SUPER☆GiRLS VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■先ほどMVの話もちらっと出ましたが、“Sunset Kiss”のMVの見どころや、注目ポイントを教えてください。もしくは撮影時の裏話もあったらお願いします。

竹内 今回のミュージックビデオは、タイで二日間に渡って撮影したこともあって、シーンのカット数がすごくあって。その中でもメンバー同士の仲の良さだったりとか、メンバーみんなで過ごす夏というのが、すごく現れているなと思います。メンバー同士がびっくりするくらい顔を引っ付け合ったりとか、みんなで楽しんでいる様子だったり、そういうのがこれまでのMVよりもより見られると思います。今のこの8人で作り上げている映像を、空気感も含めて大切にして撮影していただいたので、楽しんで見てもらいたいなと思います。

坂林 MVの見どころとしては、本当に3秒から6秒の間にシーンがどんどん変わるほど、いっぱい映像を詰め込んでいるところです。(笑)  あえてハプニングを話させていただくと、ボートに乗っているシーンが一瞬だけ映るんですけど、本当はボートのシーンはもっと撮るはずの予定だったんです。でも、あまりにも現地のボートが揺れすぎて、同期の門林(有羽)が途中で泣き出すというハプニングがありまして……。(笑)  普段一緒にテーマパークとかに行った時もジェットコースターには乗らないタイプなんですが、さすがに怯えきっていて、全然楽しそうにできていなかったからボツになりました……。あの海外ならではのアトラクションのような経験をさせていただいて、一生忘れないだろうなという印象深い出来事でした。(笑)

田中 今回のMVに使う衣装の数はもともと決められていたんですけど、監督さんのご厚意でたくさんいろいろな衣装を着させていただいて、たくさんの見どころがあると思います。見映え的にも移り変わりもあるので面白いし、みんなそれぞれ可愛い衣装を着させてもらったんですけど、靴だけはメンバーカラーだったりするんです。そんな細かいところにも注目して見てみてください。

 今回のMVはメンバーとのやり取りが多くて、わちゃわちゃと素で楽しめたので、思いっきり笑っているシーンが多くて、そこが見どころだなと思います。実は河村果歩ちゃんと櫻井陽夏ちゃんのホテルの部屋のシャワーが水しか出なくて、すごく過酷な環境だったんですけど、MVではめっちゃ笑顔だったので、そんな裏側も想像しながら楽しんでもらえたらと思います。(笑)

■それは海外あるあるですよね。(笑) でもタイはそんなに寒くはなかったですか?

 逆に暑かったです。(笑) 38度とかあって、夏日和でした。

■それなら水でも大丈夫だったかもしれませんね。(笑) それではカップリング曲についてもお話を聞ければと思いますが、“未来行きの物語”の聴きどころも教えてください。

竹内 “Sunset Kiss”は、今というよりも過去の思い出みたいなところにフォーカスが当たっている曲なんですけど、“未来行きの物語”は、題名からもそうなんですが、未来に向けて過去に思ってきたことをこれから先に繋げようという、ベクトルが未来に向いている曲で、アイドルだったりとか、表に立って活動している人に刺さるような曲だと思いますし、そういう私たちが活動している中でお会いする、ファンの人たちに向けての意思表示というか、私たちのひとつの宣言じゃないですけど、普段口に出してはいないところをこの曲を通して感じていただけたら嬉しいなと思います。

坂林 6期を中心に、柏綾菜がセンターとしてやっている曲なんですけど、この曲を聴いた時に、すごく若い時というか、十代前半の頃の自分を思い出しました。その頃はすごく悔しいこととかが、今よりも当然大きなことに感じていて、初めての経験に対しての悔しさって、その当時からすると今よりもずっと悔しくて、走りながら泣いていたりとか、そういう時期を過ごしていたことを、この歌詞を見て思い出しました。そういう経験も込められていますし、そういう私たちが今スパガとして活動している姿を投影して見てくださっているファンの方たちが、一つの作品として一緒に踊ってくれたりとか、気持ち込めて見てくれている感じがあって、私たちのガムシャラ感も伝わっているのかなと思うので、これからもっと盛り上げていきたい楽曲です。

田中 この曲の歌詞は、普段やっぱり表に出して言えない感情だったり、思っている弱音だったりが綴られていて、この曲を歌う私たちの気持ちを、ファンの方たちはやっぱり一番近くで寄り添ってくれているので、すごく理解して聴いてくださっていると思うし、なんだか通じ合っているような気がしました。すごく熱い楽曲だなと思います。

