彼らと一緒に歩みながら、自分も勝ち犬の心に染まっていたい。勝ち犬7人衆ことToPDoG、熱狂したワンマン公演!!!!!!!
勝ち犬5人衆としてMEN’S IDOLシーンを掻き回してきたToPDoGが、7人衆へVersion Up!!!!!!!その真価を示そうと、12月19日に池袋harevutaiでワンマン公演『ToPDoG 6th ONEMAN LIVE』を大勢の観客たちを前にして行った。巨大なスクリーンに映し出されたのは、新たな生命体の反応を関知、あわてふためく指令基地のAIの模様。重厚な音が流れる中、7人の未確認な有機体がゆっくりと進撃していく。その様に触れ、高まる緊張と高ぶる興奮。AIは一人一人の姿をキャッチ。メンバーたちを分析(紹介)する映像に合わせ、それぞれがステージに姿を現しては軽やかにダンスを踊り、観客たちを魅了していく。ヤバい、気持ちと視線が釘付けになる幕開けだ。同時に身体は心地よい緊張感も覚えていた。沸き立つアドレナリンが駆け足で身体中を駆け巡りだす。やがて攻撃的なSEに乗せて7人が踊りを魅せていく。分析不可能なあまり、思わずAIが呟いた「ToPDoGって一体何者?」の声。そして……。
「始めようか」の声を合図にToPDoGはこの世界をREBOOT(再起動)し、ここに集まった仲間たちと共に新たな世界を築きあげようと“リブート”をぶつけてきた。疾走する楽曲に乗せて雄々しき声を上げ、7人はみずからの意志を突きつける。彼らは揺るがない強い闘志を躍動した強烈なダンスビートに乗せ、ときに拳を突き上げて観客たちを煽りだす。とても力強い姿だ。メンバーらは、胸の奥から沸き立つ熱い情熱を目の前にいる人たちの心に届けてきた。いや、強い意志を持った言葉として、一人一人の胸の奥まで突き刺してきた。さらに強烈なダンスビートが炸裂。7人は躍動するリズムと、雄々しき歌声、刺激的なダンスと、三位を一体にしてせまりくる。“Top Howling”でも7人は、この場にいる一人一人をToPDoGが描く夢の舞台へ連れていくからと、凛々しい声で想いを投げかけてきた。絶対的な自信を持った姿で未来へ突き進む意志を示すからこそ、フロア中の人たちも彼らにすべてを委ね、躍動するリズムに乗りながら、気持ちを嬉しく奮い立てていた。歌詞の最後に記した言葉のように、ToPDoGよ、ぜひ「この世界を変えて」くれ!!!!!!!先に示した凛々しい表情から一気に色を塗り変えるように、7人はカラフルに弾けたポップでアッパーなダンスチューン“オタクライフ”に乗せ、この場を華やかな世界へ瞬時に染めあげた。胸を嬉しくくすぐる楽曲に刺激を受けた観客たちも、一緒に声を上げ、メンバーらの動きに合わせて手やペンライトを元気いっぱいに振り上げていた。ステージの上で軽やかに跳ねながら歌うメンバーたち。ときにはアクロバットなパフォーマンスも見せ、彼らは「今日も君が一番だったよ」「この幸せが続きますように」と歌い、一人一人のときめいたハートを、その歌声と歌詞に込めたヲタな想いで撃ち抜いていった。この空間に生まれた華やかな熱気に、和要素を抱いた祭りのリズムをMIX UP。ToPDoGは、過ぎ去った夏をこの空間へ連れ戻すよう、情熱的に“大輪花”を歌唱。彼らが「HA!!」や「そいやそいやそいやそいや」と煽る度、観客たちも7人と一緒に気持ちを情熱的に染め上げ、彼らとの夏の夜の恋物語を胸の内のスクリーンに映し出していた。いや、7人に強く手を引っ張られ、綺麗な花火の打ち上がる夏祭りを共に楽しむ気分でいた。なんて刺激的で情熱的だろう。7人に大胆に、積極的に、力強くせまられ、ずっとハートがドキドキ高鳴っていた。
自己紹介後のMCで、彼らは今回が新体制になって以降初めてのワンマンライブということから、「ぶち噛ますぞ」と強気な姿を示していた。「楽しんでいこうぜ!」の言葉を体現するように、7人は甘い声で“with you”を歌唱。肌と肌が触れ合いそうな至近距離で、「もう戻れないぜ」や「君と一緒に」など、彼らに「素敵な未来をつかもうよ」と誘われている気分だ。メンバーらは、「一緒に素敵な虹を描こう」と呼びかける。その笑顔に寄り添いながら、7人が誘いかけた夢を共に描きたい。未来へ向けた彼らの熱い誘いに触れ、いつの間にか甘くロマンチックな心に染まっていた。「この曲で高く飛ぼうぜ」の声を合図に、メンバーどうしが巧みに歌を掛け合い、綺麗に声を重ねながら“Fly in the sky”を歌い踊りだした。