スーパーベイビーズ VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

可愛らしさとメッセージ性の詰まったミニアルバム『スパベビズム』完成。

5人組アイドルグループ、スーパーベイビーズが初のミニアルバム『スパベビズム』をリリース。アイドルヒーローを掲げながら活動する彼女たちの今作には、バレンタインにぴったりな“ハートのきもち”、明るく元気を届ける“NICONICO”をはじめ、キュートなスパベビにぴったりな全7曲が収録。デビューからわずか4ヶ月とは思えない各々のポテンシャルを存分に発揮した楽曲が揃っている。
今回はデビューシングル『P.T.G』リリース以降、2度目となるインタビューを敢行。半年での各々の変化にも目を向けながら、新曲の魅力や今後の意気込みについて、山田せいあ、河西野々花、白石彩花、水城りみ、天野真里亞の5人に語ってもらった。

■昨年の夏に初お披露目をし、その後10月にデビューシングルを発売したみなさんですが、デビューしてからの4ヶ月間はどんな期間になりましたか?

山田 まだ4ヶ月なのに新曲をたくさん作っていただいたり、それをファンの方たちとライブで一緒に楽しめたり、衣装ももう2着目だったり、止まらずに走り続けている感じがします。

天野 “NICONICO”のMVが先日公開されたんですけど、MVがもう2曲目なのも嬉しいです。そういうことにもありがたいなと思いつつ、これからも楽しんで活動していこうと思っています。

水城 スパベビの公式アプリができて、その中にファンクラブもあるんですけど、自分たちのファンクラブができたことが印象的でした。リリースイベントをはじめイベントごとも多くて、スーパーベイビーズのファンの方々との仲が半年ですごく深まったなと感じます。

河西 短期間で2回もリリースできることがすごく幸せなことだなと感じています。前回のリリースイベントでは、すごくメンバーの仲が「ぎゅっ」となった印象が強いんですけど、今回もリリースイベントを重ねて、メンバー同士がより仲良くなっているなと思います。

白石 “NICONICO”のMVを撮った時、枕投げをするシーンがあったんですけど、本当に5人全員がガチで枕を投げ合ったんですよね。本気で投げ合える関係性になったので、すごく仲良くなれたんだなって感じましたし、この本気度をもっともっとステージとかでも出していきたいなと思います。

山田 昔だったら絶対にできなかったよね。足元に向かって投げたりとかしてたと思う。(笑)

天野 確かに。みんな顔面とかに投げてたよね。(笑)

■前回取材した時は、初のCD発売を控えたタイミングでしたが、実際にCDが発売されてみて、周りの反響などはいかがでしたか?

山田 私の場合はCDをリリースすること自体が人生で初めてだったので、すごく嬉しくて家族にもめっちゃ言いました。(笑) 私の家族はいつも反応が薄いんですけど、今回はちゃんとテレビの横にCDを飾ってある写真が送られてきて。すごく嬉しかったです。

河西 私の家では仏壇に供えられていました。(笑)

白石 私のお母さんはCDの予約をしてくれたみたいで。にこにこしながらCDを見せてきました。

■先ほど枕投げの話もありましたが、お披露目から半年一緒に活動してきて、メンバーの新たな一面を発見したりもしましたか?今隣にいるメンバーの印象の変化をそれぞれ教えていただきたいです。

山田 私の隣のりみちゃんは、最初の頃はそこまで打ち解けられていなくて、特に気を遣われているなと思っていたんです。でも最近はちょっと無邪気なところを見られるのがすごく嬉しくて。もっともっと見せて欲しいなと思います。

水城 ありがとう。彩花ちゃんは最初の頃から優しくて、明るいお喋りな子だなと思っていたんですけど、今はさらにお喋りだなって思うことが多くて。私に喋りかけられているのかと思って見てみたら、1人でずっと喋っていた……みたいな。(笑) 誰に話しかけるでもなく、1人でずっと喋っていて……。

白石 違うんだよ!(笑) みんなに一応話しかけてはいるんですけど、みんなそれぞれ準備とかもあって、忙しい時はなかなか喋れないじゃないですか。だから返事が返ってこなかった時は、ちょっと「しょぼん……」ってしながら話を続けているっていう。(笑)

水城 そうだったんだ。(笑) 彩花ちゃんと私は女姉妹の家庭で育ってきた2人なので、姉妹みたいな感じで共通するノリがあるなと感じます。あと、りみが1人でふざけたことを言ったりするんですけど、その時に拾ってくれるのがいつも彩花ちゃんかなって思います。

白石 私は4姉妹なのでわちゃわちゃしているのが好きで、自然と話しちゃうんですよね。(笑) ののちゃんは最近は素のののちゃんで話しかけてくれるので、打ち解けてきたんだなって思うことも多くて。最近あったことの写真とかを「見て~!」って言って見せて来てくれるのが可愛いです。(笑) ののちゃんは食べるのが好きということは聞いていたんですけど、最近は「昨日はこれとこれとこれを食べたんだよ!」って報告もしてくれるので、そういう他愛もない話をしてくれるのが、すごく仲良くなったなと思います。

河西 真里亞ちゃんは元々すごく優しい子なんですけど、例えば自分がちょっと本調子が出ないなという時も、すぐに気づいてくれる人だなと思っていて。いい意味でハイテンションじゃなくても気を遣わなくていいというか、居心地のいいメンバーだなって思います。些細なことでも気にかけてくれて、自分は気付けないなと思うところがたくさんあるから、すごいなって。

■天野さんはメンバーの中でも一歩引いて周りを見ているようなタイプなんですか?

