Maison de Queen VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

これまで歩んだQueenたちの軌跡、これから繋がる未来と決意。

Maison de Queenが4月14日にメジャーデビューすることを発表した。「それぞれの人生を歩んできたQueen達が世界中へ旅をしながら、その国の住民たちと繋がり強く美しく革命を起こしていく物語。」をコンセプトとして2024年に初のステージを踏み、現在は、ぁぃぁぃ、ジェニー、もいちゃん、星空あずき、高須賀友香、亜門の6人で活動しているMaison de Queen。インタビューでは、時に海を越えライブ会場を熱く沸かせる6人に、これまでの思い出やライブに賭ける想いを訊いた。

■この度はメジャーデビューおめでとうございます。まずはみなさんのプロフィールから気になったところを伺いたいのですが、ぁぃぁぃさん、好きな場所が「新宿御苑」ということで…?

ぁぃぁぃ はい。新宿御苑が好きなんです。最近は行けていないんですけど、2~3年ぐらいずっと年パスを買っていて。

■年パスがあるんですか?

ぁぃぁぃ あるんですよ。しかもそんなに高くなくて、たぶん4回くらい行けば元が取れるんです。(笑) なので、年パスを買って通っていた時期がありまして。自分は埼玉出身だから、お仕事で都会に出て来た時に新宿御苑に行くと、いろんな歌詞やアイデアが浮かぶんですよ。それで新宿御苑が都内で一番好きなスポットになっています。季節によって同じ場所なのに変わって見えるので、インスピレーションやアイデアが欲しい時に行く場所という感じです。

■もいちゃんさんは「育成系アイドル」ということで……育成系アイドルってどういうことですか?

もいちゃん 私は生活を全部Twitterのサブアカトでみんなに教えてあげていて、起きた時から寝る瞬間までを明かしているんです。それで、明日の起きる時間を教えて、DMの通知をオンにしておくと、朝起きる時間になるといろんな方から「起きて!」「起きて!」のDMが来るんです。(笑) それで、起きておはようツイートしないと、通知が止まらないんです。そんな感じでみんなに育てられています。たまにお掃除を配信したりもするんですよ。配信しながら家の掃除をして、生活音だけをバックにひとりで喋るという配信をしていたりもします。

■それはそれではかどりそうですね。(笑) ジェニーさんは帰国子女だそうですね?

ジェニー そうです。小学3年生の時に日本に帰ってきました。第一言語は英語です。

■プロフィールに「誰とでもすぐに仲良くなれる」とありますが、この秘訣はなんですか?

ジェニー 仲良くなれているのかな?(笑) 自分が一方的に仲良くなっていると思っているだけかもしれないんですが……。なるべく相手の気持ちを感じ取って、「この人はあんまりグイグイ行っちゃダメかもしれない」みたいに温度差を調整しつつ、でもちょっと一歩踏み出しつつ、引きつつ。(笑) 初めてもいちゃんにあったときもそんな感じでした。

もいちゃん はじめましての時に、「私ジェニー!よろしくね!」みたいな感じで、私は人見知りするので、「よ、よろしくお願いします……」みたいな感じでした。(笑)

■なんかディズニーのキャラクターみたいですね。(笑) そして亜門さんは、私の中では一番謎な人なんです。名前の由来からして謎だなって……。もちろん本名ではないですよね?

亜門 ではないです。なんかカッコいいからつけました。

■MCでもあまりしゃべらない印象がありますが、それもまた個性だとおもいます。友香さんはカワイイ担当ですが、特にこだわっているところはありますか?

友香 前髪にはめっちゃこだわっています。前髪がきまらないと、本当に1日中気持ちが落ち込んじゃうので、ライブ中も絶対崩れないようにしていて。ドライヤーを当てても、逆立ちしても崩れないんですよ。(笑) もう固めまくっていて。だから、「ホウキみたいだね」と言われるんです。(笑) あと、自分がカワイイと思うアイドルさんのライブ映像を何度も見て、好きなシーンを見返して、好きなアイドルさんのレスを真似したりしています。

■努力派の可愛さですね。星空あずきさんは、「あずきさんといえば筋トレ企画」ですが、企画をやったことでプラスになったことはありましたか?

