■「いつかやりたい」じゃなくて、「絶対やるぞ!」と言い続けていると、実現するって言いますよね。
緋本 私は長生きがしたいです。(笑)
■それも大事なことですよね。(笑) “UKIYO-YO ONDO”はちょっと変わった曲だと思いました。ブレーキが何度も掛かるというか……みなさん「夏祭り」の思い出ってなにかありますか?
白川 私は怖いのが苦手で、お祭りに出ているお化け屋敷の絵がガチで見れなくて……。お化け屋敷の前はうつむいて悲鳴をあげながら通っていました。(笑) なんかもう雰囲気がダメすぎて……。
緋本 私の地元は夏祭りがちょっと有名で、すごく大きなお祭りで屋台もたくさん出るんですけど、普段は公園とかも一切無く、田んぼしかない所に、お祭りになると空気を入れて膨らませる大きなトランポリンが来るんです。それがすごく大人気で、いとこのお姉ちゃんに連れていってもらって、毎年夏はトランポリンで遊んでいました。
比嘉 幼稚園の時に地元でお祭りがあって、だいたい「同じ学年ごとに固まってね」って先生から言われていたんですけど、私の3歳下の弟がその時にずっと私の後についてきちゃって、めっちゃ可愛かったんです。いろんな人たちにも可愛がられている弟の姿をよく覚えていて、なんか「あの時は可愛かったな~」って思います。(笑) そのおかげで子どもが好きになったので、良い思い出です。
中野 私はちっちゃい頃に家族でお祭りに行ったんですけど、すごく能天気な子だったので、お母さんとはぐれちゃって……。お母さんが見つけた時には、私は知らない人たちにお菓子をたくさん買ってもらって、ニコニコしていたそうです。(笑)
■それって今聞くとなかなか怖い話ですね……。(笑)
葵 私はスーパーボール掬いが得意なんですけど、取り過ぎて屋台のおじさんに怒られたことくらいしかエピソードが無いです……。(笑)
■とっても良いエピソードだと思います。(笑) “未来図”はちょっとアニメのオープニングみたいな曲だなって思いました。この曲の歌い方がとってもカッコいいんですけど、パレパレのイケボNo.1は誰ですか?……みなさんの視線が葵さんに集まりましたね。歌い方にはどんなこだわりがありますか?
葵 レコーディングの時、自分の中では繊細な感じで歌った方がいいのかなと思って、強弱をここでつけて……とか考えていたんですけど、「お前はもう思いっきり歌って欲しい」ってプロデューサーさんに言われて、頭から最後までフルで力強く歌ったので、力強さが出ているのかもしれないです。
■確かに力強さを感じました。今みなさんはアイドルとしての「未来図」を歩んでいるわけですが、もし全く違う人生を歩むとしたら、何をしてみたいですか?
白川 私は中学生くらいから表に立つ仕事がしたいと思っていたのですが、アイドルをやっていなかったら、女優になりたいです。私は人間観察が好きで、「この人は今こういうことを考えているのかな?」みたいなことを考えるのがすごく面白く感じるのですが、女優さんって、自分が歩んでこなかった人生を期間限定で演じられるじゃないですか。そうやって人生の幅が広がるのが楽しそうだと思うので、女優さんになってみたいです。
緋本 私はこのグループができる前に戻ったとしても、絶対にアイドルのオーディションを受けると思います。「もし別の人生だったら……」と言われても、結局アイドルとか、音楽とか、ステージに立つお仕事をしていると思うので。
比嘉 私は結構中二病なんですけど、私は自分の生きている理由が、「人のため」であって欲しいと真剣に考えています。アイドルも自分が歌うことで救われる人がいるからやりたいと思った一つなのですが、元々は表に立つ仕事をしたいとはあんまり考えていなくて、保育士さんとか、施設の職員さんとか、介護士さんとか、そういった自分が働くことや言葉をかけることによって、誰かが救われる仕事をしたいと、中学生くらいの頃から思っていました。もしアイドルじゃなかったら、そういう感じの職業につきたいです。
葵 私は歌手になりたい。まだ諦めてはいないんですけど、歌うことが本当に好きなので。もう歌えれば、活動形態やジャンルはなんでもいいです。(笑)
森月 私は給食が大好きなので、栄養士ですね。
中野 アイドルじゃなかったら、海外でボランティアをしていたかもしれないです。ボランティアがすごく好きで、本気で青年海外協力隊になろうと思っていたこともあります。アイドルになる前にも結構ボランティアをやっていて、それで海外に行った事もあるので。
■みなさんのお話を聞いて、「人のために何かをしたい」という所で、アイドルとヒーローって紙一重なのかもしれないなと思いました。パレパレは3年目に突入していきますが、3周年を迎える来年の夏までにできるようになりたいことを一言でお願いします。
比嘉 作曲がしたい!
白川 今の自分より誇れる自分になりたい。
森月 歌が上手くなりたい。
葵 自分が納得できるパフォーマンスができるようになりたい。
■緋本さんは間もなく卒業を迎えますが、いかがですか?
緋本 そうですね。どうなっているんだろう……。目標は「生存」ですね。(笑)
■大事ですね、人生は冒険ですから。
中野 私はなんだろう……?難しい料理が作れるようになりたいです。(笑) カルパッチョとか……。
■カルパッチョはそんなに難しくない気がしますね。(笑)
白川 カタカナだから難しそうってだけだね。(笑)
緋本 じゃあ、ビーフストロガノフとか?
中野 それ!ビーフストロガノフが作れるようになりたいです!
Interview & Text:安藤さやか
PROFILE
真っ白なキャンバスが所属するAtelier IBASHO合同オーディションで生まれたグループ『Palette Parade』メンバーは、緋本はぐみ・比嘉ゆめの・葵うた・森月音羽・中野小陽・白川千尋の6名。2021年9月5日にお披露目され、フレッシュなパフォーマンスと個性あふれる歌声が魅力のアイドルグループ。明るくポップな曲や、エモーショナルな曲など様々な雰囲気の楽曲を持ち、それぞれの曲で見せるメンバーの表情に惹き込まれます。
https://paletteparade-idol.com/
RELEASE
『Brand New Brand New Days!!』

Type-A(CD)
QARF-60199
¥1,200(tax in)

Type-B(CD)
QARF-60200
¥1,200(tax in)

Type-C(CD)
QARF-60201
¥1,200(tax in)
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9月12日 ON SALE