BANZAI JAPAN VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■今作のMVの見どころや注目ポイントを教えてください。

餅丸 2Aの紙芝居の中に太陽がたくさん出てくるんですけど、その部分はグリーンバックのパネルに顔だけをハメて、いろいろな表情をして撮影したんですけど、その時は「これはどこで使われるんだろう?」と思っていたんですが、出来上がったMVを見たら、紙芝居の中の太陽で使われていて、それがちょっと面白いので、そこに注目して見てください。(笑)

安堂 2サビの頭でみんなおにぎりを被って踊っているんですけど、足だけを抜かれている映像があって、それがすごくシュールなんですけど、その時のみんなの足がすごく揃いすぎているのが面白いです。(笑) 大人数のフォーメーションなのに、あんなに揃っているのがすごいなと思いました。

笹川 今回のMVに参加してくれている、男の子と女の子の子役の二人がすごく可愛くて、その二人にメンバーたちが「わーっ」とご飯を持って行って食べさせるシーンがあるんですけど、子役の二人が一生懸命食べる振りをしてくれていて、そこがすごく可愛いのでぜひ見てみてください。

藤崎ふみ イントロの語りが終わった後に座布団に乗って飛んでいるシーンがあるんですけど、撮影では顔にめっちゃ風を当てられて、ドライアイになりながら頑張って撮影したんです。そのシーンは魚眼レンズみたいなカメラで撮っているので、みんなの顔がちょっと歪んでキャラクターみたいな顔になっちゃっているところにも注目してください。(笑)

藤崎しおり 1番のAメロのところで、メンバーが顔ハメしたパネルを持って移動するシーンがあるんですけど、そのパネルをよく見てもらうと、浅草とかいろいろな日本の名所になっていて素敵なので、そこに注目してください。しかもそのシーンは長回しで続けて撮るシーンだったので、みんなどこを使われてもいいように気を抜かずにいい顔をキープして頑張ったシーンでもあるので、ぜひ見てみてください。

■続いての曲“バンザイ!バンザイ!”についてもお聞きできればと思います。この曲はまさにBANZAI JAPANのテーマ曲みたいな曲ですが、こちらの曲の聴きどころを教えてください。

餅丸 この曲はイントロから「なにが始まるんだろう?」というワクワク感があって好きです。曲中ではみんなでバンザイをたくさんやっているので、みなさんもたくさん聴いてたくさん洗脳されてほしいです。(笑)

安堂 “バンザイ!バンザイ!”は、曲調が不思議な感じで楽しい曲になっています。ライブでも新規の人でも真似しやすいバンザイするだけの簡単な振り付けもあるので、ぜひライブに来て一緒に盛り上がってほしいです。

笹川 この曲はサビが楽しい感じで、明るい曲なんですが、AメロとかBメロはカッコいい感じで、ちょっとヒーローっぽい感じの曲でもあるので、BANZAI JAPANのキリッとした一面も見られる曲だと思います。ライブでもみんなカッコつけて歌っているので観に来てください。

藤崎ふみ BANZAI JAPANは今年10周年で、楽曲も60曲くらいあるんですけど、その中でも「バンザイ」がタイトルに付いている代名詞になる曲があって、初期の曲の“BANZAI JAPAN”という曲はまさにグループを紹介するような曲ですし、“BANZAI FIGHTER”は、その時代のBANZAI JAPANがやりたかった、個性を爆発させるような曲だったんです。今回10年目に作られたこの“バンザイ!バンザイ!”は、今のBANZAI JAPANを体現出来る曲になっていて、今のBANZAI JAPANは、みんな個性が粒立っていて面白いメンバーが多いので、このタイミングでこの曲がリリースされる意味と、楽曲の面白さと、メンバーの表情にも注目して聴いてもらいたい曲です。BANZAI JAPANの新たな代名詞になる曲になってくれたらいいなと思います。

藤崎しおり この曲はサビとか振りがシンプルで、一見難易度が低そうに見えるんですが、実はAメロとかBメロはリズムをとるのが難しい曲でもあります。あと、歌詞の中に「大和魂」とか日本らしい漢字が使われているのも素敵だなと思いました。外国の方がTシャツにしそうな言葉がたくさんあるので、海外でも流行ったらいいなと思います。(笑)

