René(R)、Gaston(G)
ディープな曲に仕上がった新曲“The Same Way”をぜひ聴いてみて!
■DJをはじめたきっかけは?
R 随分と昔の話になっちゃうけど良いかな?(笑) DJを始める前から、ダンスと音楽に対して人並み以上の熱意があって、ある時、店のDJがちゃんとしたDJをしていなくてつまらなかったから、自分自身でやろうと思ったのがきっかけなんだよ。(笑) 自分からクラブにオファーをして、そのDJに取って代わってやったのさ!(笑)
G 僕は世界中に様々な素晴らしい音楽があることに感動を覚えて、その多くの素晴らしい曲をみんなにも広めたくて始めたんだ。
R 当初、DJをしている傍らハウスミュージックのラジオショーをやっていて、その中の企画で、ハウス好きが作ったデモ曲を募集したところ、それに応募してきたのがGastonだったのさ!そのデモ曲を聴いてから一緒に曲を作って以来、なんだかずっと一緒にいるんだよね!(笑)
G よく言うよ!(笑) だけど、確かにあれからなんか一緒にいることが自然の流れみたいに感じているよ。
■将来DJ・プロデューサーを目指す若者たちへアドバイスをお願いします。
R なかなか簡単なことじゃないということは先に伝えておくべきだと思うね。僕らが結成する前は、お互い独自でDJ活動をしていて、デュオとしては約30年経つことから言えるのは、Gastonが居たからこそ、今までやって来られたし、一人じゃできないことも協力して乗り越えてきたからさ。だからと言ってデュオで活動しろとは言わないけど、まずは音楽への愛、根気、そして音楽シーンを引っ張っていってやろうってくらいの気持ちを胸に頑張ってほしいと思うよ。
■来日した感想をお聞かせください。
G もう何度日本に来たか忘れてしまったけど、初めて日本に来たのは1994年で、その頃ヨーロッパから出るDJはとても珍しかったから、日本に来られること自体が誇りだったんだ。初来日の時はすごく嬉しかったのを今でも記憶しているよ。もちろん毎度ながら、日本の優しくて謙虚な人々や文化、食に触れ合うのはいつも楽しみで仕方ないよ!
■好きな日本食はありますか?
R ラーメン、そば、うどんなど、日本の麺類が大好きだよ。あとは餃子もね!
G 日本の寿司だね。今ではいろいろな国でも食べられるけど、やっぱり日本で食べる寿司は他のものとは一線を画しているよ。
■日本で行ってみたい場所はありますか?
G 実際、今までは日本の都市での公演ばかりだったから、もっと純粋な田舎にも足を運んで見たいな。
■これからELE TOKYOに出演されますが、お気持ちはいかがですか?
R どのクラブでの公演も、いつもセットリストを決めないで、相方であるGastonの一曲目からお客さんとの音による対話をしながらセットを作り上げていくから、いつもワクワクと隣り合わせでとても楽しみだよ!
G 今回は昨年の夏以降からの新曲がたくさんあるから、みんなの反応に合わせていくつか披露できたら良いな!
■意外な一面があったら教えてください。
R 僕ら自身のことでよく聞かれることなんだけど、僕らのグループ名「Chocolate Puma」が、どうやって生まれたのか二人とも全く覚えていないことだよ。(笑)
G たまたまチョコレートを食べていたのかもしれないし、プーマのスニーカーを履いていたのかもしれないし。(笑)
R 本当にただの思い付きだったんだろうね。(笑)
■今後の予定をお聞かせください。
R 3月末に“The Same Way”という曲をリリースしたんだ。音楽を言葉で説明するのは難しいけど、僕ら史上より一層ディープな曲に仕上がったんだ。ぜひ聴いてみてよ!
■VANITYMIXの読者へメッセージをお願いします。
R 毎回毎回の公演で、ファンのみんなが僕らの新曲を知ってくれていて、それにいつも驚きと感動をもらっているよ!
G これからも末永く僕らのことを応援していてね!
PROFILE
90年代初期から活動を開始し、累計400曲を超えるリリースに加え、数え切れないほどのリミックスを世に送り出し、ヨーロッパを中心にダンス・ミュージック界に強い影響を与えてきたオランダ出身の重鎮デュオ。
www.chocolatepuma.com