真っ白なキャンバス VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■真理ですね。こんな質問をするのが恥ずかしくなっちゃいました。

小野寺 私は元Berryz工房の嗣永桃子さんです。昔、私も「ぶりっ子」と言われて、いじめみたいなことがあり、「ぶりっ子」ってことに対してすごくマイナスなイメージだったんですけど、嗣永さんが「ぶりっ子」を武器にしているのを見て勇気をもらい、それで好きになりました。

橋本 私は高校を卒業した後、舞台に出ていたんですけど、だんだん「もういいかな」、「そろそろ終わりでもいいかな」って思い始めた頃に、白キャンを見つけました。なので、私のヒーローは小野寺さんです。

小野寺 えっ?!

橋本 梓ちゃんの「白キャンに入ったら人生が豊かになるよ」みたいなツイートを見なかったら、白キャンを見つけられなかったと思います。

■小野寺さん今、全力で記憶ほじくり返している顔をしていますね。(笑)

浜辺 私は、なんか恥ずかしいけどお母さんがヒーローです。独り暮らしを始めたからか、最近すごく「子どもを育てることってすごいことなんだな」、「育ててくれて本当に有難いな」と思うようになってきました。自分がいろんな思いをしてきた時も、支えてくれたのは親だったんだなと思います。

三浦 私のヒーローは高校の時の友達です。何も言っていないのに、自分がすっごい落ち込んだ日とかに、ふとその人から連絡が来るんです。誰も言ってくれなかった言葉をくれたり……それで自分の考え方が結構出来上がったというか、影響を受けたりして、今でもめっちゃ辛くなった時には、その人がくれた言葉を思い出したり、「その人ならこう言うだろうな」って考えたりもします。

■めちゃくちゃいい友達じゃないですか!素敵な話を聞けました。

三浦 今でもその人は活躍していて、広告や雑誌などで顔を見たりするんですけど、それを見ると自分も頑張らなきゃなと思います。

鈴木 私のヒーローはファンの方たちです。活動を頑張ったりしているのとか、頑張っていてよかったって思えるのも、全部ファンの人たちがいるからなので。

■そうですよね、ファンの方たちはヒーローですよね。今回の収録曲の中には小野寺さんのソロ曲“くるくる愛して”が入りますが、私これすっごく好きなんです。ご自身の性格との合致率ってどれくらいですか?

小野寺 ファンの人によく「自分で書いたの?」って言われます。(笑) 昔からお世話になっている方に書いていただいたので、きっと私に当てはめて書いてくれたのかなと。なので、合致率は100%です。

■今後はどんなソロ曲を歌ってみたいですか?

小野寺 なんか体操みたいな曲とか!「○○体操、始めるよ~!」みたいなヤツをやってみたいです。歌のお姉さんとか、子ども向け番組をイメージした感じで。(笑)

■あ~、いいですね!すごくイメージが湧いてきました。今回の収録曲には「むぎえま」のユニット曲“プロテア”もありますね。この曲は凝りまくっていて面白いです。

鈴木 でもレコーディングは難しかったんですよね……。

■だと思います。(笑) 他のメンバーから見て、「むぎえま」はどんな感じのお二人ですか?

橋本 二人にしか持っていないものがあるなって思います。別の種類のアロマみたいな。二人になった時にまた別種類の癒しがもらえるような感じがします。

浜辺 何かよくわかんないけど、なにかが出ている感じがして落ち着きます。

小野寺 自分は結構感情的になっちゃったりすることがあるんですけど、あの二人が出てくるとなんだか落ち着くんですよね。

三浦 独特な雰囲気だなって思います。

小野寺 二人はずっと変わらないんですよね。ちょっとは変化した部分もあるけど、出会った時からずっと同じです。アイドルを始めると、最初ほわっとしていた子でも、だんだんとハキハキしていくんですけど、二人はずっとほわっとしています。(笑) ずっと変わらないで欲しい。でも明るくはなったよね、再加入してからすごく明るい感じになりました。

鈴木 そして大人になった。(笑)

■それはありますよね。(笑) 変わらないところがみなさんから愛されているんだと思います。それでは最後の質問です。この夏をもっと輝かせるためにあなたがしたいことを教えてください。

橋本 去年は8月前半から15日くらい、最悪なタイミングでコロナにかかってしまって……。夏を半分ぐらい奪われました。私的にアイドルは夏が特別なイメージがあるので、今年は何もなく駆け抜けたいなって思っています。

小野寺 ちあき(西野千明)が活動休止になっちゃったんですけど、そのことで今活動しているのも「当たり前」じゃないんだなと思いました。別に来年が無いってわけじゃないんですけど、毎回「今年で最後かもしれない」っていう気持ちで挑むべきだなって。最後の夏だと思ってやりきります。

浜辺 去年の夏もコロナ規制はそこまで厳しくはなかったのですが、今の方がすべて緩和されてきているので、ファンの人たちともっと夏っぽいことをいっぱいしたいです。バーベキューとか、海でライブもしてみたいですね。

鈴木 自分は毎年めっちゃ夏がダメになっていて……、お腹を壊しちゃうこともあるから、今年はうなぎとか食べようと思います。(笑)

三浦 私も夏が苦手すぎて……。夏フェスの次の日とかは、日光を浴びた後遺症で元気が出なくなります。でもメンバーの中では一番アイドル歴が長くて、「なんでキミは一番長くアイドルやっているのに、そんなに夏が弱いんだ!」って毎年怒られるんです。(笑) だから、今年こそ元気に頑張りたいと思います。

麦田 私も夏がすごく嫌いなんです。なんか暑すぎるとしょぼくれてしまうので、爽やかにいきたいです。涼しい顔を見せて、みなさんにも私を見て涼しい気持ちになって欲しいです。

Interview & Text:安藤さやか

PROFILE
「あなたと一緒に、大きな夢を描いていきたい。この真っ白なキャンバスに。」をコンセプトに活動する、小野寺梓・三浦菜々子・橋本美桜・西野千明・浜辺ゆりな・鈴木えま・麦田ひかるの7人組アイドルグループ。2017年9月結成、2020年3月にキングレコードよりメジャーデビューを果たし、翌年2月にはメジャー1stアルバム『共創』をリリース。2022年7月に河口湖ステラシアターにて『フリーライブ2022夏』を開催し成功を収め、11月には5周年ライブをTOKYO DOME CITY HALLで開催。2023年2月28日にニューシングル『ぼっち』をリリース。
https://shirokyan.com/

RELEASE
『Bye My Summer』

Type-A(CD)
QARF-53004
¥1,200(tax in)

Type-B(CD)
QARF-53005
¥1,200(tax in)

Type-C(CD)
QARF-53006
¥1,200(tax in)

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