あずき そもそもその企画を始めたのが、「いろんな方々に見つけてほしい」「有名になりたい」ということが動機でした。「メイクは派手な地雷系なのに、筋トレばっかりしているんだね」というギャップで伸ばしたいという気持ちがあったし、本当にアイドルグループに入れたので、狙い通りです。(笑)

■すごく真面目なんですね。

ぁぃぁぃ 真面目さは筋肉が証明しています。(笑)

■その通りですね。(笑) もっとみなさんのことを知りたいので、今となりに座っている方のことを順に紹介してください。

ぁぃぁぃ 私はもいちゃんを紹介しますね。「育成系」と先ほどのお話にもあった通り、アイドルらしからぬ存在感を持っています。『推しの子』の言葉を借りると「嘘だって愛だよ」と言うじゃないですか。でも、もいちゃんはリアルを垂れ流しなので、それをみんなで「どうにかしてあげなくちゃ!」みたいな感じで、ファンのみんなが支えているので、ファンの方の応援の熱量が一番高いというか、それもアイドルの魅力の一つだなと感じています。グループの中だと一番の潤滑油というか、たくさんの人の間に入って、たくさんのメンバーの意見を繋げてくれるポジションなんです。個性的なメンバーが多い中の中心にいて、グループの芯のポジションにいると思っています。

もいちゃん 私のとなりのジェニーは、ちょっと変で、本当に何を言っているかわかんない時があったり、急にめっちゃテンションが高くなっちゃったりする時があるんですけど、ステージに立つとめっちゃカッコよくて、すごいなと思います。こんなに変なのに、「どこでスイッチを切り替えてるんだろう?」というくらい。私はライブ映像を見るのがめっちゃ好きで、自分たちのライブ映像も何回も見るんですけど、やっぱりジェニーちゃんが「カッコいいな……」と呟いちゃうくらいカッコいいんです。でも、あんまり褒めると調子に乗っちゃうので。(笑) 私の友達や家族も、私じゃなくてジェニーちゃんのことを応援しに来るくらいで……。それくらいステージに惹きつける力があります。でも、特典会に行くとちょっと変だから、それでまたファンになるんだろうなって。(笑)

ジェニー 亜門は謎めいたところが多かったり、静かな印象があるんですけど、定期的に「ボソッ」とすごく核心をついたことを言ったりするんですよ。「えっ、いきなりすごい鋭いツッコミするやん!」みたいな。(笑) やっぱり静かな分、周りを見ているのかなと思うところがあって、それが突発的に出てくるのが面白いと思うところがあります。あと、たまに突然テンションが上がるんです。好きなガチャガチャを見つけた時とか、急に虫を見つけた時とか。(笑)

亜門 虫は好きなんじゃなくて、嫌いの方です。(笑)

ジェニー そういう不意に現れるテンションの差がすごく面白くて、目が離せないんですよ。あと、ライブ中のMCで、たまにちょっかい出すと、何も言わず横目でニヤつくところも楽しいです。結構サバサバ言えるのも面白いところで、ライブとのギャップも楽しめるし、「そういう一面もあるんだ」というところが多くて。本当に大好きな存在です。

亜門 友香は顔もTheアイドル系で、休みの日でもいつもオシャレなんですけど、結構すぐにモノを壊すんです。スーツケースとか、もう何個目だっけ?(笑)

友香 加入してから今の時点で、壊した数は4個です……。(笑)

亜門 定期的に小物も壊しちゃうんです。でも、自分の身代わりになってくれているのかもしれません。(笑)

友香 キャリーケースは大きくて、買うのも捨てるのも面倒くさくて、今は壊れたまま使っているんです。(笑)

ぁぃぁぃ 一度それがファンの方にもバレたことがあったよね。キャリーケースの持ち手が無くなっちゃっていて、一生懸命下から手押ししながら道玄坂を上っていたら、ファンの方に「友香ちゃん、さっき道玄坂上っていたでしょ!?」って。(笑)

友香 あずきは年下なんですけど、私にとってお母さんみたいな存在です。「野菜を食べて!」とか言うし、怪我をした時はどうすればいいかも教えてくれるし。以前、私が深夜に間違って飲んじゃいけない消毒液を飲んじゃったことがあったんです。それでパニックになっていたら、あずきが「落ち着いて、救急車を呼んだ方がいいか判断してくれるダイヤルがあるからそこにかけてみて」と教えてくれたんです。結局は救急車を呼んだのですが、「ちゃんと呼べて偉いね」と言ってくれて。(笑) 年下なのに私が知らないことをいっぱい知っていて、歌もめっちゃ上手になっていたり、すごい努力家だし、本当のお母さんみたいです。あと、自分にすごく厳しいと思います。厳しすぎるよってぐらい厳しいから、もっと自分をいたわってほしいですね。

