SAY-LAの最新シングルは、”ちいかわ”好きのハートをくすぐります。
グループの中核を成していたメンバーの卒業を受け、新体制になって半年余り。より新鮮さを増したSAY-LAが、3月31日に通算10枚目になるシングル『半透明スワロフスキー』をリリース。表題曲の“半透明スワロフスキー”は、SAY-LAらしい王道のアップテンポでメロディアスな曲調の中に、韻を踏んだ歌詞やチャイコフスキーのメロディーの引用など遊び心が入った楽曲。さらにSAY-LAでは恒例となっているパスタ曲の最新作“未練タラタラたらこパスタ”、仲間の絆を歌ったキャッチーな“キズナリボン”、そしてSAY-LAとのコラボも展開しているナポリタン専門店「スパゲッティのパンチョ」応援ソングを現メンバーで再録音した“パンチョLOVE (2026 version)”という全4曲とそのoff vocal versionを収録。
6月12日にはBLAZE GOTANDAでのワンマン公演も決まっている。今回はグループを代表して、小椋妃奈乃、椎名ここ、わらび、神崎セナの4人に話を訊いた。
■通算10枚目になるシングル『半透明スワロフスキー』ですが、まずは表題曲の“半透明スワロフスキー”の魅力から教えてください。
小椋 “半透明スワロフスキー”は、SAY-LAらしい王道の楽曲です。今までになかった新しい要素が、楽曲の中にチャイコフスキーの“くるみ割り人形”のメロディーを引用してきたことです。ファンの人たちも、曲を初披露した時から「いい曲だ」と言っていましたし、私も初めて曲を聴いた時から「めっちゃいい曲!」と思えていたくらい、最初からファンの人たちも、私と同じ気持ちでいてくれたのが嬉しかったです。“半透明スワロフスキー”は、ダンスの中にファンの人たちと一緒に踊れるところもあるし、親しみやすい中にSAY-LAの新しい面を見せられた楽曲になりました。
わらび 妃奈乃さん(小椋)も言っていましたけど、“半透明スワロフスキー”は、SAY-LAらしい楽曲の中にチャイコフスキーの“くるみ割り人形”のメロディーを取り入れているところに、私も新鮮さを感じました。歌詞で韻を踏んでいるところに注目してほしいのと、この曲を作ったサウンドプロデューサーの(石谷)光さんが、「ちいかわ」好きで、私も「ちいかわ」が好きだからわかるんですけど、「ちいかわ」を連想させるワードが歌詞に散りばめられているところにも注目してほしいです。(笑)
■“半透明スワロフスキー”は、ファンとSAY-LAとの関係性や、好きな人への思いを綴った歌詞など、いろんな風に解釈を広げていけるところにも魅力を感じます。わらびさん自身は、「ちいかわ」の歌として捉えているとか?
わらび 確かにいろんな解釈ができる歌詞ですけど、SAY-LAはライブアイドルとして活動をしているからこそ、私自身は「ファンの方が私たちに思う気持ち」や、「私たちアイドル側からのファンに向けての思い」の両方の面で受け止められる歌詞だと解釈しています。
椎名 私はこの曲で好きな歌詞があります。それが「スマホケースの裏 少し色褪せた 大好きな その笑顔 見つめている」の部分です。推し活じゃないけど、私も以前に推しメンのシールをスマホケースの裏に入れていた時期があったから、この歌詞を読んだ時にすごく共感しました。SAY-LAって、これまで恋愛や青春を歌う楽曲が多かったから、“半透明スワロフスキー”のような、ファンとアイドルとの関係性を歌にした曲を歌えたことも嬉しかったです。ダンスの振り付け面でも、この楽曲では新しい振り付けの先生と一緒にやれたことで、ダンスパフォーマンスの面でも新しいSAY-LAを見せられたかなと感じています。
■“半透明スワロフスキー”は、推しに向けてという捉え方もできる楽曲なんですね。
椎名 推し活というわけではないですが、ファンとアイドルとの関係性と感じられる歌詞がたくさん入っている楽曲です。私は「たった週2回の君に会える日を待ちわびて そのために頑張れるよ」の歌詞を、週末の土日にファンの方と会える日と捉えていましたけど、プロデューサーの光さんは、「ちいかわ」のアニメの放送が週2回だから、という意味だったらしく、後でそのお話を聴いて「やられたー!」と思いました。(笑)
小椋 えっ?!「週2回」って土日のことじゃなかったの?私は今初めてそれ知った!!(笑)
椎名 「ちいかわ」のアニメの放送日のことらしいよ。(笑) きっと「ちいかわ」好きの人が聴いたら、私たち以上に刺さる歌詞がここには散りばめられていそうです。
わらび 私は「ちいかわ」好きだから、“半透明スワロフスキー”の歌詞はめっちゃ刺さります!
