Rebuildしたアルバム『花風』を配信リリース。4月15日にはCD盤としても発売。
昨年は、大阪万博のイベントでもライブを行い、イギリス・カナダ・アメリカ・インドで行われた海外のJAPAN FESにも呼ばれ、立て続けにライブ出演してきた、大分県をベースに活動中のシンガーソングライターの中島晴香。そんな彼女が、歌を新録した曲たち(2曲)を含む全13曲入りのアルバム『花風』をRebuildし、4月1日に配信リリース。さらにCD盤として手元におきたいファンたちからの多くの声を受け止め、4月15日にはCD盤としてもリリース(現在、予約受付中)。その3日後には、アメリカ・コロンビアで行われるフェスティバルから招聘を受け、今年初となる海外遠征を行うことも決まっている。先に、新曲『Cry for ENISHING』をMV公開していたように、今後も新曲のMV公開を予定しており、5月からは6ヶ月連続で毎月楽曲の配信リリースも決まっている。国内でのライブ活動も今年は精力的に行う予定。すでに怒濤の展開が決まっている中島晴香に、アルバム『花風』の魅力を中心に、今の心境を伺った。
■晴香さんは3月に、アルバム『花風』にも収録されている“風”をカラオケ配信しましたね。反響はどんな感じですか?
中島 自分の楽曲がカラオケに入るという夢が、“風”を通して初めて叶ったからすごく嬉しかったです。さっそく私もカラオケで歌いました。(笑) でも、私以上にファンの方々が喜んでくださっていて、「“風”をカラオケで歌ってきたよ!」という報告をたくさん受ました。中には、「2時間ずっと“風”ばかりを歌ってきた」という猛者もいたみたいで、その報告を聞いた時は本当に嬉しかったし、それだけ私の楽曲を愛してくださっているんだと思えたら、本当に感謝ですよね。今のところは“風”のみですけど、もっと他の曲たちもカラオケ配信をしたいから、まずは“風”を通して、しっかりと結果を示したいなと思っています。JOY SOUND系のカラオケで歌えるので、良かったらぜひ歌ってください。
■こちらは関西限定になりますが、新曲の“君の声をまだ探している”が「関西テレビ『ロザンのクイズの神様・超』」の3月度テーマ曲として流れていましたが、同じく関西テレビで放送中の、「音いたち」の4月7日放送回にはゲスト出演をするそうですね?
中島 そうなんです。先日もう収録してきました。NMB48の方々の司会の元、“君の声をまだ探している”についての想いをお話をして、メンバーの人たちと一緒にゲームもやってきました。負けた人には罰ゲームも用意してあったんですけど、どんなゲームをして、誰が負けたのか、内容は見てのお楽しみです。(笑) この日は、“君の声をまだ探している”のMVも流れますので、こちらも期待していてください。“君の声をまだ探している”のMVも完成していますから、近々タイミングを見計らってSNS上にアップしようと思っています。日程はまだ決まっていませんが、配信リリースもする予定です。
■それは楽しみなニュースですね。その前にまずは、4月1日より配信リリースになったアルバム『花風』を楽しまなきゃですよね。
中島 そこなんです。以前に制作したアルバムをRebuildし、アコースティックナンバーを中心に2曲(“Goodby to me until now”、“ストレス社会”)を新たに歌入れをし、今の中島晴香の歌声が味わえる曲たちも入れる形でまとめあげ、配信リリースしました。今回、アルバムを新たに届けようと思った時、この作品を作った当時と、今の私の歌声を比べたらだいぶ変わっていました。だからこそ、今現在のリアルな歌声を届けたくて。アコースティック系の曲など、より歌声の映える曲たちを選び、楽曲を新録しました。昔から応援してくださっているファンの方々は、今の中島晴香の声で曲を味わえることを楽しみにしてくださっていたから、この記事を目にする頃には、しっかりと聴いてくださっていると思います。
■アルバム『花風』には、アコースティック系からポップで華やかな曲、ヘヴィに攻めた激しい曲など、本当に多種多彩な曲たちを詰め込みましたよね。
中島 始まりはアコギを手にした弾き語りだったから、どうしてもアコーティック寄りの姿から始まりましたけど、私自身が自分の可能性をいろいろ広げたい気持ちを強く持っているので、「これ」という枠を作ることなく、いろんな楽曲に挑戦してきました。それがこうやって一枚のアルバムになりました。もちろん、これからも自分の表現の幅を広げたいからこそ、いろんな曲への挑戦は続けていきたいと思います。
■今年2月にMV公開になった“Cry for ENISHING“では、めちゃめちゃ激しく攻めた表情を見せていましたよね。
中島 “Cry for ENISHING”は、作家さん方に声をかけていただき、私はヴォーカリストに専念する形で参加しました。この手の楽曲は、私自身で作るにはハードルの高い曲調だからこそ、私の歌い手としての新たな扉を開けた楽曲になりましたし、中島晴香が表現している音楽の世界に新しい風を吹かせた歌にもなりました。今後も声をかけていただける方がいるなら、いろんな曲に挑戦したいです。
