■そして6曲目は「六月のタイムマシン」のエンディング主題歌“星の証明”ですが、この曲はいかがですか?
佐々木 この曲もメンバーの(矢嶋)由菜が出演しているドラマの曲で、本当に夜に寝転がって星空を見ながら聴きたいぐらい、すごく素敵な楽曲なんです。ちょっと涙ポロリしてしまいそうな切なさもあり、希望的な歌詞でもあるんですけど、そこも逆に切なく思えたりして、胸がギュッと締め付けられるような感じがします。切なくて儚い、また新しい曲だなと感じて、私はすごく好きな楽曲です。
藤咲 ドラマを見てからこの曲を聴くと、また違った感じに聴こえると思うし、よりエモい曲だなと思います。あとは「君は今も幸せかい?」のところで、いきなり曲調が変わるのもすごく好きだし、そこの振り付けもテンションが上がるのでお気に入りです。ぜひそこに注目して聴いてほしいです。
洸瑛 すごくゆったりとして落ち着く夜空をイメージした楽曲なんですけど、メンバーそれぞれが自分の解釈ですごく上手に表現していて、この曲をレコーディングでみんなの声で初めて聴いた時に、「みんなの表現力がすごいな」と思ったのが印象的で、やさしい裏声とか、高音もただ張るだけじゃなくて、ちょっと儚さがあるような声で歌っていて、みんなの表現力に驚かされました。ステージ上でパフォーマンスしていても、やっぱりいい曲だなといつも思うので、みんなも耳を澄ませてちゃんと聴いてほしいなと思います。
笹原 この曲は、自分の気持ちをストレートに伝えられる曲だと思っていて、僕がすごく好きな歌詞があって、ラストのサビ頭の「今見上げた星空にこの気持ち願った『君とまた会えますように!』」という、このストレートで切ない歌詞に、パフォーマンスしていても「ウルッ」ときてしまう瞬間があります。今片思いしている人とか、まだ「好き」と言えずにいる人とかは、すごく刺さるんじゃないかなと思います。
■7曲目は男子メンバー曲のラブソング“First Love Song”ですが、男子メンバーのお二人はこの曲の歌詞で共感するところや、お気に入りのフレーズなどはありますか?
洸瑛 お気に入りのフレーズというか、レコーディングの時にバトルがあったんですよ!「僕のこと、どう思ってる?」のセリフパートなんですけど、それをひとり3パターンずつくらい録ったんです。「キラキラしたアイドルみたいに」とか、「王子様のように上品に」とか、「自分なりのパッションで言ってみる」とか、「優しく問いかける感じで」とか、テーマを決めていろいろなバージョンで録ったものを、トーナメント戦でバトルして、全員で良い方を選んでいくという……。それで福岡のイベントの時に誰が選ばれたかを発表したんですけど、なんと僕が優勝して選ばれたんですよ。(笑)
■良かったですね!(笑) ちなみにどんなバージョンで録ったやつが採用されたんですか?
洸瑛 あんまりキメすぎるのも違うかな?と思って、自然体で日常の会話の中でサラッと聞く感じを意識したバージョンでした。あんまりガツガツしすぎず、さりげない感じで録りました。でもいざ自分のセリフとなるとすごく恥ずかしくて、これを聴いてみなさんが盛り上がってくれるのか、すごい不安になってきちゃって……。なので、今のうちからみんなに「ライブの時は絶対に僕がそのセリフを言ったら、そこで盛り上がって会場を揺らしてください」というお願いをしているんです。(笑)
笹原 流れでDメロを聴いていたら、歌割りでだいたい分かるんですけど、その洸瑛のパートが来ると「ヒューーーーー!!!」となりますね。(笑)
洸瑛 こんな楽曲は今までのラブワンにはなかったので、選ばれたのは嬉しいし、光栄なんですけどね。
笹原 確かにこんなストレートなラブソングは、2ndアルバムに収録されている“Happy Christmas”という曲以来なので、めちゃくちゃ披露するのが楽しみです。人気曲になってくれたら嬉しいです。
■女子メンバーの二人はこの曲を聴いてみていかがですか?
