もぜひ感じてほしいなと思います。

SOL ドライブする時に聴くとピッタリです。本当は頭からバーンと盛り上がる曲を……という想いもあったけど、BPM(テンポ)的にも、「ここから上がっていくぞ」というスタートにピッタリだと思って、まずはこの曲から始めました。そこから盛り上がるように“NEW WORLD”へ続きます。

SONI “NEW WORLD”は、ライブでも盛り上がりを作れる楽曲として親しまれています。ライブでは、みんなと一緒にジャンプをするなど、実際にすごく盛り上がっていますし、僕らもドキドキして楽しくなっちゃいます。この楽曲は僕らのことを昔からよく知っているJIN NAKAMURAさんに書いていただきました。とにかくライブでめちゃめちゃ盛り上がる曲だから、“NEW WORLD”をみなさんと一緒にライブでも楽しみたいです。

■歌詞には「ここから新しい世界へ飛び出していくぞ」という力強い想いを記していますよね?

SONI “NEW WORLD”は、僕らがMIDNIGHT DRIVEを結成してすぐの時期に作っていただいた楽曲で、まさに新しいことを始めるタイミングで作ってもらったから、その頃の僕らの「これから新しい自分たちを見せていくぞ」という気持ちを書いていただきました。

■なぜリリースするのがこのタイミングだったのかも気になります。

SONI もっと早いタイミングでリリースすることも可能でしたけど、僕らの意志を詰め込んだとても良い楽曲だからこそ、急いでインディーズで出すよりも、メジャーという環境に進んだ上で、より多くの人たちにこの曲を聴かせたいなと思って、このタイミングまで取っておきました。誕生からリリースまでの期間はちょっと空いてしまったけど、この時期に出せることになって、僕らはとても満足しています。

WOOSIK “NEW WORLD”は、ライブでみなさんがすごく盛り上がってくれます。曲の後半で僕たちがダンスパフォーマンスを見せる中、高くジャンプをすると、ファンのみなさんも一緒にジャンプをしてくれます。もちろんダンスもみなさんが真似て踊ってくれるから、MIDNIGHT DRIVEのライブ中に、いつも高いテンションを作り出しています。今ではMIDNIGHT DRIVEを代表する大切な楽曲の一つになりました。

RUI “NEW WORLD”は、MIDNIGHT DRIVEを結成して最初に生まれた楽曲です。この曲は「僕たちの音楽で、ここから新しい道を切り開いていく」という、僕らにとって始まりを告げる楽曲でもあります。僕たち自身、とても大切な曲をこうやって届けられることに嬉しさを感じています。みんなも言っていたように、この曲はライブですごく盛り上がるので大好きです。

■続いてはシングルのタイトル曲であり、MVも制作された“Destiny”です。

SONI バラードの“Destiny”は、甘いプロポーズソングとして作りました。

SOL 僕らは、ファンの人たちとの出会いも「実は運命だったんだな」と思っています。だから“Destiny”では、応援してくださる一人一人との絆はもちろん、これから出会う新しいファンの方々も含め、「みんなとの絆は偶然出来たのではなく、こうやって繋がる運命だったんだよ。それくらい特別な関係だから」と伝えたくて、この曲を作りました。

RUI その想いに重ね合わせるように、「お祝いソング」としても作りたかったので、例えばプロポーズをする時に告白がわりに使える曲や、結婚式で流れたら感動する曲にもしようと、“Destiny”の歌詞が生まれました。僕らは4人ともメインヴォーカルを取れるヴォーカルグループなので、4人の綺麗なハーモニーを活かした楽曲にもなっています。

SONI MIDNIGHT DRIVEは、これまでにもいろんな恋愛ソングを作ってきましたけど、プロポーズをする時の気持ちに近い恋愛の曲は、“Destiny”が初めてになります。誰しもいつかは亡くなります。一緒に過ごす長さがどれくらいかはそれぞれですが、その限られた時をズッと一緒に過ごしたい。それこそ「永遠に寄り添い続けたい」。“Destiny”は、そんな運命を感じて永遠を誓い合う曲です。「ぜひどなたかの結婚式で“Destiny”を歌いたいな」という想いも持っています。もしそういう機会や依頼があったら、いつか実現したいです。

WOOSIK 「運命」という言葉がいいですよね。僕ら自身、またこの4人で活動を始めると集まったことも運命だったと思っています。それに “Destiny”は、ファンのみなさんに向けての想いとして歌っているから、ライブやリリースイベントを通して、目の前でこの歌を受け止めてください。それと、ぜひ“Destiny”のMVも見てほしいです。

SONI 僕らも出演しようと頑張ってダイエットに励んでいたのに、タイミング的に韓国に戻らなきゃいけなかったから、僕らのMVへの出演は断念して、出演は役者さんたちにお任せしました。でも、結果的に良かったといいますか、このMVはあえて同じ場所を使い、巧みに人生の流れを見せる演出をしながら、愛する2人の長い人生の始まりから最後までをハイライトで描いてもらいました。

WOOSIK 最初におじいさんが無言で人生を回想していくシーンが出てきます。たとえ言葉はなくても、幸せだった人生の全てを伝える演技をしてくださっていたので、本当に最初から見どころ満載の内容に仕上がりました。

■最後の曲は“Movie star”です。

WOOSIK “Movie star”では、僕らは結構激しめのダンスパフォーマンスを見せています。しかも歌詞の内容に合わせて、ちょっとした遊び心も取り入れてパフォーマンスしているから、ライブでもみなさん盛り上がってくれます。