あずき ぁぃぁぃはリーダーなんですけど、リーダーといっても、言葉やポジションだけのリーダーってよくいるじゃないですか。でも、ぁぃぁぃは初めてお話させていただいた時から、私にとっては、まさにアイドルの辞書みたいなイメージなんです。すごく些細なことでも、聞いたら本当に的確なアドバイスをいただいたり、問題解決につなげてくださるし、知らないことをたくさん教えてくれる。本当の意味でのリーダーだなというイメージです。

ぁぃぁぃ 一般的な世の中のことはあずきの方が知っていますけどね。経験してきたことや、学んできたことが違うんです。(笑)

■だからこそ良いグループになるんだと思います。そしてみなさんは初登場の時からライブパフォーマンスがハイレベルで大盛り上がりでしたが、ライブの時に一番気を付けていることはなんですか?

ぁぃぁぃ 自分はライバーとしてある種の感情を爆発させるというのがひとつあるのですが、「自分の発散」にならないようにしています。自分自身では、私は赤い炎じゃなくて青い炎だと思ってライブをしているんです。「静かだけどめちゃめちゃ熱い」みたいな。私は2010年代の平成アイドル時代を経験しているので、その頃は「全力こそ神」「汗こそ神」みたいな世界観だったと思うんですが、令和ではSNSで縦動画を撮ったり、アイドルの奇跡のショットや、奇跡のムービーを撮ったことでバズって有名になったりすることもありますよね。それって現場だけで感じ取れるものではないから、そういった部分で、画的にも「涼しく熱い」という部分にこだわっています。令和のアイドルというのは、独りよがりで「私はこれだけできます!」と体力を消耗するものではなく、みんなと静かに熱い作品を作っていくとこに未来が見える気がしていて。それは新しい挑戦なんですけど、自分の中でこだわっているポイントなのかなと思います。

あずき アイドル全体としてのことは、私は未熟なので難しいのですが、それぞれの曲の歌詞や場面を意識して歌っています。曲の中でも場面が分かれていたりして、「こういうところはこういう感情を込めて作られているよね」というのを、自分の中でちゃんと分析して、「ここはこういう表情で」と顔で分かりやすくしたり、身体や腕の動きだったりで、もし歌詞が聴き取れていなくても、ちゃんと曲を感じ取れるように頑張ろうというイメージでやらせていただいています。

ジェニー ライブの時は、誰よりも一番素直でいると決めています。歌詞に自分の過去を重ね合わせて表現したり、こっちが素直になることで、お客さんも素直でいられるんじゃないかなと思っているので。それをどれだけ表現できるかということに全力を注いでいます。なので、悲しい時はもうこの世の終わりかのように表現していますし、強気な時は、弱さもどこかにあるけど、でもこういう理由があるから強いんだという振る舞いもします。歌詞は必ず全部自分で朗読して理解してから歌うので、歌唱力も大事ですけど、それよりも感情なんじゃないかなと思っています。

もいちゃん 今の規模感だからできることだとは思うのですが、ステージに登場した瞬間に、自分のことを推してくれている人のことをなるべく早く全員見つけ出して、今日のセトリを頭の中で考えて、どこの曲のレスポイントで、誰にレスをあげるのかというのを全部考えています。指差しのところも、自分のファンに向けて、ちゃんと心が通じ合えるようにしていて。ライブ中でもファンの人と心と心がちゃんと通じ合えるようなレスを心がけてやっています。

友香 私は自分が楽しむことですね。自分が楽しくないと、見てくれている方たちも楽しくないだろうから、自分がもうとにかく笑顔で楽しんで、ファンの方ひとりひとりの目を絶対に見るようにしています。それも今の規模感だからこそできることではあると思うんですが、今のうちに全力でやっておくことを意識しています。あと、対角レスを意識することが多いです。自分のファンの人の目を見てレスを飛ばしています。それがファンの方と一緒に楽しむ気持ちです。

亜門 私も楽しんで、ファンの方たちの目を見てライブをしています。