MIDNIGHT DRIVE VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■続いて“Close To You”は……。

SOL この曲は、CODE-Vの頃からよく楽曲を作ってくださっていたJIN NAKAMURAさんに書いていただきました。JINさんは、昔から僕たちのことをよーく知っている方なので、僕たちがMIDNIGHT DRIVEとして新しいスタートを切る時に、誰よりも僕たちのことを知っているJINさんに曲を書いてほしくてお願いをしたところ、快く引き受けてくれて、この“Close To You”を書いてくださいました。僕らはハーモニーを魅力にしているグループで、そんな僕たちの歌の実力やハーモニーも感じてもらえる素敵な楽曲を、JINさんに作っていただけてすごく嬉しかったです。

RUI 僕たちの綺麗なハーモニーを存分にアピールできる曲なのが嬉しいです。JINさんは切ない歌詞の中に「それでも前に進みたい」など、希望的な思いを乗せて表現してくれる人なので、この“Close To You”にも、「みんながいるからこそ、また前に進んでいける」そういった思いを込めてくれました。本当に僕たちのことをわかっているからこそ、そう書いてくださったのが嬉しかったです。

WOOSIK ライブでこの“Close To You”を歌う時は、4人で目を合わせながらハモるところがあるんですけど、その度に自分たちでも歌詞に込めた思いを確認しあえるのが嬉しいんです。ファンのみなさんも、ライブを通して歌詞の内容を理解して応援してくださっているので、その姿を見る度に、僕らも「もっともっとこの先も頑張っていこう」という気持ちになれます。

SONI “Close To You”の歌詞の中で僕が好きなのが、「今がすべてなんだ」という言葉です。今日よりも、明日よりも、今がすべて……。よく「過去はヒストリーで、未来はミステリー」というじゃないですか。だからこそ今をしっかり生きていくしかない。その気持ちが今の自分たちにぴったりだなと感じました。自分たちがいくらがんばりたいと思っても、応援してくださる人たちがいないことには続けられないし、今の僕らがあるのは、みなさんが応援してくださる気持ちがあってのことです。その思いにはすごく感謝していますし、その気持ちがそのまま“Close To You”にも込められています。

■そしてもう1曲が、“Out of the Frame”になります。

SONI 以前に僕がミュージカルへ出演した時に仲良くなった、Zineeというミュージカル女優がいます。彼女は、Zinee&isseiというユニットとしても活動していて、作家活動もしていることから、2人に楽曲を書いて欲しくてお願いをしたところ、作ってくれたのが、この“Out of the Frame”になります。「たとえ悲しみや苦しいことがあっても、僕らが君の翼になって、その枠の中から解き放ってあげるから」という、希望を与えるちょっとロマンチックで、しかも冬の季節に似合う楽曲となりました。

WOOSIK “Out of the Frame”をライブで歌うと、みんなも僕らと一緒に手を振ったり、手拍子をしてくれます。メロウな曲だけどライブでみんなと気持ちを一つにして楽しめる楽曲です。

RUI “Out of the Frame”は、今までのMIDNIGHT DRIVEには無かったジャンルの曲で、ちょっとR&B的なリズムを持った曲調なのも新鮮だったし、いろんなハーモニーの組み合わせもしているから、僕らの歌声の魅力も感じてもらえるはずです。本当に歌う度に「いい曲だな」と感じています。

SOL 僕たちが歌う理由の一つが、ファンのみなさんを元気にさせること。この“Out of the Frame”は、ファンのみなさんの力や元気になれる曲だと思います。ミディアムテンポの楽曲だから、ライブで一緒に盛り上がってくれたら、より元気になれるんじゃないかなと思います。それに「“Out of the Frame”が好き」と言ってくださるファンの方々が多いのも嬉しいです。

■改めて、完成したシングル『DAY TO MIDNIGHT』はどんな作品になりましたか?

SONI 今のMIDNIGHT DRIVEの魅力をコンパクトにして伝える上で、最適な1枚になりました。まずは一度触れてみてください。

■今回収録した4曲は、比較的甘い曲調や、胸にジンと染み渡る楽曲が多いですけど、ライブではさらに表情豊かな面を見せてくれますよね?

SOL もちろんです。ロック系やダンス曲から、バラードまで、今の僕らに表現できないジャンルはないと思っています。たとえどんなスタイルの楽曲を表現しても、軸になるのは僕ら4人の歌声の魅力です。そんなヴォーカリゼーションを、いろんな曲から感じ取ってください。

■MIDNIGHT DRIVEは、ライブ活動も精力的に行っているグループですが、今年も結構な数のライブ本数を重ねていますよね?

