様々な年齢層のファンを持つことはすごく嬉しい
■DJを始めたきっかけは?
S 15年くらい前に、クラブのレジデントDJとして活動を始めたんだ。あの頃は、ほとんどのDJが同じ人が作った曲をかけていたんだよ。だから、ある時から自分の曲を作りたいと思うようになって、それを続けていくうちにプロデューサーとしてのキャリアが軌道に乗って、今に至るって感じだね。
■来日した感想をお聞かせください。
S 去年も東京でギグがあって、最高に盛り上がったのを今でも覚えているよ。クラブカルチャーがすごく浸透していることを肌で感じ取れたんだ。また戻って来られて本当に嬉しいよ。
■好きな日本食はありますか?
S 寿司だね。いま世界中で寿司がすごく流行っていて、オランダにも店がたくさんあるんだけど、やっぱり日本で食べる寿司は間違いないね!本当にどの店で食べてもすごく美味しいからね。
■日本で行ってみたい場所はありますか?
S まだ日本では都心しか見たことがないから、もっと地方の小さい村とか、田舎を見てみたいね。日本の人々の生活をもっと知りたいし、観光客の視点ではなくて、実際に住んでいる人たちの日常を見てみたいんだ。
■これからELE TOKYOに出演されますが、お気持ちはいかがですか?
S 新しいトラックをたくさん用意してきたから、一刻も早くかけたいよ!ELEのいい噂を聞いてたから、ここでパフォーマンスできるのはすごく嬉しいよ。
■意外な一面があったら教えてください。
S 僕には3歳の娘がいるんだけど、ツアーから帰ると必ず家族の時間を作るようにしているんだ。これはあんまり喋ったことがないけど、車で自分の音楽をかけると、ちゃんと娘が認識してくれるんだ。まだ3歳だからほとんど言葉は話せないけど、「パパの音楽だ!」って言うんだよ!だから様々な年齢層のファンを持つことはすごく嬉しいことだよね。
■今後の予定をお聞かせください。
S 僕は80年代と90年代の音楽がすごく好きで、昔の名曲に自分のテイストを加えてかけると、クラウドが面白い反応を示してくれるんだ。知っている曲だけど、今風っていうか、一味違うトラックに聴こえるのが新鮮だと思うよ。その他にも自分のオリジナル曲もたくさん手掛けているから、今後リリースするのが楽しみだよ。
■VANITYMIXの読者へメッセージをお願いします。
S インタビューを読んでくれてありがとう。日本のみんな本当にありがとう。そしてELE TOKYOも呼んでくれてありがとう!
PROFILE
ハウス、エレクトロ、そしてベースハウスを絶妙にブレンドした中毒性の高いサウンドが魅力のオランダ出身のDJ兼プロデューサー。名門レーベルSpinnin’ Recordsなどからヒットを着実に重ねてきた実力派。
soundcloud.com/steffdacampo