■続いての“カーテンコール”ですが、この曲は疾走感のある爽やかな曲でしたが、この曲の聴きどころも教えて下さい。

餅丸 “カーテンコール”は、アイドルという存在を体現しているような歌詞が特徴で、2サビの「君の目の中で息をして」という歌詞が私は好きで、ライブではお客さんの目を見てちゃんと伝わるように気持ちを込めて歌っています。

安堂 私もステージ立った時の自分がお客さんに何を返せるかなというのを思いながら歌っています。歌い出しの後半の「弾む足音はいつの間にか 同じリズムを刻んでいるから」というところを私が歌っているんですけど、その時にファンの人と出会った日から今までのことや思い出が思い浮かんできて、いつも歌うと熱くなります。

笹川 アイドルってファンの方たちがいてこその存在だと思うんですけど、この曲で描かれている通りだと感じます。ライブで歌っていても、目の前にいるお客さんのことを見ながら、「私が今こうしていられるのはあなたのおかげなんだよ」と思って歌えるし、お客さんへの感謝とか想いがたくさん詰まった曲だと思います。

藤崎ふみ 私はこの曲の歌詞を読んでみて、現在だったり、過去だったりもあるんですけど、未来の卒業する日を描いているんだと感じました。別に私は今すぐに辞めるわけではないんですけど、今までお客さんたちと紡いできた日々に思いを馳せながら、走馬灯のようにいろいろな思い出がポツポツと思い浮かんできて、最終的に私が本当に卒業する時にしっくりくる曲なのかなと思いました。伝えたいことはこのステージでしか伝えられないし、それだからこそパフォーマンスで伝えたいと思わせられる歌詞ですし、きっと私のアイドル人生が終わった時にこそ、この歌詞が身体に馴染む気がしています。なので、私はライブではみなさんの声援が一生の思い出になるような理想的な卒業のビジョンを思い浮かべながら歌っています。何度も言いますけどまだ卒業はしませんよ!(笑) でも、みなさんも私がもし卒業した後にこの“カーテンコール”を聴いたら、私のことを思い出してくれる曲になったらいいなと思いました。

藤崎しおり 私は最初にこの曲を聴いた時に、「めっちゃエモいー」と思いました。(笑) 2サビ終わりに同じような歌詞を何度も歌うところがあるんですけど、「どこまでも広がる未来届けて」のところを、もう一度「届けたくて」と念を押すように言うところがすごく好きです。私たちのグループは10周年で長い歴史があるからこそ、これまでも、これからも感じさせるところがいいなと思います。その最後に念を押すのが餅丸さんなんですけど、歌が上手すぎてグッと刺さります。

■では最後に、BANZAI JAPANは今年で十年目とのことですが、これからはどんなグループを目指していきたいですか?

笹川 BANZAI JAPANは、まだ日本全国で会いに行けていない土地もあるし、47都道府県いろいろなところから応援してくれている方たちがたくさんいるので、ぜひみんなに会いに行けるようにこれからも頑張ります。それから全世界の人たちにもBANZAI JAPANを知ってもらいたいですし、BANZAI JAPANを通して日本のことを好きになってくれる人がもっと増えたら嬉しいです。そして宇宙に進出します!

藤崎ふみ それ最後毎回言っちゃうよね……。(笑)

Interview & Text:土谷拓史

PROFILE
日本を元気に世界へ発信!47都道府県天下統一アイドル。もともと日本が持つ素晴らしい魅力である「山」「川」「建造物」「料理」「技術」「アニメ」「お・も・て・な・し」そして…「ヲタク」など!日本がどや顔で誇れる文化を世界に向けて発信していくプロジェクトとして結成されたアイドルユニットです。メンバーは、それぞれ日本の各都道府県を背負った伝道師として暗躍中だそうな。47人揃うのは、いつの日や?これから「BANZAI JAPAN(バンザイ ジャパン)」が、歌やダンスなどのパフォーマンスで、日本が世界に誇れるカルチャーを「見える化」して発信して参ります。
https://banzaijapan.love/

RELEASE
『⽇本⼀周愛のご飯旅 /バンザイ︕バンザイ︕/カーテンコール』

Type-A(CD)
QARF-60254
¥1,200(tax in)

Type-B(CD)
QARF-60255
¥1,200(tax in)

Type-C(CD)
QARF-60256
¥1,200(tax in)

通常盤(CD)
QARF-60263
¥1,200(tax in)

rockfield
6月11日 ON SALE