ONE LOVE ONE HEART VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■イーチさんから見た矢嶋さんはいかがですか？

イーチ　私はこの子が小学6年生の頃から一緒にいるから、その時と比べたら本当に心の器が広くなったよね。(笑)

一同　(笑)

イーチ　最近めちゃくちゃ話しやすくなったんです。

矢嶋　えっ？前は話しにくかった？

イーチ　違う！違うけど。(笑)　最近いじられ役になりつつあって、誰とでも接しやすいキャラになって、心の底から思っていることをめちゃくちゃ言えるようになったなって思っています。

■矢嶋さんから見た飯塚さんはいかがですか？

矢嶋　前のグループではラップが中心だったんですけど、ラブワンになってからは歌も歌うようになって、それがめっちゃ歌上手くて、しかも声がかわいくて！前は私に抱きつくことはなかったけど、今は抱きついてきてくれるので嬉しいです。(笑)

■飯塚さんから見て相原さんはいかがですか？

飯塚　最初はさっき話した通り、本当に打ち解けなかったんですけど、徐々に明るくなって、いじられキャラになってきて接しやすくなりました。(笑)

相原　明るくなったっていうより、ちょっとおかしな方向に進んだよね。(笑)

飯塚　それはあるかもしれない。(笑)　どんどんぶっとんでいって、これからもみんなを楽しませてくれたらいいなって思います。

相原　それに顔もカッコよくなったし。

飯塚　それ自分で言うスタイルね。(笑)

相原　声もセクシーだし、メンタルも強いし。足りないのは人望だけなんですよね……。

■最初からこんなふうにムードメーカーだったわけじゃないんですね？

相原　女の子がめちゃくちゃ苦手だったので。でも女子メンバーがすごく歩み寄ってくれて、今では話せるようになりました。でも僕から女子メンバーに話しかけに行くと、すごい引かれるんですけどね……。

■“愛せ、至極散々な僕らの日を”のフレーズで共感できる部分はどこかありますか？

イーチ　私は自分のパートのDメロが一番共感しました。「生命の限り歌おうか」というフレーズです。私自身、歌が本当に大好きで「歌を仕事にしたい」と思い頑張ってきたので、まるで自分のことのように思えました。

笹原　僕は2サビの最初の「愛せ、至極散々な僕らの日をそれぞれの代わりがいない意味を」というフレーズがお気に入りです。ラブワンは9人全員面白い個性を持っていて、普段から代わりのいない個性だと感じるのですごく共感できました。

■かけがえのなさを感じるのは、やはりこのメンバーだったからでしょうか？

笹原　そう思います。一人一人がすごい面白くて、みんなと一緒にいて楽しいと思えるし、みんなの個性に救われているなと日々感じます。

■笹原さんはやっぱり一番メンバー想いなんですね。相原さんはいかがですか？

相原　僕は「どんな雲がかる未来さえ変えてゆける」という歌詞が好きです。確かに「未来はどうにでもなるもんな」って感じで。

飯塚　一心らしい、その解釈。(笑)

■矢嶋さんはいかがですか？

矢嶋　私が好きなのは、自分のパートにある「誰かに嫌われてる気がしてたけど心の中に住む僕かもしれないな」っていうフレーズです。私、中学生の頃はどうにか嫌われないようにしていたんです。でも高校に入ってからは、自分が心を許せる人が一人でもいれば、他の子にどう思われてもその子が自分についていてくれるからって、安心できるようになりました。自分の思い込みで嫌われた気がしていたかもしれないけど、「考え方を変えればそんなことはないんだよ」と思えたので、このフレーズにすごく共感できました。

■飯塚さんはいかがですか？

飯塚　「誰かに認められようとしてたけど本当の自分見失わずいれたなら」のフレーズです。私はやっぱり「認められたい」っていう気持ちはすごくあって、それで悩むことも多いなと感じています。認められたいからこそ取り繕ってしまうこともあって、自分を見失いそうになることもあります。だからこそ、この歌詞を見て「ハッ」とさせられました。

■リード曲以外でも新曲がいくつか収録されていますよね。“Happy Christmas”から聴きどころを教えていただきたいです。

相原　この曲は男子メンバーが中心になっている楽曲です。去年リリースされた“Alright”と似ているジャンルの曲かなと思っています。

笹原　ん？

相原　なんかちょっと違ったみたいです。(笑)

一同　(笑)

相原　男子メンバーだけだと、ワイワイガヤガヤする楽曲が多いんですけど、この曲はセクシーで甘い声で魅せる楽曲になっているので、そこが見どころです。

笹原　“Happy Christmas”のMVは男子バージョンと女子バージョンで分かれていて、監督を僕と佐々木杏莉が務めさせてもらいました。男子バージョンのMVは佐々木杏莉が、女子バージョンは僕が監督しています。それぞれ彼氏目線、彼女目線で撮影しました。髪型や服装といった衣装から全部自分たちで設定してMVを作成したので、僕としてはすごい思い入れのある楽曲になりました。