天野 なんか「二重人格なのかな?」と思うんですけど。(笑) マシンガンで喋る時もあれば、落ち着いている時もあるし、でもどっちも自分だし。それに合わせてくれるみんながいるから、どっちの素の自分も出せていますね。せいあちゃんはすごく周りのことを見て考えてくれていて、洞察力がすごいんです。本当に気にかけてくれるのが嬉しいですね。そんな中でも楽屋とかでは他愛もないことを話してくれたりすることが最近多いような気がして、それが嬉しいなって。これからもそういう一面が見られると嬉しいなって思います……って誰目線なんだろう?(笑)

一同 (笑)

■半年の中でリリースやライブも経験したことで、ご自身の成長を感じる場面も多かったと思います。特に成長を感じたことというと?

白石 前にアイドル活動をしていた時は、MCの時に全く喋らなかったんですけど、スパベビで活動していく上で、少しは喋れるようになってきたかなと思っていて。でもまだまだなので、スパベビのMCをもっと面白くするためにも研究している途中です。

天野 私は喉の調子がよくなかった時期があったんですけど、今までだったら「絶対1人で頑張らなきゃ」とか、ちょっとした意地があったんです。でも今はみんなと打ち解けたこともあって、すごくみんなが頼れる存在になってくれていて。人のことを頼るのが申し訳ないと思っちゃうタイプなんですけど、みんな快く受け入れてくれるので、頼ることができるようになりました。それは自分の中では大きな成長なのかなと思っています。

河西 私は逆に割りと面倒を見てもらうというか、頼りすぎちゃうようなタイプなんですけど、スーパーベイビーズになってからは、「ここは自分が頑張るところだな」ということが少しだけ見えてきた気がして。そこはもっと頑張っていきたいなって思います。少しでもメンバーに頼られたいし、頼られるような人になりたいです。

水城 私はあまり自分が思ったことを人に言えなかったんですけど、やっぱりグループをより良くしたいなと思うことが増えたので、「ちゃんと言おう」って思いました。

山田 私は人よりちょっとだけ器用なので、やろうと思ったことは割りとできてしまうことが多くて。だからプライベートでも趣味がすごく多くて、いろいろと手を出してはちょっとできるようになって楽しいんですけど、全部中途半端で極めることがないんですよね……。アイドルでも同じようなことがあったりして、それとなくできる雰囲気づくりが上手いというか。(笑) なので、今までは思いのままにやってできちゃうことが多かったんですけど、でももっと成長を実感したいので、自分を見つめ直して、より丁寧に自分を分析することを意識するようになりました。それとなくできるだけじゃなくて、これからは本当の実力をつけていこうと思います。

■そんなみなさんは2月15日に初のミニアルバム『スパベビズム』が発売になります。制作を終えた今の思いはどうですか?

白石 今回はミニアルバムということで、まだ発表していない曲も入っていたりするので、私自身もCDになって聴くのがめちゃめちゃ楽しみです。

河西 普段からスパベビはライブで食べ物の話をたくさんしてMCの時間が長くなりすぎて、運営さんに止められることもあるんですけど、MV撮影の時にお菓子パーティーのシーンがあったんです。その時にみんながすごく好き勝手やって、心から楽しくできたのが印象的で楽しかったです。(笑) あとはスパベビでプリキュアになりたいんですけど、“NICONICO”のMVはプリキュアっぽいなって自分でも思うし、自分が個人的に思う可愛さがこのアルバムに「ぎゅっ」て詰め込まれている感じがして、すごく嬉しいです。

■“NICONICO”のMVは、みなさんの普段の姿と戦隊もののような衣装とのシーンに分かれているので、まさにプリキュアを彷彿とさせるものがありますよね。

白石 私たちはアイドルヒーローなので、みんなをニコニコにするっていう意味でタイトルも私たちらしいなと思います。初めて聴いた時もすごくテンションが上がる曲だなと思ったし、みんなと一緒にコールもできたりするので、すごく楽しい曲になっています。

天野 私は“NICONICO”で「私たちと一緒なら、どんなときもニッコニコになっちゃうよー!」というセリフのパートを言わせてもらっているんですけど、本当に歌詞に共感したんです。すごく大げさですけど、「この5人なら全世界の人を救えるんじゃないか」っていう気持ちになってくるんですよ。言っていて力が湧いてくるので、ぜひ注目して欲しいポイントだと思います。