SOL 2024年は、1月からひと月かけて全国各地を回るツアーを奇数月ごとにやってきました。そのファイナル公演を、12月4日にZepp Shinjukuで終えたばかりです。音楽って、音源を通して聴くのも楽しさですけど、生で聴くからこそ感じられる思いもあります。そうやってファンの方々と直接触れ合う機会を大切に、今後も僕らは活動を続けていきます。

RUI また2025年2月から全国ツアーを始めるし、その前に、12月21日と28日に東京と大阪でアコースティック編制でのライブも行います。この日は生楽器の演奏を背景に、4人の綺麗なハーモニーなど、僕らの歌声の魅力を存分にお届けします。ぜひ伝えておきたいのが、アコースティックのライブだからと言って、バラード系ばかりをやるわけじゃないこと。生楽器の音で演奏をしながらも、ロック系やダンサブルな曲など、いろんなリズムを持った楽曲も表現していきます。そしていつも以上にハーモニーが活きる形で表現をしていくつもりです。バラードばかりを歌ってしまうと、みんな気持ちよくなって寝てしまいますからね。(笑)

SONI ほんとそう。バラードが続くと本当に心地よくなるのか、みんな寝てしまうんですよ。(笑)

■最後に、2025年に向けての思いも一人一人お願いします。

SOL 僕たちの目標は「日本一のヴォーカルグループになること」です。これからも成長していく姿をみなさんにどんどんとお見せしながら、ファンのみんなと一つ一つ夢を叶えていきたいなと思っています。これからも応援よろしくお願いします。

RUI 今まではライブの場を通して、ずっと僕らの音楽性や曲の魅力を伝え続けてきましたけど、ようやく1枚の作品として、しかも全国のみなさんにお届け出来るようになりました。僕たちの音楽を本当にたくさんの人たちに聴いてもらえるチャンスをいただけたからこそ、これを機会に本当にたくさんの人たちのところへMIDNIGHT DRIVEの音楽を届けたいし、今まで以上に素敵な景色をファンの人たちに見せたいです。これからも応援してください。

WOOSIK 僕らは本当にたくさんの愛をいただいて、こうやって活動が出来ています。今では韓国と同じく、日本も僕らにとっては母国になりました。こうやって生まれ育った国じゃないところでも、たくさんの愛に包まれて活動できていることに感謝の気持ちでいっぱいです。僕らMIDNIGHT DRIVEとして活動を始める少し前から、4人で共同生活を始めています。その暮らしの中から生まれるヴァイブスを曲の中にも取り入れながら、これからも素敵な楽曲を届けていきます。

SONI 今の年齢になってからの共同生活ってなかなか出来ない体験だから、僕らもそれを楽しんでいます。2024年12月17日、ようやく僕らの歌声がシングル『DAY TO MIDNIGHT』という形を通して世の中に公開になります。まだまだ小さな一歩かも知れません。でも僕らはいつだって自分たちの限界を突破しながら、目の前にいろんなゴールを決めてはそれを乗り越えることを繰り返しながら突き進んでいくだけです。もちろんファンのみなさんと楽しむ気持ちをしっかりと持った上でのこと。これからもみなさんを助手席に乗せて、真夜中にドライブをしている気持ちでいろんなところへ連れて行きますから、これからもMIDNIGHT DRIVEの活動に注目してほしいし、ライブにもぜひ遊びにきてください。

WOOSIK 来年2月から全国ツアーをスタートして、その一つの集大成として、2025年6月13日に豊洲PITでワンマン公演を行います。2025年前半のMIDNIGHT DRIVEは、そこを大きな目標にして走り続けます。ぜひ一緒にドライブを楽しみましょう!!!!

Interview & Text:長澤智典

PROFILE
K-POPボーカルグループ・CODE-Vの元メンバーである、SONI(ソニ)、RUI(ルイ)、SOL(ソル)、WOOSIK(ウシク)の4人によるボーカルグループ。2018年のCODE-V解散後、それぞれのソロ活動を経て、2023年に結成。2023年5月にはデビューシングル『Better Than Yesterday』を発表。メンバー全員がリードボーカルをはれるほどの歌唱力はもちろん、日本語でのトーク力も抜群。多くのファンを魅了し続けている。
https://midnightdrive-official.com/

RELEASE
『DAY TO MIDNIGHT』

通常盤(CD)
QARF-69261
¥2,250(tax in)

rockfield
12月17日 ON SALE