■逆に“Give it a try”は女性陣がメインに歌っている楽曲ですが、こちらの楽曲はどんな仕上がりになっていますか？

イーチ　自分たちの音域の中でもカッコよく魅せられるメロディーになっています。振り入れも女子メンバー5人だからこそできるパワフルなダンスになっているので、ライブでもぜひ注目して欲しいと思います。

矢嶋　自分を信じられる楽曲です。ライブだとより私たちも感情が乗るので、音源以上に素敵なものを見せてあげられるんじゃないかなと思っています。

飯塚　女子5人がほわほわしているよりも、「キリッ」としていてカッコいい感じの方が私は表現しやすいので、私たちならではの楽曲になっているんじゃないかなと思います。ポジティブな歌詞でもあるので、これを聴いて、みなさんにも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです。

■“Prime Numbers”の聴きどころも教えていただきたいです。

相原　この曲はテンポ感がいいので、どのタイミングで聴いてもノれる楽曲です。ラップ部分はAAAのSKY-HIさんをイメージして作成されていて難しかったんですが、達成感がありました。

笹原　僕もラップを担当させてもらったんですけど、SKY-HIさんのすごさをあらためて感じました。「こんなのどうやってラップするの？」って驚きが多かったんですけど、勉強し直していいテイクが録れたんじゃないかなと思います。

イーチ　普段ラップしていないメンバーもラップに挑戦しているので、これまでと違う魅力が楽しめると思います。

矢嶋　私は初めてラップパートに挑戦して「うおぉ！」って感じでした。(笑)　新しい挑戦ができてすごく嬉しかったです。

飯塚　まるでショーを見ている感じで、楽しい楽曲になっています。みんなの歌に振りもついたらもっと素敵なパフォーマンスになるなと今から楽しみです。

■“エンテンカ”は男性陣のみで歌われていますよね？この曲の聴きどころも教えてください。

相原　会場全体が盛り上がる楽曲です。“エンテンカ”はより誰でも楽しめる楽曲になってます。飛び回って、タオル回して盛り上がれる楽曲になってるのでどこでも披露したいですね！

笹原　“エンテンカ”の振り付けは飯塚瑠乃と矢嶋由菜が担当してくれています。会場が一体になって盛り上がれる楽曲になるような振り入れを二人には期待しています。

■“Yell for You”は他の楽曲と違ってどんな魅力がありますか？

イーチ　ラブワンは今まであまり恋愛ソングを歌ってこなかったんです。家族愛とか友愛とかそういうテーマが多い中、この曲はザ・恋愛ソングで、ラブワンからするとすごく珍しいタイプの楽曲になっています。歌詞を見ても「甘酸っぱいなぁ！」って思いますし、ダンスも可愛らしくて真似しやすいので、みなさんにもぜひ踊っていただけたら嬉しいです。普段のラブワンとのギャップも身につきそのでをぜひ楽しんでもらいたい一曲です。

矢嶋　“過剰本能”みたいな、深すぎる愛がテーマになった楽曲はあったんですけど、ピュアな楽曲はラブワンとしては珍しいです。新しいジャンルに挑戦できてすごい楽しかったです。

■“圧倒的LOVE”の聴きどころもお願いします。

飯塚　こちらは恋愛とは限らない、いろんな形の愛の形を描いた楽曲です。LOVEは私たちのグループ名であるONE LOVE ONE HERATにも入っているキーワードで、振り付けにもラブワンポーズが入っています。ストレートな歌詞が魅力的な楽曲になっています。

■最後に読者のみなさまへメッセージをお願いします。

笹原　このアルバムはその日の気分や、その時々で聴いてもらっても楽しめるアルバムになっています。ぜひいろんな楽曲をいろんな感情で聴いてもらえたら嬉しいです。

Interview & Text：高橋未瑠来

PROFILE
2022年1月に結成。スターダストとavexの合同プロジェクト、男女混合9人組。10代のメンバーで構成され、歌・ダンス・芝居などあらゆるジャンルでの活躍を目指す、次世代総合エンタテインメントグループ。グループ名の “ONE LOVE ONE HEART”には、「人種・性別・年齢・価値観が違っても、誰かや何かを愛する心は共通している」という意味が込められている。メンバー全員がマイクを持ち、様々なジャンルの音楽を全力でパフォーマンスする姿が、10代～20代の女性を中心に熱い支持を受けている。
https://oneloveoneheart.jp/

RELEASE
『愛せ、至極散々な僕らの日を』