彼らの温かい歌声に触れていると、この身がフワフワッと軽くなり、7人が描く未来を一緒に見ようと心の翼を羽ばたかせ飛び立つ気分になれる。「空を(超えて)遥か遠くへ飛び立つよ」と彼らが歌うその先には、どんな煌めく景色が広がっているのだろう。その景色を、甘い笑みを浮かべながら歌う彼らと一緒に見たくて、心の翼を羽ばたかせ未来へと続く大空を、夢という風に乗って共にランデブーしていた。終盤にはメンバーらと歌声を交わすやとりも登場。素敵だよね、心地よい、この笑顔の一体感が……。「ここからは、俺たちが遊びを教えてやるぜ」の声を合図に、ToPDoGは“ASOBizm”を通してスリリングな遊びの場へ誘いかけてきた。凛々しい歌声やダイナミックなパフォーマンスを魅力に、7人が観客たちをぐいぐいと引っ張っていく。その熱気へ気持ちを委ね、彼らが誘った刺激的な遊びに身を預け、一緒にみずからを解き放ちたい。気持ちを奮い立たせ、ときにメンバーらと一緒に声を上げながら、日常では決して味わえない刺激を今は身体いっぱいに味わいたい。ここで飛びだしたのが、勝ち犬たちが力強く今の自分たちの生きざまを宣言する“わんドリーム(7人.ver)”だ。お馴染みの楽曲を、7人がオラオラと熱く攻めるように歌い、パフォーマンスしていく。「負け犬と笑われて お前なんか貶される」や、「そんな世の中を壊すため 目指すはトップただ一つ」など、メンバー自身の心の本音をこの曲に濃縮しているからこそ、彼らが力強く飛び跳ねながら歌う姿に刺激を受け、一緒に気持ちを熱くしながらも、存在感あふれる姿に視線がずっと釘付けになっていたし、その姿をしっかりと瞳に焼き付けていた。なんてパワフルな楽曲だ。気持ちが自然に奮い立つ。何時しかここにいるみんなが、勝ち犬に気持ちを染め上げていた。
その上で、哀愁味を抱いたバラードの“イマキミニ”を、一人一人が言葉にいろんな想いの景色を乗せながら歌いかけてきた。彼らの歌うひと言ひと言が、大好きだった君と交わした約束を思い返すように響いてきた。今まで隠してきた弱い心を奮い立たせて歌う姿は、今はもう逢えない愛しい人へ想いを伝えるようにも見えていた。だから観客たちも、彼らが歌う言葉を大切に抱きしめ、自分たちがその想いを受け止める気持ちでいた。痛みや挫折、苦しみやもどかしい気持ちさえ共有しながら、未来へ向って共に一歩ずつ進み続けたい。そんな想いに染まれていたことが、なんか嬉しかった。スクリーンには、今の自分たちが胸に抱いた本音の想いを、メンバーが言葉にして伝えていく映像。さらに夏合宿など、ここへ至るまでに経験してきた新体制初ワンマンへ向けての日々を、ドキュメンタリー映像として映していた。煌めいたと信じていた姿が、思っていた以上にくすんでいたからこそ、7人は本当の輝きを手にするために奮闘していく。そんな日々の歩みがこの映像に刻まれていた。黒い衣裳姿から純白の衣裳姿へ着替えたメンバーたち。7人が愛すべき仲間たちへ届けたのが、今の季節に似合う“ホワイトベル(Piano.ver)”。ToPDoGからのひと足早いクリスマスプレゼント。彼らは美しいピアノの音色を背景に、目の前にいるLOVERSたちに向けて、愛しい恋心を一人一人の胸へ届けるように、言葉に強い想いを詰め込んで歌っていた。7人の歌声が一つに重なった時のハーモニーが、観客たちの気持ちを温かく抱きしめるように響いていた。その温かい想いに触れ、心がときめかずにいれない。「こんな僕じゃだめかな?」、「君が好きなんだ」と想いを込めて歌う姿を見て、心を火照らせ、じっと見つめていたかった。その上で7人は、誰もが耳にしたことのあるクリスマスナンバーの数々を歌いながら、ひと足早くこの場に聖なる一夜を演出した。観客たちも胸をキラキラときめかせ、彼らと一緒にパーティーを楽しもうと、歌に合わせて踊りはしゃいでいた。途中から曲調が、アッパーなダンススタイルに変化。アゲアゲなクリスマスムードに染め上げたところも、ToPDoGらしい胸キュンな遊び心だ。そぼ降る雨の音。切々とした弦楽の音色に乗せ、一人一人が白いスポットライトを浴びながら歌いだしたのが、“I know(Strings.ver)”。彼らがこのブロックで目の前に映し出したのは、楽しさから切なさまで、冬という季節を通して描き出したいろんな心の景色だ。曲が変わるごと、その曲の色にみずからの気持ちを染め上げて歌うメンバーたち。改めてその表現力の高さへ心惹かれていた。この曲でも彼らは「君を思い」ながら、失くしてしまった愛しい人へ向けての後悔を、遠くを見つめる視線のその先に浮かべて歌っていた。