 この曲は、「諦めない」とか、「未来へ行こうよ」とか、そういう前向きでこれからの気持ちを表している曲でもあるんですけど、歌詞一つ一つを見てみると、アイドルをしていて感じた負の感情や、悔しい気持ちとか、「なんでこうなんだろう?」と思うこととかを、すごく鮮明に表してくれているので、「今のスパガの気持ちを書いてくれてありがとう」という気持ちと、これから残るメンバーたちを応援してくれる人に対しても、「着いていこう」と思えるような曲にしていきたいなと思いました。

■そして3曲目には、キーヤキッスの“please!”のカバーも収録されていますが、カバーしてみていかがでしたか?ちなみにみなさんはリアルタイムで聴いていた世代ではないですよね?

竹内 そうですね。キーヤキッスさんの曲は、スパガと違って平成のギラギラ感がすごく表れている曲だなというのが第一印象で、それを今のスパガとしてカバーさせていただくことで、表題曲の“Sunset Kiss”とはまた違ったスパガの夏というものを見せられる楽曲だなと思います。メンバーのカッコいい歌い方とかも楽しめる曲になっています。

■確かにちょっとサウンドもエレクトロだし、今までのスパガのイメージにはないような曲ですよね。

坂林 もう今まで私はずっとスパガとして曲をいただいて、レコーディングもしてきたんですけど、この曲がラストにレコーディングさせていただいた曲で、まさかラストにこんなにも難しい曲が来るなんて思ってもいませんでした。(笑) 今までで一番苦戦しながら歌った曲です。“Sunset Kiss”や、“未来行きの物語”は、メッセージ性がすごく強いのに対して、この曲は、どこをとってもニュアンスを大事にしているような空気感で、「どうやって表現していったらいいんだろう?」という……。もう最後にして、とても壁が高い楽曲でした……。出来上がった時はホッとしたんですけど、これを本当にライブで歌い上げられるのかが心配です。(笑) でも今のスパガのキラキラしたところや、それぞれの個性を組み込むような形でディレクションしていただいたので、まだみなさんの前では披露していないんですけど、音源として聴いていただけるのも楽しみな曲です。

田中 初めて聴いた時は「すごいカッコいい曲だな」という印象でした。私はカッコいい女の子の曲がすごく好きなんですけど、自分で表現するのは可愛い曲の方が得意なので、私も今までやってきた曲の中で一番難しい曲でした。すごくテンポとかも平成感があって、歌うのにもめっちゃ苦戦しました。

 私は個人的に平成のアイドルとか、平成のアーティストさんがすごく大好きなので、今回はカバーさせてもらえてすごく嬉しかったです。やっぱり歌詞の言い回しとか、曲の2番への入り方とかに平成感が詰まっていて嬉しかったのと、でも表現するのはすごく難しくて、スパガっぽさも入れてもらっているんですけど、カバー曲なので、本家の方の良さも取り入れながら歌うのがすごく難しかったです。

■今お二人は“please!”がすごく難しかったとおっしゃいましたけど、 竹内さんと柏さんはレコーディングで苦労した曲はありましたか?

竹内 そうですね。“未来行きの物語”は、未来に向かってのポジティブな感情も、もちろんあるんですけど、それだけじゃなくて、ちょっと現実を見て影があるような感じなので、そこをいい塩梅で歌うというのがすごく難しかったです。歌いながら、探りながら、歌詞を解釈して、みなさんにもちゃんとこの歌詞を届けられたらいいなと思いながら頑張って歌いました。より歌詞と向き合った曲になりました。

 私は“Sunset Kiss”が、レコーディングした中では難しくて、ユニゾンが多いんですけど、他のメンバーと、ピッチとか、息づかいとか、最後はどこまで音を伸ばすかも合わせないといけなかったので、自分の声を聴きながらも、みんなの声を聴くというのが結構難しかったです。

■現在はリリースイベントも行われていると思いますし、これから夏フェスのイベントもあって、お二人のラストライブともなる結成16周年記念ライブもありますが、今後のライブに向けての意気込みをそれぞれ聞かせてください。

竹内 もう7月12日まで、本当に数え切れるくらいしか残されていないんですけど、とにかく私たちが8人でステージに立てるのは本当に限られています。この体制では本当に長い間みんなで支え合って、いろんなことがあったけど、そんなことも乗り越えて、たくさんのステージに立ってきたので、そういったことに思いを馳せながらも、一つ一つを大事にしつつ、噛み締めていけたらいいなと思っています。

