=LOVE VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■ちなみに、この曲みたいな女の子にいちばん近いメンバーは誰なんですか?

佐々木 のん乃とか。

音嶋 なぎさとか。

大谷 でも、舞香も心の中では思ってそう。

山本 わかる。舞香の内側の内側みたいな。

野口 この曲の女の子も、「電話して(>_<)」って言いたいけど、「言えない!言いたいけど 重いのは嫌!」って歌っているじゃないですか。

山本 そこがザ・舞香だよね。(笑)

大場 指原さんにはお見通しなんだなぁって。

■そうなんですね。(笑) 歌では「あとちょっと一緒にいよう」と、落ちサビの「ずーっとみてて」というセリフを佐々木さんが言っていますけど、どんなことを意識してレコーディングしたんですか?

佐々木 自分ではどう言ったらいいのかわからなくて、5パターンくらい録りました。そこから「いいのを選んでください」って。そういうのはみりにゃ(大谷)が上手だから、指導してもらえばよかったと思って。

大谷 指導したのに〜。

佐々木 録り直したいです。

■大谷さん的には、佐々木さんのセリフは何点でした?

大谷 100点満点花丸二重丸です!とにかく舞香の声がかわいいんですよ。いつもはちょっとサバサバした感じのしゃべり口調なんですけど、(佐々木を見ながら)ぶりっこしてたね。(笑)

佐々木 ははは。(苦笑)

大谷 普段しないギャップが萌えでした。

■『しゅきぴ』はライブで確実に盛り上がりそうな曲ですけど、ファンの方々にはどう楽しんで欲しいですか?

佐々木 コロナが落ち着いたら、声を出して欲しいところはいっぱいありますね。

山本 「()」のところとかは一緒に歌って欲しい!

大場 振付も一緒にやって欲しいです。ハートを作るだけなので。

野口 「ずーっと見てて♡」のところを舞香が言ったら、「はーい!」って言って欲しいです。

山本 それいいね!全力で言って欲しいです!

■今作のリリース後はツアーも控えていて、ファイナルは初の日本武道館ですけど、今の気持ちは?

山本 まだ夢のようで、不思議な気持ちですね。でも、コロナの自粛が明けてから無観客ライブをやって、3周年ライブをやって、24girls(姉妹グループ≠MEとの合同ライブ)をやって、このシングルを出して、ツアーも決まって。こういう期間でもいろんなことをさせてもらえて、なおかつ武道館に行けるっていうのは、本当にありがたいことだなと思います。

野口 私は涙が止まらなかったです。コロナで中止になってしまったツアーは、ファイナルがTDC(東京ドームシティホール)の予定だったんです。それが今回のツアーではTDCが初日で、それだけでも感慨深かったのに、ファイナルはまさかの武道館で。ずっと私は「TDCを目指そう、そして武道館に行こう!」って言っていたので、私の夢が一気に叶っちゃうツアーになるなって。

大場 ツアーのタイトルが『You all are“My ideal”』なんですけど、「My ideal」は私たちのデビューシングル『=LOVE』の歌詞にも入っている言葉で、「私の理想」という意味なんです。このタイトルにしたからには、みなさんの理想のアイドルの姿を見せなくてはならないなと思っています。

■これから先、イコラブのどういう部分に注目して欲しいですか?

山本 私は12人の関係性を見ていただきたいです。みんな一人ひとり思いやりがあって、そういう人間性が好きなんです。私は℃-uteさんが好きなんですけど、ライブを見ていると、本当に仲のよさが伝わってきて。イコラブもフリーの演出の時に、基本どこかでいちゃいちゃしているんですよ。(笑) そういうのが好きと言ってくださるファンの方も多いですし、意識せずとも自然に出ちゃうところなので、注目すると楽しんでいただけるかなって。

佐々木 私は成長過程を楽しんで欲しいです。最初の頃はとにかく一生懸命で、その時点ではこれがいちばんだと思ってやっていたんですけど、今見たら「変だったよな」みたいな。(笑) さっきもみんなで昔のMVを見返していて、すごい笑っていたんですけど、結局「今がいちばんいいよね」ってなるんです。たぶん今回の作品も5年後とかに見返したら、「この時の私、ブスだよな」とか言っていると思うんですよ。でも、その毎日更新されている感じが楽しいし、今がいちばん素敵だと思えるところが、イコラブのいいところかなと思うんです。