藤咲 私は最初に聴いた時に、王子様系のキラキラ感があって、「めっちゃ素敵やないのー!」と思いました。(笑)
佐々木 私は初めにこのタイトルだけ見た時に、しっとり系のバラード曲を想像していたんです。だから曲を聴いた時のギャップがすごくて!(笑) すごく爽やかなラブソングで、セリフパートも素敵だし、私たちもこの曲では一緒に踊るんですけど、踊りながら楽しもうと思います。
■そして8曲目も引き続きラブラブなラブソングが続きますが、“きみがいいな、あなたがいいな”の聴きどころもお願いします。
笹原 この曲は僕的にすごく心地の良いリズム感やメロだったり、声の質感もすごく良くて、散歩しながら聴きたい曲だなと思いました。過去一好きな曲かもしれないです。ハーモニーのラインに掛け合いがあったりして、そこには苦戦しましたけど、ちょっと甘い歌声で歌って頑張りました。
■めちゃくちゃラブラブな曲ですもんね!(笑)
洸瑛 「コンビニでアイス買って」って言っていますからね。もう一緒にお泊りしてるのかな?(笑) でも僕もこの曲はデモをもらった時から一番好きで、めっちゃ良かったからこそ、自分たちの曲になった時に、デモを超える曲にしないといけないので、レコーディングでは僕も苦戦しながらも頑張って歌いました。僕は最後に歌わせてもらったので、みんなが録った声を聴きながら、ハモりのレコーディングだったので、みんなの表現力がすごく上手だったので、これはいい曲になったなと思いました。早くみんなに届けたいです。
藤咲 私もデモをいただいた時から上位に入るくらい好きなお気に入り曲なんですけど、ラップっぽい早口もあって、早いけど可愛く歌うのが難しかったです。結構今までにない感じの曲でエモかったです。さっきの洸瑛のセリフも良かったけど、「コンビニでアイス買って」の(矢嶋)由菜ちゃんのセリフもあるので、そこで会場を揺らしてくれると思います!(笑) あとは「この気持ちが大きすぎて」の「すぎて」の部分の(佐々木)杏莉のパートがすごく良くて、3回くらいリピートして聴きました。切なくて大人っぽい歌い方にも注目して聴いてほしいなと思います。
佐々木 ラブワンの曲はいつもどちらかの気持ちを歌っていて、なかなか両思いにはなれない曲が多かったのに、やっとお互いに結ばれて、結構ラブラブだしすごく嬉しかったです。(笑)
洸瑛 ずっと結ばれなかったからこそ、付き合った途端にめっちゃくっつき出してラブラブになったカップルみたいでいいですよね。(笑) 「あなたといると幸せすぎて涙出ちゃう」とか、最高なんですけど!
佐々木 そうそう!幸せすぎて聴いてるだけでみんな口角が上がっちゃうと思うので、ぜひみなさんにもニマニマしながら聴いてもらいたいです。(笑)
■9曲目もまだまだラブソングが続きますが、“あのね、ずっと好きでした。”は、今までのラブワンっぽくない感じの曲ですが、いかがでしたか?
