■なるほど。YUUTOさんはいかがですか?
YUUTO 僕は緊張に強くなりましたね。僕、すっごい緊張しぃで、ステージに出る瞬間とか、手汗もすごいし足も震えるし、最初の頃のステージって全く覚えていないんですよ、緊張し過ぎて記憶にないくらい。ファンにも「YUUTOくん、壁見ながら歌ってたよ」って言われたくらいで。(笑)
全員 (大笑)
YUUTO だからファンとも目が合わないし、笑わないし、怖いと思われていたんですよ、ずっと。でも最近になって「笑顔が好きです」って言われることも増えたし、ライブ中よく笑うようになったというか、楽しんでステージに立てるようになりましたね。
TAKUYA 言われてみれば最近聞いてないわ、「緊張するわぁ!」って。
YUUTO いまはファンの顔を観たほうが緊張しないもん。逆に、壁見ると緊張します。(笑)
■どうやって緊張しないようになったんですか?
YUUTO イメージトレーニングをするようになりました。本番前にめちゃめちゃかっこいい自分をイメージして、「自分はスターだ!」って言い聞かせてステージに出ると、めっちゃスターになっていて、なりきっていたら緊張もなくなるんですよ。
TAKUYA 緊張するって言わなくなった代わりに「俺はスターだ!」ってずっと言っています。(笑)
■そういうの、特にこういうお仕事されている方は大事かもしれないですね。
YUUTO だから僕、寝る前も妄想ばっかりしていますよ。武道館のステージに立っているところとか。歌手になる前も、歌手になっている自分を想像していて。そうしたら、いまこうやってメジャーデビュー出来ているし。だから僕は言霊とかイマジネーションの力をすごく信じているし、これからも続けます。
■なるほど。KAZさんは?
KAZ 僕は時間の使い方がうまくなりましたね。もともと毎日予定がないとイヤなタイプなんですけど、休みの日も、空いている時間に練習したり、次の日の準備をするようになったり、ジムに行ったり、ほかのアーティストさんと交流を深めたり、分刻みでスケジュールを立てているんですけど、だからこの1年でこれだけ進むことが出来たんだと思うんです。やりたいことがいっぱいあるのに時間が足りなくて、でもカラクリの活動があって忙しいからっていうのは言い訳だし、活動以外での生活もしていかないと人間としての深みが出ないというか、伝えたいものが減っていくと思うんですよ。
JUNPEI インプットしないとね。
KAZ そう。だから常にインプットしながら、それをきれいにアウトプットするためにはどうするかってことを考えながらスケジュールを決めています。それが目の前の結果につながっている実感があるので、これからも生かしていきたいですね。
TAKUYA 口癖が「効率」ですからね。ちょっとどこそこに行こうって言うと、あ、それ効率悪いからって。(笑)
KAZ 効率が悪いと人生めちゃめちゃになりますからね。
■あはははは。素晴らしいです。(笑)
KAZ ありがとうございます。
■RIOSKEさんはいかがですか?
RIOSKE 僕は、最初の頃は自分のことで精一杯だったのが、慣れてきて視野がちょっと広くなったかなと思います。ライブ中のメンバーの動きとか、こうしたほうがいいなとか、そういうことを考えられるようになりましたね。
■1年の経験がそれぞれしっかり成長につながっていますね。
KAZ そうですね。5人で何でも言い合えるようになったのもこの1年が大きかったんじゃないかと思います。言い合えるのは夢のためだからって、それをみんなちゃんとわかっているからなんですよね。
JUNPEI どんどん絆が強くなるにつれて、成功したい想いも強くなるじゃないですか。だからこそ気を遣わずに言わないとなって。言い合える仲かそうじゃないかってかなり大きいと思うので、そこからまた成長したんじゃないかと思いますね。
■これまでの集大成であるアルバムができましたね。
KAZ 集大成であるとともに、これからのカラクリも詰め込んでいます。僕らはアーティスト1年生で、新しいことに挑戦しながら夢に向かって頑張っている最中なんですけど、今回、人生や夢を応援する曲がたくさん入っていて、そういう状況だからこそ伝えられるメッセージがある思うんですね。なので、夢を追ってる人、目標がある人、何か新しいことに挑戦する人たちに、パワーをいっぱいあげられるアルバムになったと思います。
YUUTO インディーズの頃の楽曲も入っていて、その頃と新曲との間が約2年間くらいあるので、そこの成長にも注目してほしいですね。
TAKUYA ライブを観たことがある人は、音源とのギャップもかなり楽しめると思いますよ。バラード曲の細かいニュアンスとか、そういうヴォーカルスキル的な面も楽しんでほしいし、僕らの想いがダイレクトに伝わる作品なので、思いっきりカラクリに浸ってほしいです。
JUNPEI 今回“Happy Days!”と“love song”の作詞を初めてしたんですけど、“Happy Days!”は聴くだけで笑顔になれる曲をテーマに書いて。僕自身、活動していく中で悩んだり自信をなくしたり、周りの人と比べちゃったりっていうことがあって、でも自分らしくていいし、自分らしさをもっと伸ばせるようにって、自分へのメッセージも込めて書いたんです。みんなにもそういうときに聴いてもらって、笑顔になって、また頑張ってみようかなと思ってもらえたら嬉しいです。
RIOSKE 曲もそうですけど、それぞれの曲の歌い方やパートの振り分け方にも注目しながら、ぜひ聴いてほしいです。
■“Smile”はみなさんで作詞をされたんですか?
RIOSKE 僕の作詞をベースにみんなで書きました。これもすごくポジティブな曲で、そんなに人生悪くないし、もっと周りの小さな幸せに気づこうよっていう曲で、とにかくお題のとおり…。
全員 お題のとおり!(笑)
RIOSKE タイトルのとおり。(笑)
KAZ RIOSKEがとにかくハッピーな人なので、これはRIOSKEをそのまま表したような曲ですね。
RIOSKE この曲で僕の性格が全部わかります。みんなにも僕みたいに人生を楽しんでほしいっていう想いが詰まっているので、ぜひ聴いてください。
Interview & Text:藤坂綾
PROFILE
RIOSKE、TAKUYA、JUNPEI、KAZ、YUUTOの5人から成る、圧倒的歌唱力を誇る次世代のボーイズ・ボーカルグループ。2017年8月にインディーズでリリースしたシングルが3ヵ月で8,000枚以上の売上を記録し、活動開始からわずか10か月でメジャーデビュー。全員が〈メインボーカル〉で〈主役〉のカラフルな個性を見せつける。
color-creation.jp
RELEASE
『FIRST PALETTE』

初回限定盤(CD+DVD)
WPZL-31603/4
¥4,000(tax in)

通常盤A(CD)
WPCL-13047
¥3,000(tax in)

通常盤B(CD)
WPCL-13048
¥3,000(tax in)
WARNER MUSIC JAPAN
5月22日ON SALE