ドラマチックレコード VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

ドマレコには、全部の「全」にひらがなの「み」で「全み」と読む共通の言葉があります。

6人組アイドルグループ「ドラマチックレコード」が、7月24日に新曲『ふたりシトラス』をデジタル配信リリース。シトラスと青春の香りをかけ合わせた夏曲で、作詞はメンバーの新居歩美が担当している。今回のインタビューでは、新居歩美、小野莉々、小栗美結の3人に、“ふたりシトラス”を起点にした「ドマレコの夏」を聞いた。

■初めに自己紹介と、夏祭りに行ったら絶対に寄る屋台を教えてください。

新居 赤色担当の新居歩美です。夏祭りでかならず行く屋台は、イカ焼きとリンゴ飴です。すみません、夏祭りの経験が乏しく、ほぼ一度行っただけの記憶で話してしまいました。(笑) あ、子どもの頃に金魚すくいはしました。そこで出会った子は、12年生きてくれたのですが、最後は父の管理不足により旅立ってしまいました……。

小野 青色担当の小野莉々です。私はかき氷とイチゴ飴の屋台には絶対行きます。かき氷はイチゴ味に練乳をたっぷりかけて食べたいです。とにかく甘いものが大好きで、1日に1回は糖分を取り入れないと気が済みません。(笑)

小栗 パープル担当の小栗美結です。私はポテトフライと削りイチゴが真っ先に思いつきました。削りイチゴの思い出は、夏祭りというよりも夏フェスですね。ステージの合間に食べるのが大好きで、この夏もしっかりと楽しみたいと思っています!

■それでは、ここからは夏の始まりである「超NATSUZOME2026」の振り返りをしていただければと思います。

小栗 私は2026年の7月5日で、グループに加入して2周年を迎えました。つまり「超NATSUZOME」は、ドマレコに入って初めての対バンイベントでもあったんです。1年目は大きなステージを前にして、完全にパニックになってしまって……。目がバキっとキマっている状態で、ずっと立ち位置を確認しているという動画が今も残っています。(笑)

■新居さんから見て、現在の小栗美結さんはどのくらい頼れる存在になりましたか?

新居 もともと実力派だったのですが、今はステージに出た最初の煽りもどんどんと任せられる存在になっています。「超NATSUZOME2026」でも、「ドマレコ行くぞー!」と、バッチリ狼煙をあげてくれました。でも加入したばかりの頃は、ファンの人への煽りなのに「ドマレコのみなさーん!」と言っていたのが、今でも忘れられません。(笑)

小栗 あの時は本当に頭が真っ白だったんです。(笑) 間だけでも持たせなければと思い、もはや「みんなさーん!」みたいになってしまっていました。(笑)

■小野さんからも、夏が始まった感想をお聞きしたいです。

小野 2026年も「超ステージ」でパフォーマンスを届けることができました。ドマレコが夏フェスで初めて立てたメインステージなので、個人的にはすごく思い入れがあります。時間帯も、ちょうど照明が照らされるエモーショナルなタイミングで出演させていただいて。そんな夏ならではの空気の中で、新曲の“ふたりシトラス”を披露できたのも嬉しかったです。

■7月24日にデジタル配信が決定している“ふたりシトラス”は、どのような楽曲になっているのでしょうか?

小栗 夏らしい爽やかなメロディに、甘酸っぱくて切ない歌詞がちりばめられているのが魅力の一曲です。そんな清涼感たっぷりな青春ソングの作詞は、あゆち(新居歩美)が担当してくれました。

■“ふたりシトラス”というタイトルにたどり着いた経緯もお聞きしたいです。

新居 まず考えたのは、数ある夏曲との差別化です。「◯◯サマー」などではなく、ワードだけで季節を感じられるタイトルをつけることを念頭に置きました。実際に私の好きな夏曲を並べてみたら“ポニーテールとシュシュ”や、“ハートサングラス”など、直接的ではないのに夏が浮かんでくるアイテムばかりだったんです。とはいえ、ビビッとくる言葉にすぐには出会えるわけもなく……まったく作詞ができない状態がしばらく続きました。そんな中、ホワイト担当の松本芽留にご飯を食べながら相談してみたら、ふいに「シトラス」というワードを出してくれて。語感の気持ちよさから、もうその場で“ふたりシトラス”というタイトルまで決まりました。未だに松本芽留からは、「作詞クレジットに私の名前も載せろ」と連絡が来ます。(笑)

■小野さん、小栗さん、それぞれから、グッときた歌詞を新居さんに向けて伝えてあげてください。

小野 私は「ただなにも言えない 今日も…」という、言葉が繰り返されているのが心に残りました。主人公の葛藤が込められた印象的なフレーズだと思います。

新居 ありがとう。「好きです」という絶対に言えないことが邪魔して、普通の会話もどんどん下手くそになってしまうという心情を表現しました。会話ができなかったというよりも、何も進展できなかったことへの葛藤を描いています。

小栗 私はラスサビ前の、全員でワンフレーズずつ歌うところが好きです。シトラスと青春をかけた甘酸っぱい言葉が並べられているのを見た時、やっぱりあゆちは天才だなと思いました。

新居 ありがとう。今まで作詞した曲もそうなのですが、私は歌詞の軸を一つだけ置くことにこだわっています。シトラスという軸で作ったなら、歌詞の中にシトラスを連想させる言葉が頻繁に出てくる世界観にしたくて。例えば、「触れられなくて 目にも見えない」では、香りと2人の関係性を同時に受け取れるような言葉を選んでいます。

■今聞いただけで、作詞に対するこだわりをすごく感じました。他にも意識したことがあれば教えてください。

新居 放課後や学校など、青春に関連するワードを一つも出さないことにもこだわっています。最初の頃は「帰り道に君が教えてくれた香り」というフレーズを入れようかと思っていました。でも、「帰り道」と書いてしまうと、想像する場面が限定されてしまうことに気づいたんです。あえてその言葉を削ると、聴く人が自分の青春を重ねられる余白が生まれます。例えば、ファンの人が「香り」という言葉を聞いたら、推しメンの香水を思い出してもらえるようなイメージです。

■「僕たちの距離感に名前がつかないまま」という歌詞もすごく印象的です。メンバー同士は、今どんな距離感なんでしょうか?

小栗 めっちゃファミリーです。私は追加メンバーとして入ったのですが、オーディションの段階で、「うちは仲が良すぎるんですけど、大丈夫ですか?」という質問があったぐらいです。(笑) ちなみに私は「ぜひ入れてください!」と即答しました。

■実際に飛び込んでみても、仲の良さは感じられたのでしょうか?

小栗 はい。すぐに輪の中に入れました。うちのメンバーは上下関係みたいなのを感じさせない人格者の集まりなんです。気を遣わせない気遣いもみんな上手で。でもしっかりおふざけもするメンバーが揃っているので、距離感はすぐに縮まりました。

新居 今じゃグループで(小栗)美結が一番わがままですよ。(笑) ドマレコには、全部の「全」にひらがなの「み」で「全み」と読む共通の言葉があります。「全て小栗美結様が正しい」という意味が込められています。(笑)

小栗 全国アジアツアーで台北に遠征した時、お店で食べた小籠包が本当に美味しかったんです。それぞれみんな2個ずつ食べて、1個だけ余った時に、「これ……」と私が言うだけで、みんなが「どうぞ!どうぞ!」と譲ってくれたんです。(笑)