佐々木 この曲のドキドキ溢れる高揚感があるんですけど、MVではその高揚感が視覚としても表現されているし、メンバーそれぞれの相関図みたいなのがあって、それを表現しているので、誰が誰に気持ちが向いているかを考えながらMVを見ていただけたらと思います。
藤咲 この曲も私のお気に入りソングで、MVでは監督さんが素敵なストーリーを考えてくれて、宇宙人の恋は実らないという切なさが響いて「好きー!」となっちゃうんですけど、切なすぎて結ばれてほしかったなという思いもあって。それを表現して歌うのが難しかったです。
洸瑛 この曲の聴きどころは、宇宙とか星座とか、すごく広大な世界を描いているのに、距離になった途端に「距離1mの遠さ」とか、「声に出すまで 0.01秒間」とか、急に近くなるんですよ。(笑) 大きなことを言っているけど、結局は近いところで起こっている、みたいな曖昧さが面白い曲だなと思いました。僕はこの曲の歌詞が好きで、比喩表現とかがすごく良くて、恋を天体観測にかけてみたりしているのもいいなと思うので、ぜひ歌詞に注目して聴いてほしいなと思います。
笹原 この曲は振り付けと一緒に見てもらったらわかるんですけど、最後は涙を垂らして終わっているんです。すごく切なすぎて、最後の「あのね、ずっと好きでした。」も、結局言えなかったんだ……というのが悲しすぎて。しかも振りの途中では、ときどき結ばれそうになる振りもあるのに、結局最後は結ばれないということで……。ぜひ振りにも注目して見てほしいです。振りと一緒に聴いてもらうと、また楽曲の良さが際立つというのも新しいなと思うので、一緒に聴いてみてください。
■10曲目はバラード曲の“はじまりのしるし”ですが、この曲、めちゃくちゃいい曲ですね。この曲を歌ってみていかがでしたか?
笹原 この曲は川嶋あいさんに作詞・作曲していただいて、めっちゃ緊張しました。(笑) 僕は今作のレコーディングの中でこの曲が一番苦戦しました……。感情を込めつつもサラッと歌わなきゃいけないのが難しくて、落メロ前のハモりに苦戦しすぎて、ブースの中でひとりでドン底に落ち込んでいました。この曲も掛け合いだったり、ハモりだったり、男女の距離感がひとつの聴きどころだと思うので、ぜひそこに注目して聴いてください。
洸瑛 本当にこの曲は川嶋あいさんの世界観がすごく出ているので、曲に飲まれないように歌うことを意識して歌いました。ライブで歌うとすごく声を届けられる楽曲で、テンポもゆっくりだし、歌詞が聴き取りやすい曲だと思うので、みんなに届けるような意識でレコーディングしましたし、ライブでもそう思って歌っているので、これからも大切に紡いでいきたい楽曲だなと思います。
藤咲 この曲はひとりひとりの歌割りが長いからこそ、みんなに聴いてもらえる部分だと思うけど、その分、飽きさせちゃいけないから、いろいろと研究して、心を込めて歌いました。個人的には「何度もお祝いしたね お互いの誕生日に」のところの(笹原)遼雅のパートが、すごくキーが高いのに地声で歌い切るところがすごく気持ちよくて好きなので、ぜひ聴いてほしいです。あとはサビを男女二人ずつで歌っているんですけど、それぞれのペアの異なる音色にも注目して聴いてもらいたいです。
佐々木 この楽曲は振りも少なくて、手振りと移動くらいなので、歌に集中して聴かせられる曲なので、歌を楽しんで聴いてもらえるように、私たちも歌を磨いていかないといけないなと、あらためて思いました。歌詞はいろいろな出会いを歌っていて、仲間の大切さを実感したし、すべては当たり前じゃなくて、でも意味があって出会えたんだと感じたので、みなさんにとってもそんな出会いに感謝できるような、そんな曲になったらいいなと思います。
■11曲目は、この前のライブでも本編のラストを飾った“喝采とファンファーレ”ですが、この曲の聴きどころもお願いします。
佐々木 この曲は「ザ・応援歌」なんですけど、私たちも歌って踊りながら、自分たちも勇気をもらえる楽曲です。振り付けもまさに応援団っぽい振りがあって、視覚でも聴覚でもストレートに受け取ってもらえると思うので、ぜひライブにも足を運んでもらって、直接それを受け取ってほしいなと思います。
藤咲 この曲はまさに最後にふさわしい楽曲だなと思っていて、友達とテーマパークとかに遊びに行った帰り道にこの曲を聴いたら、楽しい余韻があって、楽しかったからこそ元気がもらえるんだけど、終わっちゃうのが切なくなる、みたいな感じです。でも最後にこういった明るい曲がくるからこそ、このアルバムが締まるんじゃないかなと思います。さっき(佐々木)杏莉が言っていたみたいに応援歌なので、元気を出したい時にぜひ聴いてください!