神崎 私も「ちいかわ」好きだから、めっちゃわかる!(笑) 先に曲の魅力を伝えておくと、“半透明スワロフスキー”の中でチャイコフスキーの“くるみ割り人形”のメロディーを引用しているところに私も惹かれました。歌詞についてですが、初めて歌詞を読んだ時から、私は「これはちいかわの歌だ!」とすぐにわかりました。(笑) 週2回の放送もそうですし、「モザイクかかった部分を 頭で勝手に描いて」の歌詞も、ちいかわって、モザイクがかかった顔がわからないキャラクターがたくさん出てくるから、きっとそうだなと感じました。「ちいかわ」好きな人なら、きっといろいろ反応してくれると思います。(笑)
小椋 “半透明スワロフスキー”は、MVもすでに公開になっています。みんなめっちゃ盛れていてカワイイです。まさに王道アイドルに相応しいMVになっているので、ぜひ見てください。
■そして2曲目に収録されたのが、SAY-LAではお馴染みパスタシリーズの最新曲“未練タラタラたらこパスタ”になります。この曲のタイトルを付けたのが妃奈乃さんだと聞きましたが。
小椋 タイトルを付けたというか、プロデューサーの光さんにそのアイデアを出したら、採用していただきました。(笑)
■その流れが気になります。
小椋 SAY-LAは、これまでに何曲もパスタシリーズとして、パスタを題材にした楽曲を出してきました。以前に“純愛ペスカトーレ”を出した時に、パスタ曲好きの私としては、また新しいパスタ曲を作ってほしくて、「次は“ボロボロ・ボロネーゼ”でお願いします」と言ったら、光さんが本当に“ボロボロ・ボロネーゼ”という曲を作ってくださったんです。だからその時にも、「次は“未練タラタラたらこパスタ”ですね」と言ったら……次は“永遠ナポリタン”だったんですけど。(笑) でも今回、念願の“未練タラタラたらこパスタ”を採用してくださいました。
■“未練タラタラたらこパスタ”の歌詞の中に、妃奈乃さんの名前が入っていますよね。
小椋 そうなんです。“ボロボロ・ボロネーゼ”の時も、Dメロに「ひなの」の名前を組み込んでくださいましたし、“未練タラタラたらこパスタ”のDメロにも、「ひなの」の名前を使ってもらいました。「ひなの」って、文章の一部に組み込むには使いにくい言葉なのに、上手く考えて書いてくださったから、そこに光さんの愛情を感じました。
神崎 “未練タラタラたらこパスタ’の歌詞にも、「ちいかわ」好きの光さんらしく、「ちいかわ」に出てくるキャラクターのセリフが入っています。(笑)
■えっ?!ここにもですか!(笑)
神崎 はい。「ちいかわ」に出てくるうさぎが言う「ツツウラウラ」というセリフが出てきます。私は、「ちいかわ」のキャラクターの中で、うさぎちゃん推しだから、そのセリフを自分が担当したくて、光さんに「このセリフ、私に言わせてください!」とお願いをしました。結果、私が担当することになりました。このセリフを言うために、TikTokに流れてくるうさぎちゃんがそのセリフを言う動画を何回も見て研究をしましたし、その言い方に寄せてセリフも録りました。ただし、ライブではこの曲を歌う度にセリフのニュアンスを変えているので、ライブで歌うごとに異なる表情になっているそのセリフパートに注目してください。SAY-LAのセリフ曲といえば、今はここちゃん(椎名)がメインで担当をしています。私がセリフパートをいただいたのは今回が初だったから、このセリフは大切に表現していきたいなと思っています。
椎名 “星空シャンデリア”のセリフは、最初から私が担当だったけど、“運命マグネット”など、歴代の先輩から受け継いだセリフもあるので、それらのセリフは歴代の先輩方のイメージが強くついているから、そういうセリフは私も自分らしい色を意識して言うようにしています。
■パスタ繋がりで、先に4曲目に収録した“パンチョLOVE (2026 version)”の話を聞いちゃいますけど、この曲は、前シングル『星空シャンデリア』のカップリングに収録されていた“パンチョLOVE”の新録バージョンになるんですか?
椎名 そうなんです。前作の時は、「スパゲッティーのパンチョ」さんの応援ソングとして作ってもらい、実際にお店ともコラボレートも行いました。パンチョさんと繋がったきっかけは、前々シングルに収録した“永遠ナポリタン”のMVを、パンチョさんのお店で撮影させていただいたことからでした。それで一緒にコラボ展開をすることになって、“パンチョLOVE”が生まれたし、あの当時は、SAY-LAとのコラボメニューも作ってもらい、一緒にキャンペーン(指定されたパンチョの店舗でパスタを食べると特典がもらえる)も行いました。
■あの時期は、みなさんめっちゃパンチョさんへすごく通っていましたよね。
椎名 一度食べるとやみつきになる美味しいパスタばかりだから、今でも通っていますよ。(笑) きっとパンチョさんでパスタを一番食べているアイドルはSAY-LAだと思います。今でも移動中にみんなでパンチョさんの前を通ると、「食べてから行く?」となっちゃいます。(笑) 私自身、ライブ帰りにパンチョさんでテイクアウトをして、お家でも食べていますから。SAY-LAのメンバーはみんな、他のグループさんと比べたら圧倒的にパンチョ率が高いです。うちのメンバーの中には特にすごい人がいますからね。
小椋 私は今パンチョさんのゴールド会員です。私の日常にパンチョさんがあるのは当たり前だからこそ、パンチョさんのアプリ会員になって、お店に行くごとにポイントを貯めているし、クーポンも使っているから、今も頻繁にお店に通っています。4月からはさらに多く通うことになりそうです。
わらび 実は4月から再びパンチョさんとコラボレートすることが決まりました!
小椋 そうなんです。しかも今回は、”明太子のかねふく”さんもコラボレートに加わりまして、スパゲティーのパンチョ×明太子のかねふく×SAY-LAのトリプルコラボメニューとして、特製のパスタを提供します。
椎名 それに合わせて、当時とはメンバーも変わったことで、今回楽曲も新たに録り直して、最新スタイルの“パンチョLOVE (2026 version)”として収録しました。以前の楽曲と聴き比べて、どこがどう変わったのかも楽しんでもらえたら嬉しいです。
■そしてもう1曲が、3曲目に収録した“キズナリボン”になります。
椎名 “キズナリボン”の歌詞には、今までにSAY-LAが歌ってきたシングル表題曲のタイトルがたくさん散りばめられています。SAY-LAの楽曲の中で、こうやって歴代の楽曲のタイトルを歌詞に詰め込んだ曲は初めてだから、私はそれが嬉しかったです。
わらび “キズナリボン”はメンバー同士の絆のことを歌っていますけど、実はこの曲も「ちいかわ」のことを歌っている曲なんです……。(笑)
小椋 この曲は「ちいかわ」の物語のエピソードの一つ「ほめられリボン編」が元になっていると聞いたから、私もそれを見たんです。そのお話を見てめっちゃ泣きました……。
わらび もちろんメンバー同士の絆や友情のことを書いている内容だから、それも嬉しかったんですけど、「ちいかわ」好きな人が聴いたら、「これもちいかわの歌だ」と、きっと気づくと思います。(笑)
神崎 私もすぐに気づきました。(笑) 個人的な見解になりますけど、前シングル“討伐ドーナツ”で、初めて光さんが「ちいかわ」を題材に曲にしてきたんですけど、それ以降、毎回「ちいかわ」の曲を作ってきているから、収録した中では最新曲になる“キズナリボン”も、最初から「これもきっとちいかわの歌なんじゃ……?」と疑いながら聴いたら、本当に「ちいかわ」の物語を元にしていたから、「やっぱりそうだ!」となりました。もちろんメンバー同士の絆のことも書いてあるし、光さんは「8割はメンバー、2割がちいかわ」と言っていましたけど、私はその割合は逆だと思っています。(笑) しかも“討伐ドーナツ”、“半透明スワロフスキー”、“未練タラタラたらこパスタ”、“キズナリボン”と4曲連続で「ちいかわ」のことを歌詞に盛り込んできたから、次に新曲が届いたら、私はまた「ちいかわの歌でしょ?」と、まずは疑って歌詞を探りそうです。(笑)
■リリースの後、SAY-LAは4月から『SAY-LA 半透明スワロフスキー 阪東名ツアー』がスタートしますね。
椎名 最新シングルの“半透明スワロフスキー”を手に、しかも「半透明」になぞらえて、今回は、大阪・東京・名古屋の「阪東名」の順番でツアーを行います。(笑) ファンのみんなと一緒に作りあげるライブにしながらも、それを6月12日にBLAZE GOTANDAで行う『SAY-LA 半透明スワロフスキー 発売記念ワンマン』に繋げていけたらと思っています。実は今の体制となって一発目のライブは、韓国でのワンマン公演でした。あの時は新しい編成になった直後の公演だったから、心に全然余裕がなかったけど、あれから半年は経ちましたし、次のワンマン公演を迎える頃には、阪東名ツアーを通してよりパワーアップしていると思うから、成長した今のSAY-LAの姿をしっかりと見せたいです。
わらび メンバーの卒業公演としてのワンマン公演ではなく、通常のワンマンライブは、昨年2月に行ったZepp Shinjuku公演以来になるから、すごく楽しみにしています。BLAZE GOTANDA公演では、メンバー全員で一体化したライブを見せていけたらと思っています。今、改めて歌やダンス面で基礎的な部分を見直して鍛えあげているので、その成果をしっかりと示すライブにもしていきます。
神崎 BLAZE GOTANDAはまだ新しい会場で、SAY-LAとしてはイベントでもまだ立ったことがない会場だから、ちょっと緊張もしていますけど、とにかく成長し続けている今のSAY-LAの姿をしっかりと見せられるライブにしていきます。
小椋 日本では現在の新体制として初のワンマン公演になります。誰かの卒業がかかった大きなワンマン公演だと、卒業メンバーをメインに立てるので、どうしても一歩引いてしまうことも多いですが、今回は純粋にリリース記念のワンマン公演になりますので、新体制になってからだいぶ期間も経ってみんな成長もしているし、メンバーそれぞれにいろんな意見を出し合いながら、今はグループ自体を高めているからこそ、成長した魅力をしっかりと出せるワンマン公演にしたいです。ぜひ、楽しみにしていてください!
Interview & Text:長澤智典
PROFILE
「3000年に一度の正統派アイドル」をキャッチコピーに2014年12月に結成された女性アイドルグループ。 日本武道館での単独公演を目標に掲げ、都内を中心に全国そして海外での活動も精力的に行っている。これまでにリリースした数作品でオリコンデイリー1位を獲得(週間は最高3位)したほか、タイ、フィンランドなど海外の大手配信サイトでも上位にランクイン。 2025年1月にリリースした前作シングル「星空シャンデリア」もオリコンデイリー1位を獲得。ナポリタン専門店「スパゲッティーのパンチョ」とコラボを実施するなど幅広く活動。2025年には初のアメリカLA公演、Zepp DiverCityワンマン、初の韓国遠征を実施。2026年3月31日に新体制初となる10枚目のシングル「半透明スワロフスキー」をリリース。それに伴い、2025年11月から東名阪と札幌を回るツアーを開催。また2026年4月から5月にかけて、半透明スワロフスキー 阪東名ツアー」を行う。
SNS:http://www.say-la.jp/
公式X:https://x.com/SAY_LA_info
RELEASE
『半透明スワロフスキー』

A-type
IGET-032
¥1,500(tax in)

B-type
IGET-033
¥1,500(tax in)
I-GET MUSIC
3月31日 ON SALE
LIVE
『SAY-LA 半透明スワロフスキー 阪東名ツアー』
4月11日(土) 大阪 CDC BOX
4月12日(日) 大阪 ヨドバシカメラ梅田
5月15日(金) 東京・渋谷WOMBLIVE
5月23日(土) 名古屋 X-HALL
5月24日(日) 名古屋 リリースイベント
『SAY-LA 半透明スワロフスキー 発売記念ワンマン』
6月12日(金) BLAZE GOTANDA