大場 私は曲のバラエティが豊富なところ。イコラブは王道アイドルが似合うグループだと思うんですけど、かわいい曲もあれば、カッコいい曲もあるし、バラードっぽい曲もあるし、ふざけた曲もあるし。いろんな曲をやることによって、いろんなイコラブの表情が見られて、曲が増える度に私たちの引き出しも広くなっている感じがするので、どんどん新しい私たちを見つけて欲しいです。

野口 私は衣装がかわいいこと。AKB48さんと同じ衣装さん(茅野しのぶ)に作っていただいているんですけど、衣装がかわいいから好きになったというファンの方も多くて。最近だと、一人ひとり違う衣装になって、今回も全員色が違うんですけど、見ていて飽きない衣装ばかりだと思うし、私たちも衣装のおかげでいろんな自分になれるので、そういう視点でも楽しんでもらえたらいいなと思います。

大谷 私は一人ひとりが輝ける場所があること。衣織が言った、全員衣装の色が違うこともそうですけど、今回の表題曲も全員のソロパートがあったり、MVも一人ひとりのシーンがあったり、本当に全員が大事にされているなと感じるんです。だからイコラブは誰を推しても楽しいと思います。

■じゃあ最後に音嶋さん、締めてもらえますか?

音嶋 えー!全部ひっくるめて、みんな向上心を持ち続けているところかなと思います。衣装さんとかは「もっと自分たちを認めていいよ」って言ってくださるんですけど、武道館が決まった時も「まだ実感が湧いてない」とか、「本当に私たちが武道館に行くのかな?」とか言っているメンバーが多くて。やっぱり私たちは、いつも今のパフォーマンスに満足してなくて、それは伸びしろがあるということでもあると思うんです。みんながまだ上に行けるという心を持って活動していることが、ツアーファイナルの武道館、その先のステージにつながると思うので、やさしく見守っていただければなと思います。

■みなさん、あんまり自信がないタイプなんですか?

佐々木 イコラブはネガティブだって。

山本 いつも言われます。

■デビューした頃と比べたら、少しは自信が持てるようになっているんですか?

佐々木 むしろ下がっていますね……。

山本 うん。逆かもしれない。

野口 でも、自分の中でネガティブ思考にならない術みたいなものは身につけました。

大場 あんまり自虐をしなくなったよね。昔はめっちゃ自虐していたんですけど、しなくなりました。

■意識していないと、ついつい自虐が?

大場 はい。出ちゃいます。

■ネガティブになった時はどうするんですか?

野口 落ちるところまで落ちます。(笑) あと、そういう時は、さなつん(諸橋沙夏)が楽屋で笑わせてくれたり、瞳の笑い声で面白くなってきたりするので、メンバーのおかげで生きられています。

■前作の時に諸橋さんに取材しましたけど、「私は全然自信がないネガティブ人間」と言ってましたよ?

山本 あれでもイコラブの中ではポジティブなんですよ。(笑)

■そうだったんですね。(笑) 武道館の先の目標はもう見えていますか?

山本 武道館が発表されてから、「おめでとう。でも武道館は通過点だから、一緒に東京ドームまで行こうね」って言ってくださるファンの方がすごい多くて。まずは自分たちが強い気持ちを持っておかないとダメだなというのは感じました。

野口 このツアーを終えたら「武道館に立ったアイドル」という看板を背負うことになるので、まずは胸を張って「私たち武道館に立ったんだよ」って言えるようなアイドルにならなきゃなって思います。ファンのみなさんを大きいステージに連れて行けるようにがんばります!

Interview & Text:タナカヒロシ

PROFILE
代々木アニメーション学院バックアップのもと、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。2017年9月6日、ソニーミュージックより1stシングル『=LOVE』でメジャーデビュー。これまでに5作のシングルをリリースし、すべてオリコン・週間ランキングトップ10入りを果たしている。6thシングル『ズルいよ ズルいね』では初のオリコン週間ランキング1位を獲得。7thシングル『CAMEO』でもオリコンデイリーランキング初登場1位を2作連続で獲得した。「=LOVE」という名前には、「アイドルとはファンに愛されなければいけない。そしてアイドルという仕事も自分が愛さなければいけない。」という指原莉乃の想いが詰まっている。
https://equal-love.jp

RELEASE
『青春”サブリミナル”』

Type-A(CD+DVD)
VVCL-1780~1781
¥1,650(tax in)

Type-B(CD+DVD)
VVCL-1782~1783
¥1,650(tax in)

Type-C(CD+DVD)
VVCL-1784~1785
¥1,650(tax in)

Type-D(CD)
VVCL-1786
¥1,100(tax in)

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11月25日 ON SALE