CLASS:y VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

ニューシングルはスパイをイメージした楽曲。2月の来日の時はカッコいいステージを見せたい!

7人組K-POPアイドルCLASS:yが2月22日に最新シングル『TARGET』をリリース。彼女たちにとって初の日本オリジナル楽曲となる“TARGET”は、最新のK-POPに日本の70年代の音楽シーンのフレーバーが加わったハイブリッドな楽曲となっている。「ネオレトロガールクラッシュ」をコンセプトに日本と韓国のクリエイターが共同で制作。“TARGET”というタイトルには、日韓のファンを虜に、そして世界を標的に活動していく彼女たちの宣言が込められ、中毒性のあるサウンドと耳に残る歌詞が特徴的な楽曲に仕上がっている。カップリングには、韓国の音楽番組でも多数歌唱し話題となった“ZEALOUS”の日本語バージョンが収録される。
今回はCLASS:yのメンバー、ヒョンソ、チェウォン、ヘジュ、リウォン、ジミン、ボウン、ソンユの7人に、ニューシングル『TARGET』の魅力と、2月に行われる日本でのライブへの意気込みを語ってもらった。

■日本デビュー(2022年6月)から半年以上経ちましたが、日本へのイメージはデビュー時から何か変わるところがありましたか?イメージと違っていてびっくりしたこと、意外に思ったことがあれば教えてください。

ヒョンソ 私たちは韓国語しか話せないので、最初は日本のファンのみなさんとコミュニケーションを取るのが難しいと思っていました。けれど実際に日本を訪れたらファンのみなさんが韓国語を一生懸命に勉強してくれていて、コミュニケーションを取るのも大変ではありませんでした。日本のファンのみなさんが頑張ってくださっているのを見て、すごくありがたいなと思っていますし、また日本を訪れたいなと思う理由にもなっています。

チェウォン 日本のみなさんにとって韓国語の歌は難しいんじゃないかなと思っていました。けれど、日本のファンの方たちも一緒に歌ってくださっていると聞いて、すごく嬉しいなと思いました。私たちのデビューのきっかけにもなった「放課後のときめき」の番組時代から知ってくれている方もたくさんいたことにとても驚きました。それと同時にとても嬉しかったです。

■日本でデビューライブもされているみなさんですが、日本に来られた際に立ち寄った観光スポットや、好きな日本食などはありますか?

ヘジュ 初めて日本に行った時はドン・キホーテに何度も通いました。(笑) その時に日本で食べたお菓子がとても美味しかったです。

ソンユ 日本では何回か食事をしましたが、その中でも特に美味しかったのは和牛と牛丼とたこ焼きです。お菓子も美味しかったです。日本の観光地はまだ行ったことがないんですが、渋谷に高いタワーがあると聞いているので、そこから陽が沈むのを眺めてみたいなと思っています。

ボウン 私が日本で特に美味しいと思ったのはお寿司と和牛です。ドン・キホーテにもよく行ったのですが、行くたびにこんにゃくゼリーを買っていました。(笑)

ヒョンソ 日本での公演が終わって、食事に行った後に立ち寄った街の風景が素敵だったことを覚えています。日本は自販機もいろいろな種類があって、「珍しいな〜」と思って見ていました。

■2枚目のシングル“TARGET”はどんな曲ですか?

チェウォン 日本でのセカンドシングル“TARGET”は、最近のK-POPと日本の70年代の音楽がミックスされたような楽曲になっています。「ネオレトロガールクラッシュ」というコンセプトのもとに、日本、韓国、そしてレトロな雰囲気がクロスオーバーした楽曲です。実際に日本と韓国のクリエイターが協同で製作に当たってくれました。

ジミン “TARGET”という曲は、日本と韓国のファンのみなさんの心をゲットするという気持ちが込められた名前になっています。中毒性のあるメロディーと個性的な歌詞が特徴です。私たちがこれから世界に向かって飛び出していくという、私たちの決心を表した曲になっています。

■“TARGET”はK-POPと日本の70年代J-POPの特徴を取り入れた楽曲になっていると伺いましたが、初めてこの曲を聴いた時、どんな印象を抱かれましたか?

リウォン イントロの部分からとても軽快で、聴けば聴くほどハマってしまう中毒性のあるメロディがとても新鮮でした。

ヒョンソ 最初にこの曲を聴いた時からとてもいい曲だなと思いましたし、耳に残るメロディが印象的です。きっとファンのみなさんにもたくさん愛される曲になるだろうなと確信しました。なので、私たちは1日でも早くステージに立てるように努力することだけ頑張ればいいなと思いました。

ジミン イントロの部分が軽快で、初めて聴いた時は「なんだこの曲は!」と驚きました。みなさんもこの曲を聴けば、クライマックスに向かって高揚していくサウンドで、一緒に踊りたくなるような気持ちになってくれると思います。

■“TARGET”とデビュー曲“SHUT DOWN”を歌い比べて、難しいと感じたところはありましたか?