坂林 本当にラストスパートという感じで、メンバーとの空気感も少しずつ変わっていって、張り詰めるじゃないですけど、全体的に最後に向かっての空気感になっている中ですけど、残された日々を大事にしたいなと思っていますし、ちゃんと晴れやかな気持ちで見届けていただけるように、精一杯頑張りたいと思っています。

田中 もう本当にあとちょっとしかみなさんに会える機会もないですし、メンバーとこうしてステージができるのもあと僅かなので、もっと視野を広く持とうと思って、最近のライブでは、メンバーのことを見たり、ファンの方たちを見渡したりしながら、私自身もステージに対して悔いがないようにすることを心がけています。

 二人の卒業が発表されてから、結構これまでのことを振り返ったり、立ち止まってしまうように考えてしまうことが多かったんですけど、二人がいなくなっても私たちは進み続けるしかないので、これからは立ち止まらずに、一生懸命今を大切にして、ライブをしていこうと思いました。

■では最後に読者に向けて、それぞれメッセージをお願いします。

竹内 現体制ではもう数え切れるほどしかライブは残されていないですが、これから先もSUPER☆GiRLSは続いていくので、これからもそんな変化も楽しみつつ、卒業する二人のことも応援してほしいし、これからのSUPER☆GiRLSのことも変わらずに愛してほしいなと思います。もちろん私たちも愛されるグループでいられるように、まだまだ頑張っていきたいと思っています。

坂林 私たちのモットーでもある「ライブで全力を出し切ります」というのを体現できる最後の日まで駆け抜けたいと思います。そしてSUPER☆GiRLSをこれから先も愛していただけるように、感情ごと全部ここに置いていきたいですし、これからも見続けたいという気持ちにさせられるように、自分の心にも拍車をかけてみなさんと楽しみたいと思っていますので、最後までお付き合いよろしくお願いします!そして今後のSUPER☆GiRLSもよろしくお願いします。

田中 今まで応援していただいてありがとうございます。私の卒業もあって、これからは変化のタイミングになっていくと思うので、もし久しぶりにこれを見てくださった方も、スパガを初めて目にしてくださった方も、新しく生まれ変わっていくSUPER☆GiRLSを見てほしいですし、この現在の8人でのスパガも見届けてほしいなと思います。最後までよろしくお願いします。

 このインタビューを最後まで見てくれてありがとうございます。これからのスパガは、「なんか気になるぞ」と、たくさんの人たちが集まってくるようなアイドルになれるように頑張るので、これからもSUPER☆GiRLSの応援よろしくお願いします!

Interview & Text:土谷拓史

PROFILE
2010年エイベックス初の大規模なアイドルオーディション「avexアイドルオーディション2010」開催。全国7,000名の応募から選ばれた12名が合格し、2010年6月12日「SUPER☆GiRLS」が誕生。2010年12月22日新レーベル「iDOLStreet」第1弾としてアルバム「超絶少女」でメジャーデビュー。2011年「第53回輝く!日本レコード大賞」新人賞獲得。2013年6月11日 結成3周年記念LIVEを日本武道館公演を成功させる。2018年7月1日より、SUPER☆GiRLSとして、初めて一般公募による追加メンバーオーディションとなる「SUPER☆GiRLS超オーディション!!!!」を開催。2018年12月19日、デビュー8周年記念ライブステージで登壇・お披露目し新メンバーを加え、SUPER☆GiRLS第4章をスタート。2021年6月12日に開催の「SUPER☆GiRLS 11th Anniversary ~Cha11enge~」では新メンバーに萩田帆風、竹内ななみ、田中想の3名を加え、SUPER☆GiRLS第5章がスタート。2023年1月29日に第6期メンバーで鎌田彩樺、柏綾菜、河村果歩、櫻井陽夏、羽渕花恋の5名が加入。2024年1月1日からは7代目リーダーに竹内ななみ、ステージリーダーに門林有羽が着任。歴史あるアイドルグループとして、先輩方の残してくれたものを継承しながら、新しいものを取り入れて進化し続けるSUPER☆GiRLSの勢いは止まンないっ!
https://supergirls.jp/

RELEASE
『Sunset Kiss』

初回生産限定盤(CD+BD)
AVCD-39695B
¥2,500(tax in)

通常盤(CD)
AVCD-39696
¥1,200(tax in)

avex trax / iDOL Street
7月1日 ON SALE