■アルバム『花風』にも、“dust”のような激しい表情の曲がありますよね。改めて、完成したアルバム『花風』を、今どんな風に受け止めているのか教えてください。
中島 アルバムを制作していた当時も、全身全霊本気で打ち込んで作った作品でしたし、あの時点では完成度の高いアルバムになったと納得していましたけど、少し時間が経過しただけなのに、あの頃と比べたら、今の歌声に自分でも著しい成長を感じました。だからこそ、今回はいくつか歌の新録もしたわけですけど、改めて自分の成長を感じられるアルバムになったなと思っているし、この先「どんな風に進化していくんだろう?」という期待など、私自身の未来にも繋がる一枚になりました。もう少しだけ具体的に言うなら、アルバムには、アコースティックな色から、バンドスタイルの楽曲、ちょっと踊りたくなるような軽やかな曲から、バラードまで、いろんなテイストを持った、それこそ幅広い音楽性を示した曲たちを詰め込んだ作品になりました。だからこそ、一つ一つの表情を楽しんでもらえたらいいなと思っています。
■よければ、1、2曲ピックアップして、楽曲に込めた想いを聞かせてください。
中島 じゃあ、ちょうど2曲ご紹介しますね。まずはライブでも人気の高い“NO.1”ですけど、私はもともと自分に自身がない性格でした。でも、人前で歌う時に自信なさげだったら、伝わる想いも伝わりませんよね。この“NO.1”は、「あなたはわたしのNo.1だし、わたしもあなたのNo.1だよ」という想いを詰め込んだ曲です。そういう自信を持って想いを伝える曲だからこそ、ライブで歌う時は、胸を張って堂々と歌っています。しかも、「No.1」と歌う時には、指でNo.1のポーズもしています。お客さんたちも一緒になって「No.1ポーズ」をしながら楽しんでくれています。初めて私のライブに触れた人たちの間でも、「No.1ポーズをする曲、めちゃめちゃいいね」と言ってくださる方が多いし、本当にライブで生きる歌だから、この曲で一緒に「No.1ポーズ」をしながらライブで弾けてください。もう1曲は、私の中でも大きな転機になった、アコースティック系のバラード曲“Goodbye to me until now”です。私自身の生活環境の変化や、自分を取り巻く人間関係が、180度ガラッと変わった時期がありました。人間関係が変わるだけで、状況もガラッと変わっていくということを、その時に私は経験しました。と言っても、それはポジティブな意味としてのことですけど、それまで決してぬるま湯に浸かっていたわけじゃないですが、それまでの環境をガラッと変え、アーティストしての自分をもっと磨いていこうとなった時に、「新しい自分になって飛び出していくんだ」という気持ちを、私は“Goodbye to me until now”に込めました。どの曲も心が動いたから楽曲が生まれたわけですが、この“Goodbye to me until now”は、とくに心を動かした、自分にとって思い入れの深い特別な曲になりました。それを今現在の歌声でお届けするので、今の中島晴香の心の声として受け止めてくださったら嬉しく思います。
■今作のアルバムに収録したのは、いつ頃からの曲になるのでしょうか?
中島 年月の振り幅はありますけど、すべてコロナ禍以降に生まれている曲だから、ここ数年来になります。どの曲も心が動いて生まれたように、一つ一つの楽曲に、私自身の(心の)物語が詰め込まれています。
■アルバム『花風』は、配信リリースされましたが、4月15日にはCD盤としてもリリースになるんですよね?
中島 そうなんです。私自身も、CD盤として手元に持っていられることが嬉しいんですけど、ありがたいことに、アルバムをCDとして手にしたいという方々が多くいらっしゃるからこそ実現しました。今回のCD盤をずっと心待ちにしてくださっている方々が本当にたくさんいたからこそ、ようやくお届けできるので、ホッとしています。
■ジャケットもすごく素敵ですね。
中島 今作のために、アーティスト写真も含め、すべて「今の中島晴香」として撮り直してもらいました。背景に千切り絵の花などをあしらった和柄にしたのにも意味があります。というのも、昨年から私は何度も海外でライブを行う経験を重ねていて、あらためて「私は日本のシンガーだ」という誇りを持つきっかけが増えました。だからこそ、海外の人たちにも日本の魅力や良さをわかりやすい形で伝えたくて、このジャケットデザインにしました。海外で応援してくださっているファンの方々も着実に増えているからこそ、私自身、「日本にはこういうアーティストがいるんだよ」と、胸を張って活動していける自分でありたいですからね。それに配信リリースしたのは、海外公演を行う度に「サブスクで聴けないの?」と聴かれるから、その手法をまずは先行したかったというのもありました。