洸瑛 まず「喝采」という漢字がカッコいいですよね。(笑) ワンマンライブの時、最後に(飯塚)瑠乃ちゃんが手書きで書いた「喝采」がタイトルで出たんですけど、それを見た時に、「喝采っていう漢字、すごいカッコいい!」と思いました。でも“喝采とファンファーレ”って、すごく直接的すぎて、応援されるんだろうなと感じて、みなさん身構えると思うんですよ。でも、それを超えるようなエナジーを感じられるような歌やダンスをお届けできたらいいなと思います。エンドロール感というか、フィナーレ感もある曲なので、ライブでもアルバムでも、最後に締まる感じがいいなと思います。
笹原 この曲の歌詞を見て、すごく思うことがあって。自分の後悔があったり、何回か崩れかけた事がある人に対して、「それもまたひとつ糧にして踏ん張れ!頑張れ!」と、直接かけてほしい言葉をかけてくれるような歌詞だと思うので、なにかに挑戦している方だったり、ミスしたり「やらかしちゃったな」と思っている人に、すごく刺さる曲だと思います。「これを聴いて元気がもらえたよ」という声がひとつあるだけで、僕たちはそれで正解だったと思えるので、歌詞にそういった想いが込められているなと思います。
■なんとか時間内に全曲解説いただいて、ありがとうございました!それでは最後に読者に向けてひとことメッセージをお願いします。
佐々木 今作は『約束のパスポート』というタイトルをつけさせてもらって、「約束の目標の地まで、みんなを連れて行く」という意味も込められているので、その目標を叶えられるまで、みなさんと一緒に歩んでいけたらと思います。もう5年目になりますし、私たちもみなさんを導けるように頑張りますので、これからもついてきてくれたら嬉しいです。
藤咲 今作の楽曲たちが、みなさんの生活を彩っていってくれたら嬉しいですし、みなさんとの約束の地に向けた未来のパスポートとして、みなさんの心に寄り添えたら嬉しいです。
洸瑛 この記事を見つけて読んでくれて、ありがとうございます!本当に僕らの楽曲がみなさんの生活の彩りになれるようにこれからも頑張りますので、応援してください!あと、ぜひ夏のワンマンライブにも遊びに来てほしいです!
笹原 まずはありがとうございます!ONE LOVE ONE HEARTは、これから先、何があっても絶対に“勝つまでやめない”ので、みなさんもその心意気で、壁があっても一緒にぶち壊していきましょう!これからも応援よろしくお願いします!勝ってもやめないので。(笑)
Interview & Text:土谷拓史
PROFILE
2022年1月にスターダストとavexの合同プロジェクトで結成された男女混合9人組グループ。歌・ダンス・芝居などあらゆるジャンルでの活躍を目指す。グループ名の “ONE LOVE ONE HEART”には、「人種・性別・年齢・価値観が違っても、誰かや何かを 愛する心は共通している」という意味が込められている。2024年1月17日にリリースした2nd ALBUMのリード楽曲「愛せ、至極散々な僕らの日を」がTikTokを中心にヒットし話題に。話題のドラマの主題歌も担当するなど、いま注目の次世代アーティスト。
https://oneloveoneheart.jp/
RELEASE
『約束のパスポート』

Type-A(CD+BD)
AVCD-63852B
¥8,000(tax in)

Type-B(CD)
AVCD-63853
¥3,000(tax in)

通常盤(CD)
AVCD-63854
¥3,000(tax in)
avex trax
1月28日 ON SALE