その視線の先にいるのは、どんな女性なのか‥…。そんな風に想いを巡らせながら、“I know(Strings.ver)”にずっと触れていた。ライブ当日は東京に初雪が降った日だった。その寒さを蹴散らし、この空間を爽やかな夏景色に染め上げようと、7人は晴れた歌声を魅力に “Please Summer”を歌唱。手にしたタオルを高く掲げクルクル回す度に、フロア中の人たちも手にしたタオルやペンライト、腕をくるくると回し、7人と共にこの空間を無邪気で無敵で最高に胸を熱く騒がせる夏景色へと作りあげる。「一緒に夏景色の中ではしゃごうよ」と、満面の笑顔で誘いかけるんだから、気持ちが騒がずにはいられなかった。
次に飛びだしたのが、新曲の“Fighter”。7人体制に進化し、新たに攻撃を仕掛ける今の彼らに相応しい、とても情熱的で挑戦的な楽曲だ。ときにクールなラップを通し、その言葉の中に熱情した想いを次々と詰め込み、ここに集まった勇者たちと、ここから新しい世界をともに作りあげると伝えてきた。その強い決意を、ToPDoGはこの曲を通して宣言していた。熱情した感情を、火傷するほどもっともっとアゲていけ。ToPDoGは最後に熱情したダンスロックナンバーの“Dawn of Time”を通して、一人一人の頭の中にある理性を次々と壊していった。とても攻撃的な姿だ。同時に躍動したエレクトロなダンスビートに刺激を受け、身体を揺らし、荒ぶる気持ちを彼らとシンクロし続けていたかった。サビで見せた、メンバーと観客たちとの熱いやり取り。7人は終始攻撃的な姿勢を示しながら、この場にいる人たちを現実をぶっ飛ばした熱狂の世界へと連れ出し、気持ちを揺さぶる素敵な夢を見せていった。アンコール前、巨大なスクリーンにはメンバーたちからのプレゼントとも言うべき、とてもドリーミーでカラフルな映像が映し出された。その上で、再びメンバーがステージへ。ラフな姿になった7人は、「僕たちと一緒に遊べますか?!今日最大級に遊んでいこうぜ!」と呼びかけ、再び“ASOBizm”を歌い踊りだした。アンコールということで、メンバーたちの気持ちもリラックスしていたせいか、彼ら自身が存分に楽しんでこその姿勢と勢いを胸に、観客たちをしっかりと煽り、ステージの上で思いきり熱い遠吠えを上げながら、この空間を熱く染め上げていく。そして……メンバーと観客たちとのコール&レスポンスを合図に、最後の最後にToPDoGは再び、自分たちの生きざまを詰め込んだ“わんドリーム(7人.ver)”を熱唱。超アッパーでパワフルな楽曲に乗せ、メンバーたちが胸の奥で燃え立つ言葉(想い)の数々を本音でぶつけてきた。熱狂と熱情を生み出す7人衆の本気の煽りに心が奮い立つ。ここに集まった人たちも、彼らと同じように、どこか負け犬な気持ちを胸に隠し持っているのかも知れない。だからこそ彼らが勝ち犬となって大きく飛躍していく姿に、自分の夢や理想、未来を重ね合わせ、 ToPDoGを応援しているのかも知れない。彼らに触れれば、みんなが勝ち犬になるとは言わない。でも、負け犬な気持ちを拭い去って、少しだけ強い自分になれるのも事実だ。だから、彼らと一緒に歩みながら、自分も勝ち犬の心に染まっていたいんだ。来年の8月にToPDoGは立ちたい大きな場所を決め、そこへ向おうとしている。YUTOは、出逢った6人の運命に嬉しさとやり甲斐を感じている想いを口にしていた。そこがどこの会場なのか……その先の未来が気になるからこそ、その景色をこれからも一緒に追いかけたい。最後に述べた「絶対に俺たちが守ります」の言葉も胸にジーンと響いていた。
Text:長澤智典
https://topdog-2.jimdosite.com/
X:https://xToPDoG.com/ToPDoG_official
『ToPDoG 6th ONEMAN LIVE』@池袋harevutai セットリスト
映像(SE)
01. リブート
02. Top Howling
03. オタクライフ
04. 大 輪花
MC
05. with you
06. Fly in the sky
07. ASOBizm』
08. わんドリーム(7人.ver)
『イマキミニ』映像
09. ホワイトベル(Piano.ver)
10. クリスマスカバー
11. I know(Strings.ver)
MC
12. Please Summer
13. Fighter
14. Dawn of Time
MC
ENCORE
映像
01. ASOBizm』
MC
02. わんドリーム』(7人.ver)