ボウン “TARGET”は「スパイ」をテーマにした楽曲なんです。「スパイ」というテーマで製作された楽曲を歌うのは初めての挑戦だったので、最初は「上手にできるかな……?」と不安もありました。ですが、練習を重ねて最高のパフォーマンスを表現できるようになったと思っています。今はみなさんに最高のライブステージを見せられるように準備しているところなので、楽しみに待っていてください。

ヘジュ “TARGET”は初めての日本オリジナル曲になります。日本語の歌詞で歌うことになるので、発音で難しいと感じるところも多かったです。でも一生懸命に練習を重ねたことで、上手に歌えるようになったと思います。

チェウォン “TARGET”のレコーディングをした時に感じたのは、日本語の「つ」という発音の難しさです。すごくたくさん練習したのを覚えています。

■“TARGET”の聴きどころと、ダンスの見どころをそれぞれ教えてください。

ソンユ “TARGET”はもともとテンポが速い曲で、「GET YOU」とか、「Lock on」とか、とてもインパクトのある歌詞が出てくるので、みなさんの耳にも残りやすく、中毒性の高い楽曲になっていると思います。ダンスでは、「好き好き」と歌う場面で、頭の上に手を置いて左右に手を振る振り付けがとても愛嬌があってかわいいダンスになっています。

ジミン “TARGET”の歌はテンポが速くて軽快なリズムになっています。聴いていると自分があたかもスパイになって「誰かを救わなくちゃ!」とつい考えてしまう、そんな楽曲になっています。ダンスはカリスマ性の高いダンスになっていて、忍者ダンスという手をクロスさせる振り付けが、この曲のポイントになるんじゃないかなと思います。

■“TARGET”のレコーディングの時、またMV撮影の時の思い出深いエピソードを教えてください。

リウォン 最近“TARGET”のティザー映像が配信されました。その映像では私たちのシルエットが見えている場面があります。撮影の時はもちろんシルエットに見えるんですが、モニターでは私たちがダンスしている映像も同時に見ることができたので、貴重な体験で、すごく不思議な感じがしました。

チェウォン “TARGET”は後半にとても高いキーで歌う場面があるんです。そのキーが本当に高くて難しいので、何度も何度も練習したことを今でも覚えています。

ヒョンソ ミュージックビデオの撮影の時は、私たちが今までに挑戦したことのない「スパイ」というコンセプトでの撮影だったので、すごく新鮮な気持ちで楽しく撮影に臨めました。衣装は少し窮屈なところもあったのですが、撮影した映像を見るたび、すごく素敵なシーンに出来上がっていたので、それを励みに頑張ることができました。

■カップリング曲は日本語バージョンの“ZEALOUS”ですが、日本語と韓国語で意味が変わったり、聴いた時の印象が変わったりする部分などはありましたか?

ヒョンソ “ZEALOUS”の日本語バージョンは、もともとの韓国バージョンと違って、歌う際のアクセントをつける部分がちょっと違うのかなと思いました。私の担当しているパートで「準備はできた」と歌う箇所があるのですが、よりリズミカルな感じでアクセントをはっきりつけて歌ってみました。メリハリがついてよかったかなと思います。

ボウン 日本語と韓国語の発音は、聴いた時の印象が少し違っているように感じます。日本語で歌うと音楽がより長く感じられるので、この曲のコンセプトでもある「カリスマ」にあった雰囲気になっているなと感じました。

ジミン 私のパートに「ざじずぜぞ」の「ず」の発音で歌う部分があったのですが、この「ず」というのが何度やってもなかなか上手く発音できない音でした。日本語の先生に教えてもらって、何度も練習を繰り返しました。レコーディングの時も日本語の「ず」の発音に近くなるように頑張りました。

■今日本では70年〜80年代のシティポップが流行しています。日本の音楽を聴くことはありますか?あるとしたら、どんな印象を持っていますか?

チェウォン 私は最近あいみょんさんや、藤井風さんの音楽をよく聴きます。特に聴いているのは“まつり”や“死ぬのがいいわ”です。日本の歌を聴いていると、あらためて日本語の発音は綺麗だなと感じます。日本のバンド文化の発達も素敵だなと思います。

ジミン 最近「今夜、世界からこの恋が消えても」という映画を見ました。とても素敵な映画だったので、自分でサントラも調べたんです。サントラ音楽もとても素敵な楽曲ばかりで、今もよく聴いています。