.BPM VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

今作はこの5人だからこそ作れた、今の.BPMの魅力が出せた作品。

.BPMが、10月22日に4thシングル『ワタシ、ナンテ、イイ女』をリリース。表題曲の“ワタシ、ナンテ、イイ女”は、BSテレ東 真夜中ドラマ「バツコイ」のオープニング主題歌となっていて、「ニューレトロ」なサウンドでちょっぴりビターな女心を歌う楽曲となっている。その他、今作には、シュールでラブリーなTikTokでバズったクセ凄ダンスナンバー“Boom Boom Bee”と、お洒落なミディアムナンバー“ロマンティックに溺れたいの”、AAA“恋音と雨空”でレコード大賞作品賞受賞したサウンドプロデューサーの岡村洋佑が得意とするバラード曲“傘”を含む、バラエティに富んだ4曲を収録。
今回は、高任芹奈、源有紀子、七瀬汐里、森山小百合、日南千穂のメンバー5人に今作の制作についてや、11月に行われる6thワンマンライブに向けての意気込みを訊いた。

■まずは自己紹介からお願いします。せっかくなので一緒に、みなさんの趣味と特技も教えてください。

森山 ピンク担当の森山小百合です。趣味はセルフネイルで、衣装などに合わせて自分でネイルをします。特技は3歳からダンスをやっていて、ゴリゴリのヒップホップダンスが得意です。

高任 紫色担当でリーダーの高任芹奈です。趣味はドライブと、お散歩と、カフェ巡りです。特技は歌うことです。

七瀬 青担当の七瀬汐里です。趣味は野球観戦と、飼っているトイプードルと遊ぶことです。特技は完成度が低いんですけど、ジャイアンの声真似ができます。(笑) 

高任 今までは私たちが無茶ぶりで振っていたんですけど、最近は自分から言うようになったよね。(笑)

七瀬 ちょっと成長して上手くなってきたので……。(笑)

日南 黄色担当の日南千穂です。趣味は「ポケモンカード」や「ポケモンGO」など、ポケモン関連が好きです。特技は台湾に留学した経験があって、中国語が得意です。

 緑担当の源有紀子です。趣味は食べ歩きで、特技はヘアメイクと、書道と、和太鼓と、「遊戯王」の城之内くんの顔真似と、耳を動かせることです。(笑)

■めちゃめちゃ特技が多いですね。(笑) それでは今までご自身が一番影響を受けたアーティストや曲を教えてください。それにまつわるエピソードもあれば聞かせてください。

森山 私は唯一ライブに行ったことがある安室奈美恵さんが好きで、小さい頃からダンスをやっていたので、昔はバックダンサーとか、ダンスの先生になりたかったんですけど、安室奈美恵さんのライブを観て、歌って踊るカッコ良さを知り、自分も同じように歌って踊る方を目指すようになって、夢が変わったきっかけになりました。

高任 私は倖田來未さんが好きで、エロカッコいいところも好きなんですが、ライブ中のパフォーマンスがすごくて、歌とダンスはもちろんなんですけど、演出もすごいことにチャレンジをしていて、そこに影響を受けました。毎回すごい驚きがあって、例えば水の中にずっと潜っていたのに出てきてすぐに歌ってみたり、上から吊るされて出てきて歌うとか、本当に一つ一つがすごくて、「これがエンターテイナーなんだ!」と衝撃を受けて、倖田來未さんに憧れを持ちました。

七瀬 私が影響を受けたのはAKB48さんで、それまではあまり音楽に興味がなかったんですけど、“会いたかった“をテレビで歌っている姿を観て、アイドルに興味を持ちました。今、自分がアイドルをやっているのもAKB48さんの影響です。

日南 私も被ってしまうんですが、AKB48さんが大好きで、小さい頃からアイドルは好きでよく観ていたんですけど、中学の時に初めてAKB48さんのライブを東京ドームに観に行って、お客さんの歓声とコールに圧倒されて、本当に涙ぐむほど感動したので、自分の中でアイドルという存在が大きくなったし、目指すきっかけになりました。

 私が影響を受けたのはAAAさんで、中学生の時にテレビで流れていたCM曲を聴いて、すごく気になったので調べてみたらAAAさんの曲で、また別の時にすごくいい曲だなと思ったのもAAAさんの曲だったので、それからはいろいろな曲を聴き漁りました。歌もダンスもめちゃくちゃカッコよくてすごくハマりました。このグループに入るオーディションを受けたのも、AAAさんの“恋音と雨空”を作詞・作曲した方がサウンドプロデューサーをされているというのがきっかけでした。

■ちなみに.BPMさんのグループの特徴と、目指している目標をそれぞれ教えください。

森山 アイドルという型に縛られないグループだと思っていて、私はまだ今年の4月に加入したばかりなんですけど、YouTubeとかで「アイドルがそれをやるんだ……」というような体を張るような企画をやっていたりして。(笑) すごく自由で面白いグループだと思います。目標は「NHK紅白歌合戦」に出場することです。年末に家にいると悔しい気持ちになります。

高任 このグループのコンセプトは、「ニューレトロ」なサウンドで、女の子のほろ苦い部分を歌っていて、叶わない恋を歌っています。でも歌詞は切ないけどサウンドはコミカルだったりとか、いろいろなタイプの楽曲があるので、いろいろな面を見ることができるのが魅力だと思います。グループの目標としては日本武道館に立ちたいというのと、個人的な目標は街中で「今の.BPMの子じゃない!?」と気づかれるくらい有名になりたいです。

七瀬 一度聴いたら頭から離れない楽曲が一番の魅力だと思います。あとはメンバーそれぞれが個性豊かで、NGがないのも魅力だと思います。

■NGがないんですか?(笑)

高任 えっ?自白キャラになったの!?

七瀬 素直に何でも言えるような雰囲気だったので。(笑) 目標は、グループとしては日本武道館や東京ドームに立ちたいです。個人としては私も街中で声を掛けられるくらい知名度を上げたいです。

日南 うちのグループは振りコピがすごく楽しいというのがあって、私も4月に加入したばかりなんですけど、その前から.BPMの振りは真似したくなるのが魅力だなと思っていました。目標は、個人的なんですけど、私には弟がいるんですが、その弟の生活圏に出てこられるようになることです。姉だから観ているとか聴いているのではなく、普通に生活している中でも観たり聴いたりするくらいビッグになれたらいいなと思います。

 今までみんながグループの特徴をたくさん言ってくれたので、私は別の角度から言うと、メンバーみんなすごく仲が良いので、ファンの方たちも、個人ではもちろん、箱推しの人がすごく多くて、この5人が集まらないと出せない色があると思います。かわいさも、カッコよさも、面白さも出せるのが魅力だと思います。あと、自分の目標はAAAさんが立っていた東京ドームでライブをすることです!

■最近みなさんがハマっているものや、気になっているものは何ですか?

森山 私は最近一人暮らしを始めたので、家具を見るのが好きです。先日はFrancfrancで可愛いお姫様のお部屋みたいなレース付きのカーテンを買いました。

高任 私は今までコーヒーが飲めなかったんですけど、それが最近はちょっとずつ飲めるようになってきて、お家でラテを作るのにハマっています。グラスに氷を入れて、コーヒーにアーモンドミルクを注ぐと、程よい甘みのラテができてすごく美味しいんです。毎朝作って飲んでいます。あとは車の運転も好きで、ドライブに行くのにもハマっています。今は自分の車はないんですが、いつかは自分の車がほしいです。

七瀬 私が今気になっているのは、テレビの通販番組で観たんですけど、お腹につけると振動でくびれができるというやつです。

■よくある「シックスパッド」的なやつですか?それも今更ですか……?(笑)

七瀬 でもあれで本当に効果があるのかが気になっていて、本当に楽にくびれができるんですかね?

全員 (爆笑)

日南 私は最近青のりにハマっていて、コンビニでご飯を買うことが多いんですけど、何にでも青のりをかけて食べています。グラタンとか納豆にもかけるし、マックのポテトにもかけています。(笑) 

■食べた後の歯磨きが大変そうですよね……。(笑)

日南 そうなんです!ライブの時にもついたままだったみたいで、すごく恥ずかしかったです……。今後は気をつけようと思います。(笑)

 私は今までインドア派だったんですけど、最近はお出かけすることにハマっていて、旅行に行ったりとか、テーマパークに行くのも好きです。絶叫マシンとかアトラクションも好きなんですけど、メインは食べ歩きが楽しいです。(笑) なんかテーマパークで食べるご飯って、同じ物でもなぜか美味しく感じる気がして。(笑) 今はナガシマスパーランドに行ってみたいです。

■それでは4thシングル『ワタシ、ナンテ、イイ女』についてお話聞ければと思いますが、今作が出来上がった今の率直な感想と、どんな作品になったか教えてください。

森山 .BPMの曲は、今まで割とチキンとか、ハチとか、動物や虫をモチーフにした曲が多かったんですが、今作は『ワタシ、ナンテ、イイ女』ということで、やっと「イイ女」で人になって嬉しいです。(笑) でも今作は、この5人だからこそ作れた、今の.BPMの魅力が出せた作品になったと思います。この曲たちに似合うようなイイ女にならないとなと思いました。

高任 今、小百合も言ってくれたんですけど、この5人だからこそ表現できる曲が出来上がったなと思っていて、サウンドプロディーサーの岡村さんは、毎回メンバーのイメージなどを重要視してくださっていて、そのメンバーが歌うことをイメージして制作してくれているので、歌詞にもまさにその子が言っていそうなことが盛り込まれていたり、その子が歌ったらハマりそうなパートを当ててくれたするので、今回もそれが活かされた曲たちが集まったなと思いました。今回のシングルに収録された4曲は、どれも違った目線での「イイ女」が描かれていて、強い感じのイイ女だったり、寄り添う系のイイ女だったり、ちょっと弱いところも見せるイイ女だったり、それぞれのイイ女が描かれているなと感じました。

七瀬 本当にこの5人で全国にリリースされるCDを発売できるのが嬉しいです。この5人だからこそできた作品になったと思います。今回のアーティスト写真やジャケット写真の衣装は真っ赤なのですごく目立つし、パッと目にも止まるので、曲だけじゃなくてアートワークも素敵なものができたなと思います。

日南 今作は聴いたらテンションが上がるポップさがあって、私も初めて聴いた時、この5人にぴったりな作品だなと思ったし、今の5人にしか出せない大人っぽさや色気も感じられる作品になったので、ぜひたくさんの人たちに聴いてもらいたいなと思いました。私にとっては、こうして自分たちの作品がCDになってリリースされるのが初めての経験なので、まだ実感が沸かないところもあるんですが、今からCDショップに並ぶのが楽しみです。

 最初にこの作品を聴いた時は、今までの.BPMの曲とはまた違った印象があったんですけど、サビが耳から離れない感じとか、.BPMらしさも感じられましたし、早く歌いたいなという気持ちになりました。そして、作品ができあがってみて、昔の.BPMではなくて、今の私たち5人だからこそできた作品になったなと感じましたし、今までいろいろな曲を歌ってきた私たちだからこそ、今こうやって歌えることにすごく意味があると思いました。私は初期メンバーなので、いろいろと過去を振り返りながらしんみりと聴いています。(笑)

■表題曲の“ワタシ、ナンテ、イイ女”は、TVドラマ「バツコイ」のOP主題歌になったそうですが、今回のタイアップが決まった時の感想を教えてください。

森山 本当にビッグニュースだったのですごく嬉しかったんですけど、スタッフさんに言っていいタイミングをちゃんと確認してから、めっちゃ告知しました。(笑) インスタで告知したら、ドラマの公式アカウントが引用してくれて、すごく嬉しかったです。ドラマの放送日が楽しみです!

高任 ドラマってワンクールで3ヶ月くらい放送されるんですけど、その主題歌として“ワタシ、ナンテ、イイ女”を起用してもらえて嬉しかったし、主題歌ってそのドラマのイメージそのものに直結すると思うので、そんな重要な曲を歌わせてもらえるなんて、すごく光栄なことだなと思います。私たちもドラマの世界観をしっかりと大切にしながら、私たちなりに発信していければなと思います。

■ちなみにみなさんが考えるイイ女とは、どんな女性ですか?

森山 ありのままの自分自身ですね。(笑) 正直言って自分自身をイイ女とは思っていなかったんですけど、「可愛い女の子になりたい」とは思って生きてきたので、この曲をもらった時に、「これは可愛い女の子を卒業して、イイ女になる時がきたんだ!」と思いました。なので、自分自身がそれを体現できるようにと思いながらこの歌を歌っています。

高任 私もイイ女は私のことだと思っています。(笑) でもやっぱりイイ女というのは気持ちに余裕があるというか、凛としている女性がイイ女だと思います。

七瀬 流れ的には、「イイ女とは私のことです!」と言った方がいい感じですよね……?(笑) やっぱり自分を持っている女性がイイ女だと私は思うので、周りに流されずに自分を貫き通せる人がカッコいいなと思いますし、イイ女だと思います。

日南 私も鏡を見るたびにイイ女だなと思いますけど(笑)、私は強い女性に憧れがあるので、少しのことではへこたれない強い女性がイイ女だと思います。私もそんな女性になれたらいいなと思います。

 イイ女って、満場一致で私のことだと思うんですけど?(笑) 私も汐里(七瀬)とちょっと近いんですけど、信念がある、自分を曲げない女性がイイ女だと思っていて、でもその裏には陰ながらの努力があると思うので、私も日々コツコツと努力して、満場一致でイイ女と言ってもらえるように頑張りたいなと思います。

■それでは他の収録曲についてもお聞きできればと思いますが、2曲目の“Boom Boom Bee”はTikTokでもバズったとのことですが、この曲の注目ポイントを教えてください。

森山 この曲はMVもすごく良いんですけど、ライブ映像とかもぜひ観てほしくて、真顔からニコニコ笑顔になるところがあるので、ぜひ顔の表情に注目してほしいです。あとはサビの振り付けがみんなで一緒に踊れる曲になっているので、ライブではみんなと一緒に騒ぎたいなと思います。TikTokでバズったんですけど、.BPMで初めてバズった曲で、よくライブで一緒になる他のアイドルの人たちやお客さんからも、「あっ、“Boom Boom Bee”の人だ!」と言われるのが嬉しいです。(笑)