M!LK VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

M!LK『奇跡が空に恋を響かせた』

■“最愛”はまたイメージを変えて、すごく綺麗な印象です。

吉田 今までで一番王子ですね。

塩﨑 本当?俺は一番重たいなと思った。

佐野 俺も結構重いと思ったなぁ。

塩﨑 でも柔ちゃんとかすごく合ってたよ、声質の感じとか。最初の行とかめっちゃ良くてびっくりしたもん。

佐野 落ちサビを柔太朗が歌っているんですけど、ちょっとアレンジしてくるんですよ。仮歌さんと違う感じに。それがめっちゃ良かったんですよね。

吉田 こっちも苦しくなるようなね。

塩﨑 あれはすごかったね。

佐野 「もうソロでいいんじゃないか?」と思った。(笑)

山中 でも、「サビとかのユニゾンはどうなるんだろう?」とは思っていたんです。仮歌を聴いた時に、確かにソロっぽい曲だなとは思っていたので。でも5人の声が合わさった時に、意外とありだなというか、グループっぽい感じになりました。

吉田 ここまでこの雰囲気に振り切ることは中々できないので、貴重な曲でもありますね。

佐野 ファンの方たちも結構好きかもね。

吉田 普段は僕らあんまりキュンキュンさせないので、この曲を通じてキュンキュンしてもらえればいいなと思います。

佐野 最後の「行こう」とかもよかったよね、仁ちゃんのソロの。あれ元々全員って書いてあった部分なんですけど、多分仁ちゃんのが良かったからソロになったんだよね。

塩﨑 ライブではみんなで歌っちゃえばいいんじゃない?

吉田 ええー!俺アウトロで「あれ?」って思っちゃうよ……。(笑)

塩﨑 たまに歌うかもしれないので、みなさん楽しみにしておいてください!(笑)

■9月からはツアーが始まりますが、意気込みはいかがですか?

佐野 結構気持ち的にはレコーディングが終わったばっかりで、もうスケジュールに、「リハどうします?」みたいなのが入っていて。「もう始まるのか!」って思うと恐ろしい。(笑) 今回もキャパが大きいんですよ。僕らが今までやった最大キャパがパシフィコ横浜でのライブなんですけど、それと同じか、それ以上くらいのキャパでやるし、ツアーだから総動員数で言うと今までで一番多いし。どんどんステップアップできているなって思うとともに、もっともっといいものを見せて、よりファンの方々の輪を広げていきたいと思うので、アリーナとかドームが見えるツアーにしようと思っています。

山中 本当に言ってくれた通りで、僕らが目指しているのがドームツアーで、その前にアリーナがあって、その前にはこういう場所があって。ここで「めっちゃよかった!」ってならないと、多分もっと大きいところにはいけないので。今回はツアーなので大阪も愛知も行きますけど、一回一回、どこでも全部満足させたいなと思います。

吉田 大きい会場は、僕らもお客さんもテンションがあがるので、「春ツアーの『CIRCUS』以上のわくわくとか、ぞくぞくを感じられるのか」っていうのが一番楽しみだなっていう。今からわくわくしています。

塩﨑 ツアー初日が僕の誕生日の前日なんですよ!

佐野 何?それ用の演出とか挟むなよ?

塩﨑 いやいや、そんな!21歳最後のライブなので、気合が違うよっていう。なので、みんな絶対に遊びに来てください!

佐野 でもライブ終わったらすぐ帰りそうだよね。(笑)

塩﨑 うん。すぐ帰る!

山中 でもちゃんと反省会はやらないと……。

佐野 ついでにお祝いもしてあげるから。

塩﨑 いやいやいや……あんまり言い合うと仲悪いみたいになっちゃうから!(笑) 誕生日は好きですし、みんなのことも大好きです。(笑) いつも誕生日にはオフもらっているんですよ。今年はいいライブをして、いい22歳を迎えたいなって思います。

佐野 誕生日もみんなのことも好きって何?(笑)

■(笑) 曽野さんはライブへの意気込みはいかがですか?

曽野 進化した僕らを見せたいなっていうのが一番ですね。やっぱり僕と柔は国際フォーラムが憧れの場所というか、『EBiDAN THE LIVE』とかでやっていた時、そこで頑張っていた節もあるので、その会場でM!LKがライブできるっていうのは、自分たちにとってもグッとくるものがあって。来てもらう方たち全員を100倍くらい嬉しくさせたいですね。「こんなにもらっていいの?」っていうくらい楽しくなって、友達とか親とかにも言っちゃうくらいのレベルまで楽しませたいです。

佐野 俺はちょっと違って。

曽野 違うんだ?

佐野 楽しさをもらいすぎはよくないんですよ。ちょっと物足りないくらいが丁度いいんです。僕はあげ過ぎないです。(笑)

■ツアー後の動きについてはどう考えていますか?

塩﨑 それこそ11月でメジャーデビュー1周年になるじゃないですか。やっぱり富士山に登るんですかね?

佐野 11月に?やめてくれよ。

塩﨑 本当に富士山に登りたくて。僕は土属性なので……。

佐野 なんかあるらしいんですよ、自分が何属性かっていうのが。それで太智が富士山に登ると運気が上がるって言っていて、「M!LKみんなで行く」ってずっと言っているんですよ。本当に自分のことしか考えてない!(笑) でも今年もう半年過ごしてみて、結構いろんなことに挑戦できたりとか、みんなで考えながら動けたんです。SNSとかライブもそうだし。この調子でいろいろなことにトライしたいですね。失敗してもやめなければ、それは失敗じゃないと思うので。これからもいろんなことにチャレンジしてもがいていけたら、アリーナとかも見えてくると思うし、ファンのみなさんの感情を動かしたり、楽しいなって思ってもらえることをすれば、自ずとドームも見えてくると思うので。今やっていることは間違いじゃないと実感できているので、この調子で進んでいければと思います。

Interview & Text:村上麗奈

PROFILE
2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ダンスボーカルグループ。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められている。音楽活動にとどまらず、ドラマ、映画、舞台、モデルと活躍の場を伸ばしている。ユーモアを兼ね備えながらバラエティにも挑戦、ライブでは眩しいほどのパフォーマンスを見せつける『ギャップ』こそが彼らの最大の武器。2015年3月、『コーヒーが飲めません』でCDデビュー。8枚目のシングル『Over The Storm』で、自身最高のオリコンウィークリーランキング2位、2019年にリリースした結成5周年アニバーサリーシングル『ERA』は、トータルセールス10万枚を超え、ゴールドディスク作品として認定された。2020年3月11日、待望の3rdアルバム『Juvenilizm-青春主義-』をリリース。2021年11月、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューシングル『Ribbon』をリリース。2022年2月には配信シングル『HIKARI』をリリース。
https://sd-milk.com/

RELEASE
『奇跡が空に恋を響かせた』

初回限定盤A(CD+BD)
VIZL-2076
¥3,300(tax in)

初回限定盤B(CD+DVD)
VIZL-2077
¥3,300(tax in)

通常盤(CD)
VICL-37648
¥1,100(tax in)

Colourful Records
